昭和33年後半 鉄道ニュース


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貨物運送規則の一部を改正(公示一九九号)7/1
呉駅発の鋼板、帯鋼に対し、責任トン数付運賃割引(公示二四四号)7/1
国鉄自動車 花敷線 野反湖を野反峠と駅名改称(公示二一四号)7/1
国鉄自動車 矢板直線 鳥山仲町・矢板間、花敷線野反峠・野反湖間、空知間峰延・美唄間、脇和ロ・江別間、璽岐線東谷橋・多治見間、金白南線高鷲役場前・鷲見間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二一六、二二三、二三一号)7/1
国鉄自動車 千曲線 上田駅前・小諸駅前間(二経路共)、乙女駅前・軽井沢駅前間、岩村田・本追分間一般略線貨物自動車運送事業を廃止(公示二四一号)7/1
国鉄自動車 近城本線 加茂・瓶ノ原間における運輸営業を復活し、同線木津・瓶ノ原間における一般乗合旅客自動車運送事業を廃止(公示二四二号)7/1
浜田市の水害災害被災者救援用寄贈品に対し、運賃割引(達三三六号)7/1
貨車修繕回帰一部改正 7/1
国鉄では、貨車の修繕、検査体制の含理化のため、客貨車検査規程の一部改正を検討中であったが、貨車の修繕回帰を一部改正し、貨車独立検査標準を制定。その強化をはかる事となった。これにより。国鉄の工場で行われる貨車の一般修繕は年間約1900両、金額にして2億円の節減が可能と見られている
札沼線【新駅開業】釜谷臼(旅客駅)[、月ヶ丘(旅客駅)、知来乙(旅客駅) 7/1
千歳線【仮乗降場→駅】長都 7/1
湧網線【仮乗降場新設】五鹿山 7/1
吹田操車場、下りハンプの振り分けに自動仕訳装置使用開始 7/1
奈良線 【新駅開業】城陽 7/1
東北本線盛岡〜滝沢間で積空ブレーキ試験 7/1〜7/5
新潟コンパー夕方日茂工場で 400HP デイーゼル動車試験 7/1〜7/31
秋田市交通局が駅前山甚ビルから保戸野寺の腰に移転 7/1
阪神武庫川【貨物線休止】 西ノ宮 〜 洲先間 7/1
特種貨物運送手続の一部を改正(達三三四号)7/2
昭和33年度 97回 日本国有鉄道監査委員会審議 7/3
工場運営と 車両修繕に関連した問題点について
産業計画会議(委員長松永安左衛門産業計画会議第4次勧告 7/3
国鉄は根本的整備が必要である」という勧告を発表。現在の国鉄は法律的にも政治的にも伝統的にも余りに制約が多すぎ、経営者の経営努力に限界が来ているので、国鉄を数個のブロックに分け、独立の特殊会社とし、これに完全な自主性を与え、鉄道の行うべき具体的改革として。運賃の決定機構及び運賃制度の合理的整備、新線建設の廃止と不採算線の撤去、駅の合理的整理、自動車業の兼営等をあげている。)→第16次勧告「国鉄は日本輸送公社に脱皮せよ」(S43.7.17)も参照
常磐線 勝田〜高萩間でシキ 280 号大物車試験 7/3〜7/4
全国鉄松川活動家会議開催。国鉄労働者の松川闘争への参加・松川闘争の展開について論議 7/
連絡運輸取扱細則を一部改めた。(達三二八、三三三号)7/5
鉄幹線調査委員会 、 東海道新幹線早急実施を答申 7/6
国鉄幹線調査会(会長大蔵公望)東海道本線の混雑緩和のため「東海道新幹線」の着工を急ぐよう答申
答申は。新幹線早期建設の必要性を説き、さらに広軌複線、交流電化などその形態にふれ、所要資金1948億円と見込んで、財政投融資、政府出資、外資導入など積極的な政府の助成を望み。5箇年間で建設完了という目標を与えている
国鉄は幹線調査所の拡充等を図り、いよいよ本格的調査を行う事となった
また運輸大臣は早速答申の具体案を検討し、来年度予算編成の時期までにその態度を決定するという談話を発表したが。国鉄5箇年計画完遂のための資金に苦慮しており、国鉄にとって、高速自動車道建設との調整が云々されていることからも、資金の裏付けに関係方面の協力が望まれている
非採算線区改善基本方針決定 7/7
国鉄の非採算線区の改善対策を強力に推進するため、各支社長に対し副総裁名でその基本方針が通達された
更に、将来赤字線区の列に連なるものと見られる建設線についても、画一的な経営力式を改め、非採算線区合理化方策をとり入れるという方針の下に、新線計画標準が定められた
奥羽線 鷹ノ巣〜早口間で軌道の耐横圧強度試験 7/7〜7/8
全逓第10回定期大会。解雇三役を再選 7/8〜7/12
調査会、建設の必要性と具体的実施方策について最終答申を閣議へ報告 7/9
米坂線 越後大島・坂町間に花立訳を新設し、旅客の取扱を開始(公示二四六号)7/10
貨物設備近代化委員会規程を廃止(達三四二号)7/10
成田線気動車運転 7/10
東京乗車券センター新装使用開始 7/10
昭和33年度 98 回 日本国有鉄道監査委員会審議 7/10
議題
  1. 昭和32年度実施事項の反省と今後の問題について
  2. 都城出納所主任の不正事故に対す る対策について
国労第18回定期大会 7/10〜14
宮崎市において国労第18回定期大会が開催され。今後の運動方針、新役員が決定した。国鉄労組正常化問題にも関連して注目された役員改選は14日に行われ。委員長吉田忠三郎、副委員長雄倉繁光、佐藤魁の諸氏が選出された。かくて昨年10月藤林あっせん案を受諾した国労はその公約を果したのであるが東京・新潟・広島・門司の四地本、三役が、本部体制に即応して改選されるか否か注目されていたが、委員長古田忠三郎、副委員艮鎌倉繁光、佐藤魁の諸氏が選出され、32年10月藤林あっせん案を受諾した国労がその公約を果した形となった
国鉄労組第18回定期大会、宮崎。藤林あっせん案にもとづく団体交渉の体制を確立。委員長-吉田忠三郎、副委員長-鎌倉繁光、佐藤魁、書記長-野々山一三。書記長以外は解雇されていない 7/10〜7/15
米坂線【新駅開業】花立(越後大島〜坂町間) 7/10
両国〜銚子間準急気動車「犬吠」運転開始 7/10
奈良線 長池・新田間に城陽駅を新設し、旅客の取扱を開始(公示二四三号)7/11
奈良線【新駅開業】 城陽 7/11
近鉄大阪線上本町〜宇治山田間で2階建て電車ビスタカーの運転を開始、同時に車内公衆電話サービス 7/11
下松駅津発車扱によるブリキに対し、責任トン数付運賃割引(公示二五二号)7/12
豊橋外八駅発、掛川外三駅発京浜向け西瓜に対し、責任トン数付運賃割引(公示二五三、二五四号)7/12
三江北線。石見江津・川平間に江津本町、千金、石見川本・乙原間に竹の三駅を設置し。気動車による旅客の取扱を開始(公示二四七号)7/14
仙山線 北仙台〜陸前落合間で自動列車制御装置(キロサイクル軌道回路)の現地基礎試験 7/14〜7/16
浜松工場でDF 50形(MAN)の性能試験 7/14〜7/24
三江北線 【新駅開業】江津本町、千金、竹 7/14
日高本線厚賀・節婦間、春立・日高三石・本桐間、荻伏・浦河間に大狩部、日高東別、蓬栄、絵笛駅を設置し。気動車による旅客の取扱を開始(公示二四八号)7/15
周遊旅客運賃割引規程、同取扱細則を一部改正(公示二五五、達三四四号)7/15
国鉄自動車 荘内線生里・箱間、予土南本線 富士見町・越知間、池川線用居・桧谷間、亀草本線 三雲・妙感寺間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二五〇、二五七号)7/15
日高本線【新駅開業】 大狩部、日高東別、絵笛 7/15
城東線 全列車の6両運転開始 7/15
旭川 工場創立 60 周年記念 7/16
仙石線総裁表彰 7/17
経営合理化のモデルケースとして去る31年10月1日管理所という組織で発足以来著しい成果をあげ、監査委員会からも。赤字線区はこの方式によってこそ経営は改善されるとその成果が激賞された仙石線で、総裁出席のもとにその表彰式が現地において行われた
山陰本線長門二見・湯玉間に宇賀本郷駅を新設し、気動車による旅客の取扱を開始(公示二六〇号)7/19
連絡運輸規則、同取扱細則を一部改正(公示二六五。、達三五五号)7/19
新潟市に開催される全国勤労者陸上競技大会参加役員、選手に対し、旅客運賃の割引を行った。(達三三二号)7/19
山陰本線 【新駅開業】宇賀本郷 7/19
国鉄自動車 礼樽線 朝里町・朝里温泉間に一霞乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二六三号)7/20
玉野市営電気鉄道【新駅開業】大聖寺前 玉野保険所前〜三井造船前間 7/20
連絡運輸取扱細則を一部改正(達三四九号)7/21
駐留軍貨物輸送手続の一別を改正(達三五九号)7/21
企画委員会設置 7/21
国鉄本社内に企画委員会が設置された。この委員会は、副総裁を委員長とし、技師長、各常務理事をもって構成され、意思決定梗関である理事会が重要施策など方針的な問題について十分の討譲が行えるようにし、当面の重要施策の総合調整機能を確立することにその狙いがおかれている
志免鉱業所調査委第2回答申 7/21
志免鉱を国鉄から分離すべきであると答申した志免鉱祠査委はその時期及ぴ方法について答申を行った。従業員の処遇,'鉱害補償の折衝等にも相当の時日を要するものと判断されるので、譲渡価格に関する結論をまつことなく答申を行うと前おきして。本年中に譲渡手続を完了すること、相手方としては、三井鉱山、三菱鉱業、住友石炭鉱業が適当であるとしている
総評第10回定期大会。執行部が国労の藤林あっせん案受諾を支持したことについて論議。生産性向上運動に対するたたかいに重点をおいた運動方針を決定。議長-太田薫、事務局長-岩井章 7/21〜7/24
東京急行電鉄 東京ヒルトンホテル設立 7/21
大宮操車場でカー・リターダ自動制御装置の試験 7/22
国鉄理事会、国鉄志免鉱業所の経営分離を決定 7/22
理事会は、山陽、東北、常磐3線の交直接続方法その他を決定 7/22
山陽線は下関まで直流。下関・門司間を交直両用機関車、門司からは交流、また現在取手まで直流電化されている常磐線は、取手・藤代間に交直切換設備を設け、現在の電車運転はそのまま残し、取手以遠は交直両用車で上野からスタート。東北線は黒磯まで直流、黒磯以北を交流というものである
北陸線敦賀〜金沢間で DF50形(MAN)の性能試験 7/23〜8/25
国鉄は理事会で、志免鉱業所に関し、答申の趣旨にそって措置を進めることを決定、その旨を迦輸大臣に報告 7/23
座席指定券発売規程、同取扱細則を制定(公示二六九、達三六六号)7/24
団体手数料交付規程、周遊旅客運賃割引規程、乗車券類委託発売規程等を一部改正(公示二七〇号〜二七二号)7/24
駐留軍旅客及び荷物運賃料金後払手続の一部を改正(達三六七号)7/24
昭和33年度 99 回 日本国有鉄道監査委員会審議 7/24
議題
  1. 昭和32年度決算について
  2. 工場運営と 車両検修について
志免炭鉱民間移行に関して現地並びに本社でその方針を国労側に説明 7/24
吾孫子理事が現地で兼松職員局長が本社で、それぞれ説明し、分離についての労働条件に関しての希望を申し出るよう通告
阪神ジェットカー5001形(初代)営業運転開始 7/24
美禰線 長門湯本・正明市間に仮持駅を投雌し、気動車による旅客の取扱を開始(公示二六一号)7/25
青森県 浪岡町及ぴ水戸市に開催する農機具共進会等出品物に対し。運賃割引(達三四〇、三六五号)7/25
能登地方水害災害被災者救援用寄贈品に対し、運賃割引(達三七五号)7/25
美禰線 【新駅開業】板持 7/25
北陸線 田村〜敦賀間で自動列車制御装置の基礎試験 7/28〜8/1
宇部線岩鼻〜酉宇部間で軌道の耐横圧強 度試 験 7/28〜8/2
米子〜鳥取間でDF50形(SulzerとMAN )ディーゼル機関車の騒音測定 7/29〜7/31
冨山港線 越中中島及び大広田駅の手荷物の取扱を廃止(公示二六八号)7/31
鉄道文化財の選定に着手 7/31
新橋・横浜間に鉄道が間通してから本年は86年目に当るが。この長い鉄道の歴史を正しく後世に残すため国鉄部内に「国鉄資料整備懇談会」を設け、青木槐三氏等有識者を委員に委嘱し、諸資料の整備に具体的な活動を開始している。 第4回懇談会において。来るIO月14日の鉄道記念日に「鉄道文化財」として鉄道の歴史を飾るにふさわしい物件数点を選んで指定、保存する事を決定
高速試験で国内最高速(当時)の162.5km/hを151系電車を使った高速試験で記録 7/31
この時は、サロ2両を抜いた4M2Tの編成で運転、プレートが設置された
その後、旧型国電を改造した高速試験電車クモヤ93000に最高速を更新するが、旅客電車としては、その後湖西線で381系による高速試験まで更新されることは無かった
青函連絡船、摩周丸 舷主機ロータ軸わん曲 7/
油須原線第1工区であった漆生〜下山田が工事完了 7/
札幌市交通局 藻岩山ロープウェイ運行開始 7/
北海道炭礦汽船夕張鉄道 資本金1億円に増資 7/


