明治13年 鉄道ニュース


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北海道の開拓使、幌内鉄道を起工 1/8
新橋【汐留】駅構内に荷主向けの倉庫1棟完成 1/
釜石(鉱山)鉄道完成(明治15年12月廃止) 2/17
工部省釜石鉄道として、釜石桟橋〜大橋間18kmの本線と小佐野〜小川山(わらびの)間4.9kmの支線、更に工場への支線を含めた総延長26.3kmの鉱山専用鉄道試運転開始
京都〜神戸間6停車場の電信分局で公私の通信の取扱いを開始 4/1
京都〜大津間の逢坂山トンネル (2,325m) 完成 6/28
京都〜大津間列車に明治天皇乗御、開通式を実施 7/14
官設鉄道【延伸開業】大津〜大谷間(3M13C96L≒5.11km) 7/15
  • 京都駅〜大津駅(のちの浜大津駅、現在廃止)まで稲荷駅(現奈良線)、大谷駅(現在廃止)経由で開通 7/15
【駅開業】馬場(現在の膳所駅)、石場、大津(初代)工部省釜石鉄道開業 8/30
工部省釜石鉄道として、釜石桟橋〜大橋間18kmの本線と小佐野〜小川山(わらびの)間4.9kmの支線、更に工場への支線を含めた総延長26.3kmの鉱山専用鉄道が開業
釜石(鉱山)鉄道、」製鉄所・鉄道仮開業式 9/7
官営幌内鉄道 手宮桟橋 〜 熊碓第4隧道間で試運転 10/24
官設鉄道【複線化】 品川〜大森間 11/14
【開業】官営幌内鉄道手宮〜開運町(〜札幌) 【新駅開業】手宮、開運町 11/28
【仮開業】手宮(小樽市)〜札幌間開業(11月18日、開運町(現・南小樽)〜軽川(がるがわ、現・手稲)間試験開業) 10/24
【新駅開業】手宮、開運町、朝里、銭函、軽川、琴似、札幌1往復運転
馬車軌道を敷設する計画( 木道社)をたてに宮城県に出願 12/1

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鉄道関連事件、事故 明治13年



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世相 明治13年


安田銀行開業 1/1
楽善会により筑地訓盲院の業務を開始 1/5
陸軍省に軍用電信技手を置く 1/10
筑前共愛会、条約改正と国会開設の請願書を元老院へ提出 1/16
薬品取扱規則制定 1/17
交詢会が発会 1/25
高崎大火 1/26
飾隊式を観兵式を改める 1/31
桜井 静、大日本国会法私案を全国の有識者に配布し、討議集会開催を呼びかけ 1/31

日本橋浜町などで大火 2/3
第3回地方官会議開催(〜28日) 2/5
英国政府、香港における日本1円銀を法貨として認められないことを通告 2/9
下士官、兵士、軍学校生徒の政談演説会の傍聴を禁止 2/12
工部省釜石鉄道として、釜石桟橋 〜 大橋間18kmの本線と小佐野 〜 小川山(わらびの)間4.9kmの支線、さらに工場への支線を含めた総延長26.3kmの鉱山専用鉄道試運転開始 2/18
府県会議員104人が東京の中村楼に会合し、国会開設に関する討議 2/22
横浜正金銀行設立免許が公布 2/23
府県会議員34人が再度国会開設に関する討議を行い、開設建言の提出を決定 2/24
横浜正金銀行開業 2/28
有栖川宮熾仁親王を左大臣に任命 2/28
筑前共愛会、大日本国憲法大略見込書を起草 2/

メーソン来日 3/2
大蔵省検査局を廃止し、会計検査院を設置 3/5
開拓使、紋鼈村に官営甜菜糖製造工場を建設 3/8
愛国社第4回大会始まる 3/15
愛国社第4大会で、国会期成同盟が成立 3/17
陸軍省、村田銃を正式採用 3/30
エッケルト来日 3/

第1回観古美術会開催 4/1
集会条例制定 4/5
府県会規則を改正し、区長村会法を制定 4/8
洋銀相場が高騰し、株式取引所、横浜取引所の金銀貨取引と全国米商会所の米穀限月売買を緊急停止 4/12
政府、宮古・八重山諸島の清国への割譲と交換に最恵国条項を求める決定 4/17
片岡健吉、河野広中ら国会期成同盟、「国会を開設する允可を上願する書」を政府に提出するが、受け付けられず。その過程を一般に公開 4/17
筑紫新報を福岡日日新聞と改め発刊 4/17
日本地震学会設立 4/26
内国通運、東京−寒川間に汽船航路を開設 4/28
楊守敬来日 4/

