昭和8年前半 鉄道ニュース
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関西本線【信号場廃止】亀ノ瀬東口仮停車場・亀ノ瀬西口仮停車場・柏原仮乗降場 1/1
下野電気鉄道【駅名改称】下原→鬼怒立岩 1/1
定山渓鐡道【停留所新設】白糸の滝 1/7
東京市電気局、市内交通機関充実のためトロリーバスの採用と全線のスピードアップを計画、と新聞に 1/8
富山市営【停留場新設】堀川大町停留場 1/9
警視庁、16日からの市電スピードアップを許可。平均時速16km/hから20km/hにアップ 1/13
東北本線【新駅開業】諏訪ノ平 1/15
豊真線【新駅開業】宝台 1/15
東京電灯、3年来電力料金不払いの武蔵野電鉄(池袋〜吾野)への送電を17日から中止、と新聞に 1/15
東京都交通労組、市電のスピードアップは実質的な賃金引下げであると反対しストに突入 1/16〜1/24
定山渓鉄道線【停留所新設】白糸の滝 1/17
東京郊外鉄道株式会社【社名変更】帝都電鉄株式会社 1/19
奥羽本線【信号場→駅】杉本町停留場→杉本町 1/24
余市臨港軌道 起業目論見書変更認可 1/24
(余市駅付近を専用軌道、蒸気、ガソリン動力併用、区間を余市駅〜山唯町間3.13kmに)八高北線【延伸開業】児玉〜寄居間(12.0km) 【新駅開業】松久、用土、寄居 1/25
中信電気鉄道 事業廃止認可を得て免許は失効、佐久と諏訪を結ぶという構想も頓挫 1/30
南総鉄道 奥野 〜 鶴舞間免許を奥野 〜 牛久間に変更することが許可される 1/31
光明電気鉄道 債権者から破産勧告が出され、抗告により取消 1/
南総鉄道【延伸開業】笠森寺〜奥野間(1.0km)、全通。【新駅開業】稚児関、奥野 2/1
京阪電気鉄道(初代) 日本初のコンパウンドモーターによる回生ブレーキ付き車両50型4両を新造(末尾55〜58) 2/1
鹿児島本線 貨物支線 【延伸開業】葛葉〜門司港(のちの門司埠頭)間 2/5
仙台市電 荒町〜愛宕橋(0.3キロ)開通 2/12
村松軌道に対し軌道起業廃止許可 2/13
大船渡線【延伸開業】上鹿折〜陸前矢作(100km) 2/15
【新駅開業】陸前矢作村松軌道【廃止】石神 〜 阿漕間 2/15
城東線(現大阪環状線京橋・鶴橋方面)天王寺〜大阪間電車運転開始 2/16
余市臨港軌道を設立 2/16
南海電気鉄道 城東線の電化に伴い、当線列車増発 2/16
朝倉軌道 水害を理由に上小郡〜上田代間休止許可 2/16
淡路鉄道【駅開業】御陵東【駅廃止】八幡 2/18
日向軌道 工事施工認可申請期限延期許可(期限1933年10月17日)2/23
山陰線全通 2/24
山陰線須佐〜美祢線宇田郷間開通。京都〜松江〜幡生間全通、山陰線に編入山陰線時刻改正 2/24
本線 正明市駅 〜 宇田郷駅間、支線 正明市駅 〜 阿川駅間、貨物支線 正明市駅 〜 仙崎駅間を山陰本線に編入石見益田以西は山口線2往復、美祢線1往復の直通を除き全部新線経由下関行とする。各列車の速度を向上、大阪〜正明市(上りは須佐)間準急1往復をはじめ山陰線30分〜2時間20分、福知山線20〜50分所要時間短縮
上州鉄道【新駅開業】狸塚 3/1
武蔵野鉄道【駅名改称】上山口(かみやまぐち)→山口貯水池、村山公園→村山貯水池際 3/1
山陽本線【仮信号場開設】上郡〜三石間に梨ヶ原仮信号場(廃止日不詳) 3/3
成田線【全通】成田〜松岸間 3/11
【延伸開業】笹川〜松岸間総武線電化 3/15
両国〜銚子間下り6本上り8本直通運転総武線【電化】両国〜市川間。両国〜千葉間の列車も10分程度短縮沖縄電気【営業休止】通堂 〜 西武門間 3/16
沖縄電気【営業休止】西武門 〜 首里間 3/20
東京鉄道局管内の雇庸人採用試験、東京など数会場で実施。採用700人に対し1万7000人志願 3/21
省営自動車和田峠北線(丸子町(丸子鉄道丸子町駅)〜上和田間)、和田峠南線(下諏訪〜岡谷(中央本線岡谷駅)間)運輸営業開始 3/23
東海道本線【複々線化】向日町〜高槻間 3/25
省営自動車佐賀関線が開通 3/28
尾道鉄道【延伸開業】尾道〜御所橋(仮)同時に国鉄との連絡運輸を開始 3/28
静岡電気鉄道 江尻跨線橋架設に伴い全通 3/29
法律第34号 南満州鉄道株式会社ノ株式引受ニ関スル法律 3/29
省営自動車笹津線(富山駅 〜 笹津間)の運行を開始 3/31
古江東線 着工 3/
芦屋鉄道(九州)廃止 3/
東京電燈(吾妻軌道)渋川 〜 中之条間休止 3/
参宮急行電鉄【駅名改称】外宮前→宮町 3/
阪神電気鉄道 付帯事業として、旧梅田停留場に「阪神マート」を開業(阪神百貨店の前身) 3/
野上電気鉄道、河南自動車を買収 3/
沖縄電気軌道 休止 3/
鉄道大臣の管理事項に国営自動車を加える 4/1
房総線 千葉〜大網〜安房鴨川間房総東線に、蘇我〜安房鴨川間を房総西線分離 4/1
予讃線 【新駅開業】伊予寒川 4/1
新潟電鉄【延伸開業】東関屋〜白根(17.4km・直流1500V電化)4/1
