明治3年 鉄道ニュース


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政府、ポートマンと旧幕府が交わした鉄道建設計画を破棄 1/6
政府、鉄道掛を設置 3/19
(明治3年2月18日) 横浜・新橋間の鉄道着工(開業1872年) 3/19
民部・大蔵両省管下に鉄道掛を置き、事務局を東京築地尾張藩邸に設け、監督・土木・出納の三司を置く 3/19
政府、鉄道掛を設置 3/19
茅沼炭鉱軌道開通 3/19
東京〜神奈川間の芝口汐笛付近から線路測量に汐留附近から着手 3/25
建築師長に英人エドモンド・モレル等を雇う 3/25
上野景範、鉄道掛の事務局総理を命ぜらる 3/27
汐留で地ならし工事に着手 4/12

塩田三郎、鉄道掛を総理 6/23
神奈川第16橋から橋りょう工事を始まる 6/

民部・大蔵両省を分離、民部省に鉄道掛を置き、大木民平省務を主宰 7/10
大阪〜神戸間線路測量に着手 7/30
鉄道掛の出張所を大阪・神戸に置く、これを関西鉄道局と称することに 7/30
軌間を3フィート6インチとする 7/

吉井友実、鉄道掛を総理 8/9

工部省を置き、鉄道掛をこれに属することに10/20
山尾庸三、鉄道掛主管となる 10/22
大阪〜神戸間の石屋川トンネルの工事を起す 10/24
鉄道用英尺1フィートを1尺4厘と定める 10/
工部省旗印を「工」字と定める 12/2

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世相 明治3年


政府、大教宣布の詔を発する 1/3
ニューヨークでブルックリン橋着工 (完成1883年) 1/3
ウィーンでムジークフェライン開場 1/6
政府、ポートマンと旧幕府が交わした鉄道建設計画を破棄 1/6
スタンダード・オイル設立(ジョン・ロックフェラーら) 1/10
(明治2年12月20日) - 江藤新平暗殺未遂 1/21
(明治2年12月21日) - ジャパン・ウィークリー・メイル(The Japan Weekly Mail)創刊 1/22
英国人レー、日本政府の海関税と今後建設される鉄道の収入を担保にして、公債をロンドンで公募 1/23
奇兵隊の解散に反対する脱退兵1800人が山口藩庁を包囲 1/26
(明治2年12月25日) - 東京・横浜間に電信開通 1/26
日の丸の寸法が定められ、商船に掲げる国旗と決められる 1/27
仙台亘理支藩主伊達邦成、家臣を引き連れ北海道有珠郡へ移住 1/
東京〜大阪の定期航路が運行を開始 1/
(明治3年1月3日) 2/3
大教宣布の詔 2/3
米国で憲法修正第15条批准 2/3
華族の染歯や描眉が禁止される 2/5
米国で気象局(後の国立気象局)設立 2/9
木戸孝允率いる藩兵により脱退兵騒動は鎮圧される 2/11
北海道開拓使から樺太開拓使を分離設置 2/13
初めての女性判事が米国で誕生(エスター・モリス) 2/14
(明治3年1月27日) - 日章旗が国旗となる(郵船商船規則) 2/27
政府、ドイツ医学の採用を決定し、大学東校の教授2人の派遣を交渉 2/
(明治3年2月13日) - 樺太開拓使設立 3/14
東京〜神奈川間の線路に測量令達さる 3/17
米国初の国定野生動物保護区(National Wildlife Refuge)指定(メリット湖) 3/18
(明治3年2月18日) 横浜・新橋間の鉄道着工(開業1872年) 3/19
政府、鉄道掛を設置 3/19
東京府、深川工作場を設置し、紡績の教育を始める 3/19
宇和島藩で79ヶ村7452人の農民が大豆銀納減免などを要求する一揆が発生する 3/20
和泉要助、前年考案した人力車で営業を開始 3/22
政府、東京〜横浜間の測量を開始 3/25
一部(高野山金剛峯寺領)が新設の五條県に編入される 3/27
小菅県に難民救済機関報恩社が設置される 3/
本木昌造、長崎に新塾活版製造所を設立 3/
宇和島農民一揆(野村騒動)を元家老が説得に当たり解散させる 4/3
ニューヨークでメトロポリタン美術館創立(開館1872年) 4/13
刑死者の死体を使った試し切り、人の臓器密売が禁止される 4/15
政府、種痘の実施を各府藩県に命じる 4/24
肥前藩、ワグネルに依頼して磁器の改良を行う 4/

