昭和32年後半 鉄道ニュース


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国鉄自動車 空知線に青木入口、北十勝本線に上居辺口の両駅を新設し旅客に限り取扱を開始(公示二五○号)7/1
国鉄自動車、空知線 青木神社前・青木入口(六粁)間、北十勝本線上居辺口・東七線(八粁)間、南十勝本線 駒畠・更別(一四粁)間に拡野橋外一一駅を設置し、一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二五二号)7/1
連絡運輸規則、同取扱利則の一部を改正(公示二五四、達三六二号)7/1
周遊旅客運賃割引規程の一部を改正(公示二五五号)7/1
乗車券類委託販売規程の一部を改正(公示二五七号)7/1
国鉄自動車 十和田北本線 焼山、北山線蓼科、園条本線本篠山の業務取扱範囲を変更(公示二五八号)7/1
活鮮魚介類外八品目に対する小荷物運賃割引の一部を改正(公示二六〇号)7/1
東北本線 秋葉原、日中線 会津村松、上三宮、会津加納及び熱塩の営業範囲を改正(公示二六一、二六二号)7/1
国有鉄道乗車証規程が一部改正され。職員家族旅客運賃料金割引視程、同準用規程が制定(達三五九〜三六一号)7/1
公認小荷物扱所取扱手続の一部を改正(達三六五号)7/1
小口貨物の輸送方指定について別冊の一郎を改正施行(通報)7/1
101系試作電車10両編成落成 7/1
101系試作電車10両編成落成
画像wikipedia
青函航路開設50周年式典を函館において挙行 7/1
明治41年3月7日、青森函館間に国鉄連絡船比羅夫丸がはじめて運航されてから50年を祝して、7月1日函館で記念式典が挙行された
日中線【貨物営業廃止】会津加納〜熱塩(-3.4km) 7/1
関連→日中線の経営改善 7/1
日中線(喜多方・熱塩間11・6キロ)は、会津乗合自動車が並行しており、貨物も1日平均140トン程慶の石灰石のほか見るべきものもないため、貨物扱い廃止、旅客は朝夕の通勤、通学用2往復を除き、すべて民間バス会津乗合自動車に委託するという国鉄はじめての試みの経営改善策をとることとなった
18名の要員が会津線の輸送力増強に転用でき、しかも収入滅を見込んでなおかつ昨年度の約2000万円の赤字が遂に1000万円余黒字になるという 一方同線の利用者にとっては、通勤通学列車が確保され、国鉄の乗車券でバスにも乗れることとなり現在よりは便利になるという改善方策で、成果が注目される
京阪神急行電鉄【駅名改称】富田町→富田 7/1
国鉄自動車 浅間線 小諸・浅間山荘前(一三粁)間に小諸荒町外九駅を設置し。一般乗合旅客・自動車運送事業を開始(公示ニ四七号)7/2
6月25日の東海道線増強調査会の報告にもとづき、十河総裁は運輸大臣に対し適切な配慮を要請 7/2
東海道本線品川〜平塚間で101系試運転 7/2
国鉄当局は中部支社管内を中心として国労の6月5日〜7日の実力行使に対し免職23、停職29、戒告198、訓告1,198、厳重注意17,829の処分を通告。機労にも処分 7/2
法界院発、鳥取外八駅着ヤクルトの小荷物運賃を、明年三月末日まで責任出荷個数を定め三割引きとした。(公示二六四号)7/3
私鉄関東7社一斉に値上申請 7/3
関東私鉄では、かねてから・運賃改訂について準備をすすめていたが、7月3日東武、西武、京成、京王帝都、小田急、東急、京浜の一斉に申請を行った、なお、関西私鉄は、6月23日に申請済み
高田市に開催する電気と原子力利用博覧会出品物に対し貨物運賃割引(達三六七号)7/4
東京中野間で国鉄関係者、報道関係者,一般招待者を乗せ101系の公開試運転 7/4
8月中旬頃から中央線に使用される予定
肥薩線 大隅横川・牧園間に植村駅、吉都線飯野・加久藤間に上江駅を新設し。旅客の取扱を開始(公示二六三号)7/5
101系東京駅で一般展示会 7/5
吉都線【新駅開業】上江 7/5
肥薩線【新駅開業】植村 7/5
国鉄、新造車両の単価折衝妥結 7/6
例年と異なり、製作依頼の形でとりあえず内示発注を行い、その後価格を交渉するという方式を採用したこともあり、メーカーと単価交渉が行われて来たが、国鉄側の1割減の主張の前に難航をつづけ、最終的にメーカー側がこの案を受け入れることで妥結、国鉄と各メーカーとの間に契約書が取り交わされた
今回の契約は、2月、5月と二次にわたる内示車両(電車479両、気動車312両、客車141両、貨車7200両)について行われたものであるが、国鉄に対する財政投融資の繰延べ等の緊急事態の発生により、その3割は来年度の債務負担行為によることとして今回は除外され、総額約130億円の契約に止められた
小田急SE車登場 7/6
第1・3編成(3001F・3021F)就役
新津市にて開催する全国優良農機具実演展示会出品物に対し。貨物運賃割引を行う(達三六八号)7/8
新潟地本幹部2人に当局から懲戒免職処分 7/8
北陸ずい道いよいよ着工 7/9
北陸線の輸送力増強をはかるため、敦賀〜今庄間を13.5kmの日本一の長大トンネルで結ぶ新線計画を決定したが、総裁は、このトンネルを「北陸ずい道」と正式に命名、8月から総工費72憶5000万円、35年度宋完成をめざしていよいよ着工することとなった
北陸線の輸送力の現状から4年という短期間に完成することが要請されているので、工事には、途中3か所に竪坑を下し。前後の入口と合せ都合4箇所から全断面工法による掘さくが計画されている
80形準急電車試運転 5両編成で、名古屋〜大阪間 7/9関連6/20
80形電車 名古屋〜大阪間で試運転
今秋10月から登場する準急電車試験運転が 大阪〜名古屋間で行われ好成績を収めた
大阪から名古屋まで中間10駅の停車で所要時間は急行列車よりも30分速い2時間40分で、特急なみのスピードであった
この日の試運転では、動揺ははげしかったが、10月までに新湘南型【モハ91,後の153系】の新車が投入されることになるので動揺はないといわれている、準急料金で特急なみのサーピスを提供することは大いに期待されるところである
国鉄当局は国労に、適法な代表者ができるまで団体交渉をしないし、現行の労働協約は期間満了とともに消滅すると通告 7/9
新潟闘争、国労、当局の処分に反対し闘争に突入 7/9
6月13日行われた国労新潟地本の処分反対闘争により、7月9日2名の解雇者を出したことからはじまった新潟の闘争は、勤務時間内職場集会、強力な順法闘争が併せて行われ、日本海縦貫貨物輸送を完全にマヒさせ、運休、遅延が拡大。各所で鉄道公安と衝突となり、農民代表から抗議を受けるほどであった
16日開かれた中央執行委員会において採決の結果20対8で中止指令を出すこととなり、すべては中央部に移されることとなった
国労は処分撤回を要求して関東および中部地評内各地本に各支部1カ所ずつを指定して10〜11日に3時間の抗議職場大会を開くことを指令。各所に指令返上 7/9
岸内閣成立。運輸大臣に中村三之丞氏が就任 7/10
国労新潟地本、国鉄の春闘処分に対し直江津など二駅で職場大会→処分反対闘争に突入 7/10→7/16 中止指令
この結果、裏縦貫貨物輸送マヒしており。16日の闘争中止指令後も交渉はこうちゃく。藤林公企体労働委員会会長あっせんに乗出すことに

国労中闘会議は事態収拾について議論百出、紛糾したが、組織の現状と闘争態勢整備のため実力行使を中止し、中央の交渉に移すことを決定、中止指令。実力行使は中止されたが、新潟鉄道管理局は19名を解雇、当局は交渉を拒否 7/16
京阪京津線 九条山〜日岡間の重軌条更換工事を完了 7/10
モハ90形式性能試験 7/11〜8/15
国労の動きに合わせ、国鉄機関車労組(後の動労)新潟支部も無期限超勤拒否、臨時列車運転拒否 など闘争に参加 7/11
京阪京津線 大津線260形電車5両を新造 7/11
仙北鉄道、バス飯野川営業所落成(現在のミヤコーバス飯野川駐在所) 7/14
国鉄自動車 北薩東線 東俣・都迫(五粁)間に薩摩永山外四駅を設置し、一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二六六号)7/15
国労スト参加者、さらに5人検挙。全職場無期限の職場集会、当局も一歩も引かず自体は泥沼化 7/15
昭和32年度第51回 日本国有鉄道監査委員会審議 7/15
函館車掌区にお け る 諸給与横領事故について
京阪京津線 浜大津駅改良工事完成 7/15
連絡運輸取扱細則の一部を改正(達三九四号)7/16
新潟地区全列車が停止 7/16
中央闘争部より中止指令
国鉄当局、4人の免職を発表 7/16
長岡市に間催する新潟県農業文化叔全国優良農機具実演展示出品物の貨物運賃割引を行う(達三九二号)7/17
専用線発着貨物の取扱をする信号場別表中、東海道本線 品川・鶴見間丸子信号場の項を削除(達四〇〇号)7/17
当局更に、15人免職処分を追加 7/17
東海道線【信号場廃止】丸子信号場 7/17
駐留軍旅客及び荷物運賃料金後払手続の一部を改正(達三九六号)7/18
国鉄自動車 十勝本線 藤ヶ間・帯広自衛隊前間に東官舎入口駅を設置し、旅客に限り取扱を開始(公示二六八号)7/18
国鉄自動車 十勝本線 東官舎入口・岩内仙境(三一粁)間、襟裳線 襟裳・庶野(一二粁)間、襟裳・襟裳灯台(一粁)同、沼宮内西本線滝沢・柳沢(八粁)間、遠野線陸前高田・高田松原(三粁)間、小諸本線和田大石・美ヶ康口(三粁)間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始 東官舎前外二八駅を設置(公示二七〇号)7/18
中央闘争部よりストライキの中止指令 7/18
国鉄当局は今回の争議に対して4人の免職発表 7/18
神奈川県箱根町に開催するガールスカウト全国大会参加者に対し、居住地最富駅・小田原間三等往復旅客運賃を二割引(達三九一号)7/19
新潟闘争、中央で折衝を始めるも平行線の議論 7/19
労使双方の折衝が行われているが、当局側としては、国労と真正面から対決することも辞さないと言う強硬姿勢を崩さず、解雇処分を受けた役員と話合とは行わないとして、組合側の確約を要請するという強い態度を維持しており、組合側は、民同左派、革同派との調整や共闘関係から主流派(民同右派)が窮地に追いこまれているという情況下にあり、互いの思惑も含めて収拾のつかない状態となっている
膠着状態を打開すべく藤林公企体労働委員会会長が、あっせんに乗り出す事となったが、当局は、解雇者以外の組合代表者が決まるまでは団交は行わないと強硬な態度を崩さず、現行の労働協約は、組合が現状を維持する限り期間満了とともに消滅するものであるという基本方針を決定している。(関連:当局、組合費の控除廃止 10/23) 組合側は、解雇された幹部を団交から除いては、かねて不当であるとして来た処分を事実上認めることとなり、かつは大闘争を中止した後でもあるので内部をまとめる上からも不都合であると、団交拒否禁止の仮処分を申請している状態であり、その出口は見えない
さらに、組合員の中には、国労の運動方針々不満とし、団交権を確立し、当面の問題を解決しようとする非現業組合結成の動きさえ現われてきており。国労は事態が一向に進展しないので、とにかく9月25日までは列車に影響を与えるような実力行使は行わない、大会の決定どおり、全国的な闘争は9月末から年末闘争にまで発展させるということを決定するに至った
→参考: 新潟闘争 国鉄労働組合史詳細解説 7/19
東京〜博多間臨時特急「さちかぜ」(2・3等寝台車・食堂車付)8月30日まで運転 7/20〜8/30
夏の多客シーズンに臨時新特急「さちかぜ」号を運転することとなった。「さちかぜ」号の編成は「あさかぜ」号とほば同様、運転時分も同様に17時間25分で、下りは「あさかぜ」号の30分後、上りほその30分前となっている。なお、途中停車駅は「あさかぜ」号に比べ熱海、神戸、福山、徳山の4駅が減り11駅どなっている
田子倉専用線開通(現在の只見線の一部) 7/20
田子倉発電所の建設資材を愉送するため、電源開発会社が国鉄新橋工事局に工事を委託して建設中であった田子倉専用線(会津川口.田子倉発電所間32.6km)は、昨年5月着工以来、全線の約5分の1が橋梁と隨道で占められるという難工事に加えて、冬季積雪期間は工事休止という悪条件にもかかわらず、正味9箇月と。いう超スピードの突貫工事で7月20日開通したなお、開業式は8月1日福島県只見村で行われたが、日通が運輸業務一切を引受けるという新しいケースは各方面の注目をあびている
昭和32年度第52回 日本国有鉄道監査委員会審議 7/21
監査報告書作成方針について
国労内民同右派による分裂組織(国鉄職能別労働組合連合会準備会)結成 7/21
東武会沢【開業】利平茶屋〜赤城山頂間 7/21
国鉄職能別労働組合連合結成準備会 7/21
全国非現業部門及び直轄現場代表約50名出席の下に東京都内で現業組合結成準備会が開かれ、直轄現非場職員を主体とし、国労のこぼれをも吸収する国鉄職能別連合結成準備会と非現業職員を主体とする国鉄職能別労働組合連合準備会の連合体として発足することになった
北陸線用交流電機関車ED70形式第1号機落成 7/24
国労は東京地裁に団体交渉拒否禁止仮処分を申請 7/24
共済租合貸付部規程が制定(達四一四号)7/25
九州北西部豪雨により被害甚大、支社・管理局・現場一体となって復旧に励むことに 7/25
国鉄が受けた被害も、築提の崩壊、線路冠水し道床、砂利などの流失等374件の被害を受け、長崎本線、鹿児島本線等11線区に64の不通箇所を生じた
災害発生と同時に現地、本社にそれぞれ災害対策本部が設けられ、応急復旧作業、輸送手配に万全を期し、全線区とも8月上旬には復旧した
特に長崎県下の700ミリ以上の豪雨下に「急行雲仙」は旅客ともども泥水の中に立佳生し、自衛隊の協力下に船で輸送する岑の事態に陥った、旅客に1人の死傷者もなかったことは不幸中の幸であつた
国鉄でも総裁急病のため、その代理として副総裁以下が現地に飛び、災害復旧に怒命の努力をしている現地職員を鼓舞激励するとともに、施設、車両等の損害約10億、収入減を見込めば約20億近くにもなる
関西本線で可変軸重機機関車の研究試験 7/25〜28
山鹿温泉鉄道 集中豪雨により被害を受ける。植木〜植木町間では築堤が崩壊し休止(植木町〜山鹿間は約1ヶ月後に復旧) 7/26
国鉄スワローズ、金田、7年連続20勝(プロ野球史上初)7/28
国鉄本社に「幹線調査室」を設置(公示第287号初代室長は大石重成氏) 7/29→34/4/18「新幹線局」に改称・格上げ
複線愉送の限界に達する輸送を行っている東海道線の増強対策としての新線建設は、それを具体的に推進する段階に来ていること、この建設については運輸省でも委員会を設ける貿向を持っていること等の情勢から、東海道線新線の調査、計画及びこれに直接関連する幹線の愉送力増強に関すろことを導門に所掌する機関として幹線調査室が設けられ、その室長として、大石北海道支社長が任命された
昭和32年度臨時第53回 日本国有鉄道監査委員会審議 7/29
監査報告書について
名鉄 名鉄ビル全館完成。本社事務所をビル内に移転、業務開始 7/29
昭和32年度臨時第54回 日本国有鉄道監査委員会審議 7/31
監査報告書について
審議室長の新設 7/
審議室の事務は、それぞれの調査役が、総裁の命に従い、これを担当する建前となっているが、とかく担当業務相互間の有機性と総合性に欠けるうらみがあるため、これを是正し、同時に審議室の機能の強化をはかることを目的として新たに室長が設けられることとなった
同時に去る27年8月の組織改正により保健管理室となった安企衛生誄は、完全管理の面を強化ずるだめからもこれを旧課名に改称することになった
本年は鉄道開設85周年にあたるので、その記念行事の一つとして、鉄道唱歌碑の建することとなった 7/
国鉄誕生に関係の深い新橋駅本屋改札口の左手に、鉄道唱歌の作詞者、故大和田建樹氏の生誕100年を記念する歌碑をたてることとなった。この歌碑は、交通博物館所蔵の「汽笛一声……」の一節全部を70×40センチの銅板に入れ、約1間の石にはめこむものである
油須原線 工事着工 7/