【新駅開業】東関屋・平島・焼鮒・越後大野・木場・板井・吉江・味方・白根目黒蒲田電鉄 【駅名改称】 中丸山→緑ヶ丘 4/1
京浜電気鉄道 横浜駅以北の改軌工事完了(1372mm →1435mm) 4/1流山鉄道【新駅開業】 赤城 4/1
- 品川〜浦賀全線で直通運転開始。省鉄品川駅乗り入れ
- 京浜電気鉄道大森支線 軌間を1435mmに再改軌
- 京浜電気鉄道大師線 全線を1435mmに再改軌
神中鉄道【駅名改称】北程ヶ谷→星川、星川→上星川 4/1
秩父鉄道【新駅開業】鎌倉町(現・上熊谷)4/1
富山電気鉄道【新駅開業】稲荷鉱泉 富山田地方〜稲荷町駅間 4/1
大阪鉄道【駅名改称】 駒川→今川、天美車庫前→河内天美、御陵前→応神御陵前、誉田→誉田八幡 4/1
大社宮島鉄道【新駅開業】向名駅 4/1
神戸市電気局 緑色濃淡の塗色を採用 4/1
大社宮島鉄道 【新駅開業】向名 4/1
流山鉄道 ガソリンカー キハ31運行開始 4/2
東武宇都宮線 急行電車の設定が認可される 4/6
多摩湖鉄道【新駅開業】東国分寺 4/6
淡路鉄道【新駅開業】 納 4/9
小湊鉄道線【新駅開業】上総久保 4/10
津軽鉄道線 重油動力併用 4/14
八高南線【延伸開業】東飯能〜越生間(14.0km) 4/15
【新駅開業】高麗川、毛呂、越生富士身延鉄道 【新駅開業】塩之沢 4/15
神中鉄道【延伸開業】二俣川下(鶴ヶ峰〜二俣川間) 4/16
夕張鉄道継立駅接続の北炭継立専用鉄道1.07km廃止 4/20
坂川鉄道 富山鉄道 【廃止】堀川新 〜 笹津間 4/20富南鉄道【路線譲渡】富山〜堀川新広浜鉄道【停留所→駅】横川停留場→横川町【駅名改称】可部町→広浜可部 4/20
広浜鉄道【改称・承認】 大師停留場→長束停留場(2代目)長束停留場→山本停留場 4/21
小倉鉄道【駅廃止】湯川(仮停留場) 4/23
白山電気鉄道 鉄道起業廃止(許可)(能美郡国付村字鵜川〜同郡中海村字原間)4/24
播丹鉄道北在家駅(2代目)を停留場に格下げ 4/24
余市臨港軌道 運輸開始認可 4/26
奈良電気鉄道 大阪電気軌道小型パンタ車両乗り入れに伴う架線改修工事完了 4/30
本庄電気軌道 全線廃止 5/1
駿豆鉄道 東京方面から週末に直通列車の運転開始(戦時中に消滅)5/6
信楽線 貴生川〜信楽間 5/8
余市臨港軌道【開業】余市〜浜余市間2.75km(余市起点2.54kmより先は仮線) 5/10
総武鉄道粕壁〜藤の牛島間【新駅開業】土井停留場 5/10
京阪京津線 蹴上 〜 日ノ岡間の併用軌道を専用軌道に移設 5/11
日光自動車電車 日光駅前を線形変更しループ運転を開始 5/12
加越鉄道【新駅開業】本江 5/15
鉄道運賃審議会官制公布 5/16
芸備鉄道 ディーゼル動力併用認可 5/19
大阪地下鉄開業 日本初の公営地下鉄 5/20大阪市電気局【開業】 地下鉄1号線(現・御堂筋線) 梅田仮〜心斎橋間(3.1km)宇部鉄道【駅移転】藤山(0.5km宇部新川方面に移転)5/22
明知線【開業】大井(現・恵那)〜阿木間 5/24
山陽本線【信号場廃止】中井信号場 5/26
登別温泉軌道【社名変更】登別温泉株式会社 5/30
草津電気鉄道 吾妻川電力が合併され東信電気株式会社の傘下となる 6/1
芸備鉄道(備後十日町〜備後庄原)37.9kmを買収庄原線とする 6/1
【駅名改称】十日市→備後十日市、三日市→備後三日市東急池上線 【駅名改称】雪ヶ谷駅に調布大塚駅を統合→雪ヶ谷大塚、御嶽山前→御嶽山 6/1
備後十日市駅 〜 備後庄原駅間 (21.8km) が国有化され庄原線となる【駅名改称】十日市→備後十日市、木戸→備後木戸、三日市→備後三日市 機関車3両、ガソリンカー3両、客車14両、貨車117両を引き継ぐ総武鉄道【新駅開業】豊四季 〜 柏間に柏競馬場前駅(後の北柏、常磐線の北柏駅とは別)6/3
宇治川電気が鉄軌道事業を山陽電気鉄道に分離譲渡 6/6
京阪京津線 三条大橋 〜 浜大津間の所要時間を最速27分に短縮 6/15
小浜鉄道【社名変更】雲仙鉄道 6/15
南武鉄道【変更認可・駅→停留場】南武是政 6/16
片町線【気動車運行開始】 奈良〜四条畷間 6/17
境線【気動車運行開始】6/17
佐賀線【延伸開業】筑後柳河〜筑後大川(5.4km) 【新駅開業】筑後大川 6/17
阪神電鉄【延伸開業】岩屋〜三宮間の地下新線開業。三宮〜滝道間は廃止 6/17岩屋以西を地下線として岩屋駅 〜 三宮駅 〜 滝道(神戸)駅間地上線の営業廃止。省線三ノ宮駅近くの地下へ新たな神戸側終点となる神戸駅を設置丹那トンネル起工以来15年2ヶ月目で貫通 6/19→8/25本坑開通
日豊本線【新駅開業】築城 6/19
北九州鉄道 重油動力併用認可 6/19
気動車にディーゼルエンジンを導入。同年以降1936年(昭和11年)までに6両のディーゼルカーを新製、主力車となった。ディーゼルカーの導入は戦前私鉄としては全国でも数少ない試みであった山陽本線貨物支線 【延伸開業】兵庫臨港線 新川〜兵庫港間 (1.9km) 6/21【新駅開業】兵庫港富山電気鉄道 鉄道免許状下付(中新川郡音杉村〜下新川郡道下村間)6/24
