昭和21年前半 鉄道ニュース
青函連絡船、青森に擱座中の第八青函丸浮揚(米海軍コンサーバー号応援のため12月20日青森着)1/1
近江鉄道【延伸開業】新八日市〜八日市間 1/1
【電化】近江八幡〜新八日市間京阪神急行電鉄京津線【駅営業再開】長等公園下 1/1
省電中央労組は東鉄局長に飢餓線突破資金職員1名1,500円、家族一名500円など6項目要求提出 国鉄省電争議 1/2〜4/20
阪神武庫川線【旅客営業休止】武庫大橋〜洲先間 1/5
広島電鉄宇品線 本線と宇品線の直通運転を開始 1/7
運輸省 鉄道運賃値上げ 1/9
石炭事情の好転により東海道・山陽本線を中心に14本の旅客列車復活,貨物列車増発1/11
国鉄労働組合仙台地方連合会結成 1/11
東鉄局長、省電中央労組に回答、はなはだ不満足。再要求 1/12
三土忠造、内務大臣兼任運輸大臣に就任 1/13
国鉄従業員組合準備会は国鉄単一労働組合準備会と改称 1/13
東鉄局長、省電中央労組に回答、やはり不満足 1/14
富山地方鉄道【営業再開】本線 南富山駅前 〜 富山駅前間 1/14
青函連絡船 1・2等のみ進駐軍専用として航送開始 1/15
御殿場線【新駅開業】大岡 1/15
四国鉄道局従事員連合組合結成 1/17
日本労働組合総同盟準備会発足。会長―松岡駒吉、総主事 原虎一 1/17
省電中央労組はデモで運輸相に飢餓線突破資金などを要求 1/19
青函連絡船、連絡船の塗装を平常に復した 1/20
中央本線【仮信号場→仮乗降場】富士見仮乗降場 1/21
省電中央労組の提唱で31組合代表有志、全国鉄単一労組結成準備大会開催。宣言・綱領などを採択 1/22
東京日比谷公園。省電中央労組を中心とし郡山工機部その他三一組合代表が参加して開催、宣言、綱領、要求事項などを決定。国鉄単一労組準備会も同時に同所で大会を開催省電中央労組に対し、当局回答 月中に現業三カ月分、その他二カ月半分の手当を支給 1/22
全国鉄単一労組準備会は結成大会決定の飢餓突破資金などの要求を運輸相に提出 1/24
鉄道博物館を運輸省から日本交通公社に移管,交通文北博物館と改称 1/25
村上義一、運輸大臣に就任 1/26
国鉄労働組合総連合会結成。組合員数50万8656人、国鉄従業員の96%を占有 1/27
関東地方労働組合協議会結成。反総同盟系 1/27
本省に各鉄道局の指導課長と組合の指導者を集め、職能別組合を示唆する「内面指導」を行った 【国労40年史では、「運輸省は本省に各鉄道局指導課長および各地方組合指導者を招集、組合結成の指導会議を開催したが流会」と記載されている】1/28
全国鉄単一労組準備会、当局側回答、きわめて不満足 1/28
(静岡鉄道駿遠線)鉄道免許状下付(榛原郡地頭方村〜小笠郡三俣村間) 1/28
住友鉱業が井華鉱業に社名変更 1/29
当局主導の指導会議に出席した組合指導者は安房鴨川に集合、全国組織を単一体にするか連合体にするかを討議したが結論を得ず、名古屋地連が準備して二月二五日に打合会を再開することに決定 1/30
全国鉄単一労組準備会はふたたび飢餓線突破資金などの要求を提出 1/30
十勝鉄道 河西鉄道合併→り十勝鉄道帯広部線 1/30
運輸省に運輸建設本部、東京ほか11地方建設部設置 1/31
連合軍専用列車東京〜門司間1005・1006列車 “AMED LIMLTED”運転開始 1/31東海道本線・山陽本線の東京駅〜門司駅間で、連合軍専用列車「Allied Limited」(1005・1006列車)の運転が開始された。下りは東京を夜に出発し、関西圏を翌朝通り、そして門司にはまた夜に到着するダイヤで、一部車両は門司駅から普通列車に併結されて佐世保駅まで足を伸ばした。なお上り列車は門司を朝に出発するが、佐世保発の車両は門司駅に深夜に到着してそこで一泊し、翌朝の列車に併結していた淡路鉄道 洲本 〜 岩屋間の鉄道建設申請書提出 1/
内務・司法・商工・厚生の四相は労働争議取締りの共同声明を出し、業務管理と暴力行為を不当とした 2/1
国鉄、石炭事情の悪化で時刻改正 2/1
通勤列車を中心に運転休止列車の一部復活 2/1
札鉄・名鉄で定期券登録制実施 2/1→3/1全国実施→24年5月廃止
樺太東線 日本の鉄道路線としては、書類上廃止 2/1
三菱石炭鉱業大夕張鉄道線【新駅開業業】(臨)第二農場前駅 2/1【駅名改称】農場前→第一農場前東京急行電鉄 (相模鉄道) 海老名駅から東急小田原線本厚木駅までの直通運転再開 2/1
京阪神急行電鉄京都本線【新駅開業】物集女(もずめ)東向日町〜桂間 2/1
長崎電気軌道 原爆で壊滅的被害を受けた長崎駅前 〜 浦上駅前間が復旧 2/1
連合軍最高司令官は労働争議について見解を発表し、警察の争議介入に反対した 2/2
全国鉄単一労組準備会、当局側回答、やはり不満足 2/2
青函連絡船、第十一青函丸 葛登志附近に坐礁 進駐軍、暁南丸に移乗(4日離礁、3月22日より就航)2/3
国鉄労働組合東京地方協議会結成、田端電力区、上野管理部組合の提唱による東鉄管内二六組合参加の共闘組織。飢餓突破資金1500円など11項目要求決定 2/8
国鉄東京地方27組合で国鉄労組東京地方協議会結成 2/8 近鉄南大阪線【再複線化】尺土〜高田町(現在の高田市)間
札沼線【営業再開】石狩当別〜浦臼間 (36.8km) 2/10【駅営業再開】石狩金沢・本中小屋・中小屋・石狩月形・札比内・晩生内・浦臼釧路埠頭倉庫 新富士〜埠頭間 専用鉄道開業 2/10
青函連絡船列車航送 2/11GHQの命令により、連合国軍専用列車の運転を上野駅〜札幌駅間で運転開始。この時青森駅〜函館駅間は、青函連絡船に客車を積み込ませて運行、初の客車航送となった。この列車は、後に「Yankee Limited」(北部特急)と命名されている豊橋交通東田本線 柳生橋支線全線復旧 2/13
西武農業鉄道 蔵野線【複線化】保谷〜田無町(現・ひばりヶ丘)間 2/14
国鉄東京地方協議会、飢餓突破資金獲得闘争。東京地方国鉄従業員大会開催し、3万人が参加。集会後、運輸相に要求書渡す 2/15
国鉄北海道従事員組合連合会結成 2/15
広鉄地方従事員組合連合会結成 2/15
京阪神急行電鉄戦争末期に運行を中止した急行の運行を再開。20分間隔で三条〜天満橋間82分 2/15
京阪神急行電鉄【駅営業再開】宇治線 御陵前 2/15
京阪神急行電鉄交野線【駅営業再開】中宮、星ヶ丘、郡津 2/15
上野駅〜青森駅(東北本線・福島駅経由)間に連合軍専用列車1101・1102列車を設定
下り列車は上野を朝発車、上り列車は上野に夜到着であったが両列車とも青森の発着時刻は深夜となった。また客車の一部を連合軍専用の青函連絡船に積み込み、函館から日本人が乗る列車にその客車を併結して札幌駅まで運行した奈良電気鉄道 進駐軍専用列車運転開始 2/17
新潟鉄道局管内国鉄従事員組合連合会結成 2/20
全日本産業別労働組合会議 (産別会議) 発起人会 2/20
国鉄従事員労働組合名古屋地方連合会結成 2/21
国鉄労組東京地方協議会、大臣交渉 2/20→交渉決裂 2/23
国鉄労組東京地方協議会、省電安全運転闘争で国電大混乱 2/25
旅客列車の第2次復活実施。20年11月の列車運行程度に復す。以下逐次復活 2/25
青函連絡船、三輪山丸(875トン)傭船 2/27
国鉄労働組合中央機関結成打合会、片山津。名古屋地連の呼びかけと準備により開催 2/25〜2/27
宣言、綱領、規約を決定、国鉄労働組合総連合会が51万人弱を組織して結成省電安全運転闘争で乗客暴動化、安全運転中(後の遵法闘争と言われるもの) 2/26
京阪神急行電鉄 東向日町〜桂間に物集女(もずめ)駅開業 2/27
公職追放令公布施行 2/28
国鉄労働組合門司地方連合会結成 2/
大阪鉄道局管内従業員組合地方連合会結成 2/
国鉄労働組合地方施設部協議会結成 2/
近鉄南大阪線【再複線化】 尺土〜高田町(現在の高田市)間 2/
東京急行電鉄 (相模鉄道)【直通運転再開】海老名駅から東急小田原線本厚木駅まで 2/
鉄道客貨運賃値上げ実施(旅客約1.5倍,貨物運賃3倍) 3/1(今年2度目に運賃値上げ)
青函連絡船、建泰丸 小荷物専用船として就航(3月8日救難船に変更)3/1
宇高連絡船、旅客運賃2等4円50銭、3等1円50銭に値上げ、貨物運賃は一律3倍に引き上げ 3/1
国鉄、利用客混雑緩和の一環として定期券購入の登録制全国で実施 3/1
乗車券自由発売 3/1
石北線【駅名改称】下生田原→安国 上生田原→生田原 3/1
根室本線【信号場→駅】東鹿越 3/1
房総西線 【駅名改称】 安房北条→館山 3/1
東京急行電鉄 小宮次郎が取締役社長に就任 小林中が取締役社長に就任 3/1
東京急行電鉄 (相模鉄道)【新駅開業】柏ヶ谷 3/1
名古屋鉄道 広見線【廃止】犬山口〜東犬山〜富岡前間、乗換駅である【駅廃止】東犬山 羽黒〜犬山間 3/1
名古屋鉄道美濃町線 美濃町駅前駅休止 3/1以前
近鉄大阪線【駅営業再開】 俊徳道・築山・真菅 3/1
京阪神急行電鉄石山坂本線【新駅開業】3/1皇子山。【駅廃止】山上大阪市交通局大阪市電 旅客運賃を30銭に改定。運行系統を11本に整理 3/1
長崎電気軌道 戦後の物価上昇に伴い、運賃を20銭に値上げ(+10銭)3/1
労働組合法施行 3/1
鉄道総局長の〈1,2月の平均またはそれ以上支給する〉との回答で争議終結 3/2
国鉄当局は省電安全運転の責任者として全国鉄単一労組準備会委員長鈴木勝大、副委員長山本久一、市川松太郎に辞職勧告休職処分 3/7
三名は中労委に処分の否を中心とする事情審理を要請。中労委受理 3/8
日本鉱業佐賀関鉄道【開業】日本鉱業の専用線 3/11
富山地方鉄道本線【駅廃止】荷上 3/12
連合軍専用列車東京〜博多間1001・1002列車“DIxIEUMLTED”運転開始 3/13
連合軍専用列車「Allied Limited」が東京を夜出発するのに対して、この「Dixie Limited」は朝出発するダイヤとされた。この列車にも佐世保行きの車両が連結され、普通列車に博多〜佐世保間で併結された。なお後には、運行区間自体を佐世保駅まで延長した運輸相は国鉄総連に経営協議会の設置を回答 3/13
