明治11年 鉄道ニュース
鉄道局、下等客車内での広告掲示を許可 3/11
東京でも往復割引導入 3/
川崎大師の縁日に限り下等運賃を1/3に割引起業公債を発行、 1,250万円のうち213万9000余円を鉄道建設に充てる 5/1
皇族は家扶より各駅長に通知し、大臣参議は無賃常乗切手で乗車できることになる 7/28
注: 家扶⇒皇族付き職員の一つ。家令の事務を助ける判任官京都〜大津間を邦人の手で着工 8/21
新橋〜横浜間および京都〜神戸間、上・中等旅客に割引往復切手を発売 10/1
京都〜神戸間で貸切扱貨物の制度を実施; 通常扱(斤扱)と貸切扱の二区分 11/
新橋・横浜間各駅にて電報の取扱を開始 12/15
鉄道関連事件、事故 明治11年
世相 明治11年
日本基督教伝道会社設立 1/2
ウンベルト1世がイタリア王国の国王となる 1/9
伊豆諸島が静岡県から東京府へ移管 1/11
東京府勧工場設立 1/20
駒場農学校開校 1/24 東京市で竹馬を禁止 2/2
寺島宗則外務卿、関税自主権回復の方針を定める 2/7
トーマス・エジソンが蓄音機の特許を取得 2/19
海外旅券規則制定,旅券という語が初めて使われる (旅券の日) 2/20
横浜イギリス領事裁判所がアヘン密輸のイギリス人ハルトレーに無罪判決 2/20
レオ13世が第256代ローマ教皇に選出 2/20
チャイコフスキー交響曲第4番初演 (サンクトペテルブルク) 2/20
昌平橋鉄橋開通 (日本初のアスファルト舗装) 3/1
露土戦争: サン・ステファノ条約締結により講和 (ベルリン条約により変更) 3/3
寺島外務卿、ハルトレー無罪に抗議 3/7
鉄道局、下等客車内での広告掲示を許可 3/11
大久保利通、「地方之体制等改正之議」を太政大臣に申し入れる 3/11
東京商工会議所の設立が認可される 3/12
東京商法会議所(後の東京商工会議所)設立 3/12
駐清公使森有礼、日清通商特約締結を申し入れる 3/18
大久保暗殺計画を立てた島田一郎ら金沢を出発する 3/25
電信中央局開業式(木挽町) 3/25
バチェラー、アイヌ伝道を始める 3/
清帝国、通商特約締結を拒否 4/2
米ヘイズ大統領夫人のルーシーが卵ころがし(Egg rolling)を初めてホワイトハウスで行う 4/9
第2回地方官会議開催 4/10
工部大学校開校 4/15
化学会創立 4/26
朝鮮沿岸測量のため、軍艦天城出発 4/28
愛国社再興運動地方遊説始まる 4/29 天城、測量を開始 5/9
紀尾井坂の変(大久保利通暗殺) 5/14
内務卿大久保利通、福島県令山吉盛典と会見後、太政官に向かう途中、紀尾井坂で島田一郎らに暗殺される 5/14伊藤博文、工部卿を免ぜられ、内務卿に任命される 5/15
東京株式取引所設立(開業6月1日) 5/15
京都盲唖院(後の京都府立盲学校・京都府立聾学校)開校(日本初の盲唖院) 5/24
新富座新築落成 5/28 春季・秋季皇霊祭制定 6/5
陸奥宗光、林有造らと謀議の嫌疑で逮捕される 6/10
陸軍士官学校新築開校式(市ヶ谷台) 6/10
ベルリン会議開幕 6/13
大阪株式取引所設立(開業7月19日) 6/17
清から日本にソウギョ、ハクレン、コクレン、アオウオ、ハクギョを移入 6/17
内村鑑三受洗 6/21
政治結社・集会に警官の立ち会いや禁止する権限を定める 7/12
ベルリン条約締結(サン・ステファノ条約修正) 7/13
仮名垣魯文、珍猫百覧会を開催 7/21
郡区町村編成法、府県会規則、地方税規則を制定 7/22
高島炭坑で賃上げ要求の暴動が起こる 7/28
金禄公債発行を開始 7/
米国弁護士協会(American Bar Association)設立 8/21
竹橋騒動 8/23
金沢第十二国立銀行(後の北陸銀行)開業 8/26
山県有朋、軍人訓戒を発表 8/
ロンドンでクレオパトラの針(Cleopatra's Needle)が設置 9/12
最初のポルトガル人移民がフンシャルからハワイ王国へ到着 9/30
エジソン電気照明会社(後のゼネラル・エレクトリック)設立 10/15
竹橋騒動の首班53名銃殺刑 10/15
プロイセン王国で社会主義者鎮圧法制定 10/21
体操伝習所設置 10/24
東京府、15区6郡を定める 11/2
ウンベルト1世暗殺未遂 11/17
第二次アフガン戦争始る 11/21
植木枝盛と頭山満会談 11/26
米国ホワイトハウスに電話が導入 12/1
第六十七国立銀行(後の荘内銀行)開業 12/1
陸軍省参謀局が参謀本部として独立 12/5
第七十七国立銀行(後の七十七銀行)設立 12/9
陸軍卿山県有朋が軍人訓戒を頒布(西周起草) 12/10
陸軍監軍本部設置 12/13
東京新聞創刊 12/17