伊万里線【延伸開業】今福〜志佐(現在の松浦) 【新駅開業】調川、志佐 6/25
新宿駅からはじめて行先不明のミステリー列車を運転し好評を博す 6/
札幌郊外電気軌道 営業休止状態
仙台鉄道 気動車導入(ガソリンカー。仙南温泉軌道からの中古車1両)
鍋山人車鉄道 栃木町民から不評であった市街地路線から、郊外路線に変更
大雄山鉄道が箱根土地(現・プリンスホテル)の経営傘下に入る
和歌山鉄道【駅名改称】秋月→日前宮
魚梁瀬森林鉄道 奈半利川鉄橋完成により奈半利貯木場 〜 立岡間開通
小坂森林鉄道本線が一部開通
湘南軌道 旅客営業を休止、貨物営業のみとなる
朝倉軌道【会社合併】甘木乗合自動車
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昭和8年前半 鉄道に関する事件・事故
南武線で踏切事故 1/2南武鉄道(現・JR南武線)、川ア発浜川崎行きの貨物列車が踏み切りでタクシーと衝突、タクシー乗客1人死亡、3人重軽傷新潟地方、積雪で信越地方の列車ダイヤ混乱し、貨物列車は全部運休 1/31
福岡県上山打線臼井駅で、入換中の石炭車と旅客列車が衝突、13人が負傷 2/7
青森県でスキー大会帰りの学生ら、吹雪で普通の津軽鉄道の嘉瀬駅から線路を歩き2人重体、不明も 2/26
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昭和8年前半 世相
満州と中国の境界の山海関で、日本軍敷地内に手榴弾が投込まれる(山海関事件) 1/1
ラジオの時報が手動から自動式に 1/1
米軍がニカラグアから完全撤退する。20年にわたる駐留が終る 1/2
淀橋特高、全協系(共産党系)労組員ら9人を検挙 1/2
日本軍が山海関を占領 1/3
中国国民政府、山海関事件に伴い日本の砂糖・綿布・化粧品などの輸入を禁止 1/3
巡洋艦羽黒の内火艇、水兵70人を乗せ佐世保港上陸場から帰還途中曳船と衝突沈没、1人溺死 1/3
ヒトラーがパーペンと会談し、財界と結合 1/4
田中絹代が、松竹で女優で初めて大幹部待遇 1/4
山海関事件不拡大方針に関する閣議決定 1/4
アメリカで禁酒法が廃止 1/5
アメリカ第30代大統領 クーリッジ(Coolidge,Calvin)没 1/5
中国国民政府、山海関事件につき日本側責任者の処罰・徴兵を要求する山海関事件宣言を発表 1/5
石川島播磨作業員2500人、5日の賃金6500円余りを愛国労働号の建造に陸・海軍省に献金 1/5
天皇に愛郷塾塾頭釈放を直訴しようとした元塾生が逮捕 1/8
スペインのアンダルシア、カタルーニャ地方で全国労働連合系の労働者が決起 1/8
大島の三原山で、実践女学校専門部の生徒が友人立合いで投身自殺する。初めての三原山自殺 1/9
東京商科大学教授大塚金之助が治安維持法違反で逮捕 1/10
東京〜ボンペイ・東京〜ベイルート間の無線電信線開設 1/11
元京都帝国大学教授河上肇が検挙さる 1/12
陸軍省、少年航空兵募集規程を発表 1/12
スペインで、アナルコサンディカリストの蜂起 1/12
アメリカで、12年後の独立を約束するフィリピン独立法案が成立 1/13
内務省、医師歯科医師法改正案を作成、中央衛生会に諮問 1/13
アメリカが「満州国」を不承認と列国に通告 1/15
西日本の大雪で電話線が切断され、通信網が麻痺 1/16
大阪中央放送局が、実況録音放送技術を開発 1/17
フィリピン独立法が成立 1/17
片岡千恵蔵が日活と絶縁し、完全独立を声明 1/18
永田秀次郎東京市長が、第3助役、保険局長らの選挙での買収事件の責任を取って辞職 1/19
飛行第七連隊(浜松)の爆撃機五機、平壌〜三方ヶ関間1360kmの日本海横断飛行に成功 1/19
婦人矯風会など婦人後援団体連合会、参政権・公民権・結社権実現のため3つの請願を貴族院の提出 1/20
陸軍省による軍馬の大量補充買い上げで、北海道・東北の馬の産地では、馬の価格が高騰と。新聞に 1/20
警視庁、バー・カフェ・喫茶店などを対象とした特殊飲食店営業取締規則を公布 1/21→2/1施行
国際連盟19カ国委員会、日本の主張を退け「リットン報告書」採択に向け「第15条4項」適用を決定 1/21
ニューヨークで、東軍の「熱河作戦」に抗議して中国人留学生約100人が排日デモ 1/22
陸軍省、連盟19カ国委員会決定に反発、連盟がその使命を失った以上脱退も辞さないとの見解を表明 1/22
イタリアで、産業復興公社設立法が制定 1/23
国際連盟19カ国委員会、規約15条に基づく対日韓国案起草のための委員会(英・仏など9カ国)設置 1/23
芦田均が衆院で対満外交の無能を厳しく非難 1/23
初めて赤字公債発行 1/23
社会主義者 堺利彦、没 1/23
内務省が、予防重視の結核対策要綱を発表 1/27
ドイツのシュライヒャー内閣が総辞職 1/28
日本労農弁護士団が結成される。特高に弾圧に対抗 1/29