青函連絡船、青森管理部に船舶課設置(18日廃止)3/15
国鉄総連合(国労の前身)第1回中央大会、東京芝飛行会館。宣言、綱領、改正規約を審議可決。役員選挙結果発表―中央執行委員長斎藤鉄郎(大宮工機部)、副委員長―菊川孝夫(名古屋)、書記長|野口信十郎 (本省) を選出 3/15〜3/16
中央本線【駅名改称】鳥居松→春日井 3/15
国鉄総連第一回中央大会3/15〜3/16
米第8軍は、発疹チフス予防のため神奈川県衛生課員を指導、横浜駅と桜木町駅でDDTの散布 3/15
日本ニッケルの専用鉄道 地方鉄道転換申請 3/15
近畿日本鉄道伊賀線【営業再開】伊賀神戸〜西名張間 3/15
近畿日本鉄道山田線【駅・営業再開】東松阪 3/15
青函連絡船、 函館船舶管理部設置 青森桟橋が札幌鉄道局に移管 3/18
静岡鉄道静岡市内線【休止】呉服町〜安西間 3/21
中国・四国地方を管理していたBCOF(イギリス連邦<イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・インド>軍)の総司令部が広島県呉市にあった関係で、連合軍専用列車「Allied Limited」・「Dixie Limited」はそれまでの山陽本線経由から呉線経由に、三原駅〜海田市駅間の運転経路を改める 3/25
東武啓志線【延伸開業】・【駅名改称】陸軍第一造兵廠構内→練馬倉庫 3/25連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の鉄道司令部(RTO)の指令により開通。連合軍専用列車を運行全国鉄単一労組準備会も中労委に提訴→3/7関連 3/23
全国官公職員労働組合連絡協議会結成。官公吏制度の民主的改革などを目標。委員長土橋一吉(全逓)、副委員長―斎藤鉄郎 (国鉄)、伊藤武郎(大蔵)、占部秀男(都職)、書記長―水口宏三 (農林) 3/27
東京地協と全国鉄単一労組準備会の合同について協議開始 3/28
青函連絡船、L・S・T 21号仮就航(31日本就航)同22号就航 3/29
青函連絡船、L・S・T Q022も就航し本就航 3/31
青函連絡船 GHQより貸与されたLST改造の車両渡船2隻が函館〜小湊間で車両航送を開始。(1948年(昭和23年)2月まで運行)3/
青函連絡船、室蘭港 湯島丸函館港に転属 4/1
函館船舶用品庫開庁式 4/1
川俣線、レール復元営業再開 4/1(20)→関連 47/5/14、18/9/1 函館本線【信号場→駅】石谷 4/1
室蘭本線【信号場→駅】古山、栗丘 4/1
釜石東線【新駅開業】中妻操車場 4/1
中央本線【新駅開業】梁川 4/1
宇部西線支線【旅客営業再開】宇部港〜沖ノ山新鉱間 4/1
樺太東線 ソ連国鉄に編入 4/1
帝国燃料興業会社内幌線、ソ連国鉄に編入 4/1
東京急行電鉄 (相模鉄道)【駅名改称】柏ヶ谷→大塚本町 4/1
東京急行電鉄 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人20銭、小児10銭 4/1
京都市電気局 運賃を30銭に改定。通学回数券廃止 4/1
別府軽便鉄道【社名変更】別府鉄道 4/1
民主人民連盟準備会結成 4/3
銚子鉄道 変電所復旧(蒲原鉄道から余剰品を購入) 4/4
東京地方二六組合を単一化し、国鉄東京地方労組を結成することに合意 4/5
阪神急行電鉄千里線【駅名改称】千里山厚生園→千里山遊園 4/7
省電安全運転(争議)の責任者に対する、辞職勧告休職処分に関する調査結果報告決定 4/8
国鉄東京地方労組結成大会、東京地方26組合の単一化 4/15委員長―寺山源助、副委員長―加藤閲男、長沢正成、書記長―坂本治一仙台市電 料金倍額で20銭、通勤定期6円、通学定期4円、工員定期券・軍人乗車券廃止 4/15
省電安全運転問題に関する中労委の調査報告、休職幹部三名の当分謹慎、その後復職などを労資に勧告。労資とも受諾 4/18
国鉄東京地方労組 産別会議準備会に加盟 4/19
川俣線【営業再開】松川〜岩代飯野(6.3km) 【駅営業再開】岩代飯野 4/20
長野原線 岩島〜長野原間旅客営業(11.9km) 開始 4/20
【新駅開業】郷原 岩島〜長野原、川原湯 【貨物駅→一般駅】長野原全日通労働組合結成 4/20
北陸鉄道浅野川線【駅名改称】三ツ屋→吊橋 4/21
連合軍専用列車上野〜札幌間(上野〜青森間(常磐線経由)・函館〜札幌駅(函館本線・小樽駅経由)1201・1202列車“YANKIE LiMTED”運転開始 4/22青森駅〜函館駅間で、1101・1102列車に代わって青函連絡船での客車航送を行う列車となり、しばらく後に連合軍専用列車「Yankee Limited」と呼ばれるようになった。また同日、下り火曜日・上り月曜日発で、東京駅〜京都駅間に休暇軍人用の列車である連合軍専用列車「Rest Camptrain」(1007・1008列車)が設定上野駅 〜 札幌駅間直通の連合軍専用列車運行開始 4/22
(大島連絡船) 県営から国鉄に移管 4/24
相模線【信号場開設】山王原信号場 社家〜厚木間 4/25
山陰本線【信号場開設】立木信号場 和知〜山家間 4/25
大島航路 大畠〜小松港間航路開設 4/25
京阪神急行電鉄京津線 九条山駅付近で発生した土砂崩壊のため、上下線が不通 4/25
翌26日始発から上り線のみ運行を再開進駐軍専用列車 「ヤンキーリミテッド」1201・1202レ、上野〜札幌間寝台車直通 4/27
労働組合映画協議会結成,第1作〈ばくしん〉(国鉄闘争記録) 4/ 仁堀航路仁方〜堀江問航路開設 5/1
根室本線【駅名改称】下芦別→芦別、奔茂尻→滝里 5/1
南武線 【営業再開】平間 5/1
中央本線 【駅名改称】鳥居松→春日井 5/1
関西本線【仮信号場廃止】揖斐川仮信号場 5/1
呉線【駅名改称】三津内海→安浦 5/1
仁堀連絡船航路開設 5/1
近鉄名古屋線、揖斐・長良川橋梁復旧 5/1
青函連絡船、第十二青函丸(3161トン)配属、15目就航 5/2
京阪神急行電鉄【営業再開】五条 5/3
京阪神急行電鉄京津線線路移設 5/10浜大津→石山坂本線の南側の路面上から同線の北側の船溜跡に移転京阪神急行電鉄【駅営業再開】鳥羽街道 5/13
青函連絡船、第十二青函丸(3161t) 就航 5/15
青函連絡船、青森野内沖に沈没した第六青函丸 浮揚、 18日建泰丸で函館に曳航 5/15
青梅線【複線化】中神〜拝島 5/15
富山地方鉄道【営業再開】呉羽線 新富山駅前〜越前町間、支線 越前町〜西町間 射水線連絡線新設 5/15
青函連絡船、第十二青函丸 94便から客扱開始 5/19
青函連絡船、第八青函丸 客扱開始 5/21
産別会議準備会・総同盟準備会・国鉄・東交その他の労組代表、社会・共産両党に民主戦線即時結成を申入れ 5/21
呉線【駅名改称】三津内海→安浦 5/21
江名鉄道 同敷設免許 5/21
平塚常次郎、運輸大臣に就任 5/22
青函連絡船、三輪山丸 解傭 5/22
省電安全運転問題に関する休職幹部、三名復職 5/23
国鉄東京地方労組、駅長・区長の公選を指令 5/26
全逓信従業員組合結成 5/31
国鉄,切符の自由発売実施 6/1上級乗換承認、乗越3倍追徴を廃止深名線【仮乗降場新設】上多度志 6/1
飯山線【仮乗降場新設】信濃白鳥 6/1
中央東線 【貨物支線休止】立川〜多摩川信号場〜多摩川原間【廃止】多摩川信号場 6/1
筑肥線【新駅開業】佐里(2代) 6/1
国鉄総連機関紙「ばくしん」創刊 6/1
東京急行電鉄小田原線 休止中の山谷駅廃止 6/1
横浜市電気局、横浜市交通局に改称 6/1
名古屋鉄道瀬戸線【駅名改称】廿軒家→守山町 6/1
名古屋鉄道豊川線【駅名改称】野口→市田 6/1
富山地方鉄道【電化】電鉄富山駅 〜 稲荷町駅間(旧富南鉄道線の軌道)粟巣野駅までの直通運転開始 6/1
近鉄南大阪線【駅再開】河堀口 6/1
国鉄総連 東京都労働組合連合会結成 6/8
大湊線【新駅開業】有畑 6/10
仙石線【駅再開】陸前富山・陸前大塚・鹿妻 6/10
五所川原線【駅再開】林崎 6/10
木原線【駅再開】東総元 6/10
鹿児島本線 【信号場開設】春日信号場 雑餉隈(現在の南福岡)〜水城間 6/10
宇高連絡船、映海丸、広島鉄道局から転属 6/10
銚子鉄道 電車運転を再開 6/10
青函連絡船、宗谷丸 コレラ発生の疑いが有り検疫のため休航、景福丸も休航 6/12
全国公共団体職員労働組合連合会 (全公連) 結成 6/14
中央東線 朝間上りに限り急行電車が四ッ谷駅を通過 6/17
青函連絡船、第六青函丸浦賀で修理するため曳航されて函館発 途中、強風浪のため曳索が切断し海防艦に救助され28日浦賀着 6/18
国鉄東京地方労組婦人部、有給生理休暇を獲得 6/20
阪神急行電鉄千里線【駅営業再開】大学前 6/25
鉄道会議官制改正 6/? 門司港〜鹿児島間臨時急行1011・1012列車(所要9時間20分)設定(8月18日博多まで1・4列車に併結,11・12列車とする) 6/20
国鉄総連 東京都労働組合連合会 業務管理 6/21〜6/30
産別会議結成準備大会。国鉄東京地方労組参加 6/25
国鉄総連第三回中央委員会。役員辞任のため改選、委員長-鈴木清一(東京)、副委員長-内村清次 (門司)、書記長-山田一(名古屋) 6/27〜6/30
東海道本線【仮信号場開設】洞(2代目)由比〜興津間 6/28
福井鉄道福武線【駅名改称】中央→神明 6/
GHQ 接収した軍専用客車に軍番号を付記 6/
上越線【仮乗降場廃止】岩原スキー場前仮乗降場
夕張鉄道 旅客輸送量がピーク(年度で245万人)となる
下夕張森林鉄道夕張岳線 下夕張森林鉄道分起点〜白金沢 11.6km竣功。その後4.7km延長
達布森林鉄道 第一工区の滝下土場 〜 上記念別土場間5km竣工
秋保電気鉄道【新駅開業】松場、【駅廃止】東北特殊鋼(両駅改廃月日不詳)
頸城鉄道線 鉄道部門の営業収支が初めて赤字計上。これ以後、黒字に転化することは廃止まで無かった
名古屋鉄道常滑線【駅休止】傳馬町
京福電気鉄道鋼索線 運行再開
姫路市営 市営乗合自動車業務開始