水郡線 東舘・磐城石井間に南石井駅を設置し、旅客の取扱を開始(公示二七九)8/1
石巻線小牛田・湧谷間に上湧谷(駅員無配置)駅を設置し気動車による旅客の取扱を開始(公示二八〇)8/1
自動車線乗車券簡易委託販売規程、同取扱細則を制定(公示二八二、達四二六)8/1
国鉄自動車 霞ヶ浦本線 甘田駅を甘田北と改称(公示二八三)8/1
国鉄自動車 霞ヶ浦本線 阿波・水神(七粁)間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、甘田、阿波崎、下須田駅を新設(公示二八五)8/1
同、陶都線北脇町・森林公園間に水南町、東桜通・名古屋間に長者町駅を設置し、旅客の取扱を開始(公示二八九)8/1
同線矢田町・東桜通間(古出来町経由を)廃止し、新たに大曽根町経由に、また水南町・瀬戸追分間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示二九〇、二九二)8/1
乗車券類委託発売規程の一部を改正(公示三○七)8/1
盛岡市、岩見沢市、水戸市に開催の農機具実演展示会出品物の運賃を割引することとした。(達四一七、四一八、四二五)8/1
自衛隊入隊者旅客運賃料金後払手続、自衛隊荷物の運賃料金後払取扱方の一部を改正 (達四ニー、四二二)8/1
自動車線委託業務処理手続の一部を改正(達四二八)8/1
運輸収入事務規程等の一部を改正する達が定められた。(達四三四)8/1
運輸帳表取扱手続の一部を改正(達四三六)8/1
昭和32年度第55回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/1
  1. 昭和31 年度決算について
  2. 監査報告書について
名寄本線【仮乗降場新設】川西 8/1
水郡線【新駅開業】南石井 8/1
東武啓志線【全線閉鎖】8/1
常総筑波鉄道【旅客営業廃止】鬼怒川線 常総関本 〜 三所間の路線、大田郷 〜 常総関本間 8/1
名古屋市電大江線【延伸開業】六号地大江線 〜 開橋間 8/1
運輸省に「日本国有鉄道幹線調査会」を設置 8/3
総評第九回定期大会で、新潟問題が論議される 8/3〜8/6
国鉄新潟闘争収拾問題で論議、執行部の国労の収拾策是認を了承。弾圧に耐え抜く組織づくり、生産性向上運動反対などの方針を決定。議長―原口幸隆、事務局長―岩井章
鴻巣市に開催する農機具実演展示会出品物の運賃を割引(達四一九)8/5
国鉄購入用炭価決定 8/6
国鉄購入の炭価については、電力用炭がトン当り550円高と決り、大手筋では国鉄に対しても550円高を強硬に主張、成行が注目されていたが、前期の400円高で妥結を見るに至った。なお、上期の炭価契約がおくれたので、下期の炭価も上期と合わせて決めることとなり、同様400円高と決定
帯広市に開催する農機具実演展覧会出品物の運賃を割引(達四四五)8/7
国鉄自動車 若江本線 遠敷・下根来(六粁)間に一般乗合旅客目動車運送事業を開始し、神宮寺前、若桜白石、下根来三駅を設置(公示二九九)8/8
昭和32年度第56回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/8
監査報告書について
愛知県及び岐阜県下、並びに鹿児鳥県川内市の水害による災害罹災者救恤用寄贈品に対し運賃減免の取扱(達四五四、四五五)8/9
公共企業体審議会初会議開催 8/9
現行の公共企業体の在り方その他に関して調査審議するため、さきに政府内に「公共企業体審議会」が設けられたが、第1回会議が総理官邸で開催された
岸総理は、専売、国鉄、電々の3公社はヽ戦御初めてわが国に導入された画期的な経営形態であり、その運営については不断の努力を払って来た。しかしその実情にはまだ幾多の間題があると思われるが、この辺でこの制度の在り方について根本的に検討する必要があると思われるので、その改善要綱を示されたいと要望した
つづいて、互選により経団連会長石坂泰三氏を会長に選出、会長代理には小松製作所社長河合良成氏を指名。審議会今後の運営方針その他について協議を行い、一時間足らずで初会合は終った
国鉄自動車 直方本線 直方・竜徳間、波佐見線 舞相・有田間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、新入口外五駅を設置(公示三○九)8/10
貨物輸送手続、駐留軍貨物運送手続、車両換算法の一部を改正(達円四八〜四五〇)8/10
労働関係組織強化のため本社職員局に調査役を常置、管理局に労働課を設置 8/10
過去数年来の労働組合の動向等から、組合は階級闘争的立場を強め、当局の管理権の麻痺を当面の重点的戦術としていることが明らかであるため、本社の職員局に労働担当の調査役を設け、これまで労働課のなかった釧路、水戸、千葉、長野、福知山、米子、大分、熊本、鹿児島の9鉄道管理局に労働課を新設
職員局におかれる調査役は、当局の労働対策を下部に浸透させる活動を行ったり、地方の事情を調査、把握してこれを労働対策に反映させ、あるいは、闘争の際地方の応援に出かけたりして、本社の労働対策に機動性を持だせようというもので、地方局の労働課は、人事課が担当していたものを、専門的に労働対策を検討あるいは推進させようというものである
東急池上線 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧 8/10
名鉄美濃町線 日野橋〜岩田間【新駅開業】岩田坂 8/11
第九回観光夏季大学参加者に対し、居住地最寄駅・小田原間往復二・三等旅客運賃を五割引(達四五七)8/12
北陸本線 【複線化】田村〜長浜間 8/12
定山渓鐡道 気動車による札幌駅への乗り入れを開始。これに先立ち、東札幌〜苗穂間の電化設備を撤去し、同区間への電車乗り入れを中止 8/12
昭和32年度臨時第57回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/13
監査報告書について
昭和32年度臨時第58回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/14
監査報告書について
大糸南線 中土・大糸北線 小滝間鉄道開通し、北小谷、平岩の二駅を設置。なお松本・糸井川間を大糸線と呼ぶこととした。(公示三〇三)8/15
旅客及ぴ荷物運送送規則、貨物運送規則、連絡運輸規則をそれぞれ一部改正(公示三○四〜三〇六)8/15
昭和32年度第59回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/15
監査報告書について
大糸線【延伸開業】中土〜小滝)間 (17.7km) 、松本〜糸魚川間 【新駅開業】北小谷・平岩 全通 8/15
大町において、十河総裁を迎え、関係者多数が参列して盛大な記念式が行われた。大糸線の建設は約50年前から運動が起され、地元民の熱望により、約30年前に着工されたが、戦争によって中断、今日に至りようやく全通したものである
高松琴平電気鉄道志度線1945年(昭和20年)から休止中の公園前〜瓦町間が、市内線(この年1月8日廃止)に続いて廃止 8/15
飯田線 大嵐 〜 小和田間の第一西山トンネル・高神沢橋梁の一部が地滑りにより佐久間湖に流出、復旧に1か月程、その間は、天竜川で船舶を用いた代行輸送を行ない、電源開発の巡視艇および青函連絡船の要員を手配 8/17
十勝鉄道【廃止】川西 〜 戸蔦間、藤 〜 八千代間を 8/18
国鉄自動車の基本方針を発表。建設線。協同輸送、一般路線に対する長期計画を樹立し、国土開発縦貫自動車道に対する態度を闡明(せんめい)した。 8/19
山陰本線安来、荒島及び鳥取県内各駅発車扱による梨の運賃割引(公示三一三)8/20
山形市に開催する山形県農業まつり出品物に対し運賃割引(達四六七)8/20
国労、東京地裁に団体交渉義務を請求 8/20
国鉄自動車・達野鯉達野・盛岬(七一粁)間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、遠野新町外一二駅を設置(公示三一五)8/21
国鉄スワローズ、金田、対中日17回戦で完全試合を記録 8/21
大牟田市に開催する産業科学大博覧会出品物に対し、運賃割引(達四六六)8/22
昭和32年時第60回 日本国有鉄道監査委員会審議 8/22
監査報告書について
貸借対照表及び財産目録は、その年度末の財務状態を適正に表示し、損益計算害はその年度の経営成績を適正に表示しているものと認める旨の監査証明の通知 8/22
湘南電車(サロ85020)に試作ユニット・クーラー取付完了 8/22
運輸大臣に対し、財務賭表の承認手続 8/23
試作冷房車サロ85型完成、東京駅でお披露目 8/23
高岡発那珂川着の車扱による原子力平和利用展覧会展示物に対し運賃割引を(公示三二五)8/25
国鉄自動車 加太線 関・柘植(一六粁)間、伊賀上野線 伊賀上野・上野西山(六粁)間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示三二七)8/25
山口県大内町に開催する全国優良農機具実演展示会用品物に対し、運賃割引(達四七一)8/25
新潟地本定期大会開催 8/25
昭和32年度時刻改正決定 8/27
理事会で、10月1日北陸線米原〜敦賀間交流電化完成を機会に、東海道本線の電車化、東京〜長崎間特急の新設、大阪附近の電車輸送方式の改善等を織込んで、10月1日を目途に部分的時刻改正を実施することを決定
米原〜敦賀間電化完成に伴い、敦賀〜今庄間にティーゼル機関車を増備し、旅客列車は540トンけん引を600トンに。貨物列車は700トンを1000トンにけん引力を向上し、スピートアップも行う他、以下のような改善を行う
  • 東京〜長崎間には新設特急「さちかぜ号」が復活(翌年には、特急へいわ更に、20系化で「さくら」に変更
  • 東京〜大阪間夜行急行彗星号を2、3等寝台列車として遅転する
  • 東京〜名古屋間及び名古屋〜大阪間準急列車を電車におきかえ、この間に準急電車2往復をそれぞれ増発する
  • 京都〜神戸(急電)、京都〜西明石(緩電)の電車を内側線に集中して、高槻、芦屋の両駅でぞれぞれ相互乗継ぎができるようにし、時隔もそれぞれ短縮する大阪附近電車輸送方式の改善をはかる
等をその主な内容としているが、この改正は、昨年11月東海道線全線電化完成に俘い実施された全国的大時刻改正以来のもので、増発キロ数は旅客1万1000キロ、貨物2万5000キロと予定されている
ディーゼル動車用密着式小形連結器現車試験 8/29〜8/30
日本国有鉄道幹線調査会設置について、閣議決定 8/30
運輸省に日本国有鉄道幹線調査会を設置、初代委員長は大蔵公望氏
この調査会は、運輸大臣の諮間に応じ、国鉄東海道線およびこれに関連する主要幹線の輸送力増強ならびに輸送の`近代化に関する事項を調査、審議するもので、委員は学識経験者及び運愉、大蔵、経済企両庁、建設、通産、農林、国鉄、道路公団など関係機関から35人以内をもって構成される
昭和31年度の決算書類を運輸大臣に提出。153億の赤字を計上 8/31
パレット貨車試作完成 8/31
運輸省明年度の重要施策決定 8/
来年度の予算編成に際し、重要施策の検討を行っていたが、その大綱を浹定したので、自民党政詞会、大蔵省など関係先と本格的な折衝を開始した
陸運関係の輸送力増強施策としては、国鉄の近代化5か年計画の積極的推進、東海道新幹線の建設促進、青函、四国連絡鉄道の建設促進、自動車輸送の増強、国鉄貨物の海送転移対策などがその主なもの、これらは、いずれも資金的な襄付のない限り実現しないものばかりであり今後の折衝には多大な期待が寄せられている
国鉄自動車の基本方針決定
国鉄5か年計画に対応し。鉄道との総合輸送力を発揮するため、かねてから国鉄自動車の長期計両の樹立を検討していたが、この程決定した
東北本線小口貨物の集約翰送 8/
国鉄では、輸送近代化の一環として、小口貨物の速達化と幹線輸送力の増強を図るため東北本線で自動車との協同輸送を検討していたが、10月のダイヤ改正を期して小口貨物の協同集約輸送を実施することとなり、運輸省に対し路線申請を行った
計画概要は下記の通り
  • 秋葉原〜盛岡間を秋葉原、大宮、小山、宇都宮、白河、郡山、福島、長町、一ノ関、北上、盛岡の11ブロックに分ける
  • 各中間駅の小口貨物を自動車で中心駅に集約、そこから貨物列車に積込む
これにより貨物列車がスピードアップされ、東北、常磐両線とも各2本の臨時列車の運行が可能となり秋冬繁忙期はもちろん、多客臨の運転も可能となる
しかし、集約輸送実施は民間企業を圧迫するものであるとして、トラック協会が反対している
現在は、積載効率の悪い小口積車をいちいち小駅に停車させて輸送しており、不経済で或ることから、合理化するものであり、今後全国の主要幹線で集約輸送を実施するためのテストケースとして、東北線が選ばれたものとで、その成行が注目されている→関連:東北線の共同輸送問題に運輸審議会答申 9/28
国鉄宿舎5か年計画 8/
国鉄では、このほど住宅対策5か年計画を決定したが、その最重点は第一種義務居住宿舎におき、また、必要最少限度の第3種宿舎と独身寮の整備をはかり、その他一般職員の宿舎間題の解決には退職後の生活を安定させるよう自己所有の方向で、家を建てるための授助方策を強力に推進することとなった
国鉄本年度購入用炭価決定 8/
国鉄購入の炭価については、電力用炭がトン当り550円高と決り、大手筋では国鉄に対しても550円高を強硬に支持し、その成行が注目されていたが、このほど、前期の400円高で妥結をみるに至った。なお上期の炭価契約がおくれたので、下期の単価も上期と合せて決めることとなり同様400円高と決まった。下期の折衝は購入数量を残すのみとなった。また今回の炭価契約と同時に上期において不足が予想されることから、更に約10万トンの追加購入を行うこととなったため、上半期の納入数量は約193万トンに達する見込である
北星炭礦美流渡礦専用鉄道 1112廃車。国鉄による運転管理を離れ、自営運転開始 8/