社会大衆婦人同盟、東京で無産婦人大会開催。約100人参加し、軍事予算反対、婦人選挙権獲得などを決議 1/29
ヒットラーがドイツ首相に就任し、ナチスが政権を獲得 1/30
フランスでエドアール・ダラディエ内閣が成立 1/30
加藤政之助が貴族院で軍事費膨張を攻撃 1/31 ホンジュラスで、カリアスが大統領に就任 2/1
イギリス人教師で技師 アレグザンダー(Alexander,Thomas)没 2/1
荒木陸相が衆院で熱河省攻略の決意を表明 2/2
ジュネーブ軍縮会議が再開される。イギリスの陸軍制限案はドイツの反対で合意に達せず 2/2
長野県で共産党員とそのシンパを狙い教員の一斉検挙始まる。(長野県教員赤化事件) 2/4
武蔵野鉄道争議が、女性を採用しないという条件で解決したため、女性団体が抗議 2/5
ソ連のリトヴィノフ外相が、侵略の定義に関する条約を提案 2/6
東京地裁が、不敬罪と治安維持法違反の宇都宮徳馬に、転向したとして執行猶予付きの判決を下す 2/7
海軍90式飛行艇、千葉県館山湾上空で夜間訓練中、海上への不時着に失敗し大破、3人死亡 2/8
法律第1号 昭和七年法律第一号(満洲事件ニ関スル経費支弁ノ為公債発行ニ関スル件)中改正法律 2/8
東京の日比谷公会堂で、パリ音楽院首席卒業の原智恵子のピアノ独奏会が開催 2/9
ガンジーが、獄中から指令し「ハリジャン」紙を創刊 2/11
作曲家 デュパルク(Duparc,Henri)没 2/12
大島の三原山で、再び実践女学校専門部の生徒が投身自殺する。以後、三原山は自殺の名所に 2/12
長谷川伸が47年振りに生母に再開し、名作「瞼の母」の上演・上映が禁止 2/12
広島県高等女学校校長会が、女学生の統一服を決定 2/13
ミシガン州で全銀行が営業停止 2/14
マイアミで、大統領就任式直前のルーズベルトが狙撃される(無事)。同席していたシカゴ市長は死亡 2/15
ソ連で、コルホーズ突撃隊員第1回大会が開かれる 2/15
ユーゴスラビア、チェコスロバキア、ルーマニアが、1921年に成立した「小協商」条約を改定し、外交の一本化 2/16
陸軍の特別志願士官制度採用に関する勅令公布。将校の不足にたいし、予備役・後備役からの志願者を募る 2/16
アメリカで週刊誌「ニューズウィーク」が創刊2/17
ゲーリングが指揮するプロイセン警察が共産党本部を急襲 2/17
日本婦選大会が、ファッショ反対などを決議 2/18
東京の上野に陸橋「両大師橋」が完成 2/19
国際労働機関協力継続ニ関スル閣議決定、閣議決定 2/20
連盟総会における日本代表の引揚げその他対策に関する閣議決定、閣議決定 2/20
プロレタリア作家、小林多喜二、築地署、特高警察課員に連行され同署で虐殺 2/20
画像wikipedia 小林多喜二
ヒトラーが国会を解散し、3月5日に総選挙を行うことを告示 2/21
秋田市が、女給の全身検査の実施を決定する。廃業が続出 2/21
枢密院本会議、斎藤首相・内田外相の説明を受け政府の国際連盟脱退の方針を承認 2/22
日本軍が、中国の熱河省に侵攻 2/23
国際連盟が対日満州撤退勧告案を可決する。松岡洋右日本代表は連盟への決別を述べ退場 2/24
国際連盟が日本軍の満洲撤退勧告案を42対1で可決。松岡代表退場 2/24
東京商大教授大塚金之助、治安維持法違反(非常時共産党事件に連座)で起訴、市ヶ谷刑務所に収容 2/24
国際連盟脱退の見通しが確定したため、株価が反騰 2/25
日本労働組合会議、政治委員会で国際連盟脱退は日本に不利、労働者階級は失望と決議 2/25
ベルリンのドイツ国会議事堂が炎上する。共産党員の放火とされ、多数の共産党員が逮捕されるがナチスの陰謀であったという説が強い 2/27
日本初の全溶接一等駆逐艦「初春(ハツハル)(1422トン)の進水式を長崎県佐世保工廠で行われる 2/27
ナチスによるドイツ国会議事堂放火事件 2/27
ドイツで大統領緊急令が発せられ、共産党が弾圧 2/28
ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトがデンマークに亡命 2/28
昭和5年11月にロンドン軍縮条約に反対して浜口首相を狙撃した佐郷屋留雄に対し、東京控訴院が一審通り死刑を宣告 2/28 巡査分限令・巡査懲戒令・巡査給与令中改正を実施。巡査に初めて文・武官同様の規定を設けて身分を保証 3/1
三陸地震津波が起る。マグニチュード8.1、死者3008人、行方不明者56人、家屋流失4034、倒壊1817 3/3
アメリカ、フランクリン・ルーズベルトが第32代大統領に選ばれる。ニューディール政策が始る 3/4
アメリカで、フランシス・パーキンスが初の女性閣僚(労働相) 3/4
オーストリアのエンゲルベルト・ドルフス首相(41)が議会制を廃止して独裁制を樹立 3/4
ドイツ総選挙が行われ、ナチス党が288議席を獲得 3/5
ギリシャ共和派のプラスティラス将軍がクーデターを起こすが失敗 3/6
ルーズベルトが全銀行の休業を指令する 3/6