西鉄が「筑豊電気鉄道」の名で三たび黒崎〜福岡間の鉄道敷設を出願。しかしこれも却下
西日本鉄道大牟田線【新駅開業】 臨時駅として白木原
昭和21年以降北陸鉄道【駅廃止】粟田〜四十万間 三十苅、日御子駅 〜 鶴来駅間 月橋駅
昭和21年以降北陸鉄道【駅廃止】自動車連絡駅、天狗山駅【駅名改称】岩内→加賀岩内、三口→三ツ口
鉄道に関する事件・事故【昭和20年後半】
20余名重軽傷、奈良電追突 1/3午後6時8分、奈良電 三条発西大寺行1103列車が京阪神四条駅構内で折から停車中の三条発大阪行3両連結の電車に追突、重傷3名、軽傷20余名。高山線列車脱線事故 1/109時21分、高山本線・焼石〜久々野信号場間の益田川第4鉄橋上で303レが進行中2・3両目の客車が脱線して川に転落。43人死亡、56(58)人ケガ。車輪・レール共に疲労していたことが原因。詳細は不明富士山麓電鉄(現富士急)で衝突 1/13午後5時過ぎ頃、山梨県の富士山麓電気鉄道大月〜田野倉間トンネル入口で、乗客200名を乗せた大月発吉田行き電車(3両)が、田野倉発の電車(2両)と正面衝突。双方とも先頭車両が大破 原因はタブレット取り出しを誤り。死者26,重軽傷82。東武鉄道日光線下小代駅で脱線 1/21東武鉄道日光線の栃木県下小代駅構内でポイント部分を午前7時30分東武日光発の浅草行の電車が差し掛かったところブレーキ故障で減速できず、そのまま高速でポイントに乗り上げて脱線転覆。死者7,重軽傷73東急小田原線列車脱線転覆事故 1/28小田急電鉄小田原線大泰野〜渋沢間(神奈川県)で乗客の車内機器いたずらにより鶴巻駅まで無停車で暴走,構内で待避線に突っ込み脱練転覆,死著30,重軽傷165京阪神急行(現・阪急)で追突事故、100余名重軽傷 1/30
注:この件に関しては以下のような見解もあり詳細を確認する予定
大泰野〜渋沢間(神奈川県)で故障の為停車。運転士は再三操作したが起動しないため、下車して床下機器を点検中、上り勾配のため逆走して大泰野、大根駅を通過、鶴巻駅手前で小田原より車両が脱線して駅ホームに激突、転覆
原因は、点検中に制動管のエアが漏れて制動が緩んだことが原因・・・となっており、上記の記事と大きく矛盾している。午後6時50分、京阪神急行宝塚線三国駅構内で梅田発池田行3両連結の電車が停車中、後続の梅田発宝塚行3両連結が追突、満員の乗客中約100名が重軽傷者
燃える市電堀川へ落ちる。 2/8午後10時半頃、京都市上京区中立売下ル市電堀川手前約10mの地点で、京都市電北野線北野発京都行第123号電車が乗客70名を満載してさしかかった際、車体後部から発火、ブレーキが効かないまま堀川橋へ突進、約7m下の堀川へ転落し車体を大破青函連絡船、樺太九 青森堤川口附近に坐礁(23日離礁) 2/22
死者16名(うち連合軍2名)重傷17名(うち同7名)軽傷18名(うち同2名)を出す京都市電開設以来の大事故
下生田原駅を安国駅、上生田原駅を生田原駅にそれぞれ改称 3/1
青函連絡船、壱岐丸 函館茂辺地川口沖に坐礁(4日離礁)3/7
留萌線で豪雪のため脱線 3/1419時05分頃、留萌線 礼受〜舎熊間で混合13レ(5両編成)が、豪雪のため立ち往生。機関車を切り離して除雪後、改めて出発しようとすると非常ブレーキがかかり、調べたところ最後部車両が川に転落。死者17,重軽傷67室蘭本線内トンネル内で衝突 3/31
原因は、停車中に床下に吹き込んだ雪に客車が乗り上げたため。室蘭本線静狩〜小幌間第2静狩トンネル内で信号掛かりの誤認から、下り列車と上り臨時貨物列車が正面衝突。死者4、重軽傷52
小荷物扱を旅客運輸にもどす; 区分=小口扱,車扱 4/1
近鉄奈良線で電車火災 4/16近鉄奈良線の生駒〜孔舎衙坂間トンネル内で抵抗器過熱から発火 死者28 重軽傷64東北本線で電車衝突 4/22東北本線の東京上中里〜田端間で停車中の電車に、後続の電車が追突して大破。死者4、重軽傷114
東海道線の列車追突事故 5/82時頃、東海道線(複線・自動閉塞式)国府津駅構内で、停車中の下り列車176貨物列車に((EF10形式電気機関車+貨車61両編成)に、下り第3801列車(EF57形式電気機関車+客車9両)が追突し、第3801列車電気機関車と貨車9両が脱線転覆、1人が死亡、78人が負傷
原因は3801列車機関士の居眠り
なお、同種の事故の頻発により、連合軍総司令部(GHQ)から事故防止の特別指示が出された。→安全の綱領参照
中央線の電車から乗客転落 6/14中央線(複線・自動閉塞式)大久保〜東中野間で、上り第800B電車(6両編成)の4両目の中央ドアが満員の乗客の圧力で破損して外れ、乗客の3人が神田川に転落して死亡、この事故からドアの鋼製化が進められた。地下鉄発火 6/14午前7時20分頃、大阪地下鉄御堂筋線、天王寺発梅田行電車が発車間もなく、コレクターシューから発火、乗客は進行中の窓ガラスを破って線路上にとび降り50数名の乗客が擦過、打撲傷。京浜東北線でも電車から乗客転落 6/15鶴見〜新子安間京浜東北線桜木町行き電車最後部のドアが外れ、乗客2名が車外に転落東海道本線二の宮付近で追突 6/18神奈川県大磯〜二宮間で停車中の名古屋行き列車に後続の広島行き復員列車が,信号不確認のため追突。死者9,重軽傷41京阪で追突事故 6/29午後9時10分頃、京阪神急行旧京阪線(現・京阪電鉄)天満橋発守口行電車が故障のため関目駅西方で停車中、天満橋発京都行電車が追突、重傷4名と軽傷26名
世相 昭和21年前半
フランスが主要産業を国有化 1/1
中華民国、重慶で政治協商会議。米ソ、ソウル会談 1/1
天皇、勅書で、現人神にあらずと自らの神格を否定(天皇の人間宣言) 1/1
この詔書が、濁点と句読点が付された日本史上初の詔書となった雑誌『世界』・雑誌『展望』が、この日づけで創刊される 1/1
医学生漫画家の手塚治虫が、毎日少国民新聞に4コマ漫画「マアチャンの日記帳」の連載で漫画家としてデビュー 1/1
アルバニアで国王グゾーが廃位 1/2
鎌倉鶴岡八幡宮の初詣客が、例年と比べ半減 1/2
日本共産党の宮本顕冶・袴田里見、『赤旗』誌上で公民権回復措置を要求 1/2
元巡洋艦酒匂(さかに)、ニューギニアのウエワクで復員軍人・一般邦人を収容するため佐世保を出港 1/2
元フィリピン島方面陸軍最高指揮官本間雅晴に対する軍事裁判マニラで開廷 1/3
米陸軍省、日本の食糧が3000万トン不足していると報告 1/3
米陸軍省、マッカーサー元帥の日本管理に関する報告書を発表 1/3
内容は、日本の民主化と日本人再教育について 1/3
GHQ、「好ましくない人物の公職よりの除去に関する覚書」公布 1/4
松本烝治、「憲法改正私案」脱稿 1/4
軍国主義者・超国家主義者の「公職追放」と「超国家主義団体」の解体を指令 1/4
GHQ、「ある種の政党、協会、結社、その他団体の廃止に関する覚書」公布 1/4
昭和21年度歳入歳出概算、閣議決定 1/4
国共停戦交渉妥結 1/5
社会党は4日の公職追放令に関連し、幣原内閣に「事態処理能力なし」として退陣声明を発表 1/5
東京西部に占領軍兵士の集団強盗が続発 1/5
ポーランドが、全産業の国有化を宣言 1/6
ベトナム総選挙で、ホーチミン主席の人民政府が成立 1/6
GHQ、北緯30度以南の諸島について、日本からの行政分離を指令 1/6
幣原内閣は、公職追放令に関する閣僚に退陣を求め、内閣改造で乗切る方針を決定 1/6
大竹地方引揚援護局は宇品出張所となり、宇品出張所は地方引揚援護局に昇格 1/6
アメリカ、イギリス、フランス、ソ連がオーストリア民主共和国を正式に承認 1/7
カンボジアとフランスが暫定協定に調印し、カンボジアがフランス連合内での自治を達成 1/7
農地審、府県別の地主の保有許可面積を決定する 1/7
日本起重機と電業舎、社員の6倍賃上げ要求を認める 1/7
松本烝治、「憲法改正私案」を天皇に奏上 1/7
国務・陸軍・海軍三省調整委員会(SWNCC)、「日本統治体制の改革(SWNCC/228)」を決定 1/7
新高級たばこの「ピース」が、日曜、休祝日に限って発売することが決まる。10本入り7円 1/8
東京で銭湯の混雑が続き、本郷区では制止を無視した男女100人が混浴 1/8
ドレスメーカー学院、戦後初の入学者を募集 1/8
経済危機緊急対策ニ関スル件、閣議決定 1/8
憲法問題調査委員会、本年初の会合で憲法改正に関する松本試案を検討 1/9
連合国極東委員会代表一行14名が来日 1/9
ロンドンで、国連第1回総会が開かれる(〜2月14日) 1/10
GHQ、過大都市の招来を防ぐため疎開者に足止め令。疎開復帰の制限・禁止の具体策を政府に指令 1/10
中国、重慶で国民党と共産党による、政治協商会議が開かれ、国共停戦協定が成立 1/10
山川均、「人民戦線」の結成を提唱 1/10
東京で紙芝居が復活。景品は「せんべい」と「芋アメ」1/10
入営者職業保障法及国民労務手帳法廃止法律 1/10
アルバニアが王政を廃止し、人民共和国宣言 1/11
日本軍玉砕の島テニアンから、705人が帰国 1/11
ラウエル、「私的グルーブによる憲法改正草案についてのコメント」発表 1/11
マッカーサー元帥に「SWNCC-228」が「情報」として通知される 1/11
在満同胞ノ救済資金調達ノ件、閣議決定 1/11
GHQ、選挙に関する覚書。3月15日以後の総選挙実施を許可。公正な選挙実施措置をとることを指令 1/12
民主主義科学者協会(会長:小倉金之助)創立 1/12
野坂参三、16年ぶりに亡命先の中国から帰国 1/12
幣原喜重郎改造内閣」発足 1/13
高級たばこピースが発売される。ただし、日、祝日に1人1箱だけに限られる 1/13
商工省、ラジオの生産目標を314万台と発表する 1/14
野坂参三、共産党中央委員会と共同声明を発し、「愛される共産党」を主張する 1/14
野坂はこの声明で、制度としての「天皇制」の打倒を宣言、しかし、信仰の対象としての「皇室」は国民の判断によるとした現地通貨持帰り金は、原則として昭和21年1月1日前に北支・関東州・満州・朝鮮及び台湾の地より本邦に引揚済みの邦人にも適用を認めること(大蔵省) 1/4
中国で東モンゴル自治共和国の成立が宣言 1/15
