明治6年 鉄道ニュース


前年度のページ       top      次年度のページ
横浜発上り列車煙突の噴炭のため、蒲田付近の民家5戸焼失 1/27
北海道開拓使庁 弘明丸で青函郵便輸送と同時に一般船客輸送開始 1/
新橋〜横浜間上等乗客に往復常乗切手3カ月 120 円(定期乗 車券)制度を設ける(実施は中等とともに19年 1月1日となる) 6/5
鉄道頭井上勝退官、太田資政鉄道権頭に就任 7/22
新橋・横浜両停車場で雑品販売を許可 8/9
新橋・神奈川・横浜の3停車場に荷物取扱所を設け貨物集配をなすことを三井組に許可 8/20
鉄道貨物運送補則ならびに賃銭表を公布 9/13
新橋〜横浜間貨物営業および小荷物の受託を開始 9/15
鉄道荷車運輸処務規定制定=貨物車両の呼称は「荷車」9/24
新橋〜横浜間各停車場で列車発着時刻表と貨物 賃銭表を販売させる 9/

鉄道関連事件、事故 明治6年


前年度のページ       top      次年度のページ
記録として残る最初の沿線火災 1/27
横浜発新橋行き上り列車通過後、東京府北鎌田村で3戸、町や村で0戸、八幡塚村で0戸それぞれ民家が焼けたそうで、折からの北風に煽られて被害が拡大した由、

世相 明治6年


前年度のページ       top      次年度のページ
日本、太陽暦導入(明治5年旧12月3日が1873年1月1日に当たる) 1/1
国民皆兵の徴兵令が発布 1/10
以後、毎年徴兵による新兵の入営日となる 1/10
政府、各府県に公園候補地を選出する旨の指示をする(公園設置令布告) 1/15
東京師範学校附属小学校(現在の筑波大学附属小学校)設立(学制に基づく日本初の小学校)1/15
尼僧の蓄髪・肉食・婚姻・帰俗の自由が認められる 1/22
華族・士族・平民間の養子縁組を許可 1/22
北海道開拓使庁 弘明丸で青函郵便輸送と同時に一般船客輸送開始 1/

東京市養育院落成(護国院内) 2/4
年齢計算を満年齢○年○月と数えることを定める 2/5
復讐厳禁(仇討禁止令)布告 2/7
スペイン第一共和制成立(アマデオ1世退位)2/11
米国で金銀複本位制廃止 2/12
東京−長崎間の有線電信工事が完成 2/18
キリスト教禁止の高札(五榜の掲示)が撤廃(江戸初期の禁止以来,初めてキリスト教公認)2/24
高島炭坑で再度暴動 2/

皇后、率先してお歯黒・眉墨をやめる3/3
福井県で真宗宗徒らがキリスト教反対一揆を起こす 3/4
郵便料金の全国一律制度が始まる 3/10
浦上キリスト教徒の解放が指示される 3/14
外人との婚姻を許可(内外人民婚姻条規)
天皇、率先して断髪を行う 3/20
プエルト・リコで奴隷制廃止 3/23
E・レミントン・アンド・サンズ社がタイプライターを製造開始 3/23
五公園を決定(上野・浅草・深川・飛鳥山・芝) 3/25
ペルー国使が来日し、マリア・ルース号事件の賠償を求める 3/31
磐前県で風紀を正すためとして念仏踊りなどが禁止される 3/

郵便料金が全国均一となる(書状は市内1銭・市外2銭)4/1
官吏が公務・外交を妨げる内容を新聞に掲載することを禁止する 4/10
金光教の教義が定められる 4/11
日清修好条規発効 4/30
東京京橋に西洋料理精養軒が開業する 4/
増上寺が大殿本尊の阿弥陀如来像を台徳院に移して、代わりに皇祖大神を置く 4/
柳原鍵吉、浅草で撃剣興行を行う 4/