愛国婦人会、地久節(皇后誕生日)を祝い靖国神社で婦人報国祭を行う。3/6
オーストリアで、ドルフースの権威主義体制 3/7
朝鮮で、農山漁村振興運動が始まる 3/7
宋慶齢らが上海で国民禦侮自救会を結成 3/8
蒋介石が保定で張学良と秘密会談 3/8
政府、首相官邸での閣議で国際連盟脱退通告書文案を決定。内田外相が参内し内容などを奏上 3/8
アメリカ合衆国でニューディール政策がスタート 3/9
アメリカで緊急銀行救済法が制定 3/9
ヒトラーが共産党を非合法化 3/9
南カリフィルニアで大地震が起こり、200人を超える死者が出る 3/10
蒋介石が保定会議を招集する。張学良の辞職が決定 3/10
大日本国防婦人会の335人、割烹着姿で靖国神社に参拝、近衛第一連隊に入営し射撃訓練など体験 3/10
臨時閣議、国際連盟脱退通告書、脱退後の外交方針等の枢密院への諮詢案を決定。諸所裏が参内奏上 3/11
門司港で、郵船「筥崎丸」と移民船「マニラ丸」が衝突 3/11
法律第2号 昭和七年法律第六号(昭和七年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル為公債発行ニ関スル件)中改正法律 3/11
国際連盟脱退ニ関スル措置、閣議決定 3/11
ルーズベルト大統領が、初の炉辺談話を行う 3/12
蒋介石が、徹底抗日を主張する張学良を更迭する 3/12
ドイツで、啓蒙宣伝省が創設され。ゲッベルスが大臣となる 3/13
アメリカの銀行が再び開業 3/13
横浜の消防署に日本初の救急車が登場 3/13
円為替相場暴落により古美術品などの海外流出が増加したため、政府は取締法案を衆議院に提出 3/14
法律第3号 昭和八年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル為公債発行ニ関スル法律 3/15
法律第4号 造幣局工場及其ノ附属設備ノ新営費ニ関スル法律 3/15
法律第5号 大阪帝国大学工学部設置ニ付帝国大学特別会計及官立大学特別会計ノ関渉ニ関スル法律 3/15
法律第6号 朝鮮事業公債法中改正法律 3/15
法律第7号 樺太事業公債法中改正法律 3/15
法律第8号 日本興業銀行法中改正法律 3/15
法律第9号 保険業法中改正法律 3/15
法律第10号 意匠法中改正法律 3/15
法律第11号 船舶安全法 3/15
法律第12号 船舶職員法中改正法律 3/15
帝国の国際連盟脱退後の南洋委任統治の帰趨に関する帝国政府の方針決定方の件、閣議決定 3/16
愛国婦人会、国防婦人会に対抗して分会・分区制度を採用を決定 3/16
東京市で初の市会議員選挙 (投票率70.2%) 3/16
民本主義を提唱した政治学者 吉野作造 没 3/18
。 ポルトガルで国民投票が行われ、1933年憲法が承認 3/19
閣議、三陸地方震災被害復旧費として630万8000円の本年度追加予算案を決定 3/20
独政府、「連盟脱退後も南洋委任統治領は日本領土」との日本の声明に対し、国際的手段で解決を、と声明 3/22
アメリカで、アルコール分3.2%以下のワインとビールの製造販売が認められる 3/22
ミュンヘン郊外のダッハウに最初の強制収容所が設置 3/22
ドイツのハーゲンベック・サーカス団が来日 3/22
ドイツ、全権委任法案が可決され、ナチスの1党独裁が始る 3/24
ベトナムのトロツキストのタ・トゥ・タウがサイゴンで「闘争」紙を創刊 3/24
日本が国際連盟を正式に脱退 3/27
内田外相、ドラモンド国際連盟事務総長に脱退通告分を打電。天皇、「国際連盟脱退」の詔書を発する 3/27
法律第13号 震災被害者ニ対スル租税ノ免除猶予等ニ関スル法律 3/27
ナチス党指導部が、米英による「ドイツ製品不買運動」への報復措置として「ユダヤ製品ボイコット」を行う
法医学会で、血液型と気質の相関関係について大論争となる 3/28
法律第14号 昭和八年法律第三号(昭和八年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル為公債発行ニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第15号 海軍工廠資金臨時補足ニ関スル法律 3/28
法律第16号 旧韓国起業資金貸付ノ為発行シタル英貨興業債券ノ元利支払為替差損金補給ニ関スル法律 3/28
法律第17号 帝国鉄道会計法中改正法律 3/28
法律第18号 地方鉄道補助法中改正法律 3/28
法律第19号 大正七年法律第四十三号(地種変更免租年期ニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第20号 工業組合法中改正法律 3/28
法律第21号 農村負債整理組合法 3/29→8/1施行
法律第22号 都市計画法中改正法律 3/29
法律第23号 昭和八年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル為公債追加発行ニ関スル法律 3/29