NHKラジオで、「復員だより」放送開始 1/15(22年2月11日まで)
山川均が、人民戦線の結成を提唱 1/15
青函連絡船の一等と二等がGHQ専用となる 1/15
ソウルで米ソ会談が行われる 1/16
GHQ、日本警察官の武装に関する覚書(警察官の拳銃携帯を制限付で許可、射殺権も容認) 1/16
地方財政の逼迫状況を打破するため、地方債の発行を承認 1/16
社会党は時期尚早と参加を保留 1/16
オーストラリアとニュージーランドが、天皇を含む戦犯名簿を提出 1/17
第1回国連安全保障理事会が開かれる 1/17
大阪市の闇市を一斉調査 1/17
GHQ、戦争犯罪人容疑者111名の逮捕令に関する覚書 1/17
GHQ民政局(GS)、極東諮問委員会(FEAC)と会談 1/17
米国船整備に関する件(次官会議決定) 1/18
社会党は常任委員会で憲法改正委員会の設置を決め、委員に高野岩三郎、片山哲ら10名を選出 1/18
名古屋で南朝の末裔を自称する熊沢天皇(熊沢寛道)、「スターズ・アンド・ストライプス」で紹介される 1/18
警視庁が戦後初めて婦人警官を採用 1/18
イランが、対ソ紛争を国連安保理に提訴 1/19
マッカーサーが、極東軍事裁判所条例を承認 1/19
降伏文書およびポツダム宣言の第10項に基づき、極東国際軍事裁判所条例(極東国際軍事裁判所憲章)が定める 1/19
NHKが「のど自慢素人音楽会」の放送を開始する。第1回には900人の応募 1/19
ラジオ「のど自慢素人音楽会」の放送開始 1/19
マッカーサー元帥、極東国際軍事裁判所条例を承認 1/19
米軍、奄美大島の日本からの分割統治を告示 1/20
GHQ、第一次指定賠償施設として約400の軍需工場をGHQの管理下におく覚書を発表 1/20
ド・ゴールが議会と対立して首相を辞任 1/20
総同盟関東金属労働組合(組合長:荒畑寒村)結成 1/20
奄美大島の分割統治開始 1/20
外地(含樺太)官庁職員等の措置に関する件、閣議決定 1/21
GHQ、公娼容認法規の撤廃に関する覚書を発表 1/21
シンガポールで日本人戦犯の裁判開始 1/21
日本自由党、憲法改正要綱を発表。天皇は統治権の総覧者と規定 1/21
大日本弁護士連合会、憲法改正案を総会で決定 1/21
新興宗教璽宇教教祖璽光尊と幹部元双葉山ら食料管理法違反で逮捕 1/21
朝日新聞社、夏の甲子園野球大会の復活を社告する 1/21
GHQ、覚書により放送委員会設置発足 1/22
東京板橋区の造兵廠跡で大量の隠匿物資を発見。人民管理で住民2000人に配給 1/22
GHQ、極東国際軍事裁判所の設置を指令 1/22
神社本庁が設立される。(このとき神社数は全国で11万社) 1/23
幣原喜重郎、記者会見で立憲君主制維持の必要性を強調 1/23
博多引揚援護局門司出張所を廃止し、戸畑(博多)出張所を設置(厚生省告示第20号) 1/23
アメリカ政府が、ビキニ環礁を核実験場に選定 1/24
GHQが、人身売買の公娼制度廃止を命令し、1万400人の娼婦が解放 1/24
幣原喜重郎、マッカーサー元帥と会談し、戦争放棄条項について話し合い 1/24
臨時軍事費の即時打ち切りを指令 1/24
鉄道博物館を運輸省から日本交通公社に移管,交通文北博物館と改称 1/25
代用燃料車からガソリン車への転換を禁止 1/25
アイゼンハワー、天皇の戦犯除外に関してマッカーサー元帥宛に書簡 1/25
行政整理ノ実施等ニ伴フ昭和20年度歳出予算節約ニ関スル件、閣議決定 1/25
神宮及ビ神社ニ関スル事務ノ所管ニ関スル件、閣議決定 1/25
フランスで社会党のグーアンが首相に就任 1/26
戦後食糧輸入第1号−マニラから小麦粉1000トンが東京に到着 1/26
初の食料輸入船がフィリピンから東京港へ到着する 1/26
野坂参三帰国歓迎大会、日比谷公園で開催。党派を越えて約3万人が参加、「愛される共産党」を主張 1/26
憲法研究会、人民的制憲議会結成の呼びかけ 1/26
定着地における引揚者調査(生活の実態等について) 1/26
帰還者に対する主要食糧の配給取扱(厚生省) 1/26
引揚関係各省連絡室設置の件(終連)公布=業務の迅速・密接な連繋並びに統一ある調整を図るため 1/26
経済危機緊急対策実施要綱、閣議決定 1/26
関東地方労働組合協議会が結成され、32万人が参加 1/27
歴史学研究会、講演会「各国君主制の歴史」開催 1//27
内容は、英・独・仏・露の君主制、わが国の天皇制の歴史についてGHQが映画の検閲を開始 1/28
東京都教員組合、生活改善を求めて教員初のデモを実施 1/28
「映画検閲に関する覚書」公布。これにより映画検閲が開始される 1/28
警視庁が夜の女18人を初検挙 1/28
GHQ、奄美大島含む琉球列島、小笠原群島への日本の行政権を停止する覚書を出す 1/29
閣議、松本案の審議開始を決定(審議は2月4日まで) 1/29
引揚計画変更の件(GHQ覚書)=現に日本・支那間に就航している米国の上陸用舟艇母艦は漸次廃止 1/29
GHQ、日本に対し、その領域限定に関する覚書 1/29
死亡に関する諸手続きを完了したる海軍軍人及び軍属中生還したる場合における届出等に関する件(二復省令第一号) 1/30
横浜で「夜の女(街娼)」を摘発し、摘発された23人中21人が病気 1/30
元京大教授河上肇(経済学)死去。享年66歳 1/30
松本烝治、閣議で私案・甲案・乙案の説明 1/30
マッカーサー元帥、極東諮問委員会(FEAC)委員と会談 1/30
第二復員省令第 1号 昭和21年二復省令第1号(死亡ニ関スル諸手続ヲ完了シタル海軍軍人及軍属生還シタル場合ニ於ケル届出等ニ関スル件)1/30
ブラジルで、ドゥトラ将軍が大統領に就任 1/31
GHQ、ソ連と中国は日本の占領には不参加であることを発表 1/31
東京駅近くで拳銃強盗事件が発生し、拳銃武装警察官が初出動 1/31
戦後初めて造船された復員輸送船が進水 1/31
GHQ、憲法改正問題に関する見解を発表 1/31
日本政府・議会・GHQ・極東委員会(FEC)・対日理事会(ACJ)の関係についての見解発表英連邦の日本占領に関する米豪政府間協定締結 1/31
マッカーサーが2/1ゼネスト中止を命令 1/31
防空法廃止法律 1/31
『中央公論』『改造』復刊 1/
この月、闇市の露店が6万店に達する 1/
全国的に隔日停電実施 1月
国連事務総長に、ノルウェーのトリグヴェ・リーが任命 2/1
GHQの指令で第1次農地改革が実施され、不在地主の田畑が没収され、自作農が増える 2/1
恩給法の特例に関する件(勅令第68号)公布=旧軍人軍属とその遺族に対する恩給の廃止制限の措置 2/1(増加恩給は減額の上、第六項症以上のみ存続、第七項症及び傷病年金は賜金とし、第一目症、第二目症は減額、第三目症以下は廃止され、普通恩給は増加恩給に併給されるものも含めて廃止、公務扶助料及び扶助料も廃止され、旧軍人等の在職年等の基礎在職年数算入停止、戦犯等は受給権を失うこととされた等) 昭和28年8月1日廃止第一次農地改革実施 2/1
平川唯一の「英語会話」の放送が始る 2/1
組合による工場生産管理違法と大審院 2/1
第一次農地改革、実施 2/1
軍人恩給が停止(28年に復活) 2/1
毎日新聞、「憲法問題調査委員会試案」のスクープ記事掲載 2/1
日本政府、「憲法改正の要旨」を非公式にGHQに提示 2/1
ハンガリーが人民共和国を宣言 2/2
憲法問題調査委員会(松本委員会)が、憲法改正案を審議終了 2/2
ニューギニア・ラバウル方面の引揚げ第一船として氷川丸が浦賀を出港(陸海軍将兵2,500名収容)2/2
ラバウル引揚げ船第1号「氷川丸」が浦賀を出港 2/2
英連邦軍、進駐開始 2/2
ホイットニー民政局長、マッカーサー元帥に「最高司令官のための覚書」を提出 2/2
マッカーサー元帥、松本試案を拒否する理由書の作成をホイットニー民政局長に命令する 2/2
官・国幣大社廃止令公布 2/2
広島の原爆被災者を31万と発表 2/2
憲法問題調査委員会、第7回総会(最終総会) 2/2
改正「宗教法人令」公布 2/2
マッカーサー元帥、GHQ民政局(GS)へ「マッカーサー三原則」に沿った「日本国憲法草 案」作成を指示 2/3
「日本国憲法草案(GHQ草案)」に盛り込まれることになった「マッカーサー三原則」の内容マッカーサー元帥、GHQ民生局に日本国憲法のGHQ草案を作成することを指示 2/3
- 1、形式的天皇制の存続
- 2、戦争放棄・非武装・交戦権の否
- 3、封建制度(華族制度など)の廃止
ハンガリー人民共和国の首相にナジが就任 2/4
イギリス、アメリカがルーマニアのグローザ政権を承認 2/4
自由党鳩山総裁は、同党緊急全体会議で「天皇制を維持して行動せよ」と挨拶 2/4
GHQ民政局(GS)、日本国憲法草案(GHQ草案)の起草作業を開始 2/4
都内中学生に1万2000足の革靴を配給 2/4
出版従業員組合、東京本郷元町の日本出版協会で第1回大会を開催 2/5
戦後初の七帝大総長会で南原繁東大総長が、女子に門戸開放を表明 2/5
元陸軍大将下村定氏ほか18名に逮捕令 2/6
NHKが初めてプロレスを中継 2/6
ソウルに米ソ共同委員会が設置 2/6
近藤憲二・岡本潤ら、日本アナキスト連盟を結成する 2/6
下村定ら19名に対し、戦犯容疑で逮捕命令 2/6
輸送力増強に伴う引揚者受入態勢の強化に関する件=米船貸与による輸送力の強化に即応するため地方引揚連絡局の整備強化、宿泊施設その他の所要物資の確保について(次官会議決定) 2/7
金融緊急措置令など公布施行 2/7
「日本教育家の委員会(委員長:南原繁)」発足 2/7
出口王仁三郎、大本教を「愛善苑」として再建 2/7
GHQ、マッカーサー元帥の裁定により山下奉文(やましたともゆき)の死刑確定を発表 2/7
出口王仁三郎が、大本教を愛善苑として再建 2/7
川上貞奴、没 2/7
緊急事態ニ対処スル生産増強方策大綱、閣議決定 2/7
北朝鮮に金日成を首席とする臨時人民委員会が設立 2/8
国連総会が、スペイン加盟を拒否 2/8
北朝鮮で、金日成委員長の臨時人民委員会が成立 2/8