呉線 呉・吉浦間に川原石駅を設置し、気勁車旅客の取扱を開始(公示二六七号)8/1
公認小荷物扱所規程、同取扱手続の一部を改正(公示二七五、達三七六号)8/1
乗車券類委託発売規程の一部を改正(公示二七八号)8/1
黒崎発 小荷物扱ドライアイスを着駅を定め九月末日まで運賃割引(公示二八七号)8/1
国鉄自動車 遠野本線 川久保・佐比内横町間に北高田、彦部駅を設置し、旅客の取扱を開始(公示二七六号)8/1
連絡運輸取扱細則の一部を改正(達三七七号)8/1
博多〜小倉〜熊本間臨時急行「びかり」定期準急気動車として門司港発を小倉で併結 8/1
呉線【駅営業再開】川原石 8/1
昭和33年度100回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/1
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
羽幌炭礦鉄道【停車場設置 】七線沢8/1
南海電気鉄道 高野線でズームカー 21000系電車営業運転開始 8/1
熊本電気鉄道菊池線【駅名改称】菊池→富の原、隈府→菊池 8/1
昭和33年度臨時101回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/2
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
福島外五駅発 京浜向け桃、林檎に対し九月末日まで責任トン数付運賃割引(公示二八〇号)8/4
岩槻市に開催する心全国最新優良農機具実演展示会、帯広市に開催する全道農機具展覧会出品物に対し、運賃割引(達三六四、三八二号)8/4
名古屋〜大阪間SHF 開通 8/4
幌内線三笠・幌内間に住吉駅を設置し、旅客の収扱を開始(公示二七四号)8/5
幌内線【仮乗降場→駅】幌内住吉 8/5
御殿場線などでDD13形の性能試験 8/5〜8/28
昭和33年度臨時102回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/5
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
生花及び洋野‘菜に対する小荷物運賃の割引の一部を改正(公示二八五号)8/6
国鉄当面の問題点説明 8/6
運輸省は、自民党政訓会交通部長ほか関係議員十余名を招き当面する国鉄の問題点について説明すると共|こ、その協力を要請した
国鉄からは総裁、副総裁、各常務理事が出席し、国鉄5箇年計画は収入減等により、予算からみた工事の進捗率は34%にとどまっているので、計画達成のため扱助を願いたい。新線建設が国鉄財政を圧迫している現状から、利子補給、特定運賃の適用等特段の措置を望みたい
国鉄当面の問題点説明 8/6
運輸省は、自民党政訓会交通部長ほか関係議員十余名を招き当面する国鉄の問題点について説明すると共|こ、その協力を要請した
国鉄からは総裁、副総裁、各常務理事が出席し、国鉄5箇年計画は収入誠等により、予算からみた工事の進捗率は34%にとどまっているので、計画達成のため援助を願いたい。さらに東海道新幹線の建設推進等のために特別の考慮を顧いたい等々を特に要望した。
国鉄労組は午前8時15分、機関車労組は正午に一斉に汽笛を鳴らして原爆被災者の冥福を祈る 8/6
京阪電気鉄道京阪本線東福寺変電所の改修に伴い移動変電所を深草車庫に配置、送電開始 8/6
昭和33年度103回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/7
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
飯山線 信濃浅野・上今井間に立ヶ花駅を設置し、旅客の取扱を開始(公示二八四号)8/8
飯山線【新駅開業】立ヶ花 8/8
昭和33年度104回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/8
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
国鉄、10月実施の旅客・荷物運送規則改正大要を発表 8/9
改正により、通学定期の発売は簡素化、急行券、特急券等の前売期間は14日に延長、団体無賃世話人制度復活、無賃同伴幼児の数は1人から2人となり、小荷物は一定の容器に入れれば車船内に持込みができる等、
国労本部は、藤林あっせん案受諾に伴う団交態勢を整えるため、地方本部の委員長等または副委員長のいずれかに被解雇者を選出するとの統一した方針を打出し各地区で選挙が行われる 8/9〜
  • 新潟 8/9
  • 官公労解散 8/11
  • 東京 8/20
  • 広島 8/25

と各地で大会が開催され、それぞれ本部の指令にそう役員の改選を行った
簡易式交流電車 クモヤ790-1・11仙山線で試験実施 8/9
京浜急行電鉄 浦賀駅と九月七日まで一時限り連絡運輸の取扱を開始(達三八四号)8/10
仙山線で 交直両用電車にセ レン整流器取付 け現事試験 8/10
下松であさ かぜ号編成客車の総合性能試験 8/10〜8/15
作家の阿川弘之が、新幹線は世界の三バカと呼ばれない様に、再検討を促す発言を新聞に発表 8/10
石巻線女川駅から分岐して女川港駅間に至る鉄道(一・四キロ)で、貨物の運輸営業を開始(公示二八二号)8/11
石巻線 女川駅の営業範囲を変更(公示二八三号)8/11
石巻線【延伸開業】女川〜女川港(1.4km)貨物線 【新駅開業】(貨)女川港 8/11
弘前市の水害による災害罹災者救恤用寄贈品に対し、運賃割引(達三九七号)8/12
昭和33年度105回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/13
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
国鉄自動車 札樽線 札幌、外六線一五駅の取扱範囲を変更(公示二九三号)8/14
機労と団交再開 8/14
14箇月も対立状態にあった国鉄当局と機関車労組の関係が解決し、正常化に関する会談が開かれた、その結果、機労側は目下控訴中である「団体交渉義務確認訴訟」の取下げには善処するという態度を示し、当局側も、控訴取下げの意思があることが明らかであると認め、団交再開となったもの
連絡運輸規則、同取扱細則の一部を改正(公示ニ八八、達三八六、三八九号)8/15
国鉄自動車 十勝本線 日の出・栄小学校前間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二九一号)8/15
本州。四国及ぴ九州発、北海道向け一二トン積冷蔵車を使用して運送する貨物の割引賃率の一部を改正(公示二九四号)8/16
鉄道気象通報心得の一部を改正(達三八七号)8/16
幹線調査事務所を設置し、幹線調査室幹線調査所を廃止(公示第289号)8/16
初代所長 上田健太郎氏
  1. 東海道新線の調査、測量及び設計に関すること
  2. 上記業務に関連して必要となる、東海道新線にかかる線路用地及び施設の保存並びに管理に関することを担当
第十回観光夏川大学参加者に対し、二、三等旅客運賃を五割引(達三八八号)8/17
国鉄自動車 直方本線 下有木・中有木間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二九六号)8/17
西鹿児島外三駅発、車扱による葉煙草に対し。九月末日まで着駅を定め責任トン数付運賃割引(公示二九八号)8/18
非採算線区改善のための経済計算方式 8/18
国鉄では、非採算線区の経営改善を推進するために基本方針を明示したが、さらに経営改善の基礎的役割を果す経済計算方式について。常務会の決定を経て、すでに経営改善策を実施中である赤字線にとりあえず試行することとなった
この計算方式は、管理者任者が自主的に線区の実情に即した業務運営、改善計画をたてるのに企業的な見地から採算制を判断する際の手がかりとするほか、線区内の職員に、各業務のやり方如何がその線区の経営成績に如同にひびくかということを自覚させ、企業意欲を高めることを目的としている
都営トロリーバス【延伸開業】池袋駅前 〜 浅草駅前間 計画路線全通 8/18
昭和33年度臨時 106回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/18
議題
  1. 最近の運転事故について
  2. 昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
国鉄自動車 坂ノ市線 坂ノ市・日吉原海水浴場間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示三○一号)8/19
上越線 高崎〜上牧間で EF15形主台枠応力測定及びコロ軸受先台車試験 8/19〜8/21
来年度国会提出予算案 8/19
理事会において、昭和34年度国会提出予算案の省議が行われた。この予算案は、来年度の収入を旅客1895億(対33年77億増)貨物1551億(対33年66億減)、雑収入等を加え、3547億と本年度より11億の増とした
経営費は本年度より187億増となっており、その大半が人件費の増高によるものという事
しかも、利子負担は増加の一途を1こどっている。かくて、国鉄財政の健全性は運貿値上げ後数年にしてあやぷまれる情勢となってきている
 このため、理申会は、長期的見とおしに立って、早急に具体策を検討することとなった
昭和33年度臨時 107回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/19
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
柚木線肥前池野駅の貨物取扱を改正(公示二八六号)8/20
根北線以久科駅の営業範回を改正(公示二九九号)8/20
札幌市に開催する北海直畜産共進会、青森市に開催する北日本中小企業振興展出品物に対し貨物運賃割引を行った。(達四〇〇、四〇一号)8/20
車扱による山陰産なしに対し着駅を定め、十月十日まで責任トン数付運賃割引を行う(公示三○六号)8/20
国鉄自動車浅田線 浅間橋・車坂峠間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示三〇四号)8/20
魚梁瀬森林鉄道 北川村長山において、軌道の撤去式典が行われ、長山 〜 二股間撤去開始 8/20
下関・門司港間連絡船による自動車運送方の一部を改正(公示三〇七号)8/21
幹線調査事務所航空写真測量を開始 8/21
昭和33年度臨時 108回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/21
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
連絡巡輸収扱細則の一部を改正(達四〇三号)8/22
企画委員会で東北本線交流化区間の列車暖房方式は電気方式と決定 8/22
昭和33年度臨時 109回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/22
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
私鉄総連第21回大会 8/22〜8/25
国鉄、青函海底トンネル建設のための海底ボーリング等の実地調査を3年ぶりに再開と新聞に 8/24
仙山線で交直両用電車の長期走行試験 8/25〜9/15
監査委員会が32年度国鉄監査報告書を議決し国鉄総裁に通知 8/25
経営理念の確立。管理組織の刷新、人事管理の改善、投資管理の強化等を強調
熱田で あさかぜ号編成客車の総合性能試験 8/25〜8/29
昭和33年度110回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/25
昭和32年度 日本国有鉄道監査報告書について
国鉄自動車近城本線雲井・宮町、熊野本糾清姫・西谷間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示三一一号)8/27
地下鉄1号線最初の建設工事を開始 8/27
国鉄東京鉄道管理局、電車清掃業務の民間委託実施を組合に通告 8/29
国鉄職能労連第2回大会 8/29〜8/30
新小岩工場内燃動車職場落成 8/30
全交運第5回定期委員会 8/30
鹿児島本線上熊本、豊肥本線南熊本、水前寺、竜田口の配達の取扱を廃止(公示三○八号)8/31
32年度の決算諸表を運輸大臣承認。事業純益226億円。前年度よりの繰越損失357億円と差引次年度繰越損失131億円 8/31
特急「あさかぜ」用の20系客車が落成、当時は冷暖房完備で動くホテルと称された。 8/31


急行の2等座席車のサービス改善 8/
普通急行の2等座席車には特口の使用を原則とし、指定席と自由席にわけ、特口料金を廃止して指定席に対しては座席指定料金200円を手数料として収受することを10月1日のダイヤ改正から実施することとなった
紀勢線の全通対策 8/
紀勢東西線を結ぶ尾鷲・紀伊木の本間34.5キロの建設は順調に工事が進み、来年度は全通の運ぴとなった
この全通によって紀勢線は客貨とも著しく増大する事が予想されるので、全通に伴う諸般の準備を進める事がこのたび決定された
輸送方式は客貨分離を行い、新宮・相可口問の全列車をディーゼル機関車けん引とし、将来はディーゼル車化を促進すること。列車回数は旅客10往復、貨物は上り4本、下り3本とすること。 総額約6億円で亀山のディ一ゼル基地、新宮駅改良等の工事を行う
要員増は合理化によって極力少なくする事とし、34年7月開業という方針も決定された
架線試験車が完成 8/


木次線 出雲坂根・油木間に三井野原駅を新投し旅客の取扱を開始(公示三〇九号)9/1
梅田外二駅発、汐留外九駅着鋳鉄管に対し、九月末日まで責任トン数付割引(公示三一四号)9/1
乗車券類発売規程を一部改正(公示三一五号)9/1
山口県大内町に開催する全国優良農機具実演展示会出品物に対し、貨物運賃割引(達四一二号)9/1
東海道本線函南駅で高速用新形分岐器の性能試験 9/1〜9/11
木次線【仮乗降場→駅】三井野原 9/1
151系電車【当時は20系】が落成 9/2→関連 2/7
東鉄管内松戸、東神奈川、品川、横浜等の電車区で電車清掃作業の民間委託反対で争議が起こる 9/2
特種貨物運送手続の一部を改正(達四二七号)9/3
東北本線金ヶ崎・六原間が複線化(達四二九号)9/4
東京駅その他沿線で、特急あさかぜ号編成客車の公開展示及び試乗会 9/4
不定期特急「さくら」(東京〜大阪)廃止 9/4
東北本線 【複線化】 金ヶ崎〜六原間 9/4
真岡線【交換設備撤去】折本 9/5
第十三回国民体育大会夏季大会に参加する選手、役員に対し、三等旅客運賃を二割引(達四〇八号)9/7
東京〜博多間であさかぜ号編成客車の総合性能試験 9/8〜9/11
利用債の消化問題解決 9/8
国鉄の本年度の利用債消化計画はに関して、自治省側と折衝を行ってきたが、折衝の結果両者間で覚書の調印が行われ一定の解決が図られた
  1. 幹線電化の利用債消化については関係県知事のあっせんを期待し、国鉄は地方公共団体の引受けを前提としない
  2. 34年度以降予算要求に当り幹線電化について地方公共団体の引受け分は計上しない
  3. 駅前広場その他で地方公共団体に引受けを求めようとする時はあらかじめ自治庁と協議すること
以上の諸点を確認した上で本年度の消化の処置を進める。こととなったのである。これにより難航を続けていた利用債の消化計画も一応軌道にのることとなった
32年度監査報告書発表 9/8
監査委員会は運輸大臣、国鉄総裁に32年度国鉄監査報告者を説明、問題点の改善を要請した
報告書は特に自主性・企業性・責任性を強化した経営理念の確立を急ぐべきこと、トップ・マネージメントを強化し地方分権制を確立し管理組織の刷新をはかるべきであること、幹部職員の科学的人事管理を促進すること、投資管理の強化をはかるべきことを強調している
これに対し十河総裁は、指摘された諸点についてはすみやかに改善方策を進める旨を約し。同時に国鉄に対し企業経営にふさわしい経営条吽が与えられるよう広く国会政府等各方面の徊解と国民各層の支持を要望する旨の談話を発表した
電車清掃作業委託闘争解決 9/8
東鉄管内 松戸、東神奈川、品川、横浜等の電車区では9月2日から電車清掃作業の民間委託をめぐって争議が続けられていたが、8日から9日にかけて徹夜で団交の結果、職場転換に当っては職員本人の希望を受け入れて行く等の条件で妥結したが、経営合理化や機械化による能率向上、経費節減に対する労組の実力行使が批判された
根室本線 十勝清水・御影間に羽帯。網走本線 大誉地・陸別間に薫別、陸別・川上間に分線の三駅を新設し、旅客の取扱を開始(公示三一八号)9/10
国鉄自動車 秋吉本線 上曽原・東伊佐間に下曽原、厚狭線吉則・南大嶺間に渋倉駅を設置し、旅客に限り取扱開始(公示三一六号)9/10
運輸帳表取扱手続の一部を改正(達四二五号)9/10
車両貸渡及び使用規則の一部を改正(達四二八号)9/10
上田市に開催する全国優良農機具実演展示会、広島県西条町に開催する広島県農業祭先刻優良農機具実演展示会出品物の貨物運賃割引(達四三一、四三六号)9/10
連絡運輸取扱細則の一部を改正(達四三二号)9/10
九州地方の電化工事推進のため、門司電気工事局新設 9/10
根室本線【新駅開業】羽帯 9/10
網走本線【新駅開業】薫別・分線 9/10
東京高裁、機関車からの飛び火で起きた福島県の火災に対し国鉄に4、860万円の賠償支払いを命じる 9/10
西部支社、門司港・久留米間の電化工事体制を確立するため。門司に電気工事局新設 9/10
昭和31年度第13回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/10
運賃値上げについて
旅客列車編成心得の一部を改正(達四四七号)9/11
国労志免支部、志免鉱業所民間払下げに反対し第1波の実力行使、1月5日まで4波の実力行使 9/11〜11/5
昭和33年度111回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/11
昭和34年度予算につい て
東北本線前沢・水沢間が複線(達四三四号)9/12
東北本線 【複線化】前沢 〜 水沢間 9/12
土崎工場創立60周年 9/12
吹田操車場〜姫路間(貨物線)電化工事竣工 9/12
鹿児島本線(門司港・久留米間)の電化起工式 9/12
鹿児島本線門司港・久留米間115.4キロの交流電化は総額10億円の利用債消化が進んだため、門司市において起工式が挙行された
地上設備費40億、車両費59億、36年4月完成を目標としており、電化完成後は列車も30本以上増発となる
昭和31年度第14回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/13
収益の増加方策について
機労の団交権確認裁判結審 9/13
機労側が控訴については善処するという条件で団交が再開されたが、東京高裁で開かれた機労の団交横佩認の件をめぐる裁判で機労側は【当局側が】「訴え」を取り下げる・事を主張し当局側は「控訴」を取り下げる約束で団交再開したものだと主張し平行線のため、口頭弁論が行れれ、10月16日に判決が下されることとなった
東京都に開催する日本農業機械輸出振興展覧会。郡山市に開催する全国優良農機具実演展示会出品物の貨物運賃を割引(達四四八、四四九号)9/15
貨物運送規則補則の一部を改正(達四五一号)9/15
機雷らしきもの浮遊し、青函間夜間運航を停止 欠航7本 9/15
東京〜博多間であさかぜ号編成客車の総合性能試験 9/15〜9/19
東海道本線 平塚〜能登川間でA形車内警報装置の試験 9/16〜9/19
中央線 酒折〜石神間で ED60・61形性能試験 9/16〜9/19
西武多摩湖線 萩山〜多摩湖間1500Vに昇圧。萩山駅の配線変更、多摩湖方に0.3km移設 9/16
西武鉄道新宿線【直通運転開始】小平、萩山経由多摩湖(現:西武遊園地)9/16
京都市電今出川線【延伸開業・全線開業】銀閣寺道 〜 白梅町、京都市電ネットワークが完成、京都市電の路線網が最長となる。 9/16
京都市電今出川線の延伸に伴い、北野〜北野白梅町間廃止。【駅名改称】白梅町→北野白梅町 9/16
北野〜北野白梅町間を京都市交通局に譲渡
仙山線で車両用金属整流器(シリコン整流器)試験 9/17〜9/20
日本ホテル協会秋季総会参加者に二、三等旅客運賃を五割引(達四一八号)9/18
駐留軍貨物輸送手続、同貨物運送手続の一部を改正(達四五七、四五八号)9/18
駐留軍旅客及ぴ荷物運賃、料金後払手続の一部を改正(達四六〇号)9/18
21号台風、関東から東北にかけ被告を与える 9/18
都営トロリーバス【延伸開業】 三ノ輪二丁目〜浅草雷門間(計画路線全通。) 9/18
昭和31年度第15回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/19
議 題
  1. 収益の増加方策について
  2. 要員及び給与対策について
青森市、盛岡市、長岡市及び新潟県小山町の台風二十一号災害被災者救恤用寄贈品の運貨を減免(達四七五号)9/20
名古屋地区気動車増発 9/20
名古屋富山間準急気動車「ひだ」を高岡へ延長、名古屋〜高山間準急気動車「ひだ」1往復増発 9/20

