明治43年 鉄道ニュース
大日本軌道福島支社【開業】軌道線 保原 〜(旧) 梁川間、 1/2
釧路線【新駅開業】札内、下頃部 1/7
青函連絡船。汽船梅ケ香丸(3022t)を借用 1/25
京阪電気鉄道(初代) 大阪府下の各駅が竣工 1/27
魚梁瀬森林鉄道 野川林道開設(林用軌道)。田野 〜 馬路間工事着工 1/27
富士軌道 旅客営業認可 1/28
足尾鉄道【本免許状下付】桐生〜足尾間 1/31
山手線 田端〜巣鴨間【新駅開業】妙義 1/
京都市会において、京阪電気鉄道の五条 〜 塩小路間疏水堤塘上敷設に伴う5万円の納付金が可決される 2/3
鹿児島本線【新駅開業】 海老津 2/6
京阪電気鉄道(初代) 京都府下の各駅が竣工 2/9
中央東線【信号所→駅】初狩信号所→初狩 2/10
東北本線【信号所→駅】白岡信号所→白岡 2/11
常磐線【新駅開業】南中郷 2/16
東海道本線【仮信号所】茨木川仮信号所(初代)高槻〜茨木間 2/21
箕面有馬電気軌道【竣工】梅田 〜 宝塚間、箕面線 石橋 〜 箕面間 2/22
名古屋電気鉄道【開業】上前津〜新栄町間(2.7km) 2/23
東京砂利鉄道 専用鉄道免許状下付 2/24
西尾鉄道創立 2/
野中御殿場馬車鉄道 人車軌道への変更を申請(ただし、計画は実現せず) 2/
東武伊勢崎線【駅名改称】 吾妻橋→浅草 3/1
東海道本線 【複線化】富士川信号所〜岩淵間 3/6
福博電気軌道【営業開始】大学前(→九大病院) 〜 西公園間 呉服町 〜 博多駅前間 いずれも単線 3/9
青函連絡船 日本郵船会社 青森−函館間の定期航路を廃止 3/10
箕面有馬電気鉄道【開業】梅田〜北野〜宝塚間 現在の宝塚本線の一部 3/10
箕面有馬電気鉄道【延伸開業】石橋〜箕面間 3/10
京阪電気鉄道(初代) 高崎親章大阪府知事から全線8区、1区間につき5銭。大阪市内区間、甲2銭、乙4銭。他に回数乗車券、普通定期乗車券、学生定期乗車券。往復運賃は大阪市内区間をのぞき1割引とする旅客運賃を認可 3/11
箕面有馬電気軌道【開業式典を挙行】池田車庫にて 3/13
東海道本線【信号所廃止】富士川信号所 3/15
兵庫電気軌道【延伸開業】兵庫〜須磨(現在の山陽須磨)間 3/15
中央東線 【複線化】中野〜吉祥寺間 3/16
名古屋電気鉄道【開業】築港線 熱田駅前〜築地口間 (4.2km) 3/16
常磐線 【新駅開業】勝田、小木津 3/18
大日本軌道中ノ町線【駅名改称】中野町→萱場【延伸開業】浜松(板屋町)〜南新町間0.5km 萱場 〜 中野町 0.5km 3/18
青函連絡船 青森港の日本郵船会社所有地及び建造物を買収 3/19
岩国電気軌道 電燈電気事業開始[8](岩国発電所、火力、出力110kw)3/21
嵐山電車軌道【開業】京都(現・四条大宮)〜嵐山間 3/25
鉄道敷設法中改正法律 3/26
北海道鉄道敷設法中改正法律 3/26
福博電気軌道【複線化】県庁前 〜 西公園間 3/26
総武本線 東武亀戸線の両国橋〜亀戸間への直通運転廃止 3/27
東武伊勢崎線【延伸開業】太田〜新伊勢崎間 3/27浅草(現・業平橋)〜曳舟間旅客営業開始。吾妻橋駅を浅草駅に改称。総武本線 亀戸〜両国橋(現・両国)間への乗り入れ廃止東武亀戸線 総武本線への直通運転を廃止 3/27
京浜電気鉄道 【新駅開業】新子安(現京急新子安) 3/27
京津電気軌道株式会社の設立総会 3/28資本金150万円で京津電気軌道株式会社が発足し、初代社長に奥繁三郎衆議院議長が就任東海道本線【信号所開設】 3/29京浜急行電鉄【全線複線化】3/31
- 吉祥院信号所 京都〜向日町間
- 神足信号所 向日町〜山崎間
- 梶原信号所 山崎〜高槻間
- 富田信号所 高槻〜茨木間
- 坪井信号所 茨木〜吹田間
- 山口信号所 吹田〜大阪間
- 水野信号所 神崎〜西ノ宮間
- 打出信号所 西ノ宮〜住吉間
京阪電気鉄道(初代) 大阪・天満橋 〜 京都・五条(現在の清水五条)間46.57kmの軌道敷設工事が竣工 3/31
博多電気軌道設立(のち合併などにより九州水力電気→博多電気軌道(二代目)となった) 3/31
大日本軌道中ノ町線【延伸開業・全通 】浜松(板屋町)〜南新町間 0.5kmと中ノ町村地内 0.6km 3/
京阪電気鉄道(初代) 客車30両を新造 3/
瑞西ベルンにおける万国鉄道会議に参加 3/