ウィーン万国博覧会に、ワグネルが日本御用掛として活動する。佐野常民が担当副総裁となる 5/1
ウィーン万国博覧会開幕 (〜10月31日),日本が初めて公式参加 5/1
皇居で火災 5/5
井上馨・渋沢栄一が財政改革を建議 5/7
米国海兵隊がパナマに侵攻 5/7
陸海軍武官官等改正により、元帥を廃止 5/8
銀座煉瓦街一部竣工 5/9
元帥称号の廃止により西郷隆盛を陸軍大将とする 5/10
スウェーデン王オスカル2世戴冠式 5/12
井上・渋沢の財政改革建議が日新真事誌に掲載されたことで、ふたりは免官となる 5/14
図書縦覧所集書院が開設 5/15
東京市内の牛豚牧畜を禁止 5/15
妻の離婚請求が認められる 5/15
リーヴァイ・ストラウスとジェイコブ・デイヴィスがリベットでポケットを補強したズボンの特許を取得、ジーンズの発祥とされる 5/20
北条県で徴兵令反対と被差別民の呼称を変更反対を求めて、暴動 5/26
大久保利通帰国 5/26
チェンバレン来日 5/29
文部省、官費留学生の無断民間就職を禁止 5/30
日本橋改架竣工 5/31

大阪鎮台兵、北条県の暴動を鎮圧 6/2
四条隆平奈良県令が天皇の写真下賜を願い出て許される 6/4
北ロンドンのアレクサンドラ・パレスが開館16日目にして焼失 大蔵省事務総裁の大隈重信が会計見込書を作成し発表する 6/9
目安箱廃止 6/10
第一国立銀行設立(国立とは国家設立認可のこと)6/11
政府、マリア・ルース号事件に関してペルーへの賠償を拒否する 6/14
→『開港ゲーム』
千葉県成立(印旛県と木更津県が統合)6/15
宇都宮県と栃木県の統合により後の栃木県の県域がほぼ確定 6/15
福岡県で米価値上がりに反対する100000人が参加する大暴動が起こる 6/16
福岡県の暴動農民が県庁に乱入し多数の死亡者が出る 6/21

集議院廃止 6/24

プリンス・エドワード島がカナダに編入 7/1
小塚原刑場廃止 7/10
火葬禁止令公布 7/18
第一国立銀行設立 7/20
木戸孝允帰国 7/23
両国の花火が復活 7/26
地租改正法公布 7/28
東京府、撃剣興行を禁止 7/

西郷隆盛、征韓の意見書を提出 8/3
各学校の職員職名が定められる 8/12
留守政府は、参議西郷隆盛の朝鮮派遣を決定 8/17
ロンドンでアルバート橋(Albert Bridge)開橋 8/23

岩倉具視・伊藤博文帰国 9/13
米国で恐慌(1873年的恐慌)
恐慌によりニューヨーク証券取引所が10日間閉鎖 9/20

神武紀元祝日を2月11日に変更する 10/14
祝祭日休暇制定(年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム)10/14
政府、西郷隆盛の朝鮮派遣を再度決定 10/15
西郷派遣に反対する木戸孝允・大久保利通・大隈重信・大木喬任が辞表を提出 10/17
新聞紙条目が定められる 10/19
岩倉具視、天皇に征還不可を上奏。西郷隆盛、辞表を提出し帰国の途につく 10/23
天皇、西郷隆盛の派遣中止を勅許 10/24
西郷隆盛、辞任し鹿児島へ帰郷する
明治六年政変(征韓論政変) 10/25
板垣退助、江藤新平、後藤象二郎、副島種臣も辞任。軍人でも桐野利秋らが辞任
銀座煉瓦街の一部が完成する 10/

萬世橋竣工 11/1
東京外国語学校設立(開成学校より独立))11/4
内務省設置 11/10

大久保利通、内務卿に就任 11/29
郵便葉書と郵便封嚢が発売 12/1
郵便葉書発売(市内用5厘・全国用1銭)
島津久光を内閣顧問に任命 12/23(25)
京都−大阪間の鉄道建設が始まる 12/26


前年度のページ       top      次年度のページ

年表