武豊線 全旅客列車を気動車化 9/20
東北本線瀬峯〜新田間 増使用開始 9/20
東京都に開催する一九五八年荷役機械展示会小品物の貨物運賃割引(達四六二号)9/22
今秋ビジネス特急の新設、東北特急及ぴ鹿児島特急の運転などを含む、時刻改正の概要を発表 9/22
特徴は、ビジネス特急「こだま1第1.第2」をはじめ特急「はつかり」「はやぷさ」の4特急が一挙に誕生、これにより北は青森から、南は鹿児島まで特急により貫かれ、合計9本の特急が出現したということ
(ただし、こだまは11月から運転開始)
  1. 長距離列車の旅客サービスの近代化をはかり。輸送の質的向上をはかっていること
  2. 山陽・九州線等の飛躍的なスピード'・アヅプを行い。サービスの向上と経営の合理化を目的としていろこと等である
輸送力の増加、列車の増発はできるだけひかえ(客車列車4,964.9キロ。電車3,850.7キロ気動車4,075.2キロ計12,890.8キロ)となっている
特急あさかぜ号運転に伴う軌道試験 9/23〜9/29
車扱による蘇我発の鋼板、鋼材等に対し十二月末日まで着駅責任トン数を定め運賃割引(公示三二四号)9/24
ピジネス特急こだま号完成 9/24
ビジネス特急電車「こだま」2往復新設
特急「こだま」の試運転に試乗招待を行った。9/24
東京〜平塚間 公式試運転、公式試乗会 を実施
東北本線【複線化】瀬峰〜梅ヶ沢間 9/24
吉原発九州向けダットサン乗用車を車扱(トラ)により転送するものに対し、三月末日まで責任トン数を定め、運賃計算トン数を七トンとした。(公示三三四号)9/25
国鉄自動車 雲芸本線 三刀屋・出雲高窪間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し下口外五駅を新設(公示三二二号)9/25
名古屋市に開催する全国優良機械展出品物に対し、貨物運賃割引(達四五五号)9/25
東北本線 六原・北上間、北陸本線 高月・木ノ本間が複線に(達四四六、四六四号)9/25
給与体系の不合利是正交渉 9/25
国鉄当局と国鉄労組は、賃金問題特に仲栽々定第17号3項に基づく給与体系の不合理及び給与の不均衡是正について交渉を行った
組合側は、基本給与表は一般職員と管理職員の俸給表を1本に統合し最高号俸の引上げ等を主張
これに対し当局側は、今後の賃金は現在の昇給制度を根本的に改め、賃金を勤続給的なものから、仕事の質と量、さらには現在の平均基本給、民間賃金の傾向等を考慮した標準基本給を設け、職務給に近づける事を考えていると説明
青函連絡船、自動艇みゆき 広島鉄道管理局へ転属 9/25
東北本線【複線化】六原〜北上間、梅ヶ沢〜新田間 9/25
北陸本線【複線化】高月〜木ノ本間 9/25
昭和33年度112回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/25
志免鉱業所について
東海道新幹線の建設資金について 世界銀行極東部長と会談 9/26
国鉄部内誌、国有鉄道の記事の内容を要約したものです
当時の日本は、世界銀行からの借款による建設が行われていました、名神高速などの建設も世界銀行の借款で行われたほか、製鉄所の建設なども世界銀行の借款を経て行われており、昭和30年代に世界銀行からの借り入れを行うことは、当時の考え方としてはむしろ自然なものでした
国鉄は新幹線の建設資金として政府に対し、世界銀行からの借款の他にもアメリカにおける外債の公募等についても検討をSれていたようで、大蔵当局の意向として、産業特別会計で外債を発行する方針を決めたとされ、議論されています
更に、誰が世銀の部長と話し合ったのか不明瞭なのですが、「たまたま来日した世界銀行ローゼン極東部長と9月26日会談する機会を持ち。鉄道建設に対し世銀が貸出す場合の問題点について貿疑を行い、新幹線が十分にペイする投資であることが理解されるならば、世銀からの借款も可能の見通しを得たもよう」と記述されています
昭和31年度第16回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/27
議 題
  1. 収益の増加方策について
  2. 月次総括試算表 (6月分及ぴ7月分)について
台風22号で国鉄線マヒ 9/26
夜半関東南部に上陸、27日早朝にかけ鹿島灘から太平洋に抜けたが、国鉄では、釧路から福知山まで16管理局1,522吽にのぼる被害をうけた
鶴見川の氾濫により27日夕刻まで不通だった東海道をはじめ、東京を起点とする全幹線がストップ、東京近郊の国電も私鉄もそのほとんどが機能を失い一大混乱をきたした
伊豆箱根鉄道 狩野川台風直撃により被害を受けたが10日で復旧 9/26
鉄道犯罪報告規程の一部を改正(達四八七号)9/27
北陸本線 長浜・虎姫間 複線化(達四六四号)9/28
北陸本線【複線化】長浜〜虎姫間 9/28
北陸本線 、小杉・呉羽間、信越本線亀田・上川重間が複線化(達四七六、四八六号)9/29
信越本線【複線化】亀田〜上沼垂(信号場) 9/29
北陸本線【複線化】小杉〜呉羽間 9/29
国鉄自動車 天竜本線 綱操・遠江横山間に遠江谷山駅を新設し、同駅・大輪間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、遠江小川外七駅を設置(公示三四一、三四三号)9/30
仙石線 手噂駅の手、小荷物扱を廃止(公示三四五号)9/30
北陸本線 虎姫・高月間が複線化(達四六四号)9/30
北陸本線【複線化】虎姫〜高月間 9/30
尾小屋鉄道【新駅開業】遊園地前 9/30
通行税改正を要望 9/
日華事変当時、軍事費をまかなう一手段として復活した通行税では、鉄道、船舶、航空機の利用者に課せられているが、国鉄利用者に賦課されている通行税は他の交通機関の課税率と比べても著しく均衡を失している現状であることから、国鉄は運賃制度調査会がこれを軽減すべきである旨の中間総合意見を打ち出し。運輸省を通じ臨時税制懇談会から意見を求められたのを機とし、関係各方面に通行税の改正について陳情折衝を行っている
しかしながら財源の問題等で大蔵省は来年度実施に難色を示しているといわれており、軽減実現に対する今後の努力が望まれている 当時の1等・2等の税率は20%、昭和38年に10%に変更
(芦別線)国鉄による実地調査を開始 9/
茨城交通水浜線 集電装置の全線Zパンタグラフ化が完成 9/
豊橋鉄道 本社所在地が豊橋市南松山町153番地に地番変更 神戸高速度鉄道発足へ 9/
神戸に地下鉄建設への動きが具体化している
この神戸地下鉄は、国鉄神戸駅の地下に総合駅を設けて、現在パラパうの形で神戸市内に乗り入れている阪急、阪神、山場。神戸等4私鉄をひとまとめにし、神戸市内の交通の1本化をはかろうと12年前から検討されていたもので、事業費総頷は56億円、36年から着工の予定

肥薩線 表木山・隼人間に日当山駅を新設し旅客の取扱を開始(公示三三三号)10/1
八高線 小川町外三線四駅。国鉄自動車 吉川本線沢辺外五線六駅の営業範囲を変更(公示三三五、三三六、三四七号)10/1
国鉄自動車 松江線 宍道・松江間に鏡外四駅を新設、玉造温泉を廃止(公示三三八号)10/1
旅客及び荷物運送規則、同取扱細則を改正(公示三二二、達四六五号)10/1
連絡運輸規則、同取扱細則を改正(公示三三一、達四七〇号)10/1
梅田外二駅発車扱による鋳鉄管に対し、着駅、責任トン数を定め十二月末日まで運賃割引(公示三四六号)10/1
特別急行列車を指定して運送する小荷物の特殊取扱方、同取扱手続を制定(公示三四〇、達四八二号)10/1
袋井外三駅発京浜向け生花の小荷物運賃を明年三月末日まで割引(公示三六二号)10/1
貨物代金引き換規則、同取扱手続を制定(公示三三二、達四七四号)10/1
北海道発種馬鈴薯の運賃割引(公示三五○号)10/1
乗車券類委託発売規程を一部改正(公示三五一号)10/1
駅共同使用準則を一部改正(達匹七一号)10/1
旅客及ぴ荷物運送手続を制定(達四九四号)10/1
駐留軍貨物運送手続き、及び鉄道掲示板規程を一部改正(達四九三、達四九二号)10/1
青森市に開催する全国水産品展示大会出品物に対し貨物運賃割引(達四八三号)10/1
国労中央委員会 10/1〜10/3
国鉄労組では、東京国労会館で第50回中央委員を開き秋季年末闘争の方針を決定
中央委員会で一番問題となったのは、新潟地本の団交、今年の秋季年末闘争では、問題になるのではないかとみられている
秋冬期貨物輸送確保運動 10/1〜
経済不況、台風の連続等の悪条件が競合して、上半期において目標に対して772万トン、62億円余減送、減収を示した国鉄の貨物輪送はその挽回を目指して、年末まで秋冬期貨物輸送確保運動を展開する事となった
期間中の目標は要請全応の4700万トン.前年実績の約1%をこえるものであり、永らく低迷した国鉄の貨物輸送が、この秋冬繁忙期を機会にどのように転移するか、今後の動向は大いに注目されている
中央鉄道病院(現:JR東京総合病院)発足 10/1
従来東京鉄道管理局に属していた東鉄病院は、中央鉄道病院と改称され、本社附属機関として発足
中央病院には従来の11科のほかに国鉄の病院として始めての神経科、胸部外科、人間ドックを主体にした第3内科、放射線科、最近の欧米諸外国の大病院が採用している検査科の5科が新設され、新しく専門医を各科に迎える予定となっている
東海道本線【電化】大垣〜美濃赤坂間 北方貨物線 10/1