鉄道院線と露国東清鉄道との間に,大阪商船大連航路,南満州鉄道,または大阪商船,露国義勇艦隊 敦賀〜浦塩(ウラジオストック)航路経由旅客・手荷物の連絡運輸を開始 4/1
山手線【複線化】田端〜池袋間 4/1 横浜鉄道 鉄道院が借り上げ。八浜(はっぴん) 線となる 4/1 京阪電気鉄道(初代) 開業日となるはずであったが、守口変電所の故障などで開業を15日延期 4/1
東海道本線【廃止】茨木川仮信号所(初代) 4/2
京阪電気鉄道(初代) 守口変電所、枚方変電所、伏見変電所の建設工事がそれぞれ竣工 4/2
韓国在勤鉄道院所属官吏ノ恩給及遺族扶助料ニ関スル法律 4/5
神戸電気鉄道【開業】春日野(後の春日野道)〜滝道〜楠公前〜兵庫駅前間5.857km 4/5
客貨車基本車軸を制定 4/8
朝倉軌道 甘木〜恵蘇宿間特許取得 4/8
京阪電気鉄道(初代) 大阪・天満橋 〜 京都・五条間で試運転を開始 4/11
鉄道営業法中改正法律 4/12
武蔵電気軌道株式会社【社名改称】京王電気軌道株式会社 4/12
箕面有馬電気軌道【新駅開業】 桜井 4/12
機関車・客貨車用外輪の種別・符号・寸法を制定 4/14
西成線 【廃止】安治川口〜天保山間 (1.0M) 4/15
京阪電気鉄道(初代) 大阪・天満橋 〜 京都・五条間の旅客営業の開始が認可 4/13
- 【延伸開業】安治川口〜桜島間(1.3M≒2.09km)
- 【駅廃止】天保山
- 【新駅開業】桜島
京阪電気鉄道株式会社(初代)【開業】大阪・天満橋 〜京都・五条間 46.57km 天満橋 〜 五条間を1時間40分 4/15
京阪本線、車両故障の発生で始発電車から立ち往生 4/15このトラブルにより、開業から3日間運賃半額を断行北陸本線【延伸開業】魚津〜泊間(14.7M≒23.66km) 4/16【新駅開業】三日市(現在の黒部)、生地、入善、泊富士鉄道【支線開業】富士〜長沢間 4/17
鹿児島本線 【新駅開業】荒木 4/20
軽便鉄道法公布(8月3日施行) 4/21
東北線上野〜青森間「急行」201・202列車の上野〜郡山間に急行券発売 4/21
前橋馬車鉄道【社名変更】前橋電気軌道 4/21
箕面有馬電気軌道【新駅開業】蛍池 4/25
呉電気鉄道株式会社呉線との平面交差問題で工事が遅れていた西本通6丁目〜川原石間が、同線の両側で線路を分断する形で開業 4/27
草津興業 軽便軌条敷設特許 4/30
函館本線【複線化】小樽(現・南小樽)〜朝里 5/1
北海道線時刻改正 5/1函館〜旭川間3・4列車(所要16時間)東海道本線(現・御殿場線)山北〜沼津間に機関車3両連結運転を開始 5/1
函館〜札幌間1・2列車(所要12時間29分)
函館〜小樽中央、函館〜黒松内、黒松内〜旭川、倶知安〜旭川間各1往復
旭川〜釧路間2往復
岩見沢〜室蘭間4往復運転
筑豊本線【貨物支線廃止】筑前植木〜新入第三 5/1【駅廃止】(貨)新入第四、(貨)新入第三札幌石材馬車鉄道【開業】平岸村〜藻岩村間(6.62マイル)5/1
【貨物支線開業】筑前植木〜新入第三第四
【新駅開業】新入第三第四
東讃電気軌道設立 5/1
大日本軌道熊本支社【延伸開業】草葉町〜知足寺町間 5/4
筑後軌道【開業】吉井町〜浮羽村(現、うきは市)5/5
名古屋電気鉄道【開業】枇杷島線として押切町 - 枇杷島間が開業。全線専用軌道であり、郊外路線の先駆け 5/6
(魚沼鉄道)仮免許状下付(三島郡来迎寺村〜同郡城川村間)5/12
阿波国共同鉄道に対し仮免許状が下付される(官線徳島停車場 〜 勝浦郡小松島町間)5/12
函館本線【新駅開業】苗穂 5/16
軌道特許状下付(大阪市北区西野田茶園町〜同天神橋筋六丁目間)(北大阪電気軌道株式会社)5/26
津軽森林鉄道の本格運用が開始 5/
大日本軌道中ノ町線 貨物営業開始 5/
京阪電気鉄道(初代) 取締役会長に渡辺嘉一が、専務取締役に桑原政がそれぞれ就任 6/7
山陰本線【延伸開業】岩美〜鳥取間(11.4M≒18.35km)、宍道〜荘原間(2.5M≒4.02km) 6/10
岡山電気軌道 設立 6/9
【新駅開業】岩美、荘原宇野線【開業】岡山〜宇野間(20.4M≒32.83km) 6/12青函連絡船 青森港の貨物等作業の直営を廃止し,青森郵船合資会社の請負作業とした 6/15
- 宇高連絡船と同時に開業
- 宇野〜土庄〜高松間航路開設 4往復(直行便1時間20分 土庄経由 2時間55分(何れも最短))