停止していた株式取引所、横浜取引所、全国米商会所の取引を再開 5/4
大蔵省銀行課を廃止し、銀行局を設置 5/8
弘前大火 5/10
大隈重信大蔵卿、外貨5000万円募集による不換紙幣償却法案を提出するが、政府部内で紛糾 5/14
地租特別修正許可布告 5/20
東京警視本署、府下の大弓半弓営業人に対し、酩酊者入場禁止及び賭博類似行為禁止を通達 5/21

元老院民法編纂局を設置 6/1
東京警視本署から消防本部が設置 6/1
外貨導入による不換紙幣償却案、勅諭により中止 6/3
斯文学会発会 6/6
準備金貸付が廃止され、地租による備荒貯蓄法を制定する。負担増により府県会が猛反発 6/15
逢坂山トンネルが削岩機をはじめて使用し日本人のみで完成。以後、トンネル工事は日本人の手に移る 6/28

京都府画学校開校 7/1
東京府書籍館を文部省東京図書館と改める 7/1
古寺社保存内規制定 7/6
虎列刺(コレラ)病予防仮規則を廃止し、伝染病予防規則を制定 7/9
京都−大津間の鉄道が開業 7/15
条約改正案がリークし「ジャパン=ヘラルド」紙上で発表 7/16
刑法、治罪法が制定 7/17
岩倉具視、元老院で起草中の国憲案は不完全であるからとして、太政官に国憲調査局設置を建議 7/

東京大学の法・理・文の3学部に学士研究科を設置。大学院の前身 8/7
東京風帆船会社創立 8/10
魁新聞創刊 8/20
東海経済新報創刊 8/21
岩倉具視、五代友厚の地租1/5米納案を提出する(詔書により不採用となる) 8/23
専修学校(後の専修大学)創立 8/

東京銀行集会所設立 9/1
東京銀行集会所設立に伴い、拓善会は解散 9/3
東京法学社開校。後の法政大学 9/12
横浜取引所を横浜株式取引所と改称 9/13
釜石鉱山製鉄所に火入れ 9/16
酒類税制を廃止し、酒造税則を制定 9/27
生糸直輸出商社同伸会社創立発起人総会開催 9/29

東海から関東にかけて台風が上陸横断し、死傷者120余人を出す 10/4
小笠原諸島を内務省から東京府へ移管 10/8
基督教青年会が、上野精養軒で野外大演説会を開催 10/12
群馬県榛名山麓80余ヶ村の入会地大野をめぐり騒擾が起こる 10/15
横浜正金銀行に対し、別段預金運転規則を命じる 10/19
宍戸駐清公使、清国政府との間で琉球分割による最恵国待遇に関する条約案を議定 10/21
官営幌内鉄道 手宮桟橋 〜 熊碓第4隧道間で試運転 10/24
宮内省雅楽課で君ヶ代が作曲され、エッケルトが編曲 10/25
李鴻章、朝鮮に対し、西洋と通商して国力を貯め、日本、ロシアに対し備えるよう勧告 10/25
大蔵省印刷局印刷工場が完成 10/

君ヶ代が初演奏 11/3
高島炭坑で、坑夫数百人が、賃上げ拒絶に対し反発して暴動を起こし、施設に放火する 11/4
工場払下規則制定 11/5
地方税規則改正 11/5
国会期成同盟第2回大会が開催され、大日本国会期成有志公会と改称 11/10
李鴻章、琉球分割による最恵国待遇条約に反対する旨、皇帝に上奏し、結果条約は調印されず 11/11
官営幌内鉄道として、開運町(現在の南小樽)〜 軽川(現在の手稲)間が試験開業 11/18
官営幌内鉄道【仮開業】手宮〜開運町〜札幌間。【駅新設】手宮・開運町・朝里・銭函・軽川・琴似・札幌 11/28
山県有朋、臨邦兵備略を天皇に提出 11/30
土地売買譲渡規則制定 11/30
高松砂糖会社設立 11/

明治法律学校(後の明治大学)創立 12/8
沼間守一、松田正久、山際七司、河野広中、植木枝盛ら自由党結成4ヶ条を決定 12/15
釜石製鉄所、木炭欠乏に伴い運営を停止 12/15
生糸直輸出商社同伸会社開業 12/15
大阪専門学校を廃止し、官立大阪中学校を新設 12/16
福岡県人の臼井六郎、父母の仇として、一ノ瀬直久判事を殺害し自首 12/17
集会条例改正 12/23
大隈重信、伊藤博文、井上馨、福沢諭吉ら、政府系新聞の発刊を協議 12/24
大阪笠屋町で大火 12/24
製紙所連合会設立 12/26
元老院国憲取調局、日本国憲案を議長に提出 12/27
教育令改正 12/28
元老院、日本国憲案を天皇に提出 12/28
兵庫県、芸妓・舞妓の営業地制限を撤廃 12/28
神田鍛冶町で大火 12/30


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年表