10/1ダイヤ改正
特急「あさかぜ」運転開始
時刻改正概要
こだま形特急用電車及び特急用固定編成客車(ブルートレィン)完成。
東海道・山陽・九州線東京〜博多間特急「あさかぜ」の固定編成化(2等寝台車個室登場、所要時間17時間10分)
東京〜鹿児島間特急「はやぷさ」(所要22時間50分)新設
東京〜長崎間特急「さちかぜ」を「平和」と改称(所要20時間10分、30分短縮)
東京〜大阪間不定期特急「さくら」廃止
京都〜広島(呉線経由)・大社(伯備線経由)間急行「宮島」「だいせん」新設
東京〜鹿児島間急行「さつま」を門司港始発とする
広島〜門司間準急「長門」東京〜大阪間不定期急行「あかつき」新設
東京〜鳥羽間急行「伊勢」を東京〜湊町間急行「大和」に併結、東京〜名古屋間は多客時のみ単独運転
東京〜名古屋間準急電車「東海」1往復増発。 東北線上野〜青森間急行「みちのく」の盛岡以遠を不定期とする
上野〜仙台間急行「吾妻」増発
上野〜福島間準急「あぶくま」新設。 北海道線函館〜札幌間室蘭・千歳線経由不定期急行「石狩」
函館〜 釧路間準急「狩勝」新設
札幌〜稚内間準急「利尻」新設。同列車に三等寝台車を連結
九州特急も充実
「あさかぜ」、「さちかぜ」に続き、東京〜鹿児島間に、特急「はやぶさ」が進出これにより、「急行 さつま」は東京〜門司間が廃止となった。また、東京〜長崎間の「さちかぜ」(後のさくら)は、「平和」と改称される
東北線関係では、特急「はっかり」が新設された。この当時は客車による運用
なお、当時の車両は固定座席のため、進行方向に座るために三角線を使っての方向転換を余儀なくされた
この改正から号車札の順位票が改正され、従来は常に先頭方向が一号車となるように札の差替えを廃止、原則的に下り列車を基準に1、2と順番を振っていくこととした
名古屋〜大阪間準急電車「比叡」2往復増発
高松桟橋〜松山間準急気動車「やしま」新設
こだま、こぼれ話
万全を期するため、9月25日から約1ヶ月間訓練運転を実施、東京〜大阪間6時間50分、東京〜神戸間7時間20分で運転
冷房が珍しかった時代に完全冷暖房の特急は憧れの的であった。当初は1等車(現グリーン車)の予定はなかったがその後やはり1等は必要と言うことで当時としてはかなりハイグレードな車両として登場、シートラジオが珍しかったが、運用の不便(特にヘッドホーンの消毒など)からすぐに中止された
外幌についてもいろいろ試行錯誤されたようであるが、結局中止してしまった
中央線で列車選別装置使用開始 10/1
貨物列車停車回数削減 10/1
東海道支線【電化】美濃赤坂線、北方貨物線 10/1
吹田操車場〜姫路間(貨物線)の貨物列車の電気機関車牽引化 10/1
富良野線 すべての列車が気動車による運転となる 10/1
函館本線【気動車運行開始】 小樽〜滝川間 10/1
阪和線 料金不要の特急電車、急行電車がそれぞれ快速、直行に改称 10/1
肥薩線【新駅開業】日当山 10/1
急行2等座席車のサービス改善 10/1
国鉄は、戦後3等車の整備に力を注ぎ、程度も極めて良くなったが、結果的に2等車の老朽化が目立つことなった、特口の両数も210両に達したので、普通急行の2等座席車は、特口使用を原則とし、指定席と自由席とにわけ、特口料金を廃止して指定席に対しては200円の座席指定料金を収受することとなった
参考 グリーンシートのお話
旅客荷物運送規則改正 10/1
旅客及び荷物運送規則は制定以米10年近くを経過し、杜会経済の変化、輸送情勢の推移、最近における運輸収人の傾向等から実情に即さない面も多いので、サーピス向上、取扱の円滑化に重点をおいた改正がなされた
土佐電気鉄道伊野線【複線化】蛍橋〜鏡川橋間 10/1
西日本鉄道宮地岳線【新駅開業】古賀ゴルフ場前 10/1
台風二十二号風水害り災者用物資、静岡県下のり災地応急工事用材料に対し、貨物運賃割引(達四九八。五一一号)10/2
富山地方鉄道【駅名改称】水橋口→西滑川10/2
神戸高速鉄道を設立 10/2
活鮮魚介類外八品目に対する小荷物運賃割引の一部を改正(公示三五三号)10/4
荷造包装標準化委員会規程を制定(達五〇七号)10/4
東海道本線平塚及び東京〜大阪間でピジネス特急電車の性能試験 10/4〜10/8
その後、10月8、10、16、21、24日にも実施
機関車労組中央委員会 10/6〜10/7
機関車労組は塩原温泉で第27回中央委員会を開き、秋季年末闘争方針を決定。委員会においては団交義務確認について控訴を取り下げたこと、これにかえて団交拒否による損害賠償の裁判を起すこと等が問題とされたもよう
青函連絡船、景福丸 廃船 10/6
国鉄自動車 亀草本線 熊野神社前・山女原間、八幡線 近江八幡・元八幡、外一区間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示三五八号)10/7
荷造包装標準化委員会が発足。荷造包装に関することを審議し標準を制定 10/7
国鉄では貨物の荷造、包装の標準をはかるため、新たに荷造包装標準化委員会を設置することを決定し、第1回の委員会を開催した
委員会は石井常務理事を委員長とし.荷造包装標準の制定、その他荷造包装に関することを審議する
 荷造包装標準化委員会 10/7  荷造包装費の逓減を期しつつ鉄道貨物運送の機能を向上させるため、荷造包装標準化委員会を設置し、10月7日第1回の委員会を開催した。この委員会は、標準の制定の外、荷造包装に関する全般的な事項を調査審議し、石井常務理事を委員長とし、部外有識者も参加している。 修学旅行用電車利用債で製造決定 10/7
国鉄では、かねてから東京、京都、大阪、兵庫の各都府県教育委員会との間に修学旅行用特別電車新製の利用債引受けについて話し合いを進めていたが、この交渉もまとまり、2編成新造の所要資金4.8億円の利用債発行を10月7日決定
専用電車は新湘南形をベースとした新形で、定員100人、12両編成となっており、修学旅行の目的に合致するよう、極々の設備が施してある(当時の記録では、寝湘南形の改造という記述が見られた)
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昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会
新潟闘争後に、新潟局の管理者に対して、第2組阿部の加入を促すように、管理局長自らが指示を出したのではないかとして、国会で十河氏が筆問を受けています。 昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第一回
昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第二回
昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第三回
昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第四回
昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第五回
昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第六回
昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第七回
南稚内駅の集貨、配達扱を廃止(公示三五五号)10/9
飯田線内各駅発着行商荷物小荷物運賃を。明年三月末日まで割引(公示三六一号)10/9
呉駅発単級による鋼板及び帯鋼、下松駅発ブリキに対し、責任トン数付運賃割引(公示三六三、三六四号)10/9
国体競技参加者に対し賃率を割引(公示三五六号)10/10
国鉄自動車 友部線 鯉渕・友部間、檮原線 下道口・土佐下津井間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、万蔵寺外六駅を設置(公示三六〇号)10/10
153系、東海道線において試運転が品川〜平塚間で行われ、好成績を収めた 10/10
上 野〜青森間 常磐線経由特急「はつかり」新設 10/10
(所要12時間、1時間20分短縮、青森〜鹿児島間が特急列車により結ばれる)
常磐線内停車駅は上野、水戸、平、仙台の各駅
モハ91形中距離用電車(東海形)完成、準急電車に就役 10/10
・SHF回線によるテレタイプ伝送試験 10/10
信越本線直江津〜湯井間保倉橋梁改良工事竣工 10/11
昭和31年度第18回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/11
議 題
  1. 鉄道公安職員について
  2. 収益の増加方策について
  3. 監査委員会の運営について
富山県下に開催の国体秋季大会参加選手及び役員に旅客運賃割引(達五一〇号)10/12
鉄道記念物の指定が行われた。(達五二五号)10/14
第86回鉄道記念日にあたり、鉄道記念物の指定が行われた 10/14
第1回鉄道記念物は1号機関車、1号御料車、弁慶号、旧長浜駅駅舎、汐留駅(旧新橋駅)構内0マイル標識の5点
鉄道記念物
1号御料車
1号機関車
弁慶号
旧長浜駅駅舎
構内0マイル標識
第86回鉄道記念日・顕功賞及ぴ下山賞授与 10/14
原宿宮廷ホームで車両展示会 10/14〜10/16
八戸市に開催する北日本産業共達会出品物の貨物運賃を割引(達五一二号)10/15
連絡運輸取扱細則の一部を改正(達五二七号)10/15
青函連絡船、青函間 18運航実施 10/15
帝都高速度交通営団丸ノ内線 【延伸開業】西銀座(銀座)〜霞ケ関間 (1.1km) 10/15
金田一〜大阪市場、盛岡〜久留米間に林檎の試験輸送(達五二三号)10/16
技術総合庁舎の起工式 10/16
技術総合研究所建設の起工式が建設予定地の国立分所で、十河総裁参列のもとで行われた
現在、技研は浜松町、大井、津田沼、国立と分散しているが.これを統合し、近代設備の整った技術研究の殿堂とするため今回の建設工事となったもので、総工費約14億円で,国立分所の隣接地約1.7万坪の敷地に地下1階,地上5階建,延べ約1.1万m2の研究棟を中心とした本館をはじめ実験室、試作室等の研究センターが35年度末までに完成される事となっている
羽幌線 初山別、天塩線遠別間の鉄道建設工事完成し、豊岬、天塩大沢・、共成、歌越、天塩金浦の五駅を新設し、運輸営業を開始。但しこの新線を経由し、留萌本線石狩沼田。宗谷本線 幌延間の経路による通過小荷物貨物は取扱わない(公示三六七号)10/18
上記但書により旅客及び荷物運送規則、貨物運送規則、連絡運輸規則の一部をそれぞれ改正(公示三六八〜三七〇号)10/18
【延伸開業・全通】初山別〜遠別間開業により、留萠(現・留萌)〜幌延間全通。10/18
【区間統合】羽幌線 留萠(現・留萌)〜幌延間(天塩線を編入)
【新駅開業】豊岬、天塩大沢、共成、歌越、天塩金浦天塩線を羽幌線に編入
天塩線【仮乗降場新設】啓明、中川口、西振老
【延伸開業・全通】初山別〜遠別(23.8km)
門司〜大分間、門司〜鹿児島間 SHF開通 10/18
昭和31年度第19回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/18
参宮線における列車事故について
大湊線 下北、大畑線 樺山外二駅の営業範囲を変更(公示三七三号)10/20
津軽線 蟹田・三厩間に鉄道が建設され中小国、太平、津軽二股、大川平、今別、三厩駅を設け運輸営業を開始し、油川外三駅の営業範囲を変更(公示三七二、三七四号)10/21
津軽線【延伸開業・全通】蟹田〜三厩(28.8km) 10/21
【新駅開業】中小国、大平、津軽二股、大川平、今別、三厩
昭和31年度第20回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/22
運転事故対策について
昭和31年度第21回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/23
運転事故対策について
東海道本線 関ヶ原〜木曾川間で新性能電車の性能試験 10/22
東武伊勢崎線【駅廃止】休止中の隅田公園 10/22
東武亀戸線【駅廃止】十間橋通 10/22
国府津機関区で電気機関車の衝撃電圧耐力試験 10/23〜10/31
新潟交通電車線 県庁前〜新潟駅前間の軌道特許が失効 起業廃止許可を受ける 10/23
盛岡市に開催する岩手県物産共進会出品物の貨物運賃割引(達五四六号)10/24
国会議員の国鉄無賃乗車令一都改正 10/24
閣議において、国会議員は特別急行の1等車に乗車する場合を除いて特急料金の支払いを要しないというように国鉄無賃乗車令を改正し、11月1日から施行することとなった
座席確保のためということであるが、連日国会が大荒れしているさなか、僅か3日間のうちに閣議決定となってしまった
これにより国鉄は、特急列車、しかも利用者からの評判は上々という時、一般利用者の枠を削って議員に座席を罹保しなけれぱならず、改正したばかりの運送規則も実施以来1箇月にも満たずして再び改正という次第になった
放射性物質運送規則、同運送手続を制定(公示三七五、達五四六号)10/25
一五トン積貨車の特殊取扱方大形コンテナーによる小口混載貨物の賃率扱びその取扱の一部をそれぞれ改正(公示三七六、三七七号、三七八号)10/25
自動車貨物運送規則、同補則の一部を改正(公示三七九、達五四二号)10/25
荷扱所荷物取扱規則を一部改正(公示三八〇号)10/25
貨物運送手続の一部を改正(達五四三号)10/25
運転取扱心得、車両換算法の一部が改正(達五四四、達五四五号)10/25
本年度初の鉄道建設審議会 10/25
第21回鉄遭建設審議会、会長に河野一郎氏。小委員長に福田赴夫氏を選任。昭和34年度は運輸省としては建設費160億円、調査費10億円を予定し折衝中であるという報告があり、大石国鉄常務理事から、本年度新たに着工と決まった13線は準備が順調に進められている等の工事状況の報告が行われた
東海道新幹線については。浅沼委員から、新線なので、当然審議会で検討すべきではないかという意見が述べられ、運輸大臣から、新幹線は性格としては国鉄の改良工事として取扱っている旨の回答された
東海道本線、辻堂〜平塚間においてモハ90(101系)電車によるAREブレーキ試験を実施 10/25
電話交換回線とテレタイプ同線の共用試験 10/25
既設変電所の無人化 10/25
国労は当局に11月以降基本給七プラス一律1,500円 (計平均約2,700円) の賃上げを要求 10/22
能代市に開催する秋田県種苗交換会出品物の貨物運賃を割引(達五四九号)10/27
旅客及ぴ荷物運送取扱細則の一部を改正(達五五七号)10/28
警職法改悪反対第三次統一行動。総評系の組合多数は時限スト、職場大会。国労は27地本、88個所で1時間の職場大会 10/28
昭和31年度第22回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/29
運転事故の防止について
生かきの小荷物運賃を割引(公示三八五号)10/30
東京都に開催する全国青年大会参加選手及び役員に旅客運賃割引(達五四七号)10/30
寒冷地向ディーゼル動車キハ22形第1号車落成 10/30
鉄道電話用にPEF-PEケープル使用開始 10/30
栗原電鉄【駅名改称】田町→栗原田町 10/30
青函連絡船、十和田丸ピストンメタル焼損 10/31
南部線 宿河原外五線一一駅の貨物の宅配、小口扱又は車扱の取扱を廃止(公示三八二号)10/31
山陽本線中庄外五線二一駅の集貨、配達の取扱を廃止(公示三八三号)10/31
修学旅行用電車誕生
国鉄では、東京、京都、大阪、兵庫の各都府県教育委員会との間に修学旅行用特別電車新製の利用債引受けについて話合いを進めていたが、この交渉もまとまり。理事会において、その2編成の新造を決定した
専用電車は新湘南型電車の改良型で一車定員100人、12両編成で春秋のシーズンに約50万人の中学生を運ぷと予定
遠州鉄道の気動車が西鹿島〜遠江二俣(現在の天竜二俣)間に乗入れ開始 10/



鉄道広告取扱規則の一部を改正(公示三五四号)11/1
倉吉線小鴨駅、篠山線篠山外四駅の営業範囲を変更(公示三八一、三八四号)11/1
連絡運輸規則、同取扱細則の一部を改正(公示三八六、達五六三号)11/1
笹島外五駅発小口混載貨物に対し着駅を定め四月末日まで、また甘藷澱粉に対し発着駅を定め三月末日まで、責任トン数付運賃割引(公示三八八、三八九号)11/1
伊予市発石山着となる車扱による機械締めスフに対し、十二月末日まで責任トン数付運賃割引を行った。(公示三九〇号)11/1
乗小券類委託発売規程、同細則の一部を改正(公示三九一、達五七〇号)11/1
旅客及び荷物運送取扱細則を一部改正(達五六九号)11/1
国会議員日本国有鉄道無賃乗車令の一部を改正する政令が公布(政令二九八号)11/1
東京〜大阪・神戸間にビジネス特急電車「こだま」2往復新設(ビュッフェ付、所要大阪まで6時間50分、神戸まで7時聞20分)運転開始。11/1