法律第24号 米穀統制法 3/29
法律第25号 米穀需給調節特別会計法中改正法律 3/29
法律第26号 関税定率法中改正法律 3/29
法律第27号 昭和七年法律第四号(輸入税ノ従量税率ニ関スル件)中改正法律 3/29
法律第28号 外国為替管理法 3/29→5/1施行
資本逃避防止法は廃止法律第29号 陸軍輸送港域軍事取締法 [昭15までの題名:宇品港域軍事取締法]3/29
法律第30号 農業動産信用法 3/29→12/1施行
法律第31号 製糸業法中改正法律 3/29
法律第32号 輸出絹織物取締法中改正法律 3/29
法律第33号 漁業法中改正法律 3/29
法律第34号 南満州鉄道株式会社ノ株式引受ニ関スル法律 3/29
公布、米穀法は廃止 3/29→11/1施行 →中野文庫参照
法律第35号 両備鉄道株式会社所属鉄道外四鉄道及兼業ニ属スル資産買収ノ為公債発行ニ関スル法律 3/29
法律第36号 富山鉄道株式会社所属鉄道中堀川新笹津間経営廃止ニ対スル補償ノ為公債発行ニ関スル法律 3/30
法律第37号 大正二年法律第九号(裁判所管轄区域表)中改正法律 3/30
法律第38号 鉄道敷設法中改正法律 3/30
法律第39号 樺太地方鉄道補助法中改正法律 3/30
ウルグアイで、テラ大統領が独裁権を掌握 3/31
齋藤首相、国際連盟脱退を伊勢神宮に報告 3/31
ドイツで、ナチスによるユダヤ人商店に対する不買運動が始まる 4/1
山形県酒田町に市制実施 4/1
重要美術品等の保存に関する法律公布・即日施行。円為替相場暴落による美術品海外流出を防止 4/1
児童虐待防止法公布 4/1→10/1施行
タイで反共の共産主義者法が制定 4/2
東京で天然痘が発生する。5000人に強制種痘 4/2
イギリスの飛行家クライスデール侯爵とマッキンタイア中尉が、2機のウエストランド複葉機でエベレスト上空飛行に成功 4/3
松田南洋庁長官、南洋統治領に対し「国際連盟を脱退しても従来の統治方針に変更はない」と告諭 4/4
ハーグの国際司法裁判所が、デンマークにグリーンランドの領有を認める 4/5
日本農民組合の平野力三らが「皇道会」を結成 4/5
法律第45号 医師法中改正法律 4/5
法律第46号 歯科医師法中改正法律 4/5
中国全国で銀元に通貨統一 4/6
法律第47号 日本製鉄株式会社法 4/6
法律第48号 製鉄業奨励法中改正法律 4/6
小林多喜二の『蟹工船・工場細胞』が発禁処分 4/7
ドイツが条令を発布して官界からユダヤ人を完全放逐 4/8
産業組合青年連盟全国連合が結成 4/8
法律第49号 大正十五年法律第五十二号(特別都市計画法第五条ノ土地区画整理ニ伴フ清算金及補償金ニ関スル件)中改正法律 4/8
東京の会社員が、私費で欠食児童らに食事を提供 4/9
関東軍が万里の長城を越えて華北へ侵攻 4/10
足袋販売業者が、文を廃止してメートル法を採用 4/11
内閣ニ思想対策協議委員設置ノ件、閣議決定 4/11
内務省警保局、思想対策協議委員会への提案として、教育制度改革など7項目を決定 4/11
足袋の大きさの表示にもメートル法採用する販売業者がでてくる 4/11
アメリカがドルを切り下げ 4/12
静岡県浜崎村に、三井海洋生物学研究所が開設 4/12
大蔵省、15日から砂糖消費税の課税を蔵出時の実量に課税する方式に改めると各社に通告 4/12
陸軍特命検閲令が公示 4/12
靖国神社で石の大鳥居と狛犬の献納式 4/13
横須賀鎮守府で、共産派の2人の水兵の軍法会議が開始 4/14
ドルが下落し、第1次大戦後の新安値を記録 4/15
思想対策協議委員会第1回会合、首相官邸で行われる。斎藤首相らが出席し、週1回開催などを決定 4/15
小山法相、地方長官会議で、共産党再建の動きがあるとして教員の「赤化運動」の厳重取り締まりを訓示 4/17
法律第50号 恩給法中改正法律 4/10
満州の新京放送局が、関東軍の管理下で放送を開始 4/16
日本労働同盟などが、ILOの脱退を求めて大会を開催 4/17
法律第51号 度量衡法中改正法律 4/17
大阪憲兵隊が、国民政府と毒ガス製造用塩の売買契約を結んだ8人を利敵罪で送検 4/18
アメリカで金本位制を停止 4/19
海軍、旅順要港部を開設し、第二遣外艦隊司令官津田静枝少将を司令官に任命 4/20
ヒトラーが、ルドルフ・ヘスを総統代理に任命 4/21
大日本麦酒が、ビタミン麦酒を発売 4/21
中国当局が、各省市に体育を提唱し、団体運動を重視するよう通達を出す 4/22
鳩山一郎文相が、京都帝大の滝川幸辰教授に辞職を要求する(滝川事件)4/22
法律第52号 古物商取締法中改正法律 4/22
南洋移民船「静岡丸」がヤップ島沖で座礁 4/23
東京市が主事など職員230人の整理を発表 4/24
日本労働組合全国協議会(全協)再建活動家230人、北海道各地で検挙される。(北海道4.25事件) 4/25
京城放送局が、韓国語放送を第2放送とする二重放送を開始 4/26
日本結核予防協会主催の第9回結核予防週間開始。標語は「日本は結核の名所」 4/27