尾道〜多度津、京橋〜高松間 航路廃止
- 【新駅開業】鹿田(現在の大元)、妹尾、早島、茶屋町、味野(現在の彦崎)、由加(現在の迫川)、八浜、宇野
- 6往復 1時間10分運転
大阪市営電気鉄道 散水車の使用を開始 6/17
大日本軌道【延伸開業】(旧)梁川 〜 梁川間 6/18
京阪電気鉄道株式会社(初代)【新駅開業】桃山(現在の丹波橋駅) 6/20
札北馬車軌道を設立、軌道敷設開始 6/23
京阪電気鉄道株式会社(初代) 取締役井上保次郎が死去 6/25
山手線【延伸開業】烏森〜有楽町間 (0.7M) 6/25鹿児島本線【新駅開業】瀬戸石、(貨)那良口 6/25
- 有楽町〜浜松町間4線開通
- 【新駅開業】有楽町
樺太庁鉄道樺太東線改軌工事着手 6/
岩内馬車鉄道 鷹台町線敷設 6/
武蔵電気鉄道(資本金350万円)設立 6/
箕面有馬電気軌道 池田室町住宅地の売出しを開始。当時珍しい月賦方式による住宅販売 6/
広島電気軌道(後の広島電鉄)が設立 6/
筑後軌道【休止】縄手 〜 豆津間
山陽本線 【新駅開業】宇部 7/1
讃岐線 高松駅移転 7/1
箕面有馬電気軌道 電灯電力供給事業を開始 7/1
伊予鉄道郡中線【貨物駅に変更出願】出合 7/4
鉄道院より岩内町に対し、敷設条件として土地提供の通牒発布 7/10
京阪電気鉄道(初代) 大阪・天満橋 〜 京都・五条間の所要時間を1時間30分に短縮 7/12
東武伊勢崎線【延伸開業】新伊勢崎〜伊勢崎間 7/13
信越本線 【新駅開業】沓掛(現在の中軽井沢) 7/15
熱田電気軌道【開業】熱田神戸橋(後の内田橋) 〜 東築地間 7/15
伊予鉄道郡中線【新駅開業】岡田 7/18
井笠鉄道 笠岡 〜 井原間19.4kmの敷設免許申請 7/19
水戸線 【貨物駅→一般駅】羽黒 7/20
大日本軌道山口支社【開業】亀山〜山口間。【駅名改称】山口→亀山 7/20
高野鉄道 長野〜橋本 敷設免許 7/20
東北本線 【新駅開業】浪打 7/21
北筑軌道【開業】今宿 〜 前原間 (5M0C) 7/21
西大寺軌道として設立 7/31
青函連絡船 小蒸気船 牛若丸 (34トン) 函館港配属 8/5
東海道線水害で不通、横浜〜熱田間に船舶を運行 8/8
東海道線 新橋〜二川間風水害により不通 8/9
日光電気軌道【開業】日光停車場前〜岩ノ鼻間 8/10
奥羽本線 庭坂〜赤岩間風水害により不通 /トンネルなど崩落 8/11
福博電気軌道【福線化】大学前 〜 箱崎間 8/11
夕張線【貨物駅→一般駅】沼ノ沢 8/16
東海道線 新橋〜浜松間水害仮復旧 8/16運転再開したが各列車約20分運転時分延長伊田線【分岐点→信号所】赤池 8/18
奥羽本線 庭坂〜赤岩間 同年8月11日に発生したトンネルなど崩落の影響により、崩落したトンネルなどの周囲を徒歩連絡とすることで仮復旧 8/19
東海道本線【仮信号所開設】洞隧道仮信号所(初代)蒲原〜興津間(廃止日不詳)8/24
京都線【延伸開業】園部〜綾部間(26.1M≒42.00km) 8/25【新駅開業】日吉、胡麻、和知、山家関西鉄道が紀和鉄道の路線を買収 8/27
神戸〜京都〜新舞鶴
大阪〜京都〜新舞鶴
京都〜神崎(現尼崎)〜京都
京都〜新舞鶴間各1往復
大阪〜新舞鶴間2往復の直通列車運転
京阪電気鉄道(初代) 電気供給事業兼営の許可状、並びに命令書が下付 8/30
千葉県営鉄道【敷設免許】成田〜多古 (軌間600mm) 8/31
千葉県に対し鉄道免許状下付(柏〜野田間) 8/31
多摩鉄道、設立 8/
吉野軽便鉄道に対し鉄道免許状下付(吉野口〜北六田間)9/5
鞆軽便鉄道発起人井上角五郎他に対し鉄道免許状下付(鞆 〜 福山間)9/5
東北本線 【新駅開業】川口町(現在の川口) 9/10
【信号所廃止】金山信号所 赤羽〜川口町間奥羽線 庭坂〜板谷間徒歩連絡により復旧運転 9/11
北筑軌道【開業】前原 〜 赤坂間 9/11
名古屋電気鉄道 覚王山電気軌道の事業(1909年9月29日特許 愛知郡千種町字西浦〜同郡東山村大字田代間 未開業)を譲り受ける 9/13
山手線 【延伸開業】上野〜呉服橋(東京駅の仮駅、現在廃止)〜有楽町駅の電車線 (0.7M) 9/15
【新駅開業】高田馬場 目白〜新宿間奈良軌道設立 9/16
東海道線新橋〜神戸間1・2等急行3・4列車に2等寝台車を連結、旧山陽鉄道の2等寝台車を2等軽便寝台車と改称 9/21