中長距離用電動列車 11/1
「あさかぜ」・「こだま」に続いて、今度は中長距離用電動列車が誕生、準急東海号、比叡号にお目見得することとなった
この電車は従来の期南電車に代って新造されたもので、これによって将来は湘南電車の製作を中止し、すべてごのモハ91形に置きかえられることとなった
この特徴は、モハ90に使った高速主電動機と中空軸平行カルダン駆動方式を採用したことが、従来の湘南型にくらべ大きな違いで、その性能は1時間定格出力775KW、 引張力4.200K、最高速度130kmと向上し「こだま」と同様空気ぱねを採用し乗心地も良く車体も軽量構造で、ぞの幅も2.9mと湘南電車より10cm広くとってあるのもその特徴となっている
昭和31年度第23回 日本国有鉄道監査委員会審議 11/1
議 題
  1. 運転事故の防止について
  2. 運賃値上げについて
国会議員の国鉄無貿乗車令一部改正実施。1等車を除き特急料金の支払不要となる 11/1
国会議員は特別急行の1等車に乗車する場合を除いて、特急料金の支払いを要しないというように国鉄運賃乗車令が改正された
座席確保のためということであるが、警職法改正をめぐって連日国会が聚張しているさなか、わずか3日のうちに閣議決定に、世評はまことにきびしく。議員の中にはこれを辞退する者さえ出た
名古屋〜湊町間の準急に「かすが」と命名 11/1
経営改善を目的に、加古川線管理所が設置される 11/1
予讃線 高松桟橋〜松山間気動車運転開始 11/1
仙山線で試作交直両用電車にシリコン整流器を取付現車試験 11/1
東武鉄道 【駅名改称】新大間々→赤城 11/1
相模鉄道本線【複線化】希望ヶ丘〜三ツ境間 11/1
【遠州鉄道→国鉄 乗入れ開始】遠州鉄道の気動車が二俣線 西鹿島〜遠江二俣(現在の天竜二俣)間 11/1
松本電気鉄道 架線電圧を600Vから750Vに昇圧 11/1
上毛電気鉄道上毛線【駅名改称】新大間々→赤城 11/1
仙山線 北仙台〜作並間で交流電気機関車用金属整流器の試験 11/3〜11/10
東京急行電鉄 上田丸子電鉄(現・上田交通、鉄道部門は上田電鉄に分社)を東急グループに 11/4
瞥職法改正反対闘争 11/5
警職法改正反対の総評第4次統一行動で、国鉄労組は炭労と共にその中心勢力となって職場集会等を行った。これに伴い、運休旅客列車44本、電車122本、自動車213本、貨物列車140本,延べ83,000分余の遅延と多くの列車に影響を与えた
この闘争目的が「警職法」という政治的な問題でありその成り行きを注目していたが、沼津機関区のように業務機関がまひする箇所さえ出た
福鳥駅。南福井駅等11箇所で刑事容疑事件が発生し東京周辺では全学連の応援によるピケ隊が目立った
国鉄当局側は、団交によって解決できない問題であり、業務の正常な運営を阻害するような場合には関係職員を厳璽処分するという警告と強い態度を表明しており、公労法による処分者も出るのではないかと見ている
車両購入価格調査委員会発足 11/5
国鉄の車両購入に当っても性能と品質の確保が必要とされ、一方においては合理化対策のため適正な価洛で購入するという二つの問題について、部外団体等公正委員会からの指摘もあり、国鉄は車両購入価格調査委員会を設置し、部外有識者の意見を求めることとなった
警職法改悪反対第四次統一行動。総評系の各組合は最低一時間の職場大会から二四時間ストまでそれぞれ実力行使。国労は三時間の職場大会 11/5
平市に開催する福島県農業共進会出品物に対し、貨物運賃割引を行った(達五七三号)11/6
第6回交通文化賞受賞者表彰式 11/6
文化の日に、多年交通界発展のために尽すいした功労者におくられる運輸省恒例の交通文化賞受賞者の表彰式が運輸大臣室において行われた
国鉄自動車 天竜線中部天竜〜中部駅ロ〜佐久間ダム間にて一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、平沢、佐久間ダムの二駅を設置し、旅客に限り取扱う(公示四〇〇号)11/8
一五トン積貨車を一〇トン積貨車に代用する場合の特殊取扱方の一部を改正(公示四〇一号) 11/8
貨物運送規則の一部を改正(公示四〇二号)11/8
旅客及び荷物運送取扱細則を一部改正(達五七五号)11/8
総武本線 下総中山・船橋間に西船橋駅を新設、旅客の取扱を開始(公示三九三号)11/10
総武本線、小名木川駅から分岐し越中島駅に至る鉄道(三・一粁)にて、貨車の運輸営案を開始。赳中島駅にては、同駅接続専用線に発着するものに限り取扱(公示三九八号)11/10
室蘭本線 竹浦・荻野間が複線化(達五七八号)11/10
永野運輸相は志免鉱業所の国鉄経営からの分離を了承 11/10 室蘭本線【複線化】竹浦〜萩野 11/10
越中島支線【延伸開業】小名木川〜越中島(現在の越中島貨物)間 11/10
東京都港湾局専用線【新駅開業】 越中島 11/10
両国〜館山・安房鴨川間準急「房総」運転開始 11/10
東京附近冬型電車時刻改正 11/10
中央線に連結の「老幼車」廃止 11/10
総武本線【新駅開業】 西船橋 11/10
幌延町営軌道 経営不振により炭鉱が閉鎖され、石炭輸送業務終了 11/10
国鉄自動車 高萩線 枡形・高萩中学前間、常陸横川・北大金田間、二川線 多古・東条小学校前間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、高萩線に高萩中学前外四駅、二川線に島駅を設置し、旅客に限り取扱う(公示四〇四号)11/11
旅客及び荷物運送取扱細則を一部改正(達五八〇号)11/11
函館本線狩太〜比羅夫間真狩隧道附近路線変更使用開始 11/11
第2回交通人発明考案展 11/12〜11/18
湘南電車 25 両編成によ~列車風試験 11/12〜11/13
東海道本線辻堂〜茅ケ崎間で、クシ形ピトー管(流体の流れの速さを測定する計測器)、熱線並びにロビンソン風速計等を使用して、列車風に関する走行試験を行なった。 これは、新幹線で予想される複線上における列車すれ違い時の風圧などを検証するためにじっしされたもの
連絡運輸規則、同細則の一部を改正(公示四〇五、達五八九号)11/13
国鉄自動車 岡多本線 天神橋・安城川、宝達線 上河合・木ノ窪間、伊那里線鷹岩・小黒間、亀草本線 住山・小川間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、岡多線に東升塚外四駅、宝達線に木ノ窪、伊那里線に戸台外二駅、亀草本線に小川駅を設置し、旅客に限り収扱う(公示四〇七号)11/13
中央線甲府〜八王寺間でED60・61形電気機関車の性能試験 11/14〜12/3
新形貨車の登場 11/14
新しい形式のワム70000形という貨車が落成。フォークリフトなど荷役機械の普及に伴って新形貨車の要請が強いのに応えて作製したもので、従来のワム90000の戸口巾や開閉方式に新しい工夫をこらして、将来の2軸有がい貨車の標準設計として量産を可能にし、保守の手数を要しないような特殊設針もほどこされている。国鉄は本年度i,010両発注、第1号車が完成し汐留駅で展示された
国労の賃上げ要求 当局は拒否回答 11/14
富内線富内駅から振内駅間(一二・九秤)の鉄道建設工事完成し。幌毛志、振内駅を設置し、鉄道による運輸営業を開始(公示三九五号)11/15
国鉄自動車千栄線 幌毛志、振内をそれぞれ幌去、上振内と駅名改称(公示三九六号)11/15
国鉄自動車千栄線 上振内及ぴ日高駅にては車扱貨物に限り取扱(公示三九七号)11/15
南福井外六駅発小口混織貨物に対し、着駅。責任トン数を定め五月十四日まで運賃割引(公示四〇八号)11/15
静岡県下の台風二十二号風水害の救援用わらに対し、運賃減免の取扱(公示四一〇号)11/15
旅客及び荷物運送収扱細剛を一部改正(達五七二号)11/15
国鉄本社 第5回支社長会議 11/15
当面の労働問題、国鉄5箇年計画の今後の見通し等を課題として、第5回支社長会議開催
十河総裁は、最近の労働事情を中心とした管理者側の態度などについて訓示を行った
注:国鉄新潟闘争に関して言及しています。こちらも併せて参照ください。→国鉄労働組合史詳細解説 11
静岡市に開催される第十一回全国労働組合体育大会に参加する役員、選手に対し、居住地最寄駅・静岡駅間往復三等旅客運賃を二割引(達五七四号)11/15
富内線【延伸開業】富内〜振内(12.9km)【新駅開業】幌毛志、振内 11/15
京浜急行電鉄【複線化】湘南井田〜久里浜間 工事完成 11/16
架線試験車使用開始 11/17
京阪本線 6両連結運転開始(天満橋〜枚方市間の急行) 11/17
高松駅、四鉄庁舎改築決定 11/18
高松駅本屋は老朽はなはだしく、また高松桟橋駅本屋もきわめて狭隘であるほか白蟻の被害もあるので、これを高松賤橋駅の位置に統合改築する
更に、都市計画の関係から四鉄庁舎と周辺の事務所をこれを機会に駅本屋に合築することを決定
B型車内警報装置南部線で試用開始 11/18
車扱によるみかんに対し発着駅を定め、責任トン数付運賃割引を三月末日まで行う(公示四一一号)11/20
八高線 全旅客列車が気動車化 11/20
相鉄本線 ダイヤ改正により、下り準急列車の運転を開始 11/20
新長期経済計画の一部修正を要請 11/22
昭和31年度第24回 日本国有鉄道監査委員会審議 11/22
議 題
  1. 輸送の安全確保について
  2. 決算報告 8 月分について
冬形ダイヤ改正から101系の基本編成8両を6M2T編成化 11/
国鉄自動車 梁川線寺下を富野と改称し、古川本線外三線に陸前大日向外九駅を新設(公示四一六、四一九号)11/27
西日本鉄道、福島軌道線【廃止】福島〜日吉町間 11/27
工場調査委員会の答申 11/28
東京急行電鉄東横線にてステンレスカー使用開始(ステンレスカーのはじめ) 11/28
東京急行電鉄東横線にてステンレスカー使用開始
画像wikipedia
昭和31年度第25回 日本国有鉄道監査委員会審議 11/29
議 題
  1. 無賃パスについて
  2. 収益の増加方策について
高松駅、四鉄庁舎改築工事 11/
高松駅本屋は老朽化しており、高松筏橋駅本屋もきわめて狭あいで、白蟻の被害もあることから高松桟橋駅の位置に駅舎を統合改築することとなった。都市計画の関係から四鉄庁舎と分散している周辺の事務所も、これを機として駅本屋と統合改築する事が理事会で決定
地上5階建、鉄筋コンクリート造で総額約3.6億円(うら利用債6300万円)で、とりあえず2階建の建物を34年10月ごろまでに完成する予定
貨物等級制度専門委員会設置 11/
国鉄の現行運賃制度について、あらゆる角度から再検討を続けている 「運賃制度調査会」では、かねてから貨物部会内に等級制度専門委員会を設置することについて準備を進めていたが、近々委員その他の決定を見る事となり、注目の貨物等級に関する検討が行われる遅ぴとなうた。
魚梁瀬森林鉄道 6m道路が完成。また竹屋敷線の軌道撤去・車道化も行われる


乗車券類委託発元規程を一部改正(公示四二七号)12/1
焼津発 汐留、東京市場着となる車扱による蒲鉾等に対し三月末日まで責任トン数付運賃割引(公示四二六号)12/1
車扱による呉発高級仕上鋼板及びみがき帯鋼、江原及ぴ豊岡発わら縄に対し、着駅を定め三月末日まで責任トン数付運賃割引(公示四二八、四二九号)12/1
国鉄自動車 川丈線 西敷屋外二線五駅の駅名を改祢(公示四一二号)12/1
国鉄自動車 常野本線 常陸人子ほか二線四駅の業務取扱範囲を変更(公示四一三号)12/1
旅客及び荷物運送取扱細則を一部改正(達五九八号)12/1
連絡運輸取扱細則の一部を改正(達五九六、五九七、六〇五号)12/1
川崎駅 民衆駅落成 12/1
天王寺〜白浜口間準急気動車「きのくに」運転開始 12/1
キハ55×3両+キロ26×2両の5両編成 ただし運転開始当初は3等車のみ、途中停車駅は東和歌山・紀伊田辺のみ
天王寺〜白浜口間準急気動車「きのくに」運転開始
東急東横線 5200系営業運転開始 12/1