三菱美唄炭坑争議、生産管理に入る。(請負制全廃、諸手当の本賃金組み入れ) 2/8
政府、憲法改正要綱(松本試案)を GHQ に正式提出 2/8
松本烝治、「憲法改正要綱(松本試案)」と「説明書」を正式にGHQに提出 2/8
GHQは「憲法改正要綱」を一時的に受け取り、2月13日に会議を持つことを約束 2/8
輸送力増強に伴う引揚者受入態勢の整備強化に関する件、閣議決定 2/8
スターリンが第3次世界大戦に備えよとの命令の2.9演説を行う 2/9
国連総会がスペインの加盟を拒否 2/9
日本農民組合結成 2/9
閣議、公職追放令該当者の範囲を発表 2/9
日本農民組合(日農)が再建結成され、強制供出に反対 2/9
日本新聞通信労働組合結成。通称は新聞単一労組 2/9
政府、閣議で公職追放令該当者の範囲を発表 2/9
第1次バタビア会議でオランダが、連合国家形成を条件にインドネシアの独立を承認 2/10
推理作家 小栗虫太郎、没 2/10
原料高騰でガス料金が全国平均7倍の値上げ 2/10
GHQ草案脱稿 2/10
調整作業は2月12日まで継続して行われた 2/10
ボンベイのインド海軍水兵の反英ストが起こる 2/11
GHQ、小麦粉1000Tの引渡しに関する覚書を発する 2/11
米英ソ、ヤルタ秘密協定の全文を公表 2/11
岩波茂雄・仁科芳雄らに戦後初の文化勲章 2/11
300団体が加盟して関東食糧民主協議会結成 2/11
ギリシャで共産党中央委員会が武力闘争を訴える 2/12
GHQ、金・銀・貴金属・宝石類を日銀支店から第8軍に引き渡す覚書 2/12
警視庁、退蔵物資の一斉取締りを開始 2/12
マッカーサー元帥、GHQ草案を承認 2/12
GHQ、「憲法政正要綱(松本試案)」の受け取りを正式に拒否 マッカーサー草案を手交 2/13
「GHQ草案(マッカーサー草案)」を吉田茂外相と松本烝治に手交 2/13
GHQ、憲法改正案(松本試案)を拒否し、GHQ草案を日本政府に手交 2/13
米軍諮問機関としての大韓民国代表民主議院が開設 2/14
南朝鮮には李承晩を議長とする大韓民国代表民主議員が設立 2/14
食生活自衛のため学生食堂連合会設立 2/14
日本進歩党、「憲法改正案要綱」決定 2/14
憲法研究会、憲法制定準備会議の開催を提唱する声明発表 2/14
緊急就業対策要綱、閣議決定 2/14
米国ペンシルヴァニア大学でで世界初のコンピュータ「ENIAC(エニアック)」完成式が行われる 2/15
GHQ、民間情報局スポークスマン、3月4日に初めてラジオを使って選挙の政権発表を行うと発表 2/15
GHQ、追法令該当者の活動禁止指令 2/15
白洲次郎草案起草委員、いわゆる「ジープ・ウェイ・レター」をホイットニーに送付 2/15
「引揚証明書の様式、取扱統一に関する件」(保護院発地方長官宛て通牒) 2/15
戦後物価対策基本要綱、閣議決定 2/15
ソ連が樺太、千島の占有宣言 2/16
国連安保理が、シリア・レバノン問題でソ連が第1回の拒否権を発動 2/16
「元満州国皇帝溥儀がシベリア監禁」と報道される 2/16
政府が生活必需品の国民生活用品統制措置を発表 2/16
国府軍が台湾に上陸 2/17
GHQ、送出業務の基本数をとらえるため、朝鮮・中国・琉球及び台湾人の登録指令(3月18日実施) 2/17
食糧緊急措置令(勅83)(主食供出制強化)・隠匿物資等緊急措置令公布 2/17
日本銀行券預入令公布。預貯金の封鎖鎖(生活費500円の枠を定める)と「新円」への切替え始まる 2/17
金融緊急措置令公布,新円切換え 2/17
ボンベイで、インド海軍が対イギリス反乱を起こす 2/18
GHQ、文部省の中等学校教科書の認定権を廃止し、今後各学校の自由とする 2/18
松本烝治、「憲法改正案説明補充書」をGHQに提出するも、受け取りを拒否される 2/18
巨人軍が松山市で戦後初のキャンプ 2/18
オランダ・インドネシア会議が開かれる 2/19
天皇の国内巡幸,神奈川県から始まる 2/19
GHQ、刑事裁判件行使に関する覚書 2/19
昭和天皇、川崎・横浜両市を初めて巡幸。これを皮切りに地方巡幸開始 2/19
松本治一郎ら、部落解放全国委員会を結成する 2/19
刑事裁判権行使に関する覚書公布 2/19
これにより、占領目的に有害な行為に関して、連合国軍事裁判所が裁判権を行使 2/19閣議、GHQ草案の受入れについて検討 2/19
帝国議会ノ開会遅延ニ伴フ予算的措置ニ関スル件、閣議決定 2/19
ソ連が歯舞・色丹・国後・択捉の4島をソ連領に編入すると宣言 2/20
ソ連、千島・南樺太の領土編入をを一方的に宣言 2/20
マ元帥、ソ連地区の日本人引揚を正式に米政府に要請 2/20
天皇陛下、浦賀引揚援護局へ行幸 2/20
全日本産業別労働組合会議 (産別会議) 発起人会 2/20
北朝鮮に人民政府成立 2/20
警視庁、婦人警官の募集を開始 2/21
京都帝大経済学部の全教官が戦争責任を認め、辞表を提出 2/21
幣原喜重郎首相、GHQ草案の意向を確認するため、マッカーサー元帥と会見 2/21
マッカーサー元帥はGHQ草案の受け入れを強く日本側に要求 2/21
田辺・唐津・別府地方引揚援護局設置(厚生省告示第25号) 2/21
GHQ指令に基づき、総選挙施行区域から伊豆七島、北緯30度以南の島は除外と勅令で公布 2/22
閣議、「GHQ草案」の受諾を決定 2/22
幣原喜重郎、昭和天皇に謁見 2/22自由党総裁鳩山一郎、反共連盟の結成を提唱 2/22
松本烝治・吉田茂・白洲次郎は、GHQを訪問 2/22
社会党(現・社民党)、憲法問題特別委員会の憲法改正案の要綱を発表、天皇の統治権を大幅に制限 2/23
山下奉文の絞首刑が執行される 2/23
中学校5年制・高校3年制が復活する 2/23
政党・協会その他の団体の結成禁止等に関する件公布 2/23
極東委員会(FEC)成立 2/23
11ヵ国で構成される対日政策の決定機関。2月26日からワシントンで第1回会議を実施 2/23
アルゼンチンで大統領選挙が行われ、ファン・ドミンゴ・ペロン(51)が総投票数の56%を獲得して圧勝 2/24
満州で国共が再衝突 2/24
共産党第5回大会、平和的手段による「平和革命方式を採択 2/24〜2/26
タバコ「コロナ(10本入り10円)」発売 2/24
東京宝塚劇場を「アーニーパイル劇場」と改称 2/24
預貯金封鎖、新旧円引換え 2/25〜3/3新円・旧円の交換開始(3月3日新円生活が開始される)玄洋社など軍国主義45団体に解散命令 2/25
閣議、閣僚全員にGHQ草案翻訳版を配布 2/25
国共統合協定調印 2/25
アメリカで、極東委員会(FEC)、が設立され初会議 2/26
ソ・豪・英、天皇制廃止を主張 2/26
閣議、GHQ草案を基本とする新憲法草案の起草を決定・開始 2/26
日本社会党、「憲法改正案要綱」発表 2/26
極東委員会(FEC)成立(米・英・ソ連・中国・フランス・オランダ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・インド・フィリピンの11ヶ国・昭和24年11月17日にビルマ・パキスタンが加わる)・ワシントンで第一回会合 2/26
バーンズ米国務長官が、千島等のソ連領有は平和条約で決定と言明 2/26
就職禁止・退官・退職等に関する件(公職追放令) 2/26
賜金国庫債券ヲ無効トスルノ件、閣議決定 2/26
民需生産再開ノ為ノ企業経理対策要綱、閣議決定 2/26
国鉄労働組合総連合会が51万人弱を組織して結成 2/27
公的扶助に関する原則を指令 2/27
台湾で反国府暴動 2/28
戦争責任者の公職追放令が公布・施行 2/28
東京の山手線でGHQ専用車両の運行開始 2/28
アメリカ映画2本(「春の序曲」「キューリー夫人」)が、戦後はじめて封切られる 2/28
特にグリア=ガースン主演の『春の序曲』が日本初のキスシーンとして話題となる 2/28
「昭和20年勅令第542号「ポツダム」宣言ノ受諾ニ伴ヒ発令スル命令ニ関スル件ニ其ク軍人及軍属ニ公布セラレタル賜金国庫債券ヲ無効トスルコトニ関スル件」(勅令第112号)制定=戦時中交付された賜金国庫債券は無効となる 2/28
商工省が、露店登録免許制を決定 2/
モンゴル人民共和国成立 2/ 内務省が娼妓取締規則を廃止、このため街娼が増える結果となる 2/
日本、第1次農地改革 2/
イギリスで、アトリー労働党内閣が、イングランド銀行を国有化 3/1
国際通貨基金(IMF)・世界銀行の創設大会が開会 3/1
軍人軍属に引揚証明書とは別に復員証明書が交付されていたが、全国的に引揚証明書に統一され、転入手続きが引揚証明書一本となった 3/1
豪州の日本人戦犯裁判開始 3/1
物価体系ノ確立及価格等統制ノ方針ニ関スル件、閣議決定 3/1
労働組合法施行、中央労働委員会、各地方労働委員会、各地方労働委員会が発足 3/1
ベトナムのホー・チ・ミンが大統領兼首相に就任 3/2
金融緊急措置令、日本銀行預入令により新円による生活始まる 3/3
物価統制令(ポツダム勅令)公布=旧円停止 3/3
勅令第118号 物価統制令 3/3(中野文庫HPを参照しています)
日本放送教会が、番組の区切りごとに「NHK」と協会サインを放送することを始める 3/4
チャーチル前イギリス首相がアメリカ・フルトン市のウエストミンスター大学で「鉄のカーテン」演説。ソ連を批判 (冷戦の始り) 3/5
憲法懇談会(尾崎行雄ら)日本の主権は天皇を首長とする国民全体に淵源、などの憲法草案を政府に提出 3/5
全逓信従業員組合は闘争を打ち切り、1ヶ月に渡る争議が解決 3/5
米供出の警察力発動の訓示、闇取り締まり強化へ 3/5
フランスが北ベトナムとハノイ協定を結び、フランス連合内でのベトナム民主共和国の自治を承認 3/6
政府、主権在民・象徴天皇・戦争放棄を決定する憲法改正政府草案を発表 マッカーサーは全面承認を声明 3/6
日刊スポーツが創刊 3/6
政府、憲法改正、政府草案を発表 3/7
世界初の民間ヘリ免許が米新聞社に交付 3/8
中央労働委員会、労働組合の資格基準を決定 3/8