国鉄自動車十和田南本線 下町外三線四駅を改称(公示三一八号)9/1
国鉄自動車十和田南本線、光本線 政江町外一六線二五駅を廃止し、十和田一本線外二一線に止滝外五六駅を新駅(公示三一九、三二一号)9/1
旅客及び荷物運送規則の一部を改正(公示三二三号)9/1
東車券委託発売規程の一部を改正(公示三三○号)9/1
鹿児鳥本線 熊本駅、日中線会津村松、上三宮、会津加納及び熱塩駅の営業範囲を変更(公示三三一、三三二号)9/1
荷物集配区域衣中、福島県喜多方市の項及び熱塩加納村の項を改正(通報)9/1
旅費規程及び船員食料支給規程の一部が改正(達四八六、四八七号)9/1
日中線【貨物営業開始】会津加納〜熱塩(3.4km) 9/1
東海道旅客用下り線 辻堂〜茅ヶ崎間で単線式軌道更新法の実験 9/1〜15
新潟地方労働組合1,550名が発足(3000名という資料もあり) 9/1
→参考 新潟闘争に関して綴らせていただきました、国鉄労働組合史詳細解説 19 日本国有鉄道 労働運動史
同和鉱業が藤田興業を合併 9/1
「専用線一覧について」の一部を改正(通報)9/2
国鉄、非組合員増加のため現業機関の掛長・主任約1000人の助役昇格を決定、各管理局に発令開始 9/2
北陸線電化に伴うED70形性能試験 9/3〜8
新潟局同様に、仙台地方と青函局に、ついで旭川局で国労から分裂した組合員による新組合が誕生し。東京。多度津との合計1,340名で職能別労働組合連合を準備 9/4
仙山線 仙台・作並間に交流電気機関車による運転を開始(達四九三号)9/5
昭和31年度監査報告書発表、財務諸表、業務一般の監査の結果をとりまとめ、監査委員会発足以来の監査活動を集大成 9/5
仙山線日本初の交流電化 9/5
仙山線【電化】仙台〜陸前落合間、熊ヶ根〜作並間(交流20kV・50Hz。仙台〜作並間交流電化の営業運転開始)ED45(ED91)型機関車運転開始
徳島本線西麻植駅における集貨、配達の取扱を廃止(公示三一三号)9/5
苫小牧市に開催する第八回北海道種馬共進会、第一一回ホルスタイン共進会に出品する馬及び牛に対し、運賃割引を行う(達四八四号)9/5
日本国有鉄道監査委員会が設置されてからはじめての「31年度国鉄監査報告書」を発表 9/5
第1回の報告なので完全なものではないといっているが、これは国民の立場から見た「国鉄白書」ともいうべきものと云われている
名鉄鏡島線【駅名改称】合渡橋→西鏡島 9/5
標記トン数一七トン、一五トンと併記してある無蓋車に炭酸カルシウム肥料又はセメントを積載した場合一七トンとすることとした。(公示三三六号)9/7
貨物運送規則補則、貨物輸送手続の一部を改正(達五○一、五〇三号)9/7
寝台用品取扱手続の一部を改正(達五〇四号)9/7
大曲市に開催する第四七回 秋田県畜産共進会出品物に対し貨物運賃割引(達四九〇号)9/9
国鉄・自動車霞ヶ浦本線阿見・追原辻(六粁)間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、曙町外二駅を設置(公示三三八号)9/10
長野市及ぴ広島県 西条町に開催される全国優良農機具実演展示会出品物に対し、貨物運賃割引(達四八九、四九八号)9/10
国鉄自動車 鳥海線 羽後小滝・羽後長岡(二粁)間、奈曽滝前・上浜(六粁)間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し西本郷外二駅を設置(公示三四一号)9/11
日本国有鉄道幹線調考会発足 9/11
運輸大臣の諮問に応じ東海道線及ぴこれに関連する主要幹線の輸送力増強ならぴに輸送の近代化に関する事項の調査審議に当る
東海道旅客用下り線 藤沢〜辻堂間に継目なし1468mの長尺軌条(ロングレール)布設 9/11
第48回国労中央委員会開催 9/11〜9/14
秋季、年末闘争の方針決定と新潟闘争や第2組合問題の批判を申心議題とする国鉄労組第48回中 央委員会は、9月11日から東京 駅八重州口の国労会館で開催
今回は、新規約によって開催された初めての中央委員会であり、全員122名が出席したが、職能別組合部成の中心となっていろ菅原委員に対し、中央委員としての資格を喪失したものとするとの方針を取られることとなった
第1日目は、本部の新潟闘争打り、第2組合結成について議論され、第2日目、賃金改訂につき現在まで組合と当局との問に到達した結論を了承することとなり、3日目、秋季、年末闘争の運動方針が審議され、大会招集の緊急動議があり、紛糾をかさね、会期を1日延長して審議が行われ、10月に臨時大会開催の必要があれば、招集すること、小柳委員長から組繊の再検討を行い、10月闘争を既定方針どおりすすめるという表明があり終了した
郡山市に開催する全国優良農機具実演展示会出品物に対し、貨物運賃割引を行う(達五一四号)9/12
第3回公共企業体審議会国鉄関係審議開催される 9/12
8月9日の第1回会議を開催以来、第2回は専売、第3回は国鉄関係が審議された
副総裁から国鉄の概況を、石井常務理事から国鉄経営上の問題点について説明が行われた
  • 副総裁:国会及び政府各部において、国鉄という組織に対する位置づけが曖昧で、過度な通学定期割引など、政府機関と変らない取扱を受ける反面、企業的でないという批判を受ける事も多々あり、賃金の決定権も、運賃改定に関しても縛りがあるなど、経営者たるにふさわしい権能をあたえられていないにも関わらず、経営者としての責任のみを追求される傾向があるなど、傾きがあるとして、その苦衷を訴えた
  • 石井常務理事:公共企業体が公共的、国民経済的見地からする計画のもとに、公共的監督支配の下に立つことは当然であるが、同時に、自主的企業体としての機動性と創意性とが制度的に認められなければ。鉄道本来の企業性を発揮することはできず、真に公共企業体たらしめる政府各方面の努力が不足していることは残念であると、国鉄の立場を主張した
昭和32年度臨時第61回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/12
  1. 連絡船事業の概要について
  2. 昭和32年度監査計画について
青函連絡船、徳寿丸 広鉄局に配転属 9/13
仙山線 ED4511 交流電気機関車の性能試験 9/13〜18
名古屋本線【複線化】広江〜新岐阜間 新岐阜駅構内の一部をのぞき、急曲線緩和 9/13
静岡県 浜松市及ぴ伊東市に開催される第一二回国民体育大会に参加する選手・役員に対し、九月二十五日まで居住地最寄駅と浜松又は伊東駅往復三等旅客運賃を二割引(達四八五号)9/15
国鉄自動車 小和田峠線 萩倉口・大平(四粁)間、北薩本線 薩摩郡山・薩摩大浦(四粁)間に一般乗合旅客自動小運送事業を開始し、萩倉外五駅を開設(公示三四六号)9/15
国鉄自動車和田峠線扉峠口・扉峠(一○粁)間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し江戸場外三駅を設置(公示三四九号)9/16
旅客及び荷物運送規則の一部を改正(公示三五〇号)9/16
十和田丸竣工 9/16
洞爺丸の代船として、新三菱重工神戸造船所において、2月4日以来建造中であった十和田丸が竣工
十和田丸は総トン数6148.08t旅客定員1470名、車両搭載数18両(ワム車)で主機関はディーゼルである
岐阜市及び名古屋市で開催される日本ホテル協会秋季総会出席者に対し、居住地最寄駅と岐阜又は名古屋駅まで往復二・三等旅客運賃を五割引(達四九一号)9/17
乗車券類委託発売規程の一部を改正した。(公示三四四号)9/17
初の支社長、鉄道管理局長会議 9/17
本社8階大会議室において、支社制実施以来初めての支社長、鉄道管理局長会議が開催された
この会議には6支社長、27鉄道瞥理局長、本社から総裁はじめ副総裁、各理事、各局部長が出席し当面の労働問題、特に秋季闘争を控えての労働対策等について協議が行われた
すなわち、協約、協定消滅後における実際の労働関係の処理について、組合側の控除廃止について、非組合員の範囲拡大について、団交を要求する訴訟に対する態度について、仲裁裁定と本年度昇給の実施について、今後の処分問題について等が慎重に討議された→関連:当局、組合費の控除廃止 10/23
第23回機労中央委員会開催 9/17〜9/20
機関車労組の第23回中央委員会は、盛岡市で開かれた。今回の中央委員会招集の目的は、秋季、年末闘争の運動方針を決定することであったが、黒川委員長の辞任問題も大きく注目されていた、結局43票対18票で辞表を受理することとなり、委員長に中村氏を選任、解雇者中村、波高、新井の3氏が3役に選出されるに至った
運動方針審議に際しては、非協力闘争について各地方間のアンバランスを再検討することとなったもようであり、中村新委員長は、国労の第2組合に対しては否定するという態度を表明しており、機労の秋季、年末闘争も国労と歩調を合わせた闘争を行なっていくことになる模様
青函連絡船、新造船十和田丸 青函局に配属 9/18
山陽電気鉄道 須磨浦公園駅移転。須磨浦ロープウェー開業 9/18
第4回公共企業体審議会国鉄関係審議開催される 9/19
第4回会議も国鉄関係が審議され、席上、副総裁は、与えられた経営形態を前提として、現在経営の合理化につとめているが、鉄道本来の公共性と企業性を調和させるためには、公共企業体がよいのであって、運用がわるいためにその長所が発揮できないのであると、その立場を明らかにした
昭和32年度監査委員会委員現地監査 石田委員長・ 植田委員・片岡委員・潮江委員 白棚高速線 問委員. 潮江委員 全 員 水戸鉄道管理局 連絡運輸取扱細則の一部を改正した。(達五二〇号)9/20
小田急3000系東海道線(大船〜辻堂及び函南〜沼津間下り線)で速度向上を目指して高速試験 9/20〜9/28
13.8kmの北陸トンネル着工 9/20
東急新玉川線 田園都市線溝ノ口 〜 中央林間間地方鉄道敷設免許交付 9/20
連絡運輸取扱細則を一部改正した。(達五二二号)9/21
新、青函連絡船「十和田丸」。就航を前にして、神戸で就航レセプション 9/21
新、青函連絡船「十和田丸」。就航を前にして、東京において就航レセプション 9/24
大阪市にて開催する第三回建設機械展示会山品物に対し、貨物運賃を割引(達五二三号)9/25
東海道線茨木〜大阪間復々線使用開始 9/25
東海道線 茨木〜宮原第一信号場間6線化 9/25
吹田操車場下りハンプのカーリターダー並びに自動仕分け装置新設 9/25
昭和32年度臨時第62回 日本国有鉄道監査委員会審議 9/26
国鉄経営問題について
国労、要員増加無のダイヤ改正反対・100%昇給実現などを掲げ順法闘争に入る 9/26
東武野田線 【複線化】北大宮〜大宮公園間 9/26
連賂運輸取扱細則の一部を改正(達五二三号)9/27
東海道線 大船〜平塚間、函南〜三島間にて小田急SE車による高速度試験最高速度145km/hを記録 9/27 関連→ 画像 wikipedia
小田急が今夏製作した新鋭SE車による速度試験が、9月20日から東海道線において行われた
この試験により、25日には132キロ、26日には143キロと記録を更新し。27日遂に145キロという狭軌では世界初めてという記録を樹立した
試験は、小田急からその性能試験を国鉄が依頼されたことにもよるが、近い将来に実施を計画している「超特急列車」の設定に備えてスピードの参考資料を得る目的もあり、この試験結果、東京、大阪間3時間半運転は現状では困難であるとしても、6時間半運転の計画にはある程度の自信を得たとえそうである
組合の順法闘争は違法と政府発表 9/27
政府は閣議で「三公社五現業の争議行為を中心とする同体行動権の合法、非台法の限界」及び「秋季年末闘争に対する労相談話」を中心に協議し、政府の正式態度として発表することになった
9月26日から国鉄労組が行っている順法闘争等に対して合法、非合法を明確にして、その違反行為を取締る旨を声明した
具体的には、上司の許可なく職務を放棄する休暇闘争戦術、監督権の裁量または慣行を無視、逸脱して安全運転等により能率を低下させたり、自己の判断によって就労を拒否する順法闘争、担務変更命令、滞留業務処理命令、作業手順業務命令等各種命令の拒否、勤務時間内の職場大会、超勤拒否、ピケ等による就業阻止行為は、いずれも公労法第17条に違反するものであるとの統一見解を発表
また、国鉄当局でも、従来、順法闘争については、今までの慣行というような点から違法行為であるとしていたが、この際具体的に合法、非合法の線を明らかにして対処するものと見られている。一方、このような政府、当局の態度に対し、組合側も早急に労働法学者等の協力を得て組合側の解釈を表明する態度を取ることになっている
→参考:公共企業体労働関係法
(争議行為の禁止)
第十七条 職員及びその組合は、同盟罷業、怠業、その他業務の正常な運営を阻害する一切の行為をすることができない。又職員は、このような禁止された行為を共謀し、そそのかし、若しくはあおつてはならない
2 公共企業体は、作業所閉鎖をしてはならない
(条文全文はこちらを参照)
東北本線 【複線化】鹿島台〜小牛田間 9/27
東北線の共同輸送問題に運輸審議会答申 9/28
国鉄が輪送形態の合理化と能率向上のために、10月1日から実施することにしていた東北線における小口貨物の中心駅集約輸送計画は、全日本トラック協会の猛反対をうけ、成り行きが注目されていたが、運輸大臣から諮問をうけていた運輸審議会は答申書を提出した
答申は、国鉄の言い分を認め、輸送の合理化のためやむを得ない措置であるので、業務の範囲を限定して許可することが適当であるとしている
また、国鉄の路線トラック運行は民営企業の圧迫であるという業者側の冒い分に対しても、業務の範囲を、中心駅11駅以外の駅で発着または中継される鉄道小口貨物であって、最寄りの中心駅または分岐駅において鉄道または鉄道から中継される貨物の運送に限るとあるように、限定すれば民間企業に与える影響はきわめて少ないものであると結論している
関連:東北本線小口貨物の集約翰送
東北本線 【複線化】有壁〜一ノ関間。【廃止】真柴信号場 9/28
羽越本線 【信号場新設】折渡 9/28
羽越本線 【信号場新設】北余目(2代)【複線化】余目〜北余目信号場 9/29
信越線【線増】石山〜新潟操間 9/30
室蘭本線【複線化】白老〜錦岡 9/30
秋冬期貨物増送運動実施 9/
国鉄に対する繁忙期の輸送要請は実に5,300万トンを上回ると予測されることから、10月1日から12月末までを。「秋冬期貨物増送運動期間と定め、輸送目標を創始以来最高の4800万トンと策定、全力を傾倒することとなった
月間1600万トン輸送は、現有の輸送能力をフルに発揮して、はじめて逮成される量であって、この期間に、労組の闘争や、事故、天災の発生があるとすれぱ、この増送計画は一大齟齬を来たすことになることから、定員を上回る労務職の新規採用等が行われているが、、地域的には、要員問題が解決されておらず、他の増送対策とともに、要員問題も早急に解決が望まれている
早来運輸(株) タクシー事業開始 9/