ブラック、写真入りの雑誌「The Far East」を創刊 5/1
マニトバがカナダ自治領に加入 5/12
陸軍旗が定められる 5/15
(明治3年4月15日) - 玉川上水通船許可(水質汚濁が問題になり1872年禁止) 5/15
(明治3年4月23日) - 私塾立命館に閉鎖命令 5/23
(明治3年4月24日) - 種痘の全国実施を施行 5/24
集議院が開かれる 5/28


英人レーとの約を解き、英国東洋銀行と契約 6/1
イスタンブルで大火(焼失三千戸,死者九百名) 6/5
東京府、小学校6つを設置 6/8
庚午事変(明治3年5月13日) 6/11
アムステルビール創立 6/11
高島炭坑で坑夫ら400人が騒動を起こし逃亡する 6/19
ワーグナー楽劇「ワルキューレ」初演 6/26
米国でクリスマスが連邦休日となる 6/26
米国で司法省設立 7/1
東本願寺僧侶180人が道路工事に従事するため函館に到着する 7/7
(明治3年6月10日) - 樫野埼灯台点灯 7/8
政府、盛岡藩知事の辞職を受理して、盛岡県を設置する 7/10
国学・漢学派と洋学派が対立して大学本校が閉鎖される 7/12
エムス電報事件 7/13
ハドソン湾会社がルパート・ランドを自治領カナダに委譲 7/15
パストル・エテルヌス: ローマ教皇ピウス9世が教皇不可謬説を宣言 7/18
普仏戦争: フランスがプロイセン王国に宣戦布告 7/19
馬場辰猪、英国留学に出発 7/21
弘文・淳仁・仲恭の3天皇が追諡をうけ、天皇系譜に加えられる 7/23
政府、各藩に人材を貢進生として大学南校に入学させるよう指示を出す 7/27
政府、普仏戦争について局外中立宣言を出す 7/28
山県有朋欧州より帰国 8/2
販売鴉片烟律・生鴉片取扱規則を制定し、アヘンを取り締まる 8/9
(明治3年7月28日) - 日本は普仏戦争に対して局外中立を宣言(常備艦隊) 8/24
松本藩、領民を神道に改宗させる 8/
普仏戦争: セダンの戦い 9/1
ナポレオン3世を廃位しフランス第三共和政成立 9/4
越中島での薩摩藩音楽伝習隊の天皇閲兵に君が代が演奏される 9/8
政府、藩制改革の布告を出す 9/10
(明治3年8月20日) - 大坂・神戸間に電信開通 9/15
(明治3年8月22日) - 東京府下に中学校開設 9/17
普仏戦争: パリの包囲が始る (?1871年) 9/19
政府、平民の苗字使用を許可 9/19
イタリア王国軍がローマに進軍し教皇国家滅亡(イタリアが現在とほぼ同様に統一) 9/20
(明治3年9月2日) - 築地ホテル館民間払下げ 9/26
英語塾(後のフェリス女学院)開校(メアリー・キダー)9/26
陸軍はフランス式、海軍はイギリス式と決定 10/2
ローマがイタリア王国の首都となる 10/6
岩崎弥太郎、土佐開成商社を設立 10/9
新律綱領を定める 10/9
(明治3年9月19日) - 苗字許可令(庶民苗字差許) 10/13
土佐開成商社、東京−大阪−高知間の運航を開始 10/19
第1バチカン公会議が無限延期 10/20
(明治3年10月2日) - 兵制統一布告(陸軍:フランス式,海軍:英国式) 10/26
菊池大麓はイギリスへ留学に、谷田部良吉らはアメリカへ留学に出発 10/
西周、私塾育英舎を開く 11/4
中村正直訳「西国立志編」出版 11/9
1円本位貨の銀本位制を定める 11/12
アマデオ1世がスペイン王となる 11/16
大分県日田郡で雑税撤廃などを求めて農民10000人が騒動を起こす 11/17
英国で義務教育導入 11/29
京都府、窮民授産所を開設 11
子安峻ら横浜毎日新聞を創刊 12/8
(明治3年閏10月20日) - 工部省設立(民部省より分離) 12/12
中野県で農民が暴動を起こし、県庁を焼き討ちにする 12/19
新律綱領頒布の上論が出される 12/20
海外留学生規則を定める 12/22
(明治3年11月4日) - 東京海軍所を海軍兵学寮,大坂兵学寮を陸軍兵学寮と改称 12/25
フレジュス鉄道トンネル開通(最初のアルプス貫通トンネル) 12/26
謀反の罪により雲井竜雄ら12人処刑 12/26
元スペイン首相フアン・プリム暗殺(死亡12月30日) 12/28
移民規則が定められる 12/
西園寺公望・丹羽純一郎、欧米留学に出発 12/

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年表