社会党が、山川均提唱の民主人民戦線に不参加を決定 3/9
都会地転入抑制緊急措置令(勅令)公布。5月末まで1都24市(人口10万人以上)への転入禁止 3/9
ソ連軍、奉天よりの撤退完了 3/9
都会地転入抑制緊急措置令(ポツダム勅令)公布 3/9
土地改革の不完全をGHQが指摘。小作改善条件が必要と担当官ラジェンスキーが記者会見で表明 3/11
東京六大学野球リーグが再開 3/11
ソ連、満州産業施設を戦利品として撤去した旨を米国に回答 3/12
労働運動・社会党結成 鈴木文治、没 3/12
ソ連のスターリン首相がプラウダ紙上でチャーチルの「鉄のカーテン」演説に激しく反撃 3/13
厚生省の外局として引揚援護院設置(勅令第130号) 3/13
警察官、サーベルをから警棒に変更 3/13
ソ連で人民委員会が閣僚会議と改称 3/15
北緯30度以北の伊豆諸島又は日本領海に包含された伊豆諸島発及び同諸島向けの日本船舶の航行は今後GHQの認可の必要がなくなった 3/15
GHQより引揚に関する基本指令(第一回修正S21.5.7・第二回修正S21.9.10・第三回修正S24.3.9) 3/15
行政運営ノ刷新ニ関スル件、閣議決定 3/15
連合国軍用宿舎等建設要綱、閣議決定 3/15
東京都22区に 3/15
GHQ、の指示により婦人民主倶楽部主催の婦人民主大会開催 3/16
歌舞伎役者 12世・片岡仁左衛門が、一家5人とも同居人に食べ物の恨みから殺害 3/16
GHQ、日本占領報告を発表。多党化は民主化過程進行の様相とみるなど。 3/18
GHQ、琉球人・中国人・台湾人・朝鮮人等の登録実施指令 3/18
警視庁が婦人警官63人を初めて採用 3/18
GHQ、北鮮に本籍を有する朝鮮人の引揚中止指令 3/19
昭和21年度暫定予算編成等ニ関スル件、閣議決定 3/19
ソウルで第1回米ソ共同委員会が開かれる 3/20
日本交通公社、東京駅に地下道ホテル開業。 3/20
元第一四軍司令官本間雅晴の死刑をマッカーサー元帥承認。西太平洋米陸軍司令官に執行を命令とGHQが発表 3/21
横浜軍事法廷、元小倉俘虜収容所長力武弥市に15年の重禁錮判決。マッカーサー司令部に執行猶予の請願付 3/21
トランスヨルダンが独立 3/22
GHQ、資産凍結会社に指定された、理研、中島系39社を発表 3/22
労働争議中の東宝従業員組合が日本劇場の無料公開を行う 3/24
婦人の構内労働廃止に異議を唱える抗婦代表ら芦田厚生大臣に陳情、厚生省玄関前に座り込み 3/26
日高駐伊大使等の欧州引揚者の一行浦賀入港 3/26
別府地方引揚援護局を廃止し、名古屋地方引揚援護局設置(厚生省告示第39号) 3/26
ソ連、満州から撤退開始 3/26
GHQ、「公娼廃止に関する覚書」を受けてRAA、21ヶ所の占領軍慰安所を全て閉鎖 3/27
フランスがガスと電気事業が国有化 3/28
政府、預金封鎖を強化、世帯主の払戻し額は月300円から100円とすることを決定 3/29
「支那事変従軍記章令」「支那事変記念章令」「大東亜戦争従軍記章令」廃止(勅令第177号) 3/29
GHQ、米国から非常用の小麦と米2万5000トンを積載した船が横浜・神戸・小樽に到着と発表 3/30
衆議院選挙法改正公布 (中選挙区・単記制) 3/31
教育基本法・学校教育法公布 3/31
第一回農地買収実施 3/31
貴族院停会 3/31
作家 武田麟太郎、没 3/31
ソ連、スターリン首相に就任(〜1953年) 3/
住宅難のため全国25都市で転入抑制措置を実施 3/
イギリスのマラヤ軍政が廃止され、マラヤ連合が成立する。シンガポールは単独のイギリス直轄植民地 4/1
マッカーサー元帥、日本の選挙結果の状況次第では再解散も考慮する旨を極東委員会(FEC)に回答 4/1
大日本傷痍軍人会解散 4/1
国立大授業料、2.4倍の360円に値上げされる 4/1
小型三輪車「ダイハツSE型」の製造が再開される 4/1
昭和21年度歳入歳出修正概算に関する件、閣議決定 4/1
国連安保理、旧日本委任統治領の米国単独統治協定案可決 4/2
引揚援護院援護局のなかに指導課設置 4/2
人口動態調査ノ整備ニ関スル件、閣議決定 4/2
本間雅晴元中将、マニラで銃殺刑執行。正規の軍服を着用し死に臨む 4/3
総選挙に小党乱立。政党数256で1人1党が184を数えると新聞発表 4/3
政府による貸付・債務保証を禁止 4/3
米軍、魚缶詰100万ポンドを引き渡すと発表 4/4
GHQ、持株会社整理委員会令を承認し、即時実施を指示 4/4
中国からの引揚船にコレラ患者が発生 4/5
連合国対日理事会の第1回会合が開催 4/5
連合国対日理事会が初会合を開催 4/5
満州よりの最初の引揚船が博多に入港 4/5
第一回知事、市区町村長選挙(統一地方選) 4/5
指定金融機関および強制貸付制度の撤廃に関する覚書公布 4/5
自由で独立した銀行制度の確立などを指示連合国対日理事会(ACJ)、第1回会合を開催 4/5
マッカーサー元帥、対日理事会の権限が「助言」に限定されるべきであることを強調 4/5
中国からの引揚げ船にコレラ患者が発生。これより2ヵ月間、乗員を海上に隔離する 4/5
日本出版協会脱会した講談社など、自由出版協会を設立 4/5
「満州」からの最初の集団引揚者209名、こがね丸で釜山から博多に入港 4/6
ひめゆりの塔建立 4/7
幣原喜重郎反動内閣打倒人民大会開催 4/7
「民主憲法は人民の手で」をスローガンに、約7万人が首相官邸にデモ日本電気産業労働組合協議会 (電産労協)結成 4/7
労働基準法公布 4/7
GHQ、在庫絹織物、小売商の手持ち品の販売を許可すると発表 4/8
国民学校で最後の入学式。運動靴を特配 4/8
オランダとインドネシアがハーグで会談する(和平交渉は失敗)4/9
GHQ、10日の総選挙に対して、米軍が投票所・開票所を監視すると発表 4/9
引揚希望登録済みの中国人・台湾人・朝鮮人の引揚についてGHQ細部指令 4/9
戦後初の総選挙、第22回衆議院議員選挙が行われ、婦人参政権実現で女性代議士39人が誕生 4/10
日本初の女性議員39人が誕生衆議院議員総選挙。自由140、進歩94、社会92、協同14、共産5、その他119、計464 4/10
極東委員会(FEC)、日本憲法採択における極東委員会(FEC)の関与希望を、米を含め全委員一致で決議 4/10
GHQ、輸出用絹布生産のため、5万5千俵の生糸封鎖の解除を指令 4/10
第22回衆議院議員総選挙、女性議員39人 4/10
GHQ,先に禁止した日本製ペニシリンの販売を、森永製菓と萬有製薬に限り許可 4/11
GHQ、食糧生産課長、「米より収穫の多い芋を主食にせよと記者団に語る。」 4/12
閣議報告によると、総選挙の棄権率は「27.7%」 4/12
巣鴨拘置所に拘置中の梨本宮守正王ら、国際軍事法廷の被告とは認められないとの理由で釈放される。 4/13
マッカーサー元帥、極東委員会(FEC)の「4月10日決議」を拒否する旨米政府に通知 4/13
国共両軍の長春争奪戦 4/14
総選挙の開票終了、自民党が第一党に 4/14
ラジオ体操の内容が18年ぶりに変更され、舞踊体操の要素が前面に 4/14
フランス軍がシリアから撤退 4/15
ソ連軍、満州からの撤退完了 4/15
復員業務規程(一復第744号)制定=陸軍関係の復員実施の細部を規定 4/15
ダンサー・女給らに週1回の性病検査を義務づけ 4/15
商工省、ちり紙配給を発表、六大都市1人あたり50枚、その他の都市45枚、農村30枚 4/15
政府、発禁処分受けた図書を解禁と通牒 4/16
幣原喜重郎首相、「憲法改正は現内閣(幣原内閣)で」と記者会見でコメント 4/16
幣原首相、政局安定が先決。憲法改正はあくまで現内閣の手で行うと記者団に語る。 4/16
政府が、憲法改正草案を発表 4/17
政府、ひらがなで口語体の「内閣憲法改正草案」を発表、草案を枢密院に諮詢 4/17
公職追放細目基準決まる、特高、思想検察関係は奏任官以下に及ぶ 4/17
対日理事会(ACJ)米代表、日本の民主化は順調で、選挙結果も満足すべきものと発言 4/17
新日本興業、戦後初の株式公募を実施 4/17
ジュネーヴで、国際連盟が解散を決定して最後の総会を閉会 4/18
政府は新憲法に倣い、全官庁の公用文に口語体を採用すると発表、詔勅については別に研究 4/18
中国共産党軍が長春を占領 4/19
文部省、軟式野球のボール1万ダースを配布 4/19
米海軍、東京湾で金塊103本を引揚げ 4/19
政権居座りをはかる幣原内閣に対し,自由・社会・協同・共産4党が幣原内閣打倒協同委員会を結成 4/19
中共軍長春を占領 4/20
プロ野球、後楽園球場で再開 4/20
銀座復興祭始まる。200店中150店復興 4/20
持株会社整理委員会令(勅令)公布。財閥解体の対象は、三井・三菱・住友・安田の四財閥 4/20
イギリスの経済学者 ケインズ(Keynes,John Logie)没 4/21
東ドイツの共産党が社会民主党と合同大会を開き、社会主義統一党を結成 4/21
明治神宮で占領軍1000余人復活祭を礼拝 4/21
イギリスの経済学者J・M・ケインズ死去。享年62歳 4/21
主著に革命とよばれるほどの影響を与えた『雇用・利子及び貨幣の一般理論』がある画像wikipedai
アメリカ軍が琉球アメリカ軍政府下に民政府を創設 4/22
初代知事は、志喜屋孝信(しきやこうしん)幣原内閣が総辞職 4/22
幣原喜重郎内閣、総辞職。これより1ヵ月政治空白期となる 4/22
枢密院、「内閣憲法改正草案」第1回審査委員会 4/22
沖縄中央政府創設 4/22
長谷川町子の「サザエさん」、夕刊フクニチで連載開始 4/22
宝塚歌劇、戦後第一回公演を開催。演目は「カルメン」 4/22
幣原内閣総辞職 4/22
東京の飛行館で、「南朝の正系、所謂熊沢天皇真相発表大演説会」が催される 4/23
幣原喜重郎、進歩党総裁に就任 4/23
東京都、緊急食糧として、こんにゃく1枚と凍り豆腐を配給 4/23
フランス軍がラオスのビエンチャンを占領 4/24
主食遅配が深刻で、半月で飢餓状態と新聞に報道される 4/24