資本金125万円で京王電気軌道株式会社設立 9/21
官設鉄道網走線【延伸開業】池田〜淕別(現在の陸別)間(77.4km) 9/22【駅新設】高島・勇足・本別・仙美里・足寄・上利別・淕別北筑軌道【開業】 赤坂 〜 加布里間(前原 〜 加布里間で2M32C) 9/22
高崎水力電気【全線電化・改軌】軌間を1067mm 9/24
京阪電気鉄道株式会社(初代)御召列車用の駅として淀駅 〜 中書島駅間に宇治川駅が開業。28日廃止 9/26
塩原水力電気に対し軌道特許状下付(西那須野駅〜塩谷郡箒根村間) 9/29
車両塗色および標記方式を制定 9/30
京阪電気鉄道株式会社(初代)御召列車用の駅として枚方東口駅 〜 牧野駅間に牧野村坂駅が開業。翌10月1日廃止 9/30
東海道本線神戸臨港線【聯絡所→駅】 灘聯絡所→(貨)灘 10/1
鬼怒川水力電気株式会社創立 10/1
北大阪電気軌道株式会社設立 10/1
南海鉄道上町線 天王寺西門前〜住吉神社前間で電車の運転を開始 10/1
鉄道院総裁・後藤新平、用地買収などの基本設計を、広軌化前提に行うよう指示 10/4
加太軽便鉄道、和歌山口〜加太間敷設免許 10/5
(中央東線)【延伸開業】奈良井〜 藪原間(4.1M≒6.60km)10/5
【新駅開業】 藪原(中央西線)【延伸開業】須原〜 上松間(7.1M≒11.43km)10/5【新駅開業】上松(魚沼鉄道) 軽便鉄道指定 10/5
東海道本線【信号所開設】磯浜仮信号所 用宗〜焼津間 10/6
北筑軌道【合併】→博多電気軌道 10/6
前橋電気軌道 全線電化。軌間を1067mmに改軌 10/9
山陰西線【延伸開業】荘原〜出雲今市(現・出雲市)間(7.2M≒11.59km)10/10【新駅開業】塩見(現在の福部)、直江、出雲今市(現在の出雲市)奥羽本線 【信号所→駅】赤岩信号所→赤岩 10/13
【新駅開業】筑豊本線(貨物支線)【支線開業】 10/15第二菅牟田分岐点〜第二菅牟田(0.4M)札幌石材馬車鉄道 軌道特許状下付(札幌区南区一条西一四 〜 苗穂町間他)10/15
【信号所新設】鶴田(菅牟田分岐点を改称?) 【新駅開業】(貨)第二菅牟田
伊勢軽便軌道株式会社設立 10/15
奈良軌道【社名変更】大阪電気軌道 10/15
(旧)京阪電気鉄道 第1回菊人形を香里遊園地(1912年3月閉園)で開催 10/15
「ひらかた大菊人形」の始まり土佐電気鉄道(初代)後免線【開業】 葛島橋西詰〜鹿児間 10/15
伊香保電気軌道【開業】渋川〜伊香保間 10/16
前橋電気軌道 新町で伊香保電気軌道と接続 10/16
吾妻温泉馬車軌道設立 10/17
伊勢鉄道に対し鉄道免許状下付(津〜四日市間)10/20
阿波国共同鉄道 軽便鉄道に指定 10/22
箕面有馬電気軌道【新駅開業】平井 10/23
信越線 支線 【開業】新津〜馬下 (17.2 km) 10/25【新駅開業】五泉、馬下(中央西線)延伸開業【】奈良井〜藪原間(4.1M≒6.60km)【新駅開業】藪原 10/25
山陽本線【複線化】上郡〜三石間 10/25
山陰東線【開業】福知山〜和田山間、城崎〜香住間 10/25
京阪電気鉄道(初代) 株主配当を年間5分とすることを決定 10/29
神奈川県・江ノ島電気鉄道、全線開通 10/30
愛知馬車鉄道 尾張電気軌道に社名変更 10/
名古屋電気鉄道 測量開始 10/
山手線 赤羽〜板橋間【新駅開業】十条 11/1 東海道本線【複線化】 磯浜仮信号所〜焼津間 11/1
はじめて小荷物取扱所を金沢市に設置 11/1
箕面有馬電気軌道 箕面動物園が開園 11/1
鹿児島本線 【複線化】遠賀川〜赤間間 11/3
樺太庁鉄道樺太東線 1067mm軌間への改軌完成 11/3
江之島電気鉄道【延伸開業】大町 〜 小町(現在廃止)間。全線開通【新設停留所】和田塚(原の台 〜 学校裏間)・蔵屋敷・小町 11/4
東海道本線【信号所開設】梅小路仮信号所 京都〜向日町間 11/5
【信号所廃止】桂川信号所。吉祥院信号所東京地方専売局煙草工場 (銀座3丁目)が淀橋 (現在の新宿西口広場付近) 移転 このため新宿駅の旅客および貨物の取り扱いが増加 11/15
中央軽便電気鉄道に対し鉄道免許状下付(川口 〜 宮ヶ谷塔間 動力電気 軌間4ft6in)(発起人総代内田三左衛門 11/5
(下津井軽便鉄道)茶屋町〜下津井間免許 11/9