片岡千恵蔵主演の「堀田隼人」が封切 4/27
陸軍飛行学校生徒教育令など陸軍関係の勅令七件を公布。陸軍の少年航空兵制度始まる 4/28
ペルシャが、イギリスと石油に関する新利権協定を締結 4/29
女性登山家の中村照子らが、雪のアルプスを踏破 4/29
海軍の戦闘機が慰霊飛行の宙返りの最中に空中分解 4/30 ゲッベルスがメーデーを「国民労働の日」に変える案を出す 5/1
法律第53号 弁護士法 5/1
法律第54号 法律事務取扱ノ取締ニ関スル法律 5/1
ドイツ、労働組合が禁止される 5/2
ソ連が、東清鉄道を日満へ譲渡することを提案 5/2
ドイツの建築家ブルーノ・タウトが来日 5/3
高岡市で大仏が33年ぶりに再建 5/3
少年救護法公布 5/5→9年10月10日施行
内務省警察部長会議、左翼右翼取締り対策協議 5/5
法律第55号 少年教護法 5/5
内務省警察部長会議、非常時の警察機能拡大を目指した警察補助機関(義勇警察)制度要綱を決定 5/6
日本軍が華北に侵入 5/7
吉岡りう子が3つ目の医学博士号を取得 5/7
インドのガンジーが、イギリスの「不可触民」弾圧に反対して3週間のハンストを始める 5/8
長崎県の12炭鉱の坑内労働者代表、婦人の入坑・深夜業廃止規則の適用除外を鉱山主・鉱山局に陳情 5/8
横須賀海軍工廠で、空母「竜驤」が完成 5/9
全国高等師範学校長会議、専門学校・大学などの男女共学認可が多数意見 5/9
ドイツ労働戦線が成立 5/10
ドイツで、焚書の儀式 5/10
内務省社会局、児童虐待防止法実施の勅令、省令案の審議を終了。道府県への国庫補助などを決定 5/11
アメリカで農業調整法(AAA)が公布 5/12
東京の缶詰問屋で待遇改善を求めて少年少女が篭城 5/12
文部省、国際連盟脱退を機に開始した非常時国民運動の第一次計画を各地方長官に通牒 5/13
三原山に1400人余りが訪れ、1日に5人が自殺 5/14
ノルウェーで、クヴィスリングが国民連合を設立 5/16
東京地方裁判所が、5私鉄疑獄・売勲事件・合同毛織会社事件の併合審理に5年ぶりに判決を下す 5/16
現役将校を中心として国家主義団体「明倫会」が結成 5/16
ヒトラーが、軍備の平等を前提とする「平和演説」を行う 5/17
5.15事件の記事が解禁 5/17
テネシー渓谷開発公社(TVA)が発足 5/18
参謀本部、「北支那方面方面指導要領」を決定。日中停戦協定調印とともに日本軍は満州国に撤退など 5/18
王子製紙鰍ェ富士製紙鰍ニ樺太工業鰍吸収・合併し、資本金1億4998万円の製紙トラストが成立 5/18
中国とアメリカが、極東和平の速やかな回復を希望する共同声明を発表 5/19
内務省社会局によれば、7年の労働争議件数は2217件で10年来の前年比減少、と新聞に 5/19
オーストリアで祖国戦線が結成 5/20
海軍、艦隊平時編成標準改定、連合艦隊の常備することに 5/20
ミス・コロムビア(松原操)の「十九の春」が発売 5/20
日本軍が通州を占領し、北平城外に迫る 5/21
混成第一四旅団先遣隊、北平東郊の燕郊鎮、通州を占拠 5/21
アルジェリアの「北アフリカの星」が、独立を綱領にあげる 5/22
国民政府が、排日を目的とした改正関税を公布し施行 5/22
内務省社会局、日雇い労働者失業共済組合要綱決定案作成 5/22
内務省社会局、2月1日現在の失業者数は43万8250人で、前年10月以降漸減傾向、と発表 5/23
内務省が娼妓取締規則を改正公布する。「篭の鳥」の娼妓が警察の許可なしで自由外出が許される 5/23
内務省、娼妓取締規則改正公布、娼妓の外出が自由となる。5/23→6/12施行
ドイツ・スポーツ指導者委員会が結成 5/24
中古船の輸入が制限される。船舶の質を高めるのが目的 5/24
トルストイの刑法観の講義を行った京都帝大の滝川幸辰教授を文部省が休職処分とする。これに反発した法学部の全教員が総長に辞表を提出し、学生1300人が退学届 5/26
オーストリア共産党が解散 5/26
シカゴ万博が開幕 5/27
父島の土木工事現場で、発破により200人以上が死傷 5/27
法律第56号 水産会法中改正法律 5/27
ダンツィヒ市の選挙でナチス党が勝利 5/28
満州の新京監獄で暴動が起こり、5人が射殺 5/28
サウジアラビア政府がアメリカの石油会社スタンダード・オイルと契約する。スタンダード・オイルはサウジアラビア国内の石油権利を 60年期限で獲得 5/29
ペルシャが、アングロ・イラニアン石油会社の利権縮小に成功 5/29
ドナルド・ダグラス設計の双発低翼単葉旅客機DC1が初飛行に成功 5/29
ペルシャが、アングロ・イラニアン石油会社の利権縮小に成功 5/29
する。 ドナルド・ダグラス設計の双発低翼単葉旅客機DC1が初飛行に成功 5/29
東京四ツ谷で、酒のない初めての市民館結婚式が行われる 5/29
国民政府と日本の間で塘沽停戦協定が結ばれる 5/31