パリで、米英仏ソ4ヵ国の外相会議 4/25
定着地における海外引揚者援護要綱(次官会議)決定=引揚者の相談所の設置・就職・住宅・収容施設の斡旋・生業資金の貸付等 4/25
女性議員27人が「婦人議員クラブ」を結成 4/25
今井正監督『民主の敵』が封切 4/25
岩波書店創業 岩波茂雄没 4/25
極東国際軍事裁判所条例(極東国際軍事裁判所憲章)を一部改正 4/26
厚生省、就業状況調査、失業者数600万1000人と発表 4/26
社会党の提唱で、「幣原後」を協議するため4党代表が協議 4/26
日本から引揚げる全朝鮮人は、博多・仙崎の受入事務所で処理すること(GHQ覚書) 4/26
土方与志(ひじかたよし)ら、新演劇人協会を設立 4/26
日本初の婦人警官62人が勤務に 4/27
8球団によるプロ野球のペナントレース開幕 4/27(日本野球連盟HP)
日本映画演劇労働組合が発足 4/28
日本物理学会第1回年会、開催 4/28
GHQ、元参謀総長梅津美治郎、元外相重光葵を戦犯容疑者として逮捕する覚書を発する。 4/28
極東国際軍事裁判所、東条英機ら28人のA級戦犯容疑者の起訴 4/28
GHQ、国際検事局、東条英機ら28人のA級戦犯容疑者の起訴状発表、極東国際軍事裁判所に回付 4/29
マッカーサー元帥暗殺企図容疑で、18歳の少年が逮捕される 4/30
経済同友会(代表幹事:諸井貫一)、創立総会。中堅財界人の横断的組織として発足 4/30 植村環YMCA会長が渡米。これが戦後初の海外渡航となる
自由党による単独内閣の発足が決定 4/
中共、長春に新政府樹立 5/1
国民政府が南京に遷都
第17回メーデー、11年ぶりに復活。東京では宮城前に50万人参集、食糧の人民管理などを決議 5/1
広島・長崎で白血病患者出はじめる 5/1
北海道夕張炭鉱で労組が生産管理に突入する 5/2
映画『拳銃の町(主演:ジョン・ウェイン)』封切 5/2
a href=>外国人登録令公布、天皇最後の勅令 5/2
ソ連軍が満州(中国東北部)撤退を完了 5/3
官吏任用叙級令施行に伴ふ官吏に対する叙位及び叙勲並びに貴族院及び衆議院の議長、副議長、議員又は市町村長及び市町村助役に対する叙勲の取扱に関する件、閣議決定 5/3
日本国憲法施行 5/3
極東国際軍事裁判所開廷、 A級戦犯28人出廷 5/3
午後3時37分、東京裁判で、被告席の大川周明が突然前に座る東条英機のハゲ頭をペタリとたたく 5/3
GHQ、鳩山一郎の公職追放を発表 5/3
「官吏任用叙級令施行に伴う官吏に対する叙位及び叙勲並びに貴族院及び衆議院の議長、副議長、議員又は市町村長及び市町村助役に対する叙勲の取扱に関する件」生存者に対する叙位叙勲は一時停止となったが、死没者及び本年3月31までに資格の発生した者については従来どおり取扱うこととなった 5/3
GHQ鳩山一郎の公職追放を通達 5/4
極東国際軍事裁判(東京裁判)の日本人弁護団長に鵜沢総明(うざわふさあき)が就任 5/4
東京裁判2日目、開廷の冒頭に大川周明の精神鑑定が必要として退廷を命じられる 5/4
日本自由党総裁鳩山一郎氏公職から追放される(26年8月6日解除) 5/4
外務省、「憲法草案要綱に関する内外の反響(その2)」発表 5/4
インドとイギリスが、インドのシムラで独立に関する会議を開く5/5
元佐世保俘虜収容所所長の池上宇一に死刑判決 5/5
ワシントンで第1回IMF常務理事会が開催 5/6
イランがソ連と石油協定を結ぶ 5/6
GHQ、在日連合国財産の返還を指示 5/6
医学教育審議会、医師のインターン制並びに国家試験の制度を取り決める 5/6
教職員の除去、就職禁止および復職等の件公布 5/6
ラジオ「街頭録音」の放送が、該当討論会の形式で開始される 5/6
GHQ、引揚に関する基本指令の第一回修正 5/7
教職員追放令が施行され、40万人を再審査する 5/7
東京通信工業(現:ソニー)設立 社長は前田多聞 5/7
戦災地復興計画土地整理事業の執行に関する件、閣議決定 5/7
旧満洲からの残留日本人の引き上げ開始 5/7
東京通信工業(後のソニー)の設立式が行われる 社長は前田多聞 5/7
新潟県村松町で大火。1000余戸が全焼 5/8
イタリア国王エメヌエレ3世が退位し、ウンベルト2世が即位 5/9
ソ連軍がアゼルバイジャンから撤退を完了 5/9
米軍、余剰食糧3374万ポンドの払い下げを発表 5/9
米陸軍参謀総長アイゼンハワーが厚木に到着 5/10
外地(樺太を含める。以下同様とする)職員の処遇に関する件措置要綱、閣議決定 5/10
炭労結成 5/11
大川周明の精神鑑定をした東大医学部精神医学教室の内村祐之が、大川周明被告の精神状態は梅毒性脳疾患であるとの鑑定結果を提出 5/11
コロ島よりの引揚に関する件 国府軍と米軍間に在満日本人の送還協定成立 5/11
上野動物園で豚・鶏・家鴨分配の抽選を実施 5/11
戦後再建されたミラノ・スカラ座でトスカニーニが最初のコンサートを指揮 5/11
「米よこせ」東京世田谷区民大会開催。宮城までデモ行進し、赤旗が初めて坂下門をくぐる 5/12
ドイツの旧マウトハウゼン強制収容所の所員58人全員に死刑判決 5/13
GHQ、鉄鋼漁船の建造認可に関する覚書公布 5/13
鋼鉄製漁船416隻の建造を許可昭和電工とその子会社16社を制限会社に指定 5/13
極東委員会(FEC)、新憲法採択の準則を決定 5/13
極東委員会(FEC)、中間賠償取立案を決定 5/13
賠償取立の対象として11財閥の施設を選定吉田茂、自由党総裁を受託 5/14
東宝交響楽団が第1回公演を開催 5/14
コロ島よりの引揚開始 5/14
アチソン、対日理事会(ACJ)で「共産主義を歓迎せず」と言明 5/15
『思想の科学』創刊 5/15
『リーダーズ・ダイジェスト(日本語版)』創刊 5/15
吉田茂に組閣命令下る。第90臨時議会召集(10月11日閉会 5/16
藤山愛一郎・高村光太郎ら、都市文化協会を設立 5/16
GHQ、食糧危機打開のため化学肥料の増産を指令 5/17
GHQ、食糧危機打開のため化学肥料増産施策の指令を実施 5/17
GHQ、経済安定本部に関する覚書、日本政府設置案を承認、存知期間を1年とする 5/17
極東国際軍事裁判(東京裁判)被告人の広田弘毅の妻静子が服毒自殺 5/18
GHQ、昭和21年度予算に公共事業60億円の計上を指令(失業者救済対策) 5/18
食糧メーデー 5/19
東京六大学野球が再開される。(本大会では、慶應義塾大学が優勝) 5/19
飯米獲得人民大会を東京で開催(25万人街頭行進) 5/19
GHQ、戦犯容疑者の財産凍結指令 5/20
食料メーデー、「朕はたらふく食ってるぞ、ナンジ人民飢えて死ね、御名御璽」のプラカードが不敬罪に。5/19→【不敬罪で起訴、6/22】プラカード事件
マッカーサーが、大衆示威運動に対して「暴力デモ許さず」との声明を発表 5/20
マッカーサー元帥、明治憲法と新憲法の法的連続性の必要性などについて強調 5/21
皇族の財産上の特権等廃止に関する覚書決定。(発表は5月23日) 5/21
富山県宇奈月温泉で大火。駅を含む大半が焼失する 5/21
GHQ、皇室に関する覚書、天皇の直系を除く14宮家の財産上の免税特権等を剥奪 5/21
GHQ、政府に対し、婦人用ヘアネット、漁労用絹糸と絹網、絹糸の放出を許可した旨発表 5/21
海外同胞救援連合会創立 5/21
第一次吉田内閣成立 5/22
日本政府、枢密院に諮詢中の「内閣憲法改正草案」を一時撤回 5/22
国民政府軍が長春を奪回 5/23
GHQが、皇族の財産上の特権廃止指令を出す 5/23
極東委員会、第二次中間賠償計画を決定。造船業、硫酸鉱業、工作機械製造業が対象 5/23
国府軍長春を占領 5/23
映画『はたちの青春(主演:幾野道子)』が封切られ、日本映画初のキスシーンが話題になる 5/23
昭和天皇、敗戦時以来の「玉音放送」を行い、食糧危機に家族国家の伝統で対処するよう訴える 5/24
吉田茂首相、生産管理に反対の声明を出す 5/24
佐藤駐ソ大使一行浦賀上陸 5/24
協同民主党発足 5/24
トランス・ユルダン王国が、イギリスの承認を得て独立を宣言 5/25
千葉県習志野に「農耕隊」として派遣中の豊多摩刑務所の受刑者28人が集団脱走する 5/25
東京で、米よこせ、食糧メーデーが開始され、25万人が参加 5/25
チェコ制憲議会で共産党が第1党となる 5/26
宮内省、秩父宮他15名の皇族、貴族院議員辞職を通達 5/26
戦後初の学生メーデーが、東京と京都で開催される 5/26
日本初の国際オペラ歌手三浦環(たまき)死去。享年62歳 5/26
東京都食糧危機打開本部、千葉県の農村に代表を派遣し、米1000俵を獲得 5/27
日本政府、「内閣憲法改正草案」に若干の修正を加え、枢密院に再び諮詢 5/27
GHQ、日本の科学者の研究制限範囲を緩和する旨発表。毎月の報告義務も年2回となる。 5/27
ソ連地区の邦人帰還問題、米ソ交渉に移される 5/28
アチソン、対日理事会(ACJ)で食糧メーデーに関して、「少数分子の扇動排除」を言明 5/28
逓信院、特定郵便局長への女性就任を許可 5/28
政府、閣議で軍需補償の打切り・生産管理の禁止・労働省の新設などを決定 5/28
枢密院、「内閣憲法改正草案」の審議を再開 5/29
政府、臨時建築制限令(勅令)を公布施行。当分の間娯楽機関及び15坪以上の新・増・改築は禁止 5/29
チェコ制憲議会が、共産党のゴットワメトを首相に選出 5/30
「引揚輸送船に対する食糧等の補給に関する件」(次官会議決定)=食糧等の逼迫下において相互協力を密にして供給を完遂すること 「陸軍軍人軍属で未だ帰還していない者の調査の件」(一復省令第7号)公布=昭和21年8月1日現在における未復員者について、留守担当者の届出を規定した(8.1届出) 5/30
上野アメ横の露店街に武装警官500人が出動し、禁制品を摘発する。トラック16台分を押収 5/30
石橋蔵相、全国官公職員労働組合協議会代表者に対し、全官吏に臨時手当を支給すると言明 5/30
早稲田大学、学生自治会の自治権確立要求を承認。学生自治権確立のはじめとなる。 5/31