博多電気軌道【開業】今川橋〜姪ノ浜(後の姪の浜)間 11/13
(11/14と言う資料もあり) 江之島電氣鉄道【開業】大町〜小町(現在廃止)間 11/14
山手線【駅廃止】妙義 田端〜巣鴨間 11/15【新駅開業】駒込東北本線 【新駅開業】千曳 11/15
大日本軌道山口支社【延伸開業】小郡〜小郡町間。小郡町駅廃止 11/16
四日市鉄道に対し鉄道免許状下付(四日市〜菰野間) 11/17
鞆軽便鉄道株式会社設立 11/18
京阪電気鉄道(初代) 取締役に太田光熈が就任 11/19
大日本軌道広島支社【延伸開業】祇園〜古市橋間 11/19
【新駅開業】古市橋函館本線【新駅開業】小樽築港 11/21
知多電車軌道【社名変更】愛知電気鉄道株式会社 11/21
京阪電気鉄道(初代) 宇治電気鉄道株式会社が所有する中書島 〜 宇治間の電気軌道敷設の特許状、並びに命令書の譲受が認可 11/22
京阪電気鉄道が宇治川電気軌道より路線特許を8,000円で買収留萌本線【開業】 11/23留萠線深川〜留萠間(31.1M≒50.1km)(中央西線)【延伸開業】藪原〜 宮ノ越間(3.5M≒5.63km) 11/25
【新駅開業】筑紫、沼田、恵比島、峠下、幌糠、藤山、大和田、留萠【新駅開業】宮ノ越(中央西線)【延伸開業】上松〜 木曽福島間(4.6M≒7.40km)【新駅開業】木曽福島 11/25知多電車軌道【社名変更】愛知電気鉄道 11/
釧路線【信号所新設】上厚内、波若 12/1
関西本線 【新駅開業】久宝寺 12/1
宇高連絡船、宮島丸(30.22t)宮島航路から回航、翌年2月1日まで本航路に助勤 12/1
九州線時刻改正 12/1門司〜鹿児島間「急行」801・804列車(食堂車付)11時間14分運転土佐電気鉄道(初代)後免線【延伸開業】鹿児〜大津(廃止済。現在の清和学園前〜領石通間)間 12/4
門司〜長崎間「急行」803・802列車(食堂車付)速度を向上6時間45分運転
門司〜鹿児島・長崎間227・228列車に1等寝台車連結
門司〜人吉、門司〜熊本、高瀬〜鹿児島、門司〜早岐間各1往復運転
奥羽北線【新駅開業】金井(現在の蔵王)、東根 12/5
井笠鉄道 笠岡 〜 井原間の免許認可 12/7
【仮信号所廃止】東海道本線 石部仮信号所廃止 12/8
成宗電気軌道【開業】成田駅前(後、本社前)〜成田山門前(後、不動尊)間 12/11
函館駅先に木造桟橋新設、使用開始 12/15
青函連絡船 函館停車場構内の連絡船係留用木造桟橋、使用開始。これに伴い、函館側における艀(はしけ)による乗客の乗降を岸壁からの直接乗降に変更 12/15
米ラッセル社製雪掻車1両を購入、北海道線で使用 12/15
岩越線【延伸開業】喜多方〜山都(9.9km) 12/15
【新駅開業】山都中央東線 【新駅開業】 四方津 12/15
豊州本線【延伸開業】宇佐〜中山香 【新駅開業】立石、中山香 12/15
鈴木藤三郎が小名浜馬車軌道を合資会社東商会に譲渡 12/15
京阪本線【新駅開業】光善寺【駅廃止】京橋(初代、実際の京橋付近にあった)12/15
京阪本線【駅名改称】 稲荷→深草に、稲荷新道→稲荷 12/16
片山津軌道に対し軌道特許状下付(江沼郡作見村〜同郡動橋村 動力 瓦斯式自動車)12/16
奈良線 【信号所開設】宇治川信号所 宇治〜木幡間 12/19
新宮鉄道を軽便鉄道に指定 12/22
京阪電気鉄道(初代) 本店所在地を大阪府北河内郡枚方町岡604番地(現在の枚方市岡東町付近)に移転 12/25
大日本軌道広島支社 【開業】古市橋〜太田川橋(現在の上八木)間 12/25【新駅開業】古市停留場、緑井、七軒茶屋、梅林、太田川橋停留場(現在の上八木)佐世保線【新駅開業】日宇 12/26
室蘭本線【複線化】室蘭〜輪西(初代) 12/27
福博電気軌道【開業】西公園 〜 地行 12/27
京都市会において、京都市電烏丸線の路線変更に伴う東本願寺からの土地寄付金の受納が可決される 12/28
大阪市営電気鉄道【開業】第2期線9.6km全線 12/28
常磐線【複線化】三河島〜北千住間、松戸〜馬橋間 12/29
伊勢軽便軌道【社名変更】松阪軽便軌道 12/
京阪電気鉄道(初代) 電車19両を新造 12/
手宮線【複線化】全線(正確な年月は不明、明治43年頃?) 札幌石材馬車鉄道【延伸開業】 札幌停車場〜北5条西11丁目〜山鼻間