横浜線 渕野辺・相模原間、予讃線 上高瀬・本山間、柳ヶ瀬線 柳ヶ瀬・刀根間にそれぞれ矢部駅、比地大駅(駅員無配置)、雁ヶ谷駅を新設(公示三五一、三六一、三六九号)10/1
日田線 香春・田川線伊田間(四粁)鉄道にて旅客運輸営業を、北陸本線 本ノ本・近江塩津・敦賀間(二三・四粁)鉄道にて一般運輸営業(余呉、近江塩津、新疋田の三駅新設)を開始(公示三六四、三六七号)10/1
周遊旅客運賃割引規程、同取扱細則を一部改正(公示三六〇、三七四、達五二四号)10/1
旅客及び荷物運送規則の一部を改正(公示三七九号)10/1
車扱貨物割引賃率、金鉱に対する割引賃率の一部を改正(公示三七五。三七六号)10/1
東海道本線 東田子の浦、富士発生花に対し、着駅責任出貨個数を定め小荷物運賃割引を行(公示四一一号)10/1
石灰石及びドロマイトに対し発着駅を定め賃率を特定(公示三七七、三七八号)10/1
山野 東水俣外四線七駅、柳ヶ瀬線 中ノ郷外三駅、青梅線 日向和田、八高線 東福生の営業範囲を変更(公示三六二、三六八、三八一号)10/1
国鉄自動車金白南線 陰地外五線七駅の駅名を改称し、また小諸本線 大久保橋外一八線四一駅を廃止し、白樺湖線 外一七線に芦田古町外四二駅を新設(公示三五三。三五四、三五六、三八三、三八八号)10/1
同小諸本線 小諸大久保・鴇久保・県営農場前間、上州草津線 上州草津・鈴蘭口間、亀草本線 本石部・東寺間、近城本線 岩船寺前・九体寺前間、金白南線牛道学校前・正ヶ洞間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、鴇久保外一三駅を設置(公示三七一、三八六、三九〇号)10/1
日高本線 気動車化完了 10/1
時刻改正 北陸線 田村〜敦賀間交流電化 10/1
九州特急増発 寝台列車新設・東海道準急列車の電車化
今回の改正で増発されたのは以下のとおり
  1. 九州特急 
    さちかぜ「2、3等寝台車、食堂車連結 所要20次間40分
    東京〜大阪間寝台急行 「彗星」 2等寝台車 A.B.C、3等寝台連結 寝台専用列車の始り新設
    東京〜長崎間急行「雲仙」と東京〜佐世保間急行「西海」を振替、
    京都〜長崎間急行「玄海」を鹿児島行き「桜島」に変更し、博多にて特急「あさかぜ」に接続の<特別急行・普通急行券>を発売
    東京〜名古屋間準急一往復を電車化、
    東京〜名古屋(大垣)間準急電車2往復増発、
    名古屋〜大阪間準急1往復を電車化、
    名古屋〜大阪間準急電車2往復増発
    京都〜西明石間電車を内側線に集中、急行電車を15分間隔に増発 北陸線米原・敦賀間交流電化完成
  2. 北陸本線 木ノ本〜近江塩津〜敦賀間新線開通(旧線は柳ケ瀬線として存続、その後廃線→バス化)
    【新駅開業】余呉、近江塩津、新疋田【信号場設置】近江塩津〜新疋田間に沓掛信号場、新疋田〜敦賀間に鳩原信号場、牛ノ谷〜大聖寺間に熊坂信号場 木ノ本〜敦賀間の旧線を柳ヶ瀬線として分離。刀根駅のスイッチバック解消。中之郷駅の引き込み線、切り替え設備等、解消され全線一閉塞運転となる。【信号場→駅】雁ヶ谷信号場→雁ヶ谷
    田村〜敦賀間交流電化(米原〜田村間は蒸気牽引)
    北陸本線 木ノ本ルート開業
    木ノ本駅 〜 敦賀駅間の旧線 (26.1km) を柳ヶ瀬線として分離
    米原駅 〜 田村駅間は非電化
北陸線【線増】米原〜田村間 10/1
北陸本線 【信号場開設】越中宮崎信号場 泊〜市振間 10/1
北陸本線 富山操車場ハンプ使用開始 10/1
東北本線 上野〜盛岡間不定期急行「いわて」を青森へ延長
国鉄では「北海道周遊券」に引き続き「九州周遊券」を発売 10/1
種類は東京発用、名古屋発用、大阪発用の3種類、等級は2、3等、東京発用は20日間、名古屋18日間、大阪16日間となっており、急行利用の便を考え急行料金を含んだ均一運賃となっており、東京発用で3等4,900円となっている。なお発売期間は10月1日から3月31日までとなっている
東海道本線 準急電車 東京〜大垣間、名古屋〜大阪間で運転開始 10/1
青函連絡船、十和田丸(総トン数6148.08トン)19便より就航 10/1
東北本線小口貨物の集約輸送実施 10/1
秋葉原・盛岡間を秋葉原、大宮、小山、宇都宮、白河、郡山、福島、長町、一ノ関、北上、盛岡の11ブロックに分け各中間駅の小口貨物を自動車で中心駅に集約、そこから貨物列車で積込むというもので、積載効率は向上し、貨物列車のスピード・アップがはかられることに
江差線 客車列車、全気動車化完了 10/1
松前線 客車列車、全気動車化完了 10/1
日高本線 客車列車、全気動車化完了 10/1
瀬棚線 客車列車、全気動車化完了 10/1
東北本線 【信号場開設】 乙供〜千曳間に石文信号場 10/1
横浜線 淵野辺〜相模原間【新駅開業】矢部 10/1
信越本線【貨物支線開業】亀田〜大形(実際の分岐は石山信号場) 10/1
【信号場新設】石山 【操車場→信号場】上沼垂
予讃本線 【新駅開業】比地大 10/1
鹿児島本線 【信号場開設】上伊集院〜西鹿児島(現在の鹿児島中央)間に広木信号場 10/1
彦山線【開業】香春〜伊田(4.0km。現在のルートが完成)、10/1
日田線 城野〜夜明間、香春〜伊田間及び貨物支線に変更
【貨物営業開始】城野〜石田(3.3km)
検査修繕規定の一部改正(電気機関車交番検査修繕回帰キロの延長など) 10/1
定山渓鉄道が旅客電車による苗穂駅乗り入れを廃止 10/1
それに伴い、苗穂駅 〜 東札幌駅間の電化設備(直流1,500 V)を撤去
京阪神急行電鉄神戸本線 平日朝の今津線直通準急が運転を開始 10/1
御坊臨港鉄道【新駅開業】 市役所前 10/1
運転取扱心得の一部を改正(達 五六二号)10/2
東京都が蔵前二丁目 〜 押上間の地方鉄道敷設免許の申請ならびに営団地下鉄(当時)が所有していた馬込 〜 蔵前二丁目間の地方鉄道敷設免許の譲受許可を申請 10/3
非現業職員を一時他の職務に従事さすことができることにつき定められた。(達五六九号)10/4
昭和32年度臨時第63回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/4
事務近代化について
富内線 春日駅にて手小荷物の取扱(除配達)を開始(公示三六二号)10/5
東北線 陸前山王駅の営業範囲を変更(公示三九四号)10/5
名古屋発の生花に対し、明年三月末日まで着駅指定小荷物運貿割引を行う(公示二九五号)10/5
連絡運輸取扱細則の一部を改正(達五六一、五七八号)10/6,10/7
ナロ10形量産車第1号落成 10/7
北海道産種馬鈴薯車扱運賃を十二月十四日まで割引(公示三九八号)10/8
鉄道運賃制度調査会規程が制定(達五九〇号)10/8
吹田操車場、下りハンプもカーリターダー使用開始 10/8
208m 長尺軌条2段積輸送試験(八本松〜高水間) 10/9〜15
武漢及び欧州にて開催される日本商品展覧会出品物に対し明年二月十五日まで小口及び取扱貨物の賃率を二割減(公示三九六号)10/10
広島市に開催する第四回機械展示会出品物の運賃割引を行う(達五八四号)10/10
昭和32年度臨時第64回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/10
  1. 今後の電化工事に対する所見について
  2. 4. 5. 6 月末決算について
公労委会長藤林敬三は国労の秋季闘争を前にあっせんにのり出す 10/10
国鉄用地購入価格等評定要綱制定 10/10
国鉄の用地購入については、正式の規程がなく、大正15年当時の内規があるだけで、購入に当つては、個々の経験と土地収用法などを参考にして、その価格を評価していたため適正を欠くもの等があった
「国鉄5か年計画」の推進に伴い、用地購入の飛躍的な増加が予想される事態に対処するため、価格の評定基準を定め、用地購入事務の合理化をはかろうということで、今回、要綱の制定となったものである
これにより、購入土地物件ばかりでなく、これに関連する所有権以外の権利、支障物件移転補償などについての評価基準が定められるので、用地買収、その合理化と促進が期待されている
公共企業体等労働委員会藤林会長、労使双方から事情聴取、15日に予定されている組合側の実力行使を前にしてあっせんに乗り出した。10/10
しかし、あっせん内示案に対して、組合、当局とも、解雇役員の扱いについて、組合側は難色を示し、当局側もまた、解履役員の改選は、労使間係の正常化という立場からも、絶対にゆずれないという態度を固持、昇給問題についても、現場態勢を確立するためにも、予算の面でも、当初の方針を変更することはできないとして、90%の線で実施する旨を申し入れるとともに、正式あっせん案提示を前に、本社をはじめ全管理局等において昇給の発令を行った
鉄道開通85周年を記念して、国鉄本社並びに地方局等において記念式が挙行された 10/14
東京都営懸垂式モノレール 上野動物園〜同分園間開通(モノレールの始め) 10/14
駐留軍旅客及び荷物運賃料企後払手続の一部を改正(達五七三号)10/15
国鉄自動車十和田北本線 居繰沢外九線一五駅の駅名を改称した。また下北線 川内学校前外二八線七八駅を廃止し、下北線外四二線に宇曽利駅外八七駅を新設。また下北外八三駅の営業範囲の指定(公示四〇〇〜四〇六号)10/15
旅客及び荷物運送規則の一部を改正。(公示四〇七号)10/15
青函連絡船、18運航実施 10/15
上野〜日光間準急気動車「日光」を東京へ延長運転 10/15
連絡運輸規則の一部を改正(公示三九七号)10/16
福岡市に開催する建設機械展示会出品物に貨物運賃割引(達五九三号)10/16
運賃制度調査会発足。運賃の決定原則、体系等を根本的に検討 10/16
国鉄の運賃制度を根本的に検討するために設けられた「国鉄運賃制度調査会」の第1回会議が、本社理事会議室で25委員全員出席のもとに開催された
会長には原安三郎氏が互選され、会長代理には堀越禎三氏が指名され、今後1年半位で結論を出すこととなつた
会議はまず十河総裁から、数次にわたる運賃改訂は、インフレによる国鉄の財政難を補うことを主眼としたため、運賃体系にはふれず、ほとんど平均的な値上げに終始してきた。しかし、最近では、経済情勢の変化、他の輸送機関の発達等により、旅客貨物の運貨体系に不均衡や不合理が生じて来たので、全体として運賃値上げとならぬよう「不増収不減収」を前提として検討することが要望された、特に、貨物等級の問題、旅客の等級、遠距離遥減制、あるいは、自動車の協同運輸のあり方等々、国民生活に密接な関係があるばかりでなく、国鉄にとつても将来の経営上の基礎をなす重要な諸問題について、国民的視野から調査審議を行い、鉄道運賃制度のあるべき姿を示してもらいたいというあいさつを行つた
公労委 第一次あっせん案提示、不調 10/16
東京都に開催する全国乗馬共進会出品馬に貨物運賃割引(達五九四号)10/17
昭和32年度第65回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/17
昭和32年度 日本国鉄道基本計画および同実施報告書 (第 1〜4半期)について
青函連絡船、訓練船昌慶丸 廃止 10/18
近鉄長野線【複線化】古市〜喜志間 10/18
近鉄 ラビットカー(6800系)営業運転開始 10/18
第一二回国民体育大会秋季大会に参加する役員選手に対し、旅客運賃割引を行う(達五八一号)10/19
東武日光鋼索鉄道線関連 東武鉄道が日光に定期観光バスを運行開始 10/20
微粉炭弊燃現車(停止)試験 10/21
東号部に開隈する日本農業機械輸出振興展覧会出品物に対し貨勣運賃割引(達六〇三号)10/22
国鉄が冷房つきの湘南電車の車両を公開 10/23
国鉄本社配車指令室完成 10/23
13時30分から指令 電話集中装置の疎通式が行われた。
配車業務態勢の強化は増大する貨物輸送を処理する上で、緊急を要する問題となつてきたので、配車課長室を改造し、配車課と隔離した指令室を新設した
指令室は、防音設備はもちろん近代的、能率的指令室を目標に設計され、指令電話は、本社対各支社間の指令電話集中装置が2基備えられ、ボタン一つで各支社に直通電話がかかり、一斉呼出しも可能で能率的となったほか、指令室から配車課内にはトークーバックがひかれ、スイッチを入れれば指令電話の応答内容がきける仕組みとなつている
当局、組合費の控除廃止 10/23
国鉄では、支給した10月分の給与から、労基法24条に基づく「24控除に関する協定」を破棄、組合費などのチェツクオフ(控除)を止めた
10月分の給与から天引を止めたのは、本社と全国27管理局のうち23局であるが、これにより、国鉄労組は毎月約1億円近く、機関車労組は約1千万円の組合費と労慟金庫の預金、返済金および利息、定期積立金などを組合側の責任で集めなけれぱならなくなり、各分会ごとに徴収責任者をおいて集金を行つている
また一方、今度の協定破棄によつて、当局側も宿舎費、光熱費、クラブ費などの天引はできなくなったので、当日給与と一緒に納付書を交付したが、集金には約一週間かかるであろうとされている→関連:初の支社長、鉄道管理局長会議
東京急行電鉄 函館バスグループ入 10/23
連絡運輸取扱姻則の一部を改正(達六〇六号)10/24
青函連絡船 十和田丸就航 10/24
東海道線 大船〜平塚間、浜松〜米原間でモハ90(101系)電車による高速度試験で135km/hを記録
昭和32年度第66回 日本国有鉄道監査委員会審議 10/24
昭和32年度工事経費の実行計画その他について
東海道線 大船〜茅崎間で高速向け改造のモハ90(101系)電車による第1次高速度試験で(非流線形のまま135km/hを記録、同時に空気バネ台車試験) 10/25
公共企業体等労働委員会藤林会長から、二次斡旋案の諾否について要望 10/25
藤林あっせんは難航をつづけたが、この間、当局は数次にわたる緊急理事会を開き、組合側もまた中央執行委員会を催し、慎重に検討をかさねていたが、10月25日に至り、藤林会長は、当局側、吾孫子常務理事、兼松職員局長、組合側小柳委員長、鈴木副委員長、野々山書記長を招いて、国鉄紛争に関するあっせん案「現状打開についてのあっせん者の意見」を提示、できるだけ早く諾否の回答を嬰望
斡旋案の内容は下記のような内容であった
正式あっせん案は
  • 被解雇者以外のものを委員長、副委員長とすること
  • このために臨時大会を開催して善処すること。さしあたり被解雇者以外の中央執行委員中から臨時組合代表者を選定し、交渉を再開すること
  • 団交についての訴訟は取り下げること
  • 公社側は2%程度の昇給原資について特段の配慮をすること
  • 9月末で失効になった労働協約についてはその再締結について交渉すること
というものである