京都市営トロリーバス、西大路四条〜梅津間【延伸開業】12/1

京都市電梅津線 西大路四条〜梅津間を廃止し、トロリーバスに転換
トロリーバスの路線名を梅津線とする。トロリーバス梅津車庫設置
羽幌炭礦鉄道 築別〜羽幌間国鉄乗入れ開始 12/1
江ノ島鎌倉観光【駅名改称】 西方→湘南海岸公園 12/1
京阪本線 萱島〜寝屋川市間に寝屋川信号所開設 12/1
萱島車庫(現・寝屋川車庫)開設に伴う入出庫線が分岐 京阪本線 寝屋川車庫の使用を開始し
第4宇高丸の新造決定 12/2
国鉄では、連絡航路の輸送力増強並びに合理化を推進するため、宇高航路に宇高丸型、青函航路に十和田丸型の船舶、を計画していたが、資金事情その他のためとりあえず34.35両年度予算で第4宇高丸を新造することを理事会で決定
第4字高丸は、1,650トン、2,000馬力、12.5ノヅト、ワム24両と旅客500人を運ぶ新鋭船である
志免炭鉱払下げ反対全国集会開催に1万6千人参加 12/2
仙山線で交流電気車用金属整流器の試験 12/3〜12/13
近江鉄道本線、起業廃止の認可 12/3
三重交通 大口線廃止 12/3
専用線一覧についての一部を改正(通報)12/4
常磐線の電化工事 12/4
常磐線は柿岡の磁気観測所に大きな影響を及ぼすとの理由から立ち遅れていたが、交流電化の成功から地磁気観測の支障が回避されることから、交流方式で電化する事となり水戸市で鍬入式と起工式が行われた
上野・水戸間は35年秋、ついで1年後平まで開通の運びとなる予定で上野・藤代間は直流、藤代・平間は交流で。開通の暁は交直両用電車が運転されることとなっている
荒木運輸事務次官の勇退をめぐる人事異動が発令された 12/5
東京用品庫建設決定 12/9
現在の汐留・隅田川の二つの両用品庫は、その70%が耐用年数をこえ、かつ二つの用品庫がはなれているので、統合、近代化する事が検討されていたが、帝都高遠度交通営団から隅田川用品庫用地払下げの申出もあるので、約13.8万m2のうち4.23万m2を営団に売却、その用地代3.8億円余をもって総合用品庫を建造することを決定した
新・東京用品庫は約6.1億円で来年度から着工、35年9月には鉄筋4階建の近代化された総合用品庫として完成する予定
中央本線 豊田駅の営業範囲を変更(公示四三〇号)12/10
旅客及び荷物運送規則の一部を改正(公示四三七号)12/10
北海道内における・国鉄自動車定期旅客運賃を改訂(公示四三八号)12/10
国鉄自動車 路線名称の一部を改正(公示四三一、四四ニ号)12/10
国鉄自動車 札樽線十二軒通外一五線三四駅の駅名改祢(公示四三二号)12/10
国鉄自動車 札樽線外二二線に景勝園外三六駅を新設し、旅客の取扱を開始(公示四三四号)12/10
国鉄自動車 当別線月形市街・石狩川大橋間(三三粁)、西小川ロ・石狩当別間(一粁)、山梨線 新山梨・新山梨校前間(六粁)に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、当別線には石狩緑町外一八駅、山梨線には酪農道路、新山梨校前の二駅を設置し、旅客に限り取扱う(公示四四三号)12/10
駅勢報告規程を改訂(達六一四号)12/10
函館本線 石倉・落部間の線路変更による新設線路の使用を開始(達六一八号)12/10
函館本線【単線化】落部〜野田追 12/10
函館本線 石倉〜落部間線増使用開始 12/10
貨物運送事業の一部を改正(公示四四〇号)12/11
途中給水駅及びその給水両数についての一部を改正 12/11
昭和33年度122回 日本国有鉄道監査委員会審議 12/11
議題
  1. 昭和33年度上期 (9月末)決算について
  2. 経営管理組織 について
政府は、交通関係閣僚協議会において新幹線の建設について推進することを決定 12/12
政府では、国鉄の東海道広軌新幹線建設問題についてかねてから検討を行っていたが、交通関係閣僚協議会において新幹線の建設については異論なく強力に推進することを決定した
この問題は自動車道建設とからんで建設、運輸省の間で意見の食い違いが見られたが、大蔵、経企庁、運輸、建設など関係閣僚協議会においては、たとえ道路が建設されたとしても新幹線の建設は必要であるという事が再確認されるに至ったもの、今後は両者併行して具体化に努める事となったものである
lor="yellow">連絡運輸取扱細則の一部を改正(達六ニー号)12/15
旅客及び荷物輸送手続の一部を改正(達六二五号)12/15
東北本線 宇部宮・宝積寺間に蒸気機関車及ぴ電車による運転を開始(達六二六号)12/15
東北本線【直流電化】宇都宮〜宝積寺間 12/15
国労は新賃金につき公労委に調停を申請。公労協各組合も順次申請。全逓の申請は会長預りとなる 12/15
貨物輸送近代化を推進 12/16
国鉄は貨物の大集配制の実現に踏み出すこととなり、理事会において貨物輸送の近代化の推進について検討が行われた
小口及ぴ車扱の集的輸送制度の改善、設備の近代化。営業体制の整備等貨物愉送の全面的な変示を意味する近R化の推進についてその方針が検討された
国労 調停を申請 12/15
東海道本線 辻堂〜茅ヶ崎間で電車用歯車試験 12/16〜12/18
旅客及び荷物運送手続を一部改正(達六三五号)12/19
東海道新幹線は早期に着工し短期間に完成が望ましいとの交通関係閣僚協議会の決定について閣議で承認 12/19
西武新宿線【複線化】柳瀬信号所〜所沢駅間 12/19
国有鉄道線路名祢の一部を改正(公示四四四号)12/20
倉吉線 関金駅から山守訳に至る鉄道建設工事(四・八粁)が完成したので、泰久寺、山守の二駅(何れも駅員無配置)を新設し旅客の取扱開始。(公示四四五号)12/20
大湊線 野辺地・有戸間に北野辺地駅を新設し、旅客の取扱を開始(公示四四六号)12/20
汐留外一〇駅発 小口混載貨物に対し、着駅を指定し四月末日まで責任トン数付運賃割引(公示四五二号)12/20
国鉄自動車 戸蔦線 十勝清川〜中太平〜戸蔦間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、西美栄外六駅を設置し、旅客の取扱を開始(公示四五四号)12/20
防衛大学学生、生徒の年末年始帰省旅行の便を図るため、京浜急行電鉄株式会社線浦賀駅と一月七日まで一時限り連絡運輸の取扱(達六三二号)12/20
秋田鉄道管理局事務所竣工 12/20
大湊線【新駅開業】北野辺地 12/20
倉吉線【延伸開業】関金〜山守(4.8km。旅客営業のみ)12/20
【新駅開業】泰久寺、山守
乗車券類 委託発売取扱細則を一部改正(達六三九号)12/22
東海型電車サロ95形2両ステンレス鋼試作卓の展示 12/22
交通調査懇談会設置 12/22
運輸省では。総合的な交通政策を確立するため、運輸大臣の諮問嶺関として、交通調査懇談会を設置し、初会合を行った
懇談会は日本航空ピル杜長の秋山竜氏を座長とし、学識経験者。行政機関、政府関係機関の代表者等が網羅され、国鉄からは滝山審議室長が参加している
山陽線電化理事会で決定 12/23
姫路〜岡山間に加えて、下関〜小郡間、宇野線電化を地元の要望により実施する
日光線の電化工事 12/24
日光線は、十河総裁出席のもとで起工式が行われた。この40.5キロ直流電化工事は34年10月営業開始を目途に着工されたが、電化完成の暁は日光線の定期列車は電車となり、上野から大部分が直通、40分運転時分が短縮され.東京地区からの日帰り客に便利となるばかりでなく、豪華編成列車の運転も計画されており.世界的観光地にふさわしい輸送体制が完成する
旅客及ぴ荷物運送取扱細則の一部を改正(達六四四号)12/24
京阪京津線 大津線車両のうち急行車用26両に暖房器を新設 12/24
羽越本線 砂越・酒田間に東酒田駅を設置し、旅客、手荷物及び小荷物の取扱を開始(公示四五〇号)12/25
常磐線 松戸〜馬橋間にある北松戸仮駅を駅に昇格し、常時旅客を取扱う(公示四五一号)12/25
連絡運輸規則、同取扱細則の一部を改正(公示四五七、達六四○号)12/25
羽越本線 【信号場→駅】東酒田 12/25
常磐線【常設駅化】北松戸 12/25
昭和33年度124回 日本国有鉄道監査委員会審議 12/25
当面の諸問題について
私鉄7社運賃値上 12/26
政府の経済政策の影響で長い間ストヅプを食っていた大手筋私鉄13社の値上げは、対象とする会社及び時期等についてようやく結論をえて、まず方針通り年内認可、来春実施に踏切ることとなり、東武、京成京王帝都、名鉄、京阪、阪神。西鉄の7社の運賃値上げを認可した
値上げ率は7社平均17.27%、最高は京阪20.8%、最低は名鉄の14.1%で。このうち東武、阪神は運輸審議会の答申通りとなり他はまだ合理化。節約を行い得るとみて答申をやや下回った。残り6社については近く認可の運びとなる模様
大和鉄道【廃止】休止中の田原本〜桜井間 12/27
国鉄年末輸送 帰省客とスキー客、東京駅に15万人、上野駅に18万人、新宿駅に85万人で前年比1、2割増 12/30
34年度国鉄予算案閣議決定 12/31
国鉄では34年度予算の第1次査定に伴い,運輸省を通じ経営費80億円、工事費265億円の復活要求を行っていたが、閣議で政府案が決定した
損益勘定は3586億円(33年度に比し8億円増)、工事勘定は新線建設費95億円(5億円増)、東海道幹線増設費30億円、改良費990億円(億18増)計1115億円(53億増)。 経営費は役職員給与1297億円(81億増)動力費405億円(5億減)、修繕費501億円(8億減)、業務費325億円(21億増)等の2711億円(110億増)となっている

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鉄道に関する事件・事故 昭和33年後半

東海道線六甲道駅付近踏切で快速電車が神戸市パスと接触、死者4名、重軽傷11名を出すという事故が発生 8/12
米軍トレーラー、機関車と衝突 8/14
14時2分、山陽本線南岩国から川下信号場間の第3種踏切り(菊池踏切)で、博多発京都行きの特急かもめC624牽引、(10両編成)6列車が時速約 75 kmで力行運転中、第57列車とすれ違った直後、第3種踏切(警報器動作中)に進行右側から米軍のトレーラートラックが進入、機関助士が約40m手前で発見、直ちに機関士も急停車の処置を取るが及ばず、これに衝突、トレーラーは50m引きずられて大破、かもめ側も牽引蒸気機関車は進行方向左側の築堤に転落、1両目客車も脱線し「く」の字状に転覆した。また後続の客車2両も脱線し。旅客64(42)名、職員(機関士)が重傷(重傷2名、軽傷4名の記述もあり)する大事故となった。下り線は23時20分、上り線は翌5日1時35分それぞれ開通。なお、この事故により車両の損害3,010万円、復旧費268万円、線路の損害216万円、そのほか信号・見舞金、急行払戻料金などを含めて総計3,562万円の損害を生じた。原因はトレーラーが下り貨物列車の通過後、引き続いて上り特急列車が通過する警報が出ていたのを無視して横断を強行したため。また踏切には遮断棒がなく事故現場が緩やかなカーブであったのも災いした
東北線古河付近踏切で急行津軽号がトラックと衝突 8/15
瀬棚線、丹波駅付近で、普通列車(2連)とトラックが衝突、トラックは大破、列車も2両とも脱線横転.60人重軽傷 8/19
山陰線で貨物列車脱線 8/29
山陰線上りで貨物列車が揖屋駅構内で脱線・横転、原因はポイントの切替ミス
空砲のつもりが実弾、女子高生死亡 9/7
埼玉県ジョンソン基地で午後1時55分頃、休憩中の米兵が西武線電車に向けてカービン銃を発砲、進行中の西武電車にあたり乗客の女子学生が死亡 関連→34/5/11
台風で不通 9/26
北伊豆にある狩野川の氾濫により三島・沼津付近の東海道線を障害、鶴見川・六郷川の溢水で東京〜横浜間の幹線列車と通勤電車全部が約2日間全く不通となった。伊藤線も一部不通
京浜急行、タクシーと衝突 10/15
京浜急行、六郷土手駅付近の西六郷踏切で、タクシーと衝突、タクシーは大破、乗っていた運転手含む4名が死亡、原因はタクシー運転手の確認ミス
東海道線、トラック転落事故 10/18
東海道本線、蒲原〜岩淵駅間を走行中の急行「あかつき」(上り列車)に雨でスリップした日本急送のトラックが、国道1号線、五見坂から5m下の線路へ転落、激突された客車の5〜13両目の窓ガラスが破損、25人が割れたガラスなどで軽い怪我
バスと貨物列車が衝突 11/16
勇網線、湧別〜中湧別間7号踏切で、下り貨物列車と北紋バスが衝突、バスの乗客17人重軽傷
横浜市電火災 11/18
横浜市電の運転台付近から出火、乗客が窓を壊して脱出しようとするなどで混乱、13人が負傷
特急オート3輪と衝突(当時はオート3輪が急速に普及し他が、事故もこれに連れて増大していました。) 11/24
名鉄本線、一ツ木駅の構内踏切で特急と一時停止を怠った塗料満載のオート3輪が衝突、積載していたシンナーが原因で大破した3輪が炎上、車両2両が全焼、運転士ら3人が死亡、29(36人の記述もあり)人が火傷
オート3輪と東海道線電車衝突 12/6
東海道本線、吉原駅近くの田子の浦踏切で、上り沼津行き電車が、オート3輪と衝突、3輪は大破し電柱をなぎ倒す結果に
特急〈あさかぜ〉個室に強盗 12/18
東京駅発車直後に個室に若い男が押し入り、車内で読書中の会社重役を軽便かみそりで脅したうえ縛り上げて監禁、二万円入りの財布、腕時計、カメラなどを奪って横浜駅で逃走。十日後に犯人は逮捕されるが、国鉄は私服公安官の警乗強化など対策に追われることに

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世相 昭和33年後半

官公労、組織解体方針之決定 7/2
炭労第20回定期大会 7/2〜7/4
最高裁、兵庫県西淡町の山林組合員20人に対し「村八分は犯罪」とした2審判決を支持し、上告棄却 7/3
日本電波塔会社、NHK・日本教育・富士の各社とテレビ塔(東京タワー)使用契約に調印と発表 7/4
総評第11回幹事会、勤評問題7/4
在ソ大使館の都村公使は、ジミャーニン極東部長に対し、未帰還者訂正名簿を提出すると共に未帰還者調査について申入れ 7/4
干害応急対策実施要綱、閣議決定 7/4
昭和33年産米の集荷について、閣議決定 7/4
郵政省令第18号 電話加入権質に関する臨時特例法施行規則 7/4
アラビア石油が、クウェート国王と油田開発利権協定に調印 7/5
大相撲が6場所制になり、初の名古屋場所 7/6
第29特別国会閉会 7/8
全逓第10回定期大会 7/8〜7/12
三鉱連、機械導入に伴う完全雇用協定に調印 7/9
市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律(昭和33年法律第166号)7/9
カナダのディーフェンベーカーが、アメリカのアイゼンハワーが米加共同防衛委員会を設立することで合意
東ドイツで、社会主義統一党第5回党大会が開かれる。ウルブリヒトの主導が確立 7/10
池田勇人、自民党総裁に参戦 7/10
繭糸価格の安定に関する臨時措置法(昭和33年法律第167号)7/10
労働省「昭和32年労働の分析」を発表 7/11
建設省「建設白書」発表 7/11
外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律(昭和33年法律第168号)7/11
経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律(昭和33年法律第169号)7/11
お年玉つき郵便葉書等の発売に関する法律の一部を改正する法律(昭和33年法律第170号)7/11
政令第216号 台風常襲地帯の指定基準に関する政令 7/11
総理府令第59号 台風常襲地帯の指定基準に関する政令第1号に規定する期間を定める総理府令 7/11
総評、日中関係打開労働者大会 7/12
中国からの最後の引き揚げ船第21次船白山丸舞鶴入港。共産党関係の密出国者58人が逮捕 7/13
ファイサル国王(Faisal I)が殺害される。23歳(誕生:1935/05/02)。イラクでクーデターが成功し、共和国革命が成功 7/14
共産党、椎野悦郎らを除名 7/14
アメリカ海兵隊がレバノンに上陸 7/15
合化労連第16回大会 7/15〜7/18
人事院は公務員の初任給引上げと給与体系の調整による2%の給与引上げを政府と国会に勧告 7/16
人事院、国家公務員給与で勸告 7/16
全炭鉱第5回定期大会 7/16〜7/19
全専売第11回大会 7/16〜7/19
イラク革命の波及を防ぐ目的で、イギリスがレバノンに派兵 7/17
英軍、ヨルダンに進駐 7/17
都市交通第12回大会 7/17〜7/18
王子製紙労組が、賃上げを要求して無期限ストに突入 7/18
共産党、全学連グループ幹部除名 7/18
山陰・北陸豪雨・死者含め不明128人 7/18
全国一般合同第4回大会 7/19〜7/20
西鉄の西村貞朗投手が、対東映戦でプロ野球5人目の完全試合を達成 7/19
カンボジアが中国を承認 7/20
共産党が第7回大会を開催。党章未決定。中央委員会議長-野坂参三、書記長-宮本顕治 7/21〜8/1
太田薫が総評議長に選出 7/21
総評第10回定期大会。執行部が国労の藤林あっせん案受諾を支持したことについて論議。生産性向上運動に対するたたかいに重点をおいた運動方針を決定。議長-太田薫、事務局長-岩井章 7/21〜7/24
第39回芥川賞に大江健三郎「飼育」、直木賞に山崎豊子「花のれん」、榛葉英治「赤い雪」が決定 7/21
政令第226号 臨床検査技師等に関する法律施行令 7/21
厚生省令第24号 臨床検査技師等に関する法律施行規則 7/21
政令第227号 証人等の被害についての給付に関する法律施行令 7/22
法務省令第43号 証人等の被害についての給付に関する法律施行規則 7/22
東海、関東に台風11号が襲い、21人が死亡 7/23
日本貿易振興会が設立 7/25
無名戦没者の墓(仮称)鍬入れ(千鳥ヶ淵) 7/28
日教組第18回臨時大会、勤評反対闘争方針 7/28
全繊同盟第13回大会 7/28〜7/31
紙パ労連第20回大会 7/28〜8/1
ソ連で、カルムイク自治共和国が復活 7/29
人事院、昭和32年度国家公務員懲戒処分結果発表 7/29
未帰還者留守家族対策閣僚懇談会(第三回会談)未帰還者の一斉調査について申入れ 7/29
アメリカ航空宇宙局(NASA)の設置法が成立 7/30
全電通第11回大会 7/30〜8/4
日教団連第2回大会 7/30〜7/31
運輸省令第32号 ユース・ホステル整備費補助金交付規則 7/30
フルシチョフらが北京を訪問 7/31
スコールズ(Scholes,Percy Alfred)没。81歳(誕生:1877/07/24)。音楽作家。百科事典編集 7/31
文部省令第19号 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律施行規則 7/31