仙南軌道設立。仙南軌道が遠刈田〜永野間申請、認可
杉山〜土間で専用鉄道の馬車鉄道の運行を開始
東京砂利鉄道 【開業】専用鉄道として国分寺〜下河原間
愛知馬車鉄道 尾張電気軌道と改称
南海鉄道【新駅開業】(臨)孝子
北筑軌道 【開業】 前原〜今川橋間
嘉手納製糖工場サトウキビ運搬軌道 製糖工場建設のための機械運搬用として敷設 (明治43年頃)
鉄道関連事件、事故 明治43年
世相 明治43年
米国・テネシー州で禁酒法が発効 1/1
島崎藤村、「読売新聞」に「家」を連載開始 1/1
米国務長官、満州(中国東北部)全鉄道の中立化案を新聞発表。機械均等・政治性排除など 1/6
全国農家の総戸数は約五四一万戸、農業教育を受けたものが急増している、と新聞に 1/8
仏で異常気象、国土の半分が洪水状態 1/20
日露両国はアメリカ合衆国提案の南満州鉄道中立化案を拒否 1/21
神奈川県逗子開成中学のボート部員ら12人、鎌倉・七里ヶ浜で遭難、全員が死亡 1/23
関東・東北・四国など10県の代議士20人、鉱毒研究会を組織し、政府の鉱毒対策を追及 1/24
京都府146ヶ村の農民、地租軽減請願書を衆議院議長に提出(同様の請願書提出が続く) 1/25
東京大相撲の有力力士が、八百長はしないとの一札を協会に入れた、と新聞に 1/28
韓国併合に反対する韓国人が、平安道で蜂起 1/29
東京音楽学校声楽家で成績抜群の山田耕作が、在学のままドイツへ留学する、と新聞に 2/4
大日本雄弁会(現・講談社)の野間清治、弁論雑誌「雄弁」を創刊 2/11
中国革命同盟会の黄興・胡漢民ら、広東の「新軍」を中心に蜂起 2/12
旅順地方法院、伊藤博文暗殺の犯人、韓国安重根に死刑判決(3月26日、執行) 2/14
東京の美術商・中村作二郎、上野・不忍池畔に、桜1,000本の植樹を開始 2/24
清国軍がチベットへ進駐 2/25 夏目漱石、「朝日新聞」に「門」を連載開始 3/1
閣議、米英清の錦鉄道計画に参加方針決定 3/2
明治43年度予算案成立。歳入歳出とも約5億3,000万円、軍事費は約30% 3/9
憲政本党、又新会、無名会などが合同し、立憲国民党が結成 3/13
韓国統監府、併合を前に土地調査を開始 3/14
法律第1号 家畜市場法 3/18
東京・銀座に「発明館」完成 3/20
本願寺法主の大谷光瑞、インドに亡命中のダライ・ラマにカルカッタで会見、と新聞に 3/23
法律第2号 地租条例中改正法律 3/25
法律第3号 宅地地価修正法 3/25
法律第4号 相続税法中改正法律 3/25
法律第5号 通行税法 3/25
法律第6号 酒精造石税徴収猶予及免除ニ関スル法律 3/25
法律第7号 織物消費税法 3/25
法律第8号 売薬税法中改正法律 3/25
法律第9号 砂鉱区税法 3/25
法律第10号 鉱業法中改正法律 3/25
法律第11号 登録税法中改正法律 3/25
法律第12号 取引所税法中改正法律 3/25
法律第13号 狩猟法中改正法律 3/25
法律第14号 印紙税法中改正法律 3/25
法律第15号 民事訴訟用印紙法中改正法律 3/25
法律第16号 商事非訟事件印紙法中改正法律 3/25
法律第17号 行政訴訟書類印紙貼用廃止ニ関スル法律 3/25
法律第18号 帝国大学特別会計法中改正法律 3/25
法律第19号 農会法中改正法律 3/25
法律第20号 遠洋漁業奨励法中改正法律 3/25
法律第21号 那覇港修築工事ヲ沖縄県ニ引継ク事ニ関スル法律 3/25
法律第22号 鉄道敷設法中改正法律 3/26
法律第23号 北海道鉄道敷設法中改正法律 3/26
法律第24号 薬品営業並薬品取扱規則中改正法律 3/26
法律第25号 沖縄県ニ於ケル旧租免除ニ関スル法律 3/26
法律第26号 電気測定法 3/26
オーム・ボルト・ワットなどの国際単位使用を規定 3/26法律第27号 明治四十一年法律第三十七号(地方税制限ニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第28号 東京市区改正条例中改正法律 3/28
法律第29号 罹災救助基金法中改正法律 3/28
法律第30号 警部補退隠料及遺族扶助料等ニ関スル法律 3/28
法律第31号 会計検査院法中改正法律 3/28
法律第32号 補助航海ニ従事スル商事会社ニ関スル法律 3/29