工場調査委員会が鉄道工場の配置、運営等の改善策を答申 10/28
当局側は、緊急理事会で、斡旋案について検討を行い、違法状態の解消についてなお問題が残されているとした 10/28
国労 藤林あっせん案受諾、鎌倉繁光氏を臨時代表者と決定 10/28
中央執行委員会で、平和的に事態を収拾するため満場一致で受諾する事を決定。団交正常化については、とりあえず現中央執行委員鎌倉組織部長を臨時代表者とすることに決め、明年1月下旬の臨時全国大会で正式に団交正常化の措置を講ずることとなった
富山地方鉄道富山市内軌道線【複線化】西中野 〜 堀川小泉間 10/28
昭和32年度監査委員会委員現地監査 10/29〜10/31
石田委員長・植田委員・西野委員 北陸線米原〜教賀間 関西支社 中部支社・名古屋鉄道管理局
昭和32年度監査委員会委員現地監査 10/30〜10/31
片岡委員 東北本線大宮駅
洞爺丸事故の最終論告 10/31
東京高等海難審判庁で行われていた洞爺丸事故の海難審判は、最終審の理事官論告が行われた、裁決は来年2月頃 に行われる→汽船洞爺丸遭難事件
当局も藤林あっせん案受諾、大会における正常化措置を期待して団交再開 10/31
28回通常国会運輸省提出 10/
運輸省では、この通常国会に提出する関係法案をこのほど決定
陸運関係は、国鉄新線建設に当てられた借入金、鉄道債券の利子を政府が補助し、鉄道網の整備を促進しようとする「日本国有鉄道新線建設の補助に関する法案」、天災を受けた地方鉄道軌道が自力復旧の困難な場合に補助を与え、また政府が買収して、国鉄に出資する事もできるとする「地方鉄道軌道の災害復旧に関する特別措置法案」
社会情勢の変化にともなう輸送実情に即応するよう「鉄道営業法の一部を改正する法案」、踏切安全設備の促進、自動車及びバスターミナルの促進と助成措置を講ずるための法案等々いずれも重要な問題ばかりとなつており、審議のなり行きが注目されている
定山渓鐡道【駅改称】北茨木→澄川 10/


徳島本線石井・牛島間、牛島・鴨眼原間にそれぞれ駅員無配置の下浦、麻植塚駅を新設し、気動車による旅客のみの取扱を開始(公示四一〇号)11/1
都城発、九州内及び広島の各鉄道管理局管内着となるハム、ソーセージ。ベーコンの小荷物運賃を割引(公示四一二号)11/1
危険物船舶運送及び貯蔵規則制定(省令三〇号)11/1
荷物事故処理知程の一部を改正(達六〇二号)11/1
貨物運送規則の一部を改正(公示四二四号)11/1
一五瓲積貨車を一〇瓲積貨車に代用する場合の特殊取扱方を一部改正(公示四二五号)11/1
風管、金網龍の貨物特定賃率を定めた。(公示四二六号)11/1
乗車券類委託発売規程の一部を改正(公示四二七号)11/1
宮鳥口・宮島間、仁方・堀江間航路の営業範囲を改正(公示四二八号)11/1
国鉄自動車 園福本線 大原神社前、外六線八駅の駅名を改称(公示四一四号)11/1
国鉄自動車 矢掛線 猿掛、外八線一八駅を廃止(公示四一五号)11/1
国鉄自動車 矢掛線、呉妹・福瀬橋間外一〇線の一部駅間粁程を改正(公示四一六号)11/1
国鉄自動車 北薩本線 薩摩脇田・皆房間、坂ノ下線畑・坂ノ市間、臼三線豊後一ノ瀬・池原間、国分本線 国分・垂元間、‘百引線 牛根・牛根峠間に飯山線外七駅を斯設し、旅客の取扱を開始(公示四一七号)11/1
国鉄自動車 両備本線大雲寺町、外八線二三駅にては旅客のみ、また園福本線 丹波大原駅にては旅客、手、小荷物の取扱(除配達)(公示四一八号、四一九号)`11/1
国鉄自動車 亀草本線黒滝口・黒滝間、近城本線 信楽・田代間、園篠本線 東本荘・奥県守間、日向高崎線東原口・古都線高原間に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、黒滝、外一三駅を設置し、旅客の取扱を開始(公示四二二、四三〇号)11/1
連絡運輸取扱細則の一部を改正した。(達六一〇、六一七、六一九号)11/1
運輸帳表取扱手続きの一部を改正(達六二〇号)11/1
昭和32年度監査委員会委員現地監査 11/1
全員 運輸調査局統計所
名寄本線【仮乗降場新設】北興 11/1
徳島本線【駅営業再開】下浦、麻植塚 11/1
労は当局に11月以降基準給8%プラス一律1,500円 (計平均2,800円) 引上げなどの要求を提出。当局拒否 11/1
和歌山電気軌道が和歌山鉄道を合併、同社の鉄道線となる。(現在は、和歌山電鐵貴志川線)を合併 11/1
松本電気鉄道上高地線【架線電圧昇圧】 600V→750V 11/1
東京部に開催される第六回全国青年大会に参加する選手、役員に対し、旅客運賃割引(達六○七号)11/3
昭和32年度監査委員会委員現地監査 11/4
石田委員長・植田委員・西野委員 大宮工場
羽幌線 簗別・初山別間 新線鉄道(一四・五粁)にて=天塩有明、天塩栄(旅客のみ)、初山別の三駅新設=一般運輸営業を開始(公示四三四号)11/6
吹田操車場 近畿コンクリート株式会社 専用線竣工 11/6
羽幌線 【延伸開業】築別〜初山別(14.5km) 11/6
【新駅開業】天塩有明、天塩栄、初山別
昭和32年度第67回 日本国有鉄道監査委員会審議 11/7
昭和32年度工事経費の実行計画その他について
釧網本線 斜里別から分岐して越川に至る新線鉄道(一二・八粁)にて=以久科、下越川(旅客のみ)越川の三駅新設=一般運輸営業を開始(公示 四三七号)11/10
根木線【開業】斜里〜越川間 【駅新設】以久科・下越川・越川 11/10
連絡船事業に関する諸決定 11/12
国鉄では、新訓練船宗谷丸の改装完了に伴い、従来訓練船として函館にけい留されていた昌慶丸を、売却を理事会において決定。同時に宮島、仁堀等の小航路の合理化対策を推進する
東京〜大阪間6時間30分運転の特急電車運転計画を決定 11/12
東海道線 木曽川〜岐阜間 木曽川橋梁新下り線開通 11/12
第21回発明考案展 11/12〜18
帆柱ケーブル線【開業】 尾倉公園(現在の山麓)〜帆柱山(現在の山上)間 11/12
浜松〜米原間改造モハ90形(101系)による第2次高速度試験、(浜松〜名古屋間平均速度は、95.8km/hは日本新記録) 11/14
昭和32年度第68回 日本国有鉄道監査委員会審議 11/14
昭和33年度予算について
鹿児島本線熊本駅所属 熊本貨物扱所を設置し、宅扱及び小口扱貨物の取扱を開始 (公示四三九号)11/15
鹿児島本線 上熊本、熊本。豊肥本線 南熊本、水前寺、竜田口の営業範囲を改正(公示四四○号)11/15
訓練船規程が制定(達六三八号)11/15
国鉄本社 第5回支社長会議 11/15
当面の労働問題、国鉄5箇年計画の今後の見通し等を離題として。、第5回支社長会議が総裁公館において開催された。席上、十河総裁は、最近の劈働事情を中心とした管理者側の態度などについて訓l示を行った。総裁の訓示は、藤林あっ旋案を受諾するに至ったのは、組合の違法状態の解消、昇給問題における管理権の確立という当伺側の主張が容れられたものとして 受諾したのであるという経過にはじまり、今後の組合に対する態度としては、組合の歴史の新旧、数の多少などにきは、日本全体の労組の動きに大きな影響を与えることを考え、折角労使問題の方向づけができか かった時だけlこ、この際誤ちなきを期 す事がー層必要であると結んでいる
10/1改正で誕生した、東海道準急の名称決まる。 11/15
東京〜名古屋間 準急→東海
名古屋〜大阪間 準急→比叡
北陸本線【信号場開設】市振〜親不知間に風波信号場 11/15
名古屋市営地下鉄1号線【開業】名古屋〜栄町間 11/15
堺市において開催される全国労働組合体育大会に参加する選手役員に対し、旅客運賃割引(達六二四号)11/16
連絡運輸規則則、同取扱細則の一部を改正(公示四三八、達六二七号)11/16
伊豆箱根鉄道 駒ヶ岳鋼索線【延伸開業】駒ヶ岳登り口〜駒ヶ岳頂上間 11/16
20 番分岐器の試験 11/17〜11/23
北陸本線 泊・市振間に越中宮崎駅を新設し、旅客及び手小荷物の取扱(除配達)を開始(公示四四一号)11/20
国鉄自動車 恵庭線 恵庭・長恵線 上山口間に=二十六号、通信隊前駅新設、旅客のみ取扱=―般乗合旅客自動車運送事業を開始(公示四四三号)11/20
旅客及び荷物運送規一の一部を改正(公示四四四号)11/20
生かきに対し、発着駅、出荷責任個数を定め、五月末日まで小荷物運賃を割引(公示四四五号)11/20
駐留軍旅客及び荷物運賃料金後払手続を一部改正(達六四一号)11/20
北陸線【信号場→駅】越中宮崎信号場→越中宮崎 11/20
茨城交通 全線無煙化(気動車化) 11/20
国鉄職能別、労働組合連合結成。12組合約4.000名で発足 11/21(国鉄職能別労働組合連合結成。国労脱退者のうち約3,000名 11/20 (国労側資料)
昭和32年度第69回 日本国有鉄道監査委員会審議 11/21
  1. 固定財産の管理について
  2. 工場調査委員会答申について
  3. >国鉄幹線調査会、4・5年後には輸送が行き詰まると東海道新幹線着工を中村運輸相に第一次答申 11/22
    東海道線の輸送力増強をはかるために、新線建設問題を中心に審議を進めている運輸大臣の諮問機関「国鉄幹線調査会」は、第5回の調査会を開催、東海道及びそれに関連する主要幹線の輪送力増強並ぴに近代化の基本的方策について審議した結果、東海道線の新規路線の建設は必要であるとの結諭に達し、その旨を遂輪大臣に答申
    年末手当1.8箇月分で妥結 11/22
    年末手当を中心とする組合の要求について、国労、職能連合、新潟地労(国労新潟地本の急進的な手法に反発した非現業を中心とした組合員が中心になって脱退して結成した新労組、鉄労の母体となったと言える)と交渉を別々に行っていたが、11月22日国労、新湯地労と妥結。なお、機労とは団交ができない関係にあるので、国労との妥結内容を説明し、一方的に実施することになる
    妥結内容は、年末手当は基準賃金の1.8箇月分とする。藤林会長あっせん案定期昇給問題|ごついては双方誠意をもって解決する。'33年1月の昇給については引続き協議する。現業職員に対し年末年始に3日間の有給休暇を与える等である
    20番分岐器の試験 11/23
    紀勢線曾根トンネルで日進、18.2mの掘進記録樹立 11/24
    国鉄幹線調査会 第6回開催 11/25
    新線の技術的問題を検討する第1分科会、資金、金融関係を検討する第2分科会が結成され、来年1月中旬までに分科会の結論を出し、2月中旬までには調査会としての最終結論を打ち出すこととなった
    直流回路遮断時発生異常電圧に対するアルミニウム避雷器の作用試験 11/25〜12/5
    上野駅などで闇米の一斉取締りが行われ、2トンが押収 11/27
    (国労)新潟地方本部が起こした新潟闘争に反対する組合員らが、国労を脱退、国鉄新潟地方労働組合を結成、その流れは全国各地に拡大し、職能毎に新労組を組織化し国鉄職能労連を発足(鉄労の前身) 11/27鉄労wikipedia
    工場調査委員会の答申 11/28
    国鉄の工場の合理的運営をはかるため、昨年2月設けられた工場調査委員会は、発足以来1年9箇月にわたり、30数回に及ぶ委員会を行ってあらゆる角度から検討し、十河総裁に対して答申を行った
    この答申が、国鉄車両の近代化に伴う工場修繕体制の強fヒにいかにいかされるか期待されている
    総理大臣の諮問機関として設けられた経済審議会の建設交通部会の報告がまとめられ、最終的な検討が行われている。この報告のうち国内輸送対策としては、33年度から37年度までの5箇年間における投資額として.道路6600億円〜9500億国、港湾1000億円〜1600億円、国鉄5300億円〜6700億円としている
    これについてヽ運輸省はその一部修正方を強く要望している、国鉄としても、運輸省及び国鉄が望んだ意図が十分に表現されていない点もあり、もし5300億円を採用するとなれば、最小限度の計画である国鉄5箇年計画を著しく下回わり、輸送の責任は果し得ない結果となるので.機会あるごとに国鉄が主張して来た6700億〜7800億円を計画されることを強く要望する旨を書面で要請 11/
    室蘭本線【複線化】萩野〜白老 11/30
    中央緩行・総武線 8両運転開始 11/