全逓信従業員組合結成 5/31
昭和21年度歳入歳出改定予算、閣議決定 5/31
進駐軍による爆破作業及びこれに類する事故に因り危害を受けた者に対する援護に関する件、閣議決定 5/31
戦時補償処理に関する日本政府の司令部宛要請(未提出)、閣議決定 5/31
労働者による、「生産管理戦術」が180件余となる 5/
フランスがベトナム南部にコーチシナ共和国臨時政府を樹立 6/1
片山哲内閣成立(社会、民主、国民共同連立)、芦田副総理兼外相、三木武夫逓信相、森戸辰夫文相etc 6/1
戦災復興院、住宅緊急措置令を公布して余裕のある住宅に戦災者の同居を義務づける 6/1
軍人・軍属の恩給・年金・退職手当金等の支給停止指令 6/1
日本銀行の新総裁に一万田尚登(いちまだひさと)が就任 6/1
民主主義科学者協会第2回総会開催 6/1
6月2日まで開催。憲法改正審議は帝国議会ではなく、特別の機関を設置して行うべき旨を決議イタリアで、国民投票の結果、王政を廃止して共和政をしくことが決まる 6/2
極東委員会(FEC)、天皇制維持案の確認(米主張の提案) 6/2
フランス軍の撤収でシリアが独立 6/3
枢密院、天皇臨席の下で本会議を開催 6/3
10財閥の家族の個人的な金融活動の制限指令 6/3
東宝、「第1期ニューフェース」を募集・審査。久我美子・三船敏郎などを採用 6/3
アルゼンチンにベロン政権が成立 6/4
極東委員会(FEC)、天皇制の存否に関して初めて討議に入る 6/4
子どもを使った菜園荒らしが頻発。5月だけで4000余件の被害があったことが新聞発表 6/4
イタリアが、王制廃止を公表 6/5
マーシャル・プラン発表 6/5
日本ローマ字会、漢字全廃推進を声明 6/5
劇作家 ハウプトマン(Hauptmann,Gerhart)没 6/6
農林省、月10日間の「食糧休暇」を公認 6/6
前進座と東宝、合同でミュージカル『真夏の夜の夢(演出:土方与志)』を公演 6/6
閣議で北海道炭の増産目標とする石炭非常時対策を決定。炭価と賃金の引上げ、食糧の確保など 6/7
GHQ、東京にある洋風住宅の接収を通告 6/7
石炭非常時対策、閣議決定 6/7
食糧危機突破対策要領、閣議決定 6/7
食糧非常時突破に関する声明、閣議決定 6/7
枢密院、「内閣憲法改正草案」を無修正可決 6/8
東洋紡績など主要織物会社13社と子会社264社を制限会社に指定 6/8
日教組結成 6/8
政府から奏請手続きをとっていた憲法改正案は、臨時枢密院本会議で無臭性で可決 6/8
GHQ、警察制度改革に関するバレンタイン調査団の報告書を発表 6/8
枢密院本会議で、新憲法案が採択 6/8
GHQ、政府の要請を認可。京浜地区の平均6日分の配給量の小麦粉1万トンなどを放出と発表 6/9
警察の地方分権など11項目を提言戦争未亡人が「戦争犠牲者遺族同盟」を結成 6/9
イタリア、共和国宣言 6/10
ユーゴでチェトニック指導者ミハイロヴィッチがドイツに協力したとして死刑の判決 6/10
津田左右吉(つだそうきち)、早稲田大学総長に当選するも辞退する 6/10
GHQ、「極東国際軍事裁判公判開廷の度に傍聴券60枚を開放する」と発表 6/10
日立の高萩炭鉱の争議は経営協議会設置他6項目の争議団側の要求がとおり全面的に解決 6/11
山形・秋田・新潟に豪雨。2000町歩余が冠水する 6/11
占領軍の占領目的に有害な行為に対する処罰などに関する勅令公布(占領目的違反取締令) 6/12
寺内元帥ジョホールで死去 6/12
対日理事会(ACJ)、食料対策のため日本の漁区拡張を決定 6/12
極東委員会(FEC)、「対日中間賠償計画」発表 6/12
英、対日理事会(ACJ)に農地改革案を提出 6/12 「ルパン」を名のる連続強盗・窃盗団の1人を逮捕 6/12
「闇の女(街娼)」を一斉検挙 6/12
イタリアが、共和国となることを宣言 6/13
読売新聞社、編集局長鈴木東民(とうみん)ら6人に退社命令を出す 6/13
→第2次読売争議
米映画『カサブランカ(主演:ハンフリー・ボガード、イングリッド・バーグマン)』封切 6/13
イギリスの発明家で世界初のテレビを発明 ベアド(Baird,John Logie)没 6/14
勅令第315号復員庁官制公布⇒第一・第二復員省は、復員庁の第一・第二復員局となる。第一・第二復員省の地方機関は復員庁の地方機関となる。ただし、地方復員人事部は地方世話部に合併、地方長官の管理となった 6/14
文部省、食糧危機打開のため、夏休み短縮を決定 6/14
GHQ、4月13日付の「マッカーサー拒否通知」を極東委員会(FEC)に通告 6/14
幸田露伴の妹で女流音楽家 幸田延、没 6/14
第1・第2復員省を廃止、復員庁が発足 6/15
幣原喜重郎氏復員庁総裁に就任 〜昭和22年5月24日 6/15
国府と中共の満州停戦協定が成立 6/15
NHK技術研究所、テレビの研究を再開 6/15
戦後初の早慶戦が行われ、徹夜組も含め超満員となる。慶応が4対0で勝つ 6/15
カボチャの種子が配給される。東京では1軒に10粒までで、代用食としてカボチャ畑を作ることを奨励 6/16
4年ぶり、戦後初の早慶戦が実施 6/16
観衆があふれたため、観覧席を増設。試合結果は「4−0」で慶応の勝利トランスヨルダンが独立 6/17
宮内省、京都御所外苑を農耕地に解放 6/17
対日理事会(ACJ)、農地改革の徹底化を勧告 6/17
極東国際軍事裁判のアメリカ側主席検事キーナンが、天皇を戦争犯罪人としては裁判しないことを言明 6/18
長野県須坂町で爆薬1トン爆発。50余人が死傷 6/18
ソ連、極東委員会(FEC)に農地改革案を提出 6/18
キーナン極東国際軍事裁判所米国主席検事、ワシントンで「天皇を(戦争犯罪人として)訴追しない」旨を言明 6/19
商工省、GHQの指令で化学肥料の緊急増産に関する省令を公布施行 6/19
憲法問題専任国務相に金森徳次郎(かなもりとくじろう)が就任 6/19
第90議会開院式挙行、天皇、初めて口語体の開院式勅語を朗読 6/20憲法草案、労働関係調整法案、第二次農地改革諸法案を衆議院で審議第90回臨時帝國議会開院、今国会で、GHQ案をもとにした「内閣憲法改正草案」が衆議院に提出される 6/20
婦人代議士39名、マッカーサー元帥と非公式に会見 6/20
(10月12日閉院・政府「憲法改正案」を衆院に提出) 6/20
マッカーサー元帥、議会での憲法改正討議に関して、憲法採択は日本国民の自由な意思による等の三原則を声明 6/21
都労連が業務管理に突入し、事務が事実上停止 6/21
バーンズ、日本の軍事力解体と非軍事化に関する4ヵ国条約構想を提唱 6/21
毛沢東が、アメリカの国民政府に対する軍事援助に反対を表明 6/22
GHQ、日本の漁業・捕鯨区域の拡張を許可(いわゆる「マッカーサーライン」の設定) 6/22
プラカード事件、不敬罪で起訴 6/22
→プラカード事件 5/19
NHKラジオ、「今週の議会から(後の国会討論会)」を放送開始 6/23
フランスでビドー3党連立内閣が成立 6/24
GHQは、京浜地区に対する第3回放出食糧として、米・小麦など12000トンを配給する旨発表 6/24
世界銀行設立 6/25
フィリピン政府がフク団を非合法化 6/25
GHQ、官吏賞与の月給繰り入れを承認 6/25
日本漁船の稼働率を高める指令 6/25
「内閣憲法改正草案」を衆議院本会議に上程。(本会議は28日まで) 6/25
吉田茂首相、衆議院で国体と民主政治について独自のコメント 6/25
衆議院帝国憲法改正案委員会が設置される。委員長は芦田均(58)を選出 6/25
第8回対日理事会においてアチソン議長よりソ連代表に対して、すべての連合国が日本人の引揚を可及的速やかに実行すべきであると考慮を促したが、ソ連側はこれに応じなかった 6/26
衆議院、憲法改正第一読会を実施 6/26
吉田首相、衆議院で改正憲法「第9条自衛権の発動としての戦争も交戦権も放棄したもの」と言明 6/26
元外相松岡洋右(ようすけ)A級戦犯として起訴されたが、出廷中に肺結核が悪化のため死去。享年66歳 6/27
金森徳次郎憲法問題専任国務相、国体のとらえ方について独自のコメント 6/27
三菱鉱業美唄炭坑労働組合、給与問題で会社側と協定が成立。60日間の生産管理を解き争議解決 6/27
政治家 松岡洋右没 6/27
イタリアの初代大統領にエンリコ・デ・ニコラスが就任 6/28
文部省、号令・行進・体操などを非軍事的に行うように通牒 6/28
野坂参三、衆議院で「自衛権の確保・侵略戦争放棄」の質問 6/28
衆議院憲法改正特別委員会設置、委員長に芦田均、委員72名を選定「内閣憲法改正草案」を付託。7月1日から23日まで 6/28
共産党、「日本人民共和国憲法草案」決定。(発表は6月29日) 6/28
日本共産党、新憲法草案(日本人民共和国憲法)を決定。主権在民、人民共和政体などを主張(当時はコミュンテルンの指導のもと動いていた) 6/28
内閣に公職審査委員会を設置 6/29
前年12月末から禁止されていた地理科授業の再開をGHQが許可。ただし教科書はGHQ許可済みのもの 6/29
日本弁護士協会結成 6/30
東京の大森・渋谷などに夜店が復活 6/30
イタリアが王政廃止しイタリア共和国となる。フランス、コーチシナ臨時政府を樹立 6/
第2次農地改革、GHQが農地改革の徹底化を勧告 6/
昭和21年 流行語
不逞の輩/隠匿物質/栄養失調/裏口営業/6・3制/ベビーブーム/ストリップショー/
一歩退却二歩前進/集団見合い/土曜婦人/カストリ雑誌/狩り込み/特攻くずれ/あっそう/
象徴/自称天皇/公僕/ 500円生活/愛される共産党/オフ・リミット/赤バット・青バット/
ニューフェース/ご名答/カストリ/夜の女/パンパン/パングリッシュ/
ノガミ(上野)・ラクチョウ(有楽町)/特飲街(赤線)/幽霊人口/ハバハバ/DDT/
朕はたらふく食っている/進駐軍/隠匿物資(放出)/接収
昭和21年 こんなものが発売
「トリスウヰスキー」の発売再開 4/1
電熱器/スクーター(ラビット)/ズルチン、サッカリン