陸軍特別志願制度(在郷将校の現役採用)は、第1回採用400人に3,000人以上が応募と新聞に 5/31 カフェー、バーなどで女給が直接徴収する東京市の新税「歓興税」が実施 6/1
農林省令第 9号 「タラバ」蟹類採捕取締規則 6/1
スペインで宗教団体法が成立する。カトリックが共和国政府への反感を強める 6/2
高松地裁差別裁判事件。高松地裁が、被差別部落出身を有罪判決の理由 6/3
長崎県西彼杵郡崎戸炭鉱浅浦第二鉱でガス爆発事故死。死者60人余 6/3
アメリカの対中棉麦借款が公表 6/4
日本作曲家協会が、放送協会との放送料値上げ交渉が決裂して会員作品の放送拒否を決議 6/4
関東軍司令官武藤信義、熱河作戦主力部隊の帰還に関する命令を決定 6/5
司法省、治安維持法改正要綱決定のための省議開催、事実審理は1審限りとし上告のみを許すなどの改正 6/6
英独仏伊の4国協定が調印 6/7
陸軍飛行第7連隊(浜松)構内の火薬庫が爆発。死傷者数10人、爆弾と格納庫の重・軽爆撃機の損害甚大 6/7
日本共産党幹部の佐野学と鍋山貞親が獄中で転向を表明 6/7
日本産業労働倶楽部結成 6/8
アルトゥーロ・トスカニーニが、ナチスの芸術家圧迫に抗議してバイロイト音楽祭への参加を拒否 6/9
商工省、石油国策樹立のため大蔵・陸軍・海軍・外務などの関係6省と資源局連合の協議会を首相官邸で開催 6/9
日本主義を提唱して逓友同志会から分離した日本逓信従業員組合結成大会、東京芝浦会館で開催 6/11
慶應義塾大学の小池礼三が200メートル平泳ぎで世界新記録 6/11
ロンドン国際経済会議が開催 6/12
内務省が、公益質屋を359店増設することを決定 6/12
大日本紡績連合会が、インドの綿布輸入関税引き上げに反発してインド綿花不買を決議 6/13
日本労働組合総評議会、獄中から転向を表明した佐野学・鍋山貞親の2名を排撃する声明書を発表 6/13
東京の水源の山口貯水池(狭山湖)が完成 6/15
松竹少女歌劇団で待遇問題をめぐって争議が起こる。レビューガールらが湯河原に篭城 6/15
昭和9年度予算編成方針、閣議決定 6/16
大審院で、暴力行為等処罰法は暴力団や不良青年団だけでなく、労働争議にも適用されるとの判決 6/14
アメリカで、ニューディール政策のための全国産業復興法(NIRA)が制定 6/16
日本共産党、獄中で転向した元中央委員会佐野学、同委員鍋山貞親の除名を発表 6/16
浅草松竹座のレビューガール230人がストに突入 6/16
大阪市天六交差点で信号無視の兵士とこれを咎めた警官と野争いで両者が負傷(ゴーストップ事件) 6/17
華族議員有志、華族会館で華族子弟の[赤化防止対策」を協議。 6/17
京大総長の小西重直が滝川事件で辞表を提出 6/18
オーストリアでナチス党に解散命令が出る 6/19
工業組合中央会設立 6/19
東海道本線の丹那トンネルが貫通 6/19
タイで、パホン、ピブーンらの軍人グループのクーデターが起こる 6/20
女性共産主義者で平等誌を創刊 ツェトキン(Zetkin,Klara)没 6/20
7年9月3日検挙開始の共産党事件。起訴が終了し記事解禁 6/20
満蒙学術調査団が、内蒙古探検計画を決定 6/21
ドイツで社会民主党の活動が全面的に禁止 6/22
東京市連合防護団体本部主催の防護週間開始。8月の関東防空演習を前にラジオ・ポスターで呼びかけ 6/22
東京地裁、武装共産党事件連座の蓬台恒治に治安維持法違反事件で初の無罪判決 6/23
閣議、荒木陸相が提唱した交通の拡張・統制・運用等に関する根本方針確立のための交通会議新設を決定 6/23
日本農民組合、中央委員会を開催し、日本国家社会党支持の取り消し、皇道会への合流を決定・声明 6/24
田中千禾夫の「おふくろ」が初演 6/24
久保栄の「五稜郭血書」が初演 6/27
東京地裁で、血盟団事件の第一回公判。井上日召、「暗殺計画は一同の信念と化していた」と供述 6/28
ソ連で、白海・バルト海運河が完成 6/29
ハンガリーの哲学者で、ブダペスト大学教授 パウラー(Pauler,Akos von)没 6/29
プロボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチで、イタリアのプリモ・カルネラがジャック・シャーキーをKOで破ってチャンピオンになる 6/29
宮内省、8月9日からの関東地方防空大演習に参加決定 6/29
閣議、滝川事件の責任をとった小西重直京都大学総長の辞任を決定 6/30
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昭和8年 生活関連
昭和8年 流行語
ヤットナ、ソレ、ヨイヨイヨイ(東京音頭の中の囃子言葉、現在のヤクルトスワローズの応援歌?といったほうが若い人には判り良いかも。)、一網打尽
昭和8年 こんなものが発売
自吸式万年筆(現在の万年筆の原型)電動ミシン
ビスコ(江崎グリコ)発売
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