    羽越本線平林駅の営業キロ程を改正(公示四五〇号)12/1
    活鮮魚介類外八品目に対する小荷物運賃割引の一部を改正(公示四五六号)12/1
    旅客列車編成心得の一部を改正(達六四八号)12/1
    両毛線 高崎・前橋間の一部を改正(達六五三号)12/1
    両毛線 高崎・前橋間に電車運転を開始(達六五五号)12/1
    山陰本線 準急 客第八〇五、八〇六列車の運転区間を京都・米子間に変更(通報)12/1
    石北線【仮乗降場新設】柏陽 12/1
    両毛線【電化】前橋〜新前橋 12/1
    名寄本線【仮乗降場新設】班渓 12/3
    函館本線 桑園、苗穂及び千歳線東札幌駅における手、小荷物配達の取扱を廃止(公示四五四号)12/4
    工事局長会議間但 12/4
    国鉄5箇年計画は、運賃改正の裏付けを得て初年度分工事関係予算として1072億円が計上されていたが、その後政府の財政投融資繰り延べ借置により初年度工事計画内容は若干変更を余儀なくされる情勢にあるため、全国工事局長を本社に招集、本社関係者を交えた工事局長会議を開催、地方事情を聴取して実情をは握する一方、明年度の工事計画内容について討議した
    最近の金融ひっ迫を反映して、鉄道公募債券の消化状況も円滑に進まず、現状のままでは産業経済の発展に雄大な影響をもたらす5箇年計画lこ支障を来たす公算は大きく.その初年度の工事だけに今後の成り行きは注目されるものがある.
    東海道本線芝浦駅にて一般車扱貨物の取扱を開始(公示四五三号)12/5
    昭和32年度第70回 日本国有鉄道監査委員会審議 12/5
    監査報告書指摘事項について
    関門国道トンネルバス免許の公聴会 12/5・6
    本年3月開通の関門国道トンネルを通るパス路線の公聴会が広島で開かれた
    本州と九州を直接結ぶ重要路線でもあり、申請者の利害関係もあり、自社を主張するとともに、国鉄バスの排除を強くさけんでいた、これに対し、国娩からは石井常務理事が出席し、関門を中心とする中距離バス輸送により、鉄道と一体的に相互連繋しつつ運営することが交通の公共性を最も発揮できるとし、トンネル開通は全く新しいもので、これにより既存民営業者に与える影響はきわめて少ないことを強く主張しており、その成行が注目されている
    駅勢報告規程の一部を改正(達六六三号)12/7
    鉄道車両生産懇談会結論を発表 12/17
    鉄道車両工葉の当面する問題について検討をつづけていた鉄道車両生産懇談会は、その結論を発表し、解散した
    それによれば、輸出の振興をはかるとともに、鉄道関係技術の海外協力を進めることや、設備の近代化による合瑶化をはかること。原材料や購入部品の需給及び価格の長期安定をはかること等が要望されるとしている
    東京急行電鉄 定山渓鉄道(現・じょうてつ)グループ入り 12/7
    連絡運輸取扱細則の一部を改正(達六六二号)12/8
    中央本線 初雁〜塩山間及び下河原線で、モハ90(101系)電車によるディスクブレーキ試験を実施 12/9〜14
    小口混載貨物の賃率及びその取扱の一部を改正(公示四六一号)12/10
    本州、四国及び九州内発北海道向け小口混載貨物を無葦車に積載した場合の運賃計算最低トン数を廃止(公示四六二号)12/10
    アジア各国鉄道首脳者会談実現に向けて、政府も協力する事を閣議決定 12/10
    「アジア各国鉄道首脳者会議」を33年5月に開催するという国鉄総裁の提案に対して、政府も積極的に協力すると閣議決定
    上越線【複線化】高崎〜新前橋 12/10
    富山地方鉄道富山市内軌道線 7000形電車就役 12/10
    プレストレスを与えたランガー橋(郡山駅構内)完成 12/11
    昭和32年度第71回 日本国有鉄道監査委員会審議 12/12
    1. 7. 8. 9 月 末決算について
    2. 資産再評価委員会の経過について
    3. 監査委員会の運営について
    路切の立体交差化促進を要請 12/12
    国鉄ではかねて主要幹線と大都市附近の踏切の立体交差について各踏切の現状をもとにその計画を検討中であったが、このほど全国1.133箇所を918億9500万円で立体化する計画を確立、常務会で来年度からこの計画に従って強力に推進することが決定され、運輸、建設その他関係政府機関に実現方を要請した
    国鉄自動車 八軽線 八戸・軽米間(二八粁)、八戸・陸中大野間(三四粁)、根子久保・中居林間(一九粁)、磐城北線 斬町役場前・小野新町間(二粁)、川内線 新町役場前・富岡間(四九粁)、土手間・夜ノ森間(四汗)の一般路線貨物自動車運送事業を廃止(公示四五八号)12/15
    帝都高速度交通営団地下線の東京・西銀座間(一・一粁)が開通したので、連絡運輸取扱細則の一部を改正(達六六八号)12/15
    帝都高速度交通営団丸ノ内線 【延伸開業】東京〜西銀座(銀座)間(1.1km) 12/15
    大阪、神戸管財区新設 12/16
    大阪附近の高架下管理を強化するため、大阪、神戸に瞥財区を新設
    戦後の混乱時代の所産ともいえる不法転貸、賃貸料不払、中間利得者の介入など、各方面で問題にされていたが、高架下瞥理刷新委員会が約9箇月にわたり大阪附近の高架下管理問題を審議した結果、今までの弘済会の一括使用承認の約45,000坪を国鉄の直接使用承認に今回切り替え
    管財区の設置は先の新橋、新宿、上野についでこのたびの大阪、神戸で全国に5箇所となり、批判の多い高架下管理のため、その成果は各方面から期待されている
    101系、営業運転開始(三鷹〜東京間)8M2T編成 12/16
    名鉄常滑線【複線化】 神宮前〜伝馬町信号所間 12/16
    東海道本線新跨線橋供用開始
    機労の臨時中央委員会 12/17〜12/18
    国鉄労使間がようやく正常化への段階にあるとき、未だ対立的な関係にある機関車労組が、熱海において臨時中央委員会では、現行の体制を維持するという中闘案と、これに反対して、解雇された3役を改選して団交を再開すべきであるとする主張が対立したが、投票の結果、34対25で現行通りの態勢のまま次期大会に臨むということに決定
    鉄道車両生産懇談会の結論 12/17
    鉄道車両工業の当面する問題について検討するため、昨年12月運輸省に設けられた鉄道車両生産懇談会は、輪出の振興をはかること、鉄道関係技術の海外協力を進めること、設俑の近代化によって合理化をはかること、原材料や購入部品の需給及び価椿の長期安定をはかること、車両技術の振興強化をはかること等の結論を発表し解散、今後は新設予定の鉄道車両審議会において、結論の具体化及び諸問題を検討する
    東京都モノレール【開業】 12/17
    東京都交通局上野懸垂線 全線開業。初代車両(H形)運行開始
    東京都港湾局専用線【延伸開業】晴海線深川線分岐 〜 晴海埠頭間 12/17
    鋼ランガー橋(東京都専用線 晴海橋梁)完成 12/17
    A.B.B. 遮断、投入時の異常電圧測定試験 12/19〜22
    昭和32年度第72回 日本国有鉄道監査委員会審議 12/19
    投資管理について
    公共企業体審議会、公共企業体管理員会新設・国鉄の分割民営化など、公社制度に関する答申を決定 12/19 (国立国会図書館 法令議会資料室を参照しています。)
    国鉄自動車 桶売線 小野新町・吉間田間(ニ一粁)、隠坂・湯沢温泉間(一粁)宿・殿林間(一粁)、常野線田野辺口・田野辺間(二粁)、北倉本線 神戸村・小沼間(四粁)西岬線伊戸・川名間(二粁)に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、川除外一五駅を新設(公示四六七号)12/20
    上越線高崎・新前橋間に井野駅を新設し、旅客の取扱を開始(公示四七〇号)12/20
    篠山線 篠山、山陰本線石原、宮津線 四所、境線 後藤駅の集貨及び配達の各取扱を廃止(公示四七一号)12/20
    上越線高崎・新前橋間を複線として使用開始(達六八一号)12/20
    当局は機労といかなる話合も行わぬ旨各地方に通達 12/20
    両毛線【終点変更】高崎→新前橋(-7.3km。上越線との二重戸籍区間解消) 12/20
    上越線 新前橋〜高崎間の二重戸籍解消 信号場→駅井野 駅所属変更新前橋(両毛線→上越線) 複線化高崎〜新前橋 12/20
    新高張力鋼を使用した信越線犀川橋梁上り線使用開始 12/20
    動労が対立路線を引き続き取ったことを受け、当局は各機関に対し、非公式であると否とにかかわらず。機労とは話合いを行わないようにとの強硬な通達 12/20
    連絡運輸取扱細則の一部を改正(達六七九号)12/21
    川崎火力発電所完成 12/21
    東京近郊の通勤輸送に使う電力は毎年7%から8%も増えているが、これに対する水力発電の総供給力は202,000キロしかなかったことから、この対策として30年9月から総工費31億7600万円を投じて、川崎火力発電所の増設工事が行われていた、最大6万キロのフル運転を始めることとなったことで、今冬の東京附近の通勤輸送用電力は十分確保されるに至った
    新設工事は30年9月から総工費31億7600万円を投じて完成したもので、将来の電力需要の増加に対処するため更に最大75,000キロの発電ができる火力発電所の増設を同地に計画中であり、34年末に完成が予定されている
    JR東日本信濃川発電所(千手発電所、小千谷発電所、小千谷第二発電所の3発電所の総称)
    川崎火力発電所完成 12/21
    電車夜行のテストケースとして東京〜名古屋間に80形による臨時夜行電車運行 12/23〜24
    電車夜行のテストケースとして東京〜名古屋間に80形による臨時夜行電車運行
    210t大物車運転試験 12/24〜26
    士幌線 上士幌・士幌間に北平和、広尾線 帯広・北愛国間に依田、標津線中標津・春別間に協和の各駅を新設し、旅客の取扱を開始(公示四七五号)12/25
    国鉄自動車 南予本線高川・川津南間(五粁)父野川・伊予大村(八粁)に一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、菊之谷外六駅を新設し、旅客に限り取扱を開始(公示四七七号)12/25
    公共企業体審議会の答申 12/25
    昨年の夏以来公企体のあり方について審議を重ねていた公企体審議会は、原則的に公企体制度を強化する、専売は将来民営の方向を考慮すべきである、という答申を行った
    公社としての能力を最大限生かすためには、予算、決算は国会の議決を不要とすることであり、運賃、料金決定の審議機関を設けることで、経営の弾力性を図るべきだとしており、答申では、内閣に民間人を大巾に加えた公企体監理委員会を設置し、業務運営と経理内容を監査することが必要であるとしている
    広尾線【新駅開業】依田 12/25
    標津線【新駅開業】協和 12/25
    士幌線【新駅開業】北平和 12/25
    横浜線 小机駅〜中山駅間【新駅開業】鴨居 12/25
    京福電気鉄道永平寺線【駅再開業】御簾ノ尾、友末 12/25
    国鉄自動車南予本線、南十勝本線 富類・心類丸山間、元以平・大正間にそれぞれ忠類二股、観音前駅を設置し、旅客に限り取扱を開始(公示四八二号)12/26
    国鉄自動車南予本線、南十勝本線 忠類二股・更別間(一四粁)、北進・観音前間(一三粁)、大正・東富士間(四粁)に一般乗合旅客自動車運送事業を開始、高台外一一駅を新設(公示四八四号)12/26
    1月期昇給の原則、欠格条件等を当局と国労等との間で妥結 12/26
    昭和32年度第73回 日本国有鉄道監査委員会審議 12/26
    1. 投資管理について
    2. 資金の ひっ迫状況について
    3. 車両の検査および修繕回帰について
    近鉄特急車内でシートラジオを使用 12/26
    伊予鉄道高浜線 【再複線化】衣山〜古町間 12/26
    奈良線 稲荷・京都間に東福寺駅を新設し、旅客に限り取扱を開始(公示四七二号)12/27
    連絡運輸規則、同取扱皿則の一部を改正(公示四七三号 達六八三号)12/27
    国鉄自動車 旗巻線 磐城大内・黒木間(一一粁)において一般乗合旅客自動車運送事業を開始し、磐城中山外七駅を新設、旅客の取扱を開始(公示四八七号)12/27
    奈良線【新駅開業】東福寺。(京阪電鉄の東福寺駅は1910年開業) 12/27
    国労は新賃金につき公労委に調停を申請 12/27
    小湊鉄道が本千葉駅 〜 海士有木駅間の地方鉄道業免許を取得 12/27
    東京都交通局上野懸垂線全線開業。初代車両(H形)運行開始 12/27
    横浜線 相原・八王子間に片倉駅を新設し、旅客の取扱を開始(公示四七九号)12/28
    横浜線相原駅〜八王子駅間【新駅開業】片倉 12/28
    南海本線【新駅開業】北助松 12/28
    東京急行電鉄 群北自動車交通グループ入 12/30
    京阪電気鉄道 京阪線と鋼索線で大晦日の終夜運転を開始 12/31