共産党大会、党章不採択で閉会 8/1
日本対がん協会設立 8/1→
日本ビクターが初の国産ステレオレコードを発売 8/1
北朝鮮で農業共同化が完了 8/2
原子力潜水艦ノーチラス号が北極点の下を航行
原子力潜水艦ノーチラス号が北極点の下を航行 8/3
画像 wikipedia
中国を訪問中のフルシチョフ首相と毛沢東・周恩来が共同声明を発表し、アメリカのレバノン派兵を非難 8/3
共産党中央幹部会員選出結果発表 8/3
台東区で、車の通行を締め出した児童遊戯道路が開設 8/3
全電通大会、執行部総辞職し休会 8/4
京大登山隊が、ヒマラヤのチョゴリザ(7654M)に初登頂 8/4
法務省・通商産業省令第 1号 水洗炭業者保証金規則 8/4
通商産業省令第86号 水洗炭業に関する法律施行規則 8/4
全電通大会、執行部総辞職し休会 8/4
全化同第7回大会 8/4〜8/7
第一物産と三井物産が合併契約に調印 8/5
コロンビアで、自由党のリュラス・カマルゴが大統領に就任 8/7
総評第1回幹事会、秋闘方針決定 8/7
アメリカの原子力潜水艦ノーチラス号が、北極潜航横断に成功 8/8
王子製紙苫小牧に第2組合結成 8/8
文部省令第21号 義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律施行規則 8/8
国連緊急総会開く、中東問題 8/9
国連が核実験の悪影響を示唆する報告書を公表 8/10
全逓労組による時間外勤務協定締結拒否に伴い、暑中見舞い・中元小包の増加が加わり郵便が遅配と新聞に 8/10
広島・東京間平和行進、東京着 8/11
官公労第10回定期大会、組織を解体し単産ごとに総評加盟へ 8/11
羽田発名古屋行きの全日空ダグラスDC3型旅客機、伊豆下田沖で墜落。乗員・乗客33人死亡 8/12
エンジンが故障をおこし、羽田に引返す途中、墜落したものであり、木星号以来の大事故として政府でも事態を重視し、事故防止をはかるため航空事故対策委員会を設置
原水禁第四回世界大会開会、東京 8/12
原水爆禁止日本大会 8/12〜8/14
徳島ラジオ商殺し事件で、人権擁護局が調査を開始 8/12
アメリカ海兵隊がレバノンから撤退 8/13
原子物理学者 フレデリック・ジョリオ=キュリー(Joliot-Curie,Jean Frederic)没 8/14
総評が、教員の勤務評定に反対して、勤評反対・民主教育を守る国民大会を開催 8/15
営業用として初めてのジェット機が大西洋を飛行 8/15
総評、勤評反対民主教育を守る国民大会 ・和歌山 8/15〜8/16
第4回原水禁禁止世界大会・東京 8/15〜8/20
日教組 和歌山で開催の勤務評定阻止全国大会の後、参加者と右翼および警官隊の間で衝突流血事件 8/16
スイスから誘導弾エリコンが横浜に到着するが、労組が荷役を拒否 8/17
北戴河で中国共産党中央政治局拡大会議が開催される。人民公社の設立などが決定 8/17
作曲家 シュミット(Schmitt,Florent)没 8/17
社会党、和歌山乱闘調査結果に基づき警察非難声明 8/17
オウム真理教教祖麻原彰晃(松本智津夫)の妻となる松本知子が千葉県に誕生 8/17
神宮プールで行われた日本選手権の200メートル自由型で山中毅が2分3秒3の世界新記録を達成 8/17
ラオスで、プイ・サナニコーンが首相 8/18
市川雷蔵主演の映画「炎上」が封切り 8/19
総評中央討論集会 8/19〜8/20
王子製紙第1、第2組合が衝突 8/19
インドの労働組合運動の創始者 B・P・ワーディアー没。76歳(誕生:1882) 8/20
全農林第8回大会、連合解体 8/21
エリコン荷上阻止共闘会議、6500人動員で阻止を決定 8/21
国連緊急総会、中東問題でアラブ10力国提出決議案可決閉会 8/21
全国セメント第13回大会 8/21〜8/23
東京都江戸川区で、小松川高校定時制2年の女子高生太田芳江が絞殺死体で発見される(小松川事件)。犯人は同校1年の18歳の朝鮮人生徒の李珍宇 8/21
総評第10回定期大会 8/21〜8/25
アメリカが、10月以降1年間の核実験停止を発表 8/22
全農林単一結成大会 8/22〜8/24
当面の乳価対策について、閣議決定 8/22
大蔵省令第42号 経済基盤強化資金事務取扱規則 8/22
「即席チキンラーメン」を発売
人民解放軍が金門島、馬祖島に砲撃を開始 8/23
中共軍金門島攻撃 8/24
全林野第8回大会 8/24〜8/26
経済企画庁「経済白書」発表 8/25
自治労第6回大会 8/25〜8/28
日清食品が、お湯をかけて3分間で食べられる「即席チキンラーメン」を発売する。以後爆発的な人気となる 8/25
画像 wikioedia
作曲家 ヴォーン・ウィリアムズ(Vaughan Williams,Ralph)没 8/26
首里高校が持ち帰った甲子園の土が、植物防疫法に触れるとして那覇港で海中に捨てられる 8/26
アメリカの物理学者 ローレンス(Lawrence,Ernest Orlando)没 8/27
日教組第17回大会再開、書記長 宮之原貞光 8/27
全労働単一結成大会 8/27〜8/29
ワシントンで、対インド債権国会議第1回会議が開かれる 8/28
鉄鋼労連第13回臨時大会 8/28〜8/29
中国共産党が、人民公社設立を決議 8/29
ロンドンのノッティングヒル地区で人種暴動が起こる 8/30
全駐労臨時全国大会、スト権確立>8/30
政令第256号 鉄道軌道整備法施行令 8/30
大蔵省令第45号 特別調達資金債権管理事務取扱規則 8/30
駐労臨時大会、スト権確立 8/31


アメリカで国防教育法が制定 9/2
公共事業費の繰上げ実施状況等について、閣議決定 9/2
チリで、保守・自由の右派政党がアレサンドリを大統領に擁立 9/3
金門島事件で、アイゼンハワー大統領が、台湾防衛のためにアメリカ軍出動の可能性があることを中国に通告 9/4
中国が領海12カイリの声明を出す 9/4
勤評闘争でスト決定 9/4
日銀、公定歩合1%引下げ決定 9/4
全学連第12回臨時大会 9/4〜9/5
原水爆禁止日本協議会の安井郁理事長が、57年度国際レーニン平和賞を受賞 9/5
日本・パキスタン間貿易取決め調印(東京) 9/5
文部省が道徳教育指導者講習会を強行開催 9/6
文部省の道コ教育講習会総評、日教組がピケ 9/6
稲垣浩監督の「無法松の一生」がベニス国際映画祭でグランプリを受賞 9/7
北朝鮮の金日成が、在日朝鮮人の帰国を歓迎すると発言 9/8
京都市の生長の家道場で床が抜け、39人が負傷 9/8
ソ連引揚第16次(樺太再開第五次)舞鶴受入れ最終船白山丸入港 9/9
今後の経済の見通しと経済運営の態度、閣議決定 9/9
水質汚濁防止対策要綱、閣議決定 9/9
最高裁が、共産圏渡航者の旅券制限に合憲判決を下す 9/10
小西六 人員整理争議ロックアウト 9/10
ダレス・藤山会談で、日米安保条約の改定が合意 9/11
外務省が10万人の海外移住5ヵ年計画を発表 9/11
総評第2回幹事会、評闘争対策 9/12
インドネシアで、国民評議会が指導民主制構想を公表 9/13
農林省令第41号 農林漁業団体職員共済組合の財務及び会計に関する省令 9/13
総評第4回拡大幹事会、警職法改正反対闘争方針 9/14
世田谷区が、祭りから愚連隊を締めだすために神輿を中止 9/14
日教組第19回臨時大会、国際自由労連脱退 9/14〜9/16
台湾海峡問題で、中国とアメリカがワルシャワで会談 9/15
総評・日教組が、勤評反対第1次全国統一行動を行う 9/15
日本労働協会創立 9/15
全日自労第13回大会 9/15〜9/18
全鉱連第30回大会 9/16〜9/19
訴願制度の改正について、閣議決定 9/16
大蔵省令第49号 特定の出納官吏の出納保管に関する特別取扱規則 9/16
文部省が小中学校の「学習指導要綱」で、儀式での日章旗掲揚と「君が代」斉唱を強調 9/17
総評中央賃金討論集会 9/17〜9/19
厚生省令第27号 予防接種実施規則 9/17
関東経営者協会臨時総会 9/18
カイロで、アルジェリア臨時政府が樹立 9/19
巨人軍の長嶋茂雄三塁手が、一塁ベースを踏みわすれて幻の本塁打となる 9/19
中国人民解放軍が下放を指示 9/20
三菱ボンネルが新合成繊維ボンネルを発売 9/20
民放労臨時大会 9/21〜9/22
社会党機構改革案なる 9/22
レバノン政府軍司令官のフアード・シハーブが大統領に選出 9/23
大分沖で貨物船「津久見丸」が沈没し、12人が行方不明 9/23
モーリタニア・イスラム共和国が成立 9/25
全駐労・日駐労、解雇反対で全国一斉4時間スト 9/25
全逓は国際労働機構に日本政府の結社の自由侵害を訴える 9/25
電労連第5回大会 9/25〜9/26
全電通第11回大会再開 9/25〜9/29
炭労第21回臨時大会 9/25〜9/30
ビルマで軍部クーデターが起こり、ネ・ウィン政権 9/26
社会教育法等の一部を改正する法律案要綱、閣議決定 9/26
狩野川台風により静岡県の狩野川は10余箇所で決壊、氾濫 9/26
音楽批評で作曲家 サラサル(Salazar,Adolfo)没 9/27
台風22号(狩野川台風)が中伊豆を襲い、死者1189人、家屋全壊流出が1044戸にのぼる 9/27
フランスで国民投票が行われ、大統領の権限を強化した第5共和国憲法が承認 9/28
全逓、ILOに団結問題で提訴 9/28
名古屋駅西の商店街で火災があり、96店舗が全半焼 9/28
政令第279号 お年玉付郵便葉書等に関する法律施行令 9/29
第30臨時国会召集 9/29
ソ連が核実験を再開 9/30
アーカンソー州知事が、リトルロック高校を閉鎖 9/30
傷病恩給症状等差の調査に関する専門調査会報告書 9/30
総評第3回拡大幹事会、勤評闘争 9/30
窒素水俣工場が、廃水の廃水毛色を水俣湾から水俣川河口へ変更、被害が拡大する。 9/
全国の死亡・不明1269人 9/


アメリカでNASAが発足 10/1
近衛正子氏が夫の近衛文隆氏の遺骨引取りのためソ連へ向けて出発(10.16帰国) 10/1
ギニアが独立を宣言し、共和国となる 10/2
日米安保条約改定交渉が始まる 10/4
日米安保条約改定交渉開始 10/4
全国金属第9回定期大会 10/4〜10/6
フランスで新憲法が発布され、第5共和制が発足 10/5
栗林義信が、ヴィオッティ国際声楽コンクールで金メダルを受賞 10/5
海員第17回定期大会 10/5〜10/9
全駐労第2波24時間スト 10/6
パキスタンで、アユーブ・ハーンが指導するクーデターが起こる 10/7
社会党、警職法改正に反対表明 10/7
政府が、警官の権限を大幅に強化する警察官職務執行法改正案をまとめ、労働運動対策として国会に提出 10/8
警職法(警察官職務執行法)改正案を国会の提出 10/8
ローマ教皇 ピウス12世(Pius XII)没 10/9
岸首相が、アメリカNBC放送の記者と会見し「憲法9条廃止の時」と発言 10/9
警職法審議を巡って国会の運営ストップ、社会党労組協力会議は同法改正に反対の共同声明 10/9
プロ野球巨人軍の長嶋茂雄が新人王を獲得 10/9
東京地評、警職法改正反対で「非常事態宣」発す 10/10
厚生省創立20周年記念式典(新宿御苑) 10/10
ドイツの詩人で、東独の文化相をつとめた ベッヒャー(Becher,Johannes Robert)没 10/11
全郵政従組結成大会 10/11
大蔵省令第54号 国家公務員共済組合法施行規則 10/11
警職法改恐反対国民会議結成 10/13
三洋電機、労組結成を認めず 10/13
社会党・総評など65団体、警職法改悪反対国民会議の結成会議を東京四谷の主婦会館で開催 10/13
和歌山日教組第5波実力行使 10/13
日教組臨時大会。警職法改悪・勤務評定反対闘争方針決定。国際自由労連から脱退を決定 10/14〜10/15
全映演第15回定期大会 10/17
共同製本解雇反対争議に暴力団 10/17
日経連臨時総会 10/17
東京大空襲で焼失した浅草寺の本堂が再建 10/17
同和問題閣僚懇談会設置 10/17
総評、警職法改正反対国会陳情 10/18
警職法改正反対で文化人らも声明 10/18
日教組教育以程研究大会開催 10/18
フラフープが日本に上陸して遊びかたが披露 10/18
社会党第1回中央委 10/18〜10/19
タイで軍部のクーデターが起こり、タイム内閣が倒れサリット将軍が軍事政権を樹立 10/20
政令第291号 工業用水道事業法施行令 10/20
紙パ労連、王子争議支援時限スト 10/21
巨人軍の川上哲治が引退 10/21
鐘紡合理化案妥結「労使共同発表」 10/21
総同盟第13回大会 10/22〜10/25
松川事件の無実を訴えるため、松川事件対策協議会が主催する「松川大行進」仙台出発 10/22
日本水素合理化反対無期又スト突入 10/22
日本初の長編アニメ「白蛇伝」が公開 10/22
土建総連第7回大会 10/22〜10/23
ダレスと蒋介石が共同声明を発表し、中国本土への武力反攻を否認 10/23
ソプラノ歌手の今井久仁恵が日本人で初めてメトロポリタン歌劇場と専属契約を結ぶ 10/23
新産別第10回大会 10/23〜10/24
イギリスの哲学者 ジョージ・エドワード・ムーア(Moore,George Edward)没 10/24
政府は警察官職務執行法の改悪案を国会に提出 10/24
総評第11回臨時大会、警職法改悪反対闘争方針決定 10/24
繭糸価格の安定について、閣議決定 10/24
総評第11回臨時大会。警職法改悪反対闘争方針を決定 10/24
通商産業省令第118号 工業用水道事業法施行規則 10/24
通商産業省令第119号 工業用水道施設の技術的基準を定める省令 10/24
警職法改悪反対国民会議結成。社会党、総評をはじめ非常にくの団体が参加。大部分の地方組織には共産党も参加 10/25
警職法改悪反対国民大会、各地で 10/25
近江絹糸労組統一大会 10/25
中国軍が、北朝鮮からの全面撤退を完了 10/26
西ドイツ経済相が記者会見で、日本の低賃金は脅威であると述べる 10/27
政府、警職法について「乱用の心配はなく、政治ストは行き過ぎ」と声明 10/27
総評、生活と権利を守る国民大会 10/28
総評第3次統一行動、警職法で抗議集会・時限ストなど実施 10/28
日教組勤評闘争第2波、群馬・高知スト10割休暇 10/28
日ソ、バーター協定調印 10/28
ソ連の作家パステルナークがノーベル賞を辞退 10/29
明治神宮新社殿が完成 10/29
文化財保護委員会、天然記念物「とき」・「こうのとり」等絶滅危惧の野鳥保護に乗り出す 10/29
全労会議第5回大会 10/29〜10/31
鐘紡合理化協定調印 10/30
合化労連第17回大会 10/30〜10/31
ジュネーブで、核実験停止に関する米英ソ3国会議が開幕 10/31
橋本忍作、フランキー堺主演のテレビドラマ「私は貝になりたい」が放送され、大反響を 10/31