武者小路実篤と志賀直哉らが、文芸誌「白樺」を創刊 4/1
法律第33号 砂糖消費税法中改正法律 4/1
法律第34号 明治四十年法律第四十四号(韓国ニ在勤スル居留民団立在外指定学校職員ノ退隠料及遺族扶助料ニ関スル件)中改正法律 4/1
清国で、中国革命同盟会の汪兆銘ら、摂政・醇親王暗殺をはかり、失敗 4/2
東京フィルハーモニー会、第一回演奏会 4/3
法律第35号 日本勧業銀行法中改正法律 4/4
法律第36号 農工銀行法中改正法律 4/4
法律第37号 北海道拓殖銀行法中改正法律 4/4
法律第38号 韓国在勤鉄道院所属官吏ノ恩給及遺族扶助料ニ関スル法律 4/5
法律第39号 皇族ヨリ臣籍ニ入リタル者及婚嫁ニ因リ臣籍ヨリ出テ皇族ト為リタル者ノ戸籍ニ関スル法律 4/6
法律第40号 間島ニ於ケル領事官ノ裁判ニ関スル法律 4/6
法律第41号 明治四十年法律第五十二号(裁判所、台湾総督府法院、統監府法務院又ハ理事庁ト関東都督府法院トノ間ニ於ケル法律上ノ共助ニ関スル件)中改正法律 4/6
法律第42号 明治四十二年法律第三十六号(裁判所台湾総督府法院統監府法務院及理事庁ノ判決ノ執行ニ関スル件)中改正法律 4/6
韓国人に日本の法律を適用する勅令公布 4/6
皇族ヨリ臣籍ニ入リタル者及婚嫁ニ因リ臣籍ヨリ出テ皇族ト為リタル者ノ戸籍ニ関スル法律 4/6
間島ニ於ケル領事官ノ裁判ニ関スル法律 4/6
明治四十年法律第五十二号(裁判所、台湾総督府法院、統監府法務院又ハ理事庁ト関東都督府法院トノ間ニ於ケル法律上ノ共助ニ関スル件)中改正法律 4/6
法律第42号 明治四十二年法律第三十六号(裁判所台湾総督府法院統監府法務院及理事庁ノ判決ノ執行ニ関スル件)中改正法律 4/6
法律第43号 質屋取締法中改正法律 4/6
法律第44号 耕地整理法中改正法律 4/6
法律第45号 営業税法中改正法律 4/6
法律第46号 台湾銀行法中改正法律 4/6
法律第47号 裁判所管轄区域変更ニ関スル法律 4/6
法律第48号 製塩地整理ニ関スル法律 4/7
法律第49号 東洋拓殖株式会社法中改正法律 4/7
指紋利用で、累犯発見の顕著と新聞に 4/8
私立聖心女学院、開校 4/11
法律第50号 鉄道営業法中改正法律 4/12
法律第51号 外国人ノ土地所有権ニ関スル法律 4/13
法律第52号 行政執行法中改正法律 4/13
法律第53号 鉄砲火薬類取締法 4/13
広島湾で佐久間艇長ら15人乗り込みの「第六潜水艇」が沈没、全員死亡 4/15
法律第54号 関税定率法 4/15
法律第55号 予約出版法 4/16
法律第56号 立木ノ先取特権ニ関スル法律 4/16
独留学中の細菌学者・秦佐八郎、梅毒の特効薬・サルバルサンを発見と独の学会で発表 4/19
法律第57号 軽便鉄道法 4/21
法律第58号 漁業法 4/21
松竹の東京進出で、演劇界に波乱、と新聞に 4/24
法律第59号 沖縄県諸禄処分法 4/29
法律第60号 官吏恩給法中改正法律 4/30
法律第61号 軍人恩給法中改正法律 4/30
英国王・エドワード七世が死去。ジョージ五世が新国王となる 5/6
福島県加納鉱山で鉱毒流出、被害民が衛生試験場の分析表を添え、仙台鉱山監督署に陳情 5/8
本年度の高等学校入学者は、全国8校合計で2,439人だった、と新聞に 5/12
法律第62号 北海道土功組合法中改正法律 5/12
斎藤実海相、艦隊拡張案を桂太郎首相に提出。八年間で艦艇五一隻を建造、予算規模4億円 5/13
ロンドンで、日英博覧会開催(〜10月29日) 5/14
「ハレー彗星」が地球に最接近 5/19(欧米では18日) 地球に最接近していたハレー彗星の尾に入る。新聞報道などで、地球から5分間空気が消える、シアンに汚染されるなどの誤報がなされたため、一部で空気を確保しようとするなどパニック発生大逆事件の検挙が開始される 5/25
東京・万世橋で、広瀬中佐の銅像除幕式 5/29
南アフリカ連邦が、英自治領として発足 5/31 「大逆事件」で、幸徳秋水が逮捕 6/1
閣議、併合後の韓国に対する施政方針を決定。天皇大権による直轄地とするなど 6/3
パリのオペラ座で、バレエ「セイラザード」を初演、ニジンスキーが人気をさらう 6/4
駒込千駄木坂下町を駒込坂下町など、東京の町名が簡略化される、と新聞に 6/8
柳田国男、「遠野物語」を刊行 6/14
法律第63号 著作権法中改正法律 6/15