    アジア各国鉄道首脳者会議
    十河総裁の提唱による「アジア各国鉄道首脳者会議」が、来年5月東京において開かれ、欧府も積極的に協力することが閣議で決定した
    会議に招待するのはアジア中近東など19カ岡の鉄道の総裁ら首甕とECAFE事務局で、会期中には車両、機器の展覧会、国内鉄道や関逮工場などの視察も日程に老まれており、この画期的な計面は各方面の注目を集めている
    会津線 会津川口〜只見間 電源開発(株)専用鉄道貨物輸送実施 12/〜36/12

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鉄道に関する事件・事故 昭和32年後半

山鹿温泉鉄道、水害で不通 7/26
飯田線、第一西山トンネルで崩壊事故、2日後再度山崩れで完全不通に 8/15
飯田線、第一西山トンネル再び崩壊事故 8/17
飯田線 大嵐〜小和田間附近の地すべりは、5時15分頃山腹が崩壊し、約40万立方メートルの土石が天竜川に押し出され、第一西山ずい道は延長約80mにわたって完全に崩壊、線路は飴のように曲るという事故が発生した
応急工事に着手しているが、現場は二つのトンネルに狭まれた延長100mほどのせまい区間であるため、仮開通までには40日余を要するものと見込まれている。。 崩壊の原因、地質等については、現在詳細な調査が行われている
今回の事故がその規模において近年他に類を見ないほど大きなものであったにもかかわらず、旅客はもとより、関係職員の中からも1人の死傷者も出さなかった事は、現場関係者が僅かな崩壌の徴侯もみのがさず、慎重な観測と監視を行い。その結果にもとづいて管理局が15日14時30分、列車運転休止の手配を適切に講じた結果であり、その措置は高く評価されている
阪急電車京都線 消防車と衝突 9/19
民家火災で線路に乗入て消火作業をしていた消防車に、梅田行き下り電車が衝突消防士など2名死亡、重軽傷3の事故発生
島原鉄道バス転落事故 9/24
北有馬村を走行中のバスが6m下に転落、6人死亡.9人ケガ
房総西線脱線事故 10/6
千葉県房総西線で、大雨のため土砂が崩壊しそこを通りかかった気動車が乗上脱線、2名死亡
列車妨害で脱線 10/9
午前5時30分頃、上伊集院〜西鹿児島間の岡別府のカーブ付近で急行「さつま」が線路上に置かれた5つのコンクリートブロックに乗上、機関車が脱線転覆、続く、荷物車・郵便車・寝台車が脱線した
阪急宝塚線、踏切事故 10/22
午前7時頃、阪急宝塚線で、曽根駅近くの岡山北8踏切で、急行電車とトラックが衝突、トラックは50m引きずられて大破、トラックに乗っていた6名が死亡
名鉄バス転落事故11/3
佐ケ瀬の県道で、奥入鹿〜羽黒行き臨時バス(70人乗車)が郷瀬川で4m下に転落14人重傷。53人ケガ
三重交通北勢線(現在三岐鉄道)で電車転落 11/25
三重交通北勢線上笠田(2006年廃駅)〜麻生田間で、午前8時10分、下りS字カーブ(山田川橋梁桑名寄り)でスピードの出し過ぎから、通勤通学脚(約400人乗車)の電車が脱線、3m下の堤防へ転落。高校生を含む死者3、重軽傷167
その後、現場付近はカーブ緩和のため経路変更が行われ、1960年(昭和35年)10月6日に完成
無免許バレルの怖くて逃走 12/13
午後5時50分頃、沼津〜原間の踏切で下り貨物列車(51両編成)にトラックが衝突、150m引きずられ、トラックは大破炎上、貨車はそのまま1500m先の原駅構内で脱線、うち貨車4両が転覆、トラックの運転手は無免許であった

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世相 昭和32年後半

国際地球観測年(IGY)開始、世界60余ヶ国の科学者約1万人が本観測に入る。 7/1
労働省令第15号 毎月勤労統計調査規則 7/1
イラン北部で大地震が発生し、750人が死亡し3000人が負傷 7/2
大蔵省令第59号 指定金融機関の日本銀行預け金の額が不足する場合における日本銀行の政府に対する納付金の納付手続に関する命令 7/2
ソ連共産党が、マレンコフ、モロトフ、シェピーロフらの追放を発表 7/3
ソ連で、農産物の義務供出制度の廃止が決定 7/4
馬寅初が、人民日報に「新人口論」を発表 7/5
国際自由労連世界大会、チュニス 7/5〜7/13
昭和32年産米の集荷について、閣議決定 7/5
昭和32年産米の政府買入価格および精米の消費者価格等について、閣議決定 7/5
カナダのパグウォッシュで、科学と国際問題に関する国際科学者会議が開催 7/6
ジョン・レノン(16)が、ポール・マッカートニー(15)に初めて出会い、歌をテープに収める 7/6
日豪通商協定調印 7/6
幸田露伴「五重塔」のモデル、都立谷中霊園にある天王寺五重塔が放火心中のため全焼 7/6
→参考 天王寺五重塔
台東区」のHPを参照しています
日豪貿易協定が調印 7/6
岡山県議会、全国初の「平和県」宣言を決議。「核兵器の禁止と世界の恒久的平和実現に努力」と謳う 7/8
岸伸介改造内閣、汚職、暴力、貧乏の3悪追放の新政策。藤山愛一郎外相、一万田尚登外相、田中角栄郵政相、経済企画庁長官河野一郎など 7/10
政令第188号 特定多目的ダム法施行令 7/10
政令第192号 積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法施行令 7/10
アメリカ最高裁が、ジラード事件の裁判権は日本側にあると裁定 7/11
パグウォッシュでの国際科学者会議で、核実験中止を要請する声明 7/11
ブルガリア党中央委員会が、チャンコフ副首相ら数名を解任 7/11
升田幸三が大山康晴名人に勝ち、将棋第16期名人に 7/11
国家公安委員会規則第 2号 犯罪捜査規範 7/11
国家公安委員会規則第 3号 犯罪捜査共助規則 7/11
閣議が、経済閣僚懇談会の設置を決定 7/12
全国人民代表大会で、章伯鈞ら知識人が次々に自己批判を行い、反右派闘争が始まる 7/13
アメリカ政府が、在韓米軍の核武装化を発表 7/15
プロ野球国鉄スワローズの金田正一投手が史上初の2000奪三振を記録 7/15
カンボジアが中華人民共和国を承認 7/20
法務省・建設省令第 1号 宅地建物取引業者営業保証金規則 7/22
建設省令第12号 宅地建物取引業法施行規則 7/22
阪急の梶本隆夫が、南海戦で9連続奪三振の記録を達成 7/23
足立区日ノ出町の荒川放水路の河川敷に住み着いた回収業者住宅が強制取り壊しとなる 7/24
升田幸三が将棋界で初の三冠王になる 7/24
郵政省令第17号 有線放送電話規則 7/24
九州西部に集中豪雨が襲い、諌早を中心に964人の死者・行方不明者が出る 7/25
チュニジアでベイ制(太守制)が廃止され、共和制に移行することが国会で決議 7/25
カスティリョ・アルマス大統領が暗殺される。グアテマラ大統領 7/26
社会党が、全購連汚職の関連議員14人を処分 7/26
政令第205号 高速自動車国道法施行令 7/26
日中国交回復国民会議結成総会が開かれる 7/27
総理府総務長官の閣議陪席について、閣議決定 7/30
政令第219号 内閣官房組織令 7/31
国鉄スワローズ(現・ヤクルトスワローズ)金田正一、対中日11回戦で2000個三振奪取の日本新記録 7/


ルーマニア国内で、ソ連のフルシチョフ第1書記とユーゴのチトー大統領が両国の関係改善のための秘密会談を行う 8/1
在日米軍の地上軍の撤退が開始 8/1
ソ連引揚第12次船興安丸舞鶴入港(樺太引揚再開第一次「朝鮮ダモイ」と呼ばれた) 8/1
興安丸引揚船としての用船解除 8/1
引揚同胞対策審議会、総理府から移管 8/1
政令第248号 滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する政令 8/1
人事院規則9-6 人事院規則9-6(俸給の調整額) 8/1
炭労杵島は合理化反対無期限ストにはいる 8/2
総評第九回定期大会で、新潟問題が論議される 8/3〜8/6
国鉄新潟闘争収拾問題で論議、執行部の国労の収拾策是認を了承。弾圧に耐え抜く組織づくり、生産性向上運動反対などの方針を決定。議長―原口幸隆、事務局長―岩井章
イギリスとマラヤ連邦の独立協定に調印 8/5
化学者 ヴィーラント(Wieland,Heinrich Otto)没;8/5
カナダが、アメリカと北アメリカ防空協定を締結 8/6
「安全保障に関する日米委員会」発足 8/6
委員は藤山外相、津島防衛庁長官、マッカーサー駐日大使ら
日本電気工業会が、家電の普及状況を、洗濯機が10世帯に1台と発表 8/7
原水禁第三回世界大会開会、東京 8/12
朝日茂、現行生活保護法は「文化的な最低限の生活」を定めた憲法に反すると東京地裁に提訴(朝日訴訟)8/12
中国人民外交学会より留守家族団体全国協議会有田八郎会長宛て招待電報が入る(8.10出発) 8/13
憲法調査会、 社会党不参加のまま首相官邸で第1回総会開催 8/13
モロッコ王国が発足 8/14
熊本県の衛生部長が厚生省の公衆衛生局へ食品衛生法適用について照会 8/14→9/11 モロッコのスルタンが王と改称し、ムハンマド5世となる 8/16
化学者 ラングミュア(Langmuir,Irving)没 8/16
運輸省令第30号 危険物船舶運送及び貯蔵規則 8/20
国鉄の金田正一投手が、対中日戦でプロ野球4人目の完全試合を達成 8/21
音楽学者。音楽批評家 デント(Dent,Edward)没 8/22
ソ連が大陸間弾道弾(ICBM)の実験に成功 8/26
東海村の原子炉で初の原子の火がともる 8/27
ボリショイ・バレエ団が新宿コマ劇場で日本初公演を行う 8/28
中国人民外交学会にて有田八郎会長、周恩来総理、李徳全女史らと未帰還問題について会談、メモランダム成立、9.1発表(有田会長9.1帰着、厚生省において帰国報告) 8/29
今後の経済の見通し、閣議決定 8/30
昭和33年度経済運営の基本的態度、閣議決定 8/30
日本国有鉄道幹線調査会設置について、閣議決定 8/30
売春防止法の全面施行にそなえての行政措置の強化について、閣議決定 8/30
政令第275号 高速自動車国道の路線を指定する政令 8/30
マラヤ連邦が独立 8/31
政令第277号 美容師法施行令 8/31
政令第279号 生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律施行令 8/31
建設省令第18号 特定多目的ダム法施行規則 8/31


南方同胞援護会設置 9/1
東京で、第29回国際ペン大会が開会 9/2

厚生省令第37号 生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律施行規則 9/2
日本・パキスタン間、貿易協定調印 9/7
実用発電炉の受入主体に関する了解事項について、閣議決定 9/3
政令第283号 公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の基準を定める政令 9/6
アメリカで、1957年公民権法が成立 9/9
日農両派合同 9/10
厚生省(現・厚生労働省)公衆衛生局長、熊本県の照会に対し、「水俣湾内の特定地域の魚介類全てが有害化しているとの根拠はない。」として食品衛生法は適用できないと回答 ←8/14に対する回答 9/11
奄美大島出身死没者に係る旧未復員給与金等の支払について、調査を鹿児島県に送付、同県をして支給せしめることとなった 9/12
英領南ローデシアでンモコがアフリカ民族会議を結成 9/12
厚生省令第38号 公衆浴場入浴料金の統制額の指定等に関する省令 9/12
消費者米価の改訂等について、閣議決定 9/14
通商産業省令第39号 競輪審判員、選手および自転車登録規則 9/14
通商産業省令第41号 小型自動車競走審判員、選手および小型自動車登録規則 9/14
タイでサリット元帥がクーデターを起こし、全権を掌握 9/16
ルーマニアが、バルカン地域の平和共存についての協定作成を呼びかけ 9/17
黒澤明監督の「どん底」が公開 9/17
アメリカが、ネバダ州で初の原爆地下実験を行う 9/19
公正取引委員会、市場安定協議会(家電16社で結成)による安売り防止措置は独禁法違反、と結論 9/19
中国共産党8期拡大3中全会が開催される。反右派闘争、農業発展綱領などを採択 9/20
フィンランドの作曲家 シベリウス(Sibelius,Jean)没 9/20
糸川英夫東大教授らが国産観測ロケット1号機カッパー4Cの発射に成功 9/20
官庁綱紀の粛正について、閣議決定 9/20
日本が、国連に核実験停止決議案を提出 9/23
アーカンソー州リトルロック市の高校で黒人生徒の入学をめぐって白人1000人が暴徒化し騒乱状態となる 9/23
ハイチで、デュヴァリエが大統領に選出 9/23
駐留軍撤退に伴う離職者の対策について、閣議決定 9/24
政令第292号 内航海運組合法施行令 9/24
国連総会が、ハマーショルド事務総長を再選 9/26
牛乳乳製品の需給調整対策について、閣議決定 9/27
外務省、「和が外交の近況」(いわゆる外交白書)を発表 9/28
共産党は党章草案を発表 9/29
炭労は杵島支援のいっせい時限スト第一波を決行 9/29
政令第298号 自然公園法施行令 9/30