小型船海運組合等の助成のための関係法律の整備に関する法律(昭和33年法律第171号)11/1
アメリカの中間選挙で、民主党が勝利 11/4
自民党が、警職法改正案の成立を目指して衆議院本会議で会期延長を抜き打ち強行採決 11/4
自民党、衆議院本会議で会期の30日延長を抜き打ちで強行採決、社会党は議決無効を主張、8日以降審議拒否 11/4
政令第303号 調理師法施行令 11/4
政令第307号 電波法関係手数料令 11/4
警職法改正反対闘争、国会抜き打ち会期延長で激化。 11/5
国会両院の審議ストップ 11/5
警職法改悪反対統一行働、53組合400万が参加 11/5
紙パ労連第21回臨時大会、王子争議同情スト第2波を決定 11/5
総評第5回幹事会、第5次統一行動を協議 11/6
譬職法改悪反対国民会議、会期延長を認めない国民集会 11/7
社会党の登院拒否で国会交則化 11/8
慶應義塾創立百周年記念切手が発行される(10円) 11/8
慶應義塾創立百周年記念式典が天皇を迎えて日吉の慶應義塾記念館で行なわれ、天皇が祝詞を述べる 11/8
ソ連がベルリンの自由都市化を要求する。ベルリン危機が始まる 11/10
インドのグジャラート地方のバローダー近郊で油田が発見 11/10
文部省(現・文部科学省)教科調査官制度と視学委員制度を新設。現場への指導・助言の強化を図る 11/10
浅間山が大爆発 11/10
松川公判口頭弁論に諏訪メモ提出 11/10
国際自由労連、アジア繊維労働者大会(東京)11/10〜11/12
ソ連、経済7カ年計画発表 11/12
未帰還者一斉調査ポスター完成(全国に配布) 11/12
社会党第15回臨時大会。警職法改悪案を廃案にする方針を決定 11/12
総評、警職法反対全国討論集会 11/13
政府、ギニア共和国の承認を決定 11/14
全国労働組合生産性中央討論集会 11/14〜11/15
舞鶴地方引揚援護局が廃止 11/15
警職法改悪反対国民会議、民主主義を守る国民大集会 11/15
日紡貝塚バレー部が、4大タイトルを初めて独占 11/16
全日通第11回臨時大会 11/15〜11/16
スーダンで、イブラム・アブード将軍の無血クーデターが成功 11/17
紙パ労連王子争議支援時限スト 11/17
経済企画庁発表、昭和32年度国民所得10兆0464億円 11/17
政令第315号 産業教育手当の支給を受ける実習助手の範囲を定める政令 11/17
王子製紙苫小牧電源スト 11/18
洋画家 木村荘八、没 11/18
韓国で、農業共同組合中央会が発足 11/20
国際労働機構理事会は、被解雇役員が組合の運営に参加する権利を失うことは、結社の自由の権利に介入するものだと日本政府の注意を喚起することを決定 11/20
ILO理事会、公企体労組の権利侵害で日本政府?注意勧告を採択 11/20
共産党第3回中央委員総会、党生活確立に関する決議 11/20〜11/23
総評ILO条約批准声明 11/22
自社両党首会談で警職法改正案を審議未了とする話合いつく 11/22
社会党、会期延長無効 党声明 11/22
政府が国会に提出した警察官職務執行法改正案が、社会党、労組、学術団体などの強い反対運動で審議未了(廃案) 11/22
鈴木・岸会談。警職法改悪案を廃案にすることに妥協成立 11/22
総評、警職法改悪案撤回中央総決起大会 11/22
総評第6回幹事会、戦術協議 11/24
陸上幕僚監部井本熊男陸将、訪米視察中のシアトルで「日本の自衛隊に核兵器は必要」と語る。 11/25
全金融解散 11/25
総評第5次統一行勘、戦術転換 11/26
運輸相が、初めてのユース・ホステル建設地を発表 11/26
日教組第4次統一行動 11/26
埼玉県大里郡岡部町に隕石が落下する(岡部隕石)。重量は0.194キログラム 11/26
フルシチョフが西側3国と西ドイツに向けてベルリン問題について最後通牒をつきつけ 11/27
皇室会議、皇太子妃に正田英三郎日清製粉社長の長女、正田美智子を全員一致で承認(現皇后陛下) 11/27
国家公安委員会規則第 3号 検視規則 11/27
国家公安委員会規則第 4号 死体取扱規則 11/27
中国共産党8期6中全会が開催 11/28
労働省、昭和33年労働組合基本調整結果発表、組合員数688万、1581人で戦後最高 11/28
炭労長期計画協定闘争解決 11/28
王子製紙労組、中党委にあっせん案受諾回答 11/29
ウルグアイ総選挙でブランコ党が勝利 11/30
フランス総選挙でド・ゴール派が勝利 11/30
NHK技術研究所、国産初のビデオ・テープ・レコーダー(VTR)の試作機を完成、一般公開 11/30


1万円札発行、14色刷りで、絵柄は中央に法隆寺夢殿のすかし、右側に聖徳太子の肖像 12/1
1万円札発行、14色刷りで、絵柄は中央に法隆寺夢殿のすかし、右側に聖徳太子の肖像
無名戦没者の墓(仮称)は「千鳥ヶ淵墓苑」と正式呼称すること及び碑銘は掲示しないことと決定された 12/1
厚生省“厚生白書」を発表 12/1
10000円紙幣が発行される 12/1
新市町村建設促進法の一部を改正する法律(昭和33年法律第172号)12/1
河川法の一部を改正する法律(昭和33年法律第173号)12/3
「高知県教組、処分反対10割休暇 12/4
モスクワ芸術座が、新橋演舞場で公演を行う 12/5
国連総会が、1959年6月30日から1960年7月1日までを世界難民年とすることを決議 12/5
総評第7回幹事会、春闘方針決定 12/5
総評、1958年度賃金白書発表 12/5
中労委、王子製紙スト解除申入れ 12/5
国際電電第14回大会 12/6
東京タワーが公開 12/7
第30国会閉会 12/7
アクラで第1回アフリカ人民会議が開かれる 12/8
カイロで、第1回アジア・アフリカ経済会議が開かれる 12/8
神奈川県教育委員会と県教組が、勤務評定の「神奈川方式」を決める。文部省は反対 12/9
王子製紙争議145日目に解決 12/9
昭和34年度の経済見通しと経済運営の基本的態度、閣議決定 12/9
中国共産党第8次六中全会が閉幕 12/10
第31国会召集 12/10
総評第6次全国統一行動 12/10
日教組第5波全国統一行動 12/10
公労協年末闘争妥結 12/10
公労協各組合とも年末手当1.9カ月分で妥結、実力行使中止。全逓は郵政相との非公式話合いで同率獲得、超過勤務拒否中止
日共除名の全学連幹部が、共産主義者同盟(ブント)を結成 12/10
経済企画庁「国民生活白書」発表 12/11
鉱業法の一部を改正する法律(昭和33年法律第174号)12/12
鉱山保安法の一部を改正する法律(昭和33年法律第175号)12/12
厚生省令第46号 調理師法施行規則 12/13
物理学者。パウリの原理発見でノーベル物理学賞を受賞 パウリ(Pauli,Wolfgang)没 12/15
国労は新賃金につき公労委に調停を申請。公労協各組合も順次申請。全逓の申請は会長預りとなる 12/15
日教組小林委員長、高知県吾川村で父兄に暴行を受け重傷 12/15
一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律(昭和33年法律第176号)12/15
春闘共産委設置、60単産参加 12/16
砂川事件に東京高裁判決、公務執行妨害には無罪 12/16
劇作家 三好十郎、没 12/16
鈴木社会党委員長、副会主義強調の談話 12/17
昭和33年度の経済目標と経済運営の基本的態度、閣議決定 12/17
アイゼンハワー大統領が、大陸間弾道弾(ICBM)アトラスが地球を回る軌道に乗ったことを発表 12/18
名古屋のシンボルの金の鯱が完成 12/1/
昭和34年度予算編成方針、閣議決定 12/19
未帰還邦人の調査送還問題に関し、門脇大使よりソ連フィリュービン外務次官に対し申入れ 12/20
高知県教組、集団暴行事件上不当弾圧に抗議10割休假闘争 12/20
向坂九大教授、階級政党論で鈴木委員長談話に反論 12/20
社会党左派・総評首脳会合、国民政党論排撃を申し合わせ 12/21
国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律(昭和33年法律第177号)12/20
産業投資特別会計の貸付の財源に充てるための外貨債の発行に関する法律(昭和33年法律第178号)12/20
政令第337号 産業投資特別会計の貸付の財源に充てるための外貨債の発行に関する法律に基く外貨債の利子の非課税等に関する規定の適用を受けない者の範囲を定める政令 12/20
芝公園内に、東京タワーが完成し、完工式が行われる。高さ333M、総工費28億円
東京タワー
画像 wikipedia
フランス、ドゴール大統領が就任 12/21
ガーナのエンクルマ大統領がインドを訪問 12/22
社会党、文相不信任案を提出 12/22
芝公園内に、東京タワーが完成し、完工式が行われる。高さ333M、総工費28億円 12/23
全労、総評などに戦線統一を呼びかけることを決定 12/23
衆院本会議、文相不信任案を否決 12/23
国家公務員のための国設宿舎に関する法律の一部を改正する法律(昭和33年法律第179号)12/23
政令第341号 国家公務員宿舎法施行令 12/23
総評、全労の戦線統一提唱に対する態度を決定 12/24
韓国で、新国家保安法が強行裁決 12/24
10月1日現在総人口9200万と発表 12/25
司法試験法の一部を改正する法律(昭和33年法律第180号)12/25
公共用水域の水質の保全に関する法律(昭和33年法律第181号)12/25
工場排水等の規制に関する法律(昭和33年法律第182号)12/25
農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律(昭和33年法律第183号)12/25
賠償等特殊債務処理特別会計法の一部を改正する法律(昭和33年法律第184号)12/25
昭和三十三年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨による被害農家に対する米穀の売渡の特例に関する法律(昭和33年法律第185号)12/25
繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律(昭和33年法律第186号)12/25
住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律(昭和33年法律第187号)12/25
巣鴨刑務所出所第三国人の慰藉について、閣議決定 12/26
ソ連が、アスワン・ハイダムの建設援助協定に調印 12/27
欧州各国、自国通貨の交換性回復を発表 12/27
自民党反主流派の池田隼人ら3閣僚が辞任 12/27
国民健康保険法の改正で、国民皆保険となる 12/27
奄美大島の古仁屋港で大火。1628戸が焼失 12/27
地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律(昭和33年法律第188号)12/27
昭和三十三年七月、八月及び九月の風水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例等に関する法律(昭和33年法律第189号)12/27
厚生省令第53号 国民健康保険法施行規則 12/27
公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律(昭和33年法律第190号)
昭和三十三年九月の水害による公立の小学校及び中学校の施設の災害復旧に要する経費についての国の負担に関する特別措置法(昭和33年法律第191号)12/27
国民健康保険法(昭和33年法律第192号)12/27
国民健康保険法施行法(昭和33年法律第193号)12/27
政令第362号 国民健康保険法施行令 12/27
アメリカが、大陸間弾道弾アトラスの発射に成功 12/28
北ベトナム引揚に関する「ハノイ協定」に調印 12/28
黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」が公開
欧州通貨協定が成立し、欧州通貨が交換性を回復
米国関係戦犯83名が赦免されて、ここに戦争裁判受刑者として仮出所中の者全員が正式赦免となる。戦犯問題の一応の解決 12/29
自民党反主流派、刷新懇話会結成 12/29
日銀券発行高1兆円突破 12/30
帰省客とスキー客、東京駅に15万人、上野駅に18万人、新宿駅に85万人で前年比1、2割増 12/30

東海大学がFMの実験放送を開始 12/31
(治水事業5カ年計画及ビ其ノ実施方式ニ付テ)、閣議決定 12/31
笹子有料道路完成
山梨県大和村駒飼から大月市笹子町に至る延長3003mに笹子トソネル有料料道路が完成した。このトンネルの開通により甲府・東京間は御坂峠越えよりも30キロ、笹子峠越えよりも9キロ短縮となり、観光産業発展に大きな役割を果すこととなった

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昭和33年 ラジオ番組

ラジオ受信契約1481万

昭和33年 テレビ番組

私は貝になりたい/あんみつ姫/パパは何でも知っている/ロッテ歌のアルバム/遊星王子/やりくりアパート/月光仮面放映開始 wikipedia 月光仮面

昭和33年 CM&雑誌


アンクル・トリス(寿屋 現サントリー)/三木のり平の江戸むらさきシリーズ/リボンちゃーん(リボンシトロン)

昭和33年  漫画

月光仮面(桑田次郎画)/幕末風雲禄(つげ義春)/がんばれゴンベ(園山俊二)/etc

昭和33年 流行歌

だから言ったじゃないの/嵐を呼ぶ男/ダイアナ/星は何でも知っている/おーい中村君/からたち日記/無法松の一生/母さんの歌/有楽町で逢いましょう/泣かないで/どうせ拾った恋だもの/港町十三番地/りんご村から/ダイアナ/有楽町で逢いましょう/練監ブルース/君はわが運命/オンリー・ユー/ロリポップ/ボ・ラーレ/かわいいキャロル/想い出の指輪
ラ・バンバ

昭和33年 映画

洋画 十戒/ヴァイキング/大いなる西部/野ばら/愛情の花咲く樹/武器よさらば/老人と海/死刑台のエレベーター/悲しみよこんにちわ/女の一生/鍵/ぼくの伯父さん

邦画 駅前旅館/鉄道員/忠臣蔵/陽のあたる坂道/紅の翼/隠し砦の三悪人/明日は明日の風が吹く/風速40米/日蓮と蒙古大襲来/楢山節考/彼岸花/炎上/夜の鼓/裸の太陽/無法松の一生/裸の大将/張込み


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