法律第64号 登録税法中改正法律 6/15
米国で、初の「父の日」の行事が行われる 6/19
前年の日本の生糸輸出は1億3,000万円、世界の三割を供給、と新聞に 6/23
韓国警察事務委託に関する日韓覚書、調印。韓国の警察業務を日本が支配 6/24 韓国統監府、憲兵警察機能を強化 7/2
第二次日露協約、調印 7/4
白瀬中尉らの南極探検公表式、東京で開催 7/5
韓国人口は1,236万人、日本人は14万人 7/6
東京で量目をごまかす米殻商増加、と新聞に 7/13
政府、欧州各国に、現行通商条約廃棄通告。不平等条約で最後まで残った関税自主権回復へ 7/17
清国は「日露協約は満州を食い荒らす試みだ」と批判している、と新聞に 7/18
栃木県石橋で演習中の陸軍中野気球隊、この日、降下予定地への着地など好成績を上げる 7/24
「樺太神社」総研(8月17日、官幣大社に) 7/29 文部省、学校長に、社会主義文書取締りを通達 8/1
上半期の貿易総額は前年同期比一三パーセント増の約4.5億円、3,000万円の入超、と新聞に 8/2
東海・関東・東北地方に豪雨、関東一帯泥沼化 8/8
ブリュッセル世界博で火災、英仏館が全焼 8/14
東京で、大日本自動車製造会社が貸し自動車業を開業、運転手つきで一時間5円 8/5
「東京朝日新聞」、気候温暖で黄熱病も下火と、移民地としてのブラジルの長所を報道 8/17
日韓併合条約が調印される(韓国併合) 8/22
「韓国」の国号を「朝鮮」に変更する勅令交付 8/29
韓国併合が実施され、朝鮮総督府が設置される 8/29
西田幾多郎が京都帝国大学文科大学助教授就任。担当は倫理学 8/31 天皇、勅語で華族の風紀を戒める 9/1
マリ・キュリーら、ラジウムの分離に成功したと仏科学アカデミーに報告 9/5
東京帝大学生の谷崎潤一郎・和辻哲郎ら、第二次「新思潮」を総監 9/6
日本初の山田式一号飛行船が飛行に成功 9/8
第一二回独シオニスト代表者会議、パレスチナをユダヤ民族の入植地として要求 9/11
朝鮮駐剳憲兵条令、公布。全土に憲兵を配置 9/12
御船千鶴子の千里眼(透視)が評判となり、東京帝大の博士が立ち会って実験。話題呼ぶ 9/14
アルトゥル・ショーペンハウアー「意志と現職としての世界」上、邦訳 9/29
朝鮮総督府が発足、日本の朝鮮支配が始まる 9/30 パリで癌国際会議、開催 10/1
清朝、資政院開院式を挙行。立憲制へ一歩 10/3
鉄道員総裁・後藤新平、用地買収などの基本設計を、広軌化前提に行うよう指示 10/4
ポルトガルで革命、共和制宣言 10/5
東京・池之端に「東京倶楽部」完成。日本初の近代的集合住宅とされる 10/6
朝鮮の貴族七六人に爵位を授与 10/7
大審院、一厘分の葉タバコを隠し持った事件で、微細で犯罪にあらずと判事(一厘裁判) 10/11
仏の女優・サラ・ベルナールが米国公園に出発 10/21 法律第65号 衆議院議員選挙法中改正法律 10/26
帝国在郷軍人会、東京・九段で発会式 11/3
米国・カーチス社のテストパイロット・エリー、船上からの離陸に成功 11/14
農商務省、帝国農会の設立を許可 11/15
横浜の元町で、不二家洋菓子舗が創業。店頭で洋菓子とコーヒー・紅茶を出す 11/16
山梨県の発電所工事に従事中の日朝労働者500人が、暴動、6人即死 11/18
関東地方は180年ぶりの凶年、年始から10月末までの晴天はわずか86日、と新聞に 11/19
ロシアの文豪、トルストイが死去 11/20
メキシコで、マデロらが武装蜂起、革命勃発 11/20
新時代劇協会が初公演。新派の活動に新展開 11/23
白瀬中尉ら南極探検隊が東京・芝浦を出帆 11/29 石川啄木、歌集「一握の砂」を刊行 12/1
自由劇場、第三回試演でゴーリキー作・小山内薫訳の「夜の宿(どん底)」を初演 12/2
パリで、「大逆事件」への抗議デモ 12/6
八幡製鉄所は年生産高約18万トンをほぼ達成、ただし毎年の赤字は50万円、と新聞に 12/7
“最後の将軍”徳川慶喜が隠居 12/9
モルガンお雪、夫とともに京都に里帰り 12/13
日野熊蔵大尉、日本初の飛行に成功 12/14
徳川好敏工兵大尉が代々木錬兵場でアンリ・ファルマン機による日本初飛行に成功 12/19
日本自動車倶楽部、発会(会長・大熊重信) 12/20
第27議会召集 12/20