日本、国連総会の安保理事会非常任理事国開戦で、55票を獲得しカナダ・パナマとともに理事国に当選 10/1
木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾歳月」が公開される。この年の芸術祭賞を受賞 10/1
5000円札が登場 10/1
運輸省令第39号 内航海運組合法施行規則 10/1
ポーランドのラバツキー外相が国連総会で、中欧非核武装地帯の設置を提案する(ラバツキー・プラン) 10/2
炭労は杵島支援のいっせい時限スト第二波を決行 10/3
世界労連第四回世界労組会議、ライプチヒ 10/3〜10/14
ソ連が、カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地から世界初の人工衛星をL7型ロケットで打ち上げに成功する。直系58センチ重さ80キロ余りの衛星は「スプートニク1号」と名付けられ、96分で地球を一周する 10/4
インドのネルー首相が来日 10/4
ソ連人工衛生第一号打上げに成功 10/4
閣議が、独占禁止法審議会の設置を決定 10/4
直木賞を受賞 久生十蘭、没 10/6
イングリッド・バーグマンとロッセリーニ監督が離別 10/7
トルコとシリアの間で国境紛争が起こる 10/8
鉄鋼労連は賃上げ要求第一波スト 10/8
ネルー首相が、広島で市長から平和の鍵を受領 10/9
台北で、国民党8全大会が開催される。総裁に蒋介石が選出される 10/10
イギリスのジョドレルバンク天文台に世界最大の電波望遠鏡が完成し、ソ連のスプートニク1号の追跡を始める 10/11
昭和32年産米の売渡申込について、閣議決定 10/11
厚生省令第41号 自然公園法施行規則 10/11
スウェーデンで、一般補助年金導入に関する国民投票が行われ、社会民主党政権提唱の強制実施案が最高得票を得る 10/13
来日中のネルー首相と日本政府の間で核非武装化問題で共同声明を出す 10/13
ユーゴスラビアがソ連との国交を回復 10/15
最高裁が、八海事件で「事実誤認の疑いがある」と原判決を破棄し、差し戻しを決定 10/15
熱海料理組合が、糸川花街60軒の廃業を決定 10/18
ユーゴスラビアがソ連と国交回復した報復に、西ドイツがユーゴとの国交を断絶 10/19
ソ連引揚第13次(樺太再開第二次)白山丸舞鶴入港 10/20
中国紅十字会訪日代表団来日、中国残留日本人調査名簿、遺骨名簿発表(昭和33.1.8ソ連船にて横浜より帰国) 10/20
里帰り婦人送還第一船神戸港出発(安順号785名)11.24天津着 10/20
角膜移植手術のための目の銀行「アイ・バンク」が発足 10/22
→参考 財団法人 アイバンク協会
ユーゴスラビアがソ連と国交回復したのに伴い、アメリカがユーゴスラビアへの経済援助を打ち切る 10/23
。フランスのデザイナー クリスチャン・ディオール(Dior,Christian)没 10/24
ゴルフの第5回カナダ・カップが川越市で開かれる 10/24
総理府令第71号 地籍調査作業規程準則 10/24
愛媛県教育委員会が、全国にさきがけて勤務評定実施を通知 10/24
杵島争議解決 10/25
ソ連でジェーコフ国防相が解任 10/26
トルコ総選挙で民主党が大勝 10/27
里帰り婦人送還第二船神戸出港(ハインリヒ・ゼッセン号、364名)11.30塘沽着 10/27
韓国が、日本の新聞の個人予約講読を禁止 10/29
キューバで、パティスタ大統領が憲法を停止 10/29
仙台地方裁判所で、松山事件の被告の斎藤幸夫に死刑の判決が下る 10/29
Gマーク初選定 10月


日本原子力発電会社が発足 11/1
ラオスでビエンチャン協定が成立 11/2
評論家・ジャーナリスト 徳富蘇峰、没 11/2
午前8時45分、ソ連がライカ犬を乗せたスプートニク2号の打ち上げに成功 11/3
長嶋茂雄が六大学野球新記録の通算8本塁打を打つ 11/3
カンボジアで中立法が公布 11/4
カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の来日第1回公演が日比谷公会堂で開催 11/4
ポルトガルとアメリカが、相互防衛援助条約の延長で合意 11/5
国連政治委員会が、日本の提出した核実験停止決議案を否決 11/6
モスクワの赤の広場で革命40周年パレードが行われる。大陸間弾道弾(ICBM)が初登場 11/7
日教組が勤務評定反対で文部省に座込みを行う 11/6
カンボジアに中立法が公布 11/7
福岡県庁の公金不正流用事件で、土屋知事のリコールが成立する。県知事としては初 11/9
中国共産党中央委員会が、ソ連共産党の平和移行論を批判 11/10
福江市で竜巻が発生し、6人が死亡し21戸が全壊 11/10
モスクワで、社会主義12ヵ国の共産党・労働者会議が開催 11/14
郵便貯金法の一部を改正する法律(昭和32年法律第178号)11/14
臨時恩給等調査会報告書 11/15
岸首相、第二次東南アジア諸国訪問に出発(12.8帰国) 11/18
在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律(昭和32年法律第179号)11/16
中国の毛沢東主席が、モスクワで「東風は西風を圧す」「米帝国主義は張子の虎」論を展開
岸首相が、第2次東南アジア9ヵ国訪問に出発 11/18
国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律(昭和32年法律第180号)11/18
国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律(昭和32年法律第181号)11/18
一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律(昭和32年法律第182号)11/18
租税特別措置法等の一部を改正する法律(昭和32年法律第183号)11/18
設備等輸出為替損失補償法の一部を改正する法律(昭和32年法律第184号)11/18
政令第321号 国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律施行令 11/18
前橋地裁が、1月30日のジラード事件の被告に懲役3年執行猶予4年の判決を下す 11/19
日教組勤務評定反対全国抗議集会 11/20
政令第324号 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律施行令 11/21
政令第325号 核燃料物質、核原料物質、原子炉及び放射線の定義に関する政令 11/21
エリザベス・テーラーが来日 11/22
社会主義12ヵ国の共産党・労働者会議のモスクワ宣言が発表 11/22
大相撲九州場所、前頭14枚目の玉乃海が優勝 11/23
スイスの国民投票で、核エネルギー開発を認める憲法改正が承認 11/24
アメリカの上院軍縮小委員会が、ミサイル・ギャップ小委員会を開始 11/25
中小企業団体の組織に関する法律(昭和32年法律第185号)11/25
中小企業等協同組合法の一部を改正する法律(昭和32年法律第186号)11/25
中小企業団体の組織に関する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律(昭和32年法律第187号)11/25
プロ野球の毎日オリオンズと大映スターズが合併して大毎オリオンズが発足する。パ・リーグも6球団になる 11/28
作曲家 コルンゴルト(Korngold,Erich Wolfgang)没 11/29
閣議、鉄道・道路・港湾などの一元的整備案作成のため、交通運輸審議会の新設を決定 11/29
鉄鋼労連は賃上げ要求第二波スト 11/30
総理府令第80号 国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律施行規則 11/30

日本ヘリコプター輸送株式会社が、全日本空輸株式会社と改称 12/1
愛知県三好村の「曲り池」で、桑原知事ら出席し愛知用水工事のくわ入れ式 12/2
インドネシア政府が、対オランダ抗議24時間ストを指示 12/3
新潟県の中越自動車が、積雪期間4ヵ月の全員解雇を通告し、労組が始発から一斉職場放棄 12/3
文部省が、小中学校の教頭を強制化 12/4
ソ連の原子力砕氷船「レーニン号」が進水 12/5
アメリカの人工衛星が発射台上で爆発 12/6
アメリカの港湾労働委員会が、AFL−CIOから脱退 12/6
元満州国皇帝愛新覚羅慧生と学習院の級友大久保武道が行方不明となる(10日に遺体で発見)12/6
東京で、日ソ通商条約が調印 12/6
政令第333号 首都圏整備法施行令 12/6
立教大学の長嶋茂雄が巨人と入団契約する。 1957/12/08,昭和32/12/08 日本とインドネシアが、賠償覚書に仮調印 12/7
イギリス領キプロスで反英暴動が発生 12/9
総理府令第83号 試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則 12/9
総理府令第84号 核燃料物質の使用等に関する規則 12/9
総理府・通商産業省令第 1号 核原料物質又は核燃料物質の製錬の事業に関する規則 12/9
伊豆天城山中で愛親覚羅慧生(あいしんかくらえいせい)(元満州国皇帝の姪)と大久保武道の心中死体発見 12/10(たむ・たむページ 様のHPにリンクしています。)
日本アラビア石油会社が、サウジアラビアと油田開発協定を調印 12/10
鉄鋼労連は賃上げ要求、越年資金等だけで妥結 12/10
100円硬貨が発行 12/11
政令第336号 水道法施行令 12/12
インドネシアのナスティオン国防相が、接収オランダ企業を軍管理とすることを指令 12/13
監察監査連絡協議会の設置について、閣議決定 12/13
政令第340号 駐車場法施行令 12/13
厚生省令第45号 水道法施行規則 12/14
国連で、キプロス民族自決を主張するギリシア決議案が不承認 12/15
NATO首脳会議がパリで始まる。アメリカのIRBM(中距離弾道弾)のヨーロッパ配備が決まる 12/16
東京都江東区の荒川放水路河口で、14号埋立地(夢の島)のごみ埋め立てが始まる。 12/16
アメリカで、ICBM「アトラス」の発射に成功 12/17
閣議が、新長期経済計画を決定 12/17
新長期経済計画について、閣議決定 12/17
朝鮮半島周辺海域の安全操業の確保並びに抑留漁船乗組員等に対する救援措置、閣議決定 12/17
陶芸家の河井寛次郎がミラノの国際工芸展でグランプリを受賞 12/18
日米安保委員会で、空対空ミサイルのサイドワインダー受入れを決定 12/19
政令第341号 私立大学の研究設備に対する国の補助に関する法律施行令 12/19
エルヴィス・プレスリーに徴兵令状が届く 12/20
寸又郷温泉郷が開かれる 12/20
昭和33年度予算編成方針、閣議決定 12/20
長谷健、没。53歳(誕生:明治37(1904)/10/17)。「あさくさの子供」で芥川賞を受賞 12/21
日教組第16会臨時大会、「勤務評定反対闘争強化」案を一部修正のうえ可決、民主教育の非常事態宣言を発表 12/22
NHK,超短波FM放送の実験放送を始める。 12/24
5.15事件に連座し、戦後はA級戦犯に指名された国家主義者 大川周明が、神奈川県中津村で没 12/24
大蔵省令第87号 旧令共済組合年金等交付金交付規則 12/24
大蔵省令第88号 日本製鉄八幡共済組合年金交付金交付規則 12/24
ソ連より次回帰国予定者1122名、死亡者895名、既帰還者139名の名簿を駐ソ日本大使館が受領(昭和31.1.31ロンドンで要求した消息調査の最初の回答で、昭和32.3.16テボシャン通告関連) 12/25
カイロで、第1回アジア・アフリカ人民連隊会議が開催 12/26
働省令第22号 労働基準法第76条第2項の規定による常時100人未満の労働者を使用する事業場に使用される労働者に対して行う休業補償の額の改訂及び改訂後の休業補償の額の改訂の方法の特例に関する省令 12/26
エルヴィス・プレスリーの入隊が60日間延期 12/27
名古屋の中村遊郭が廃業 12/27

北海道総合開発第2次5ヵ年計画、閣議決定 12/27
石原裕次郎主演の「嵐を呼ぶ男」が封切り
NHKと日本テレビが、カラーテレビ実験局を開局 12/28
厚生省統計調査部、衛生・福祉関係の人口動態統計を発表。15〜29歳の自殺率は男女とも世界一 12/28
こちらから、人口動態統計のデータを参照できます。(厚生労働省のhpを参照しています。)
日本・タイ間貿易協定調印 12/29
日韓会談で、抑留者相互釈放に関して妥結 12/29
東京ガスが、中毒事故を防ぐためにガスに付臭剤を添加 12/29
社会党製作新語位階国土開発調査特別委員会、将来の自衛隊改編のため「平和国土建設隊設置要綱」を発表 12/29

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昭和32年 ラジオ番組


昭和32年 テレビ番組


ヒッチコック劇場/名犬ラッシー/非常線/ジャングルの女王/海賊船サルタナ/走れ!名馬チャンピオン/マーティン・ケイン/ミッキー・ルーニー・ショー/西部の勇者/キット・カースン/バッファロー・ビルの冒険/ドラグネット/陽気なコーリス/サーカス・ボーイ/ハーバー・コマンド
ダイヤル110番/太閤記/若殿行状記/眠狂四郎無頼控/宮本武蔵/野球教室/プロレス・ファイトメンアワー

昭和32年 CM&雑誌


昭和32年  漫画


昭和32年 流行歌


チャンチキおけさ
錆びたナイフ
喜びも悲しみも幾歳月
夜霧の第二国道
踊子
おさらば東京雪の渡り鳥
逢いたいなァ あの人に
俺は待ってるぜ
お月さん今晩は
東京だよおっ母さん
バナナ ボート/バイ・バイ・ラブ/監獄ロック/砂に書いたラヴレター/ジェニ・ジェニ/港町13番地/東京のバスガール/バルコニーに坐って/港町13番地/有楽町で逢いましょう

昭和32年 映画

洋画 道/宿命/翼よ!あれが巴里の灯だ/抵抗/戦場にかける橋/ノートルダムのせむし男/ジャイアンツ/戦争と平和/八月十五夜の茶屋/OK牧場の決闘/昼下りの情事/追想/めぐり逢い/菩提樹/汚れなき悪戯/八十日間世界一周
邦画
明治天皇と日露大戦争/喜びも悲しみも幾年月/嵐を呼ぶ男/水戸黄門/任侠清水港/挽歌/蜘蛛巣城/米/大忠臣蔵/幕末太陽伝/雪国/智恵子抄/どん底/純愛物語

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