昭和13年後半 鉄道ニュース


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六甲摩耶鉄道 六甲ケーブル線豪雨災害により全線不通となる 7/5→14/2/11
塩江温泉鉄道は、赤字が好転せず親会社である琴平電鉄に吸収合併。同社の塩江線となる 7/6
福島電気鉄道 長岡車庫工場で火災発生。車庫2棟、電車5両を焼失 7/11
和歌山線【新駅開業】紀伊長田、下井阪、紀伊小倉 7/15
福島交通 福島市内で乗合自動車運転開始 7/15
京浜急行【廃止】京浜川崎駅 〜 川崎貨物駅間 貨物線自体は1932年(昭和7年)頃から使用されなくなっていた 7/15
名古屋鉄道 長住町駅 〜 田神駅間【複線化】7/18
鉄道省、大阪電気軌道、信貴山急行電鉄の経営委託を認可 7/19
天塩鉄道 留萠〜達布間鉄道敷設免許申請 7/21
大和鉄道 東新堂〜桜井駅間の第3寺川橋梁が流失、寺川両岸に仮駅を設け 徒歩連絡開始 7/21
南海鉄道 【新駅開業】南淡輪(現在のみさき公園駅)7/23
鞍手軌道 全線廃止 7/24
上田温泉電軌 青木線の上田原〜青木間が廃止され、上田〜上田原間も川西線となる 7/25
上田温泉電気軌道 上田原〜青木間の併用軌道が長野県からの借用期限が切れたため廃止。これにより事実上廃止
福塩線【延伸開業】府中町〜上下間 7/28
福塩線福山〜塩町間【全通】(福塩南線を改称、福塩北線を編入)
流山鉄道 臨時株主総会開催。資本金4万円(800株)を20万円(4,000株)に増資することを可決 7/29 淡路鉄道 山添停留所廃止 7/


夕張鉄道 平和駅(貨物駅)設置、北炭平和砿専用鉄道1.02km運輸開始 8/1
省営自動車槻木線(一本木 〜 槻木間)運輸営業開始 8/1
山梨電気鉄道 峡西電気鉄道に事業譲渡 8/1
大阪電気軌道、信貴山急行電鉄を委託経営 8/1
信貴山急行電鉄 大軌に運営を委。鋼索線を信急鋼索線、鉄道線を信急平坦線と称し、両線を信急線と総称
鉄道省・内務省令第 1号 陸上交通事業調整法施行規則 8/2
名古屋鉄道揖斐線 長良川改修工事のため忠節〜尻毛間を休止 8/4
六甲摩耶鉄道 六甲ケーブル線、仮復旧により運行再開 8/4
東鉄局、夏休みで増えた明治神宮。靖国神社早朝参拝の児童と付き添いの運賃を割引 8/5→8/31まで
北見鉄道 路線バス事業開始 8/8
雲仙鉄道【全線廃止】愛野村 〜 雲仙小浜間 8/15
雲仙鉄道 愛野村〜雲仙小浜間全線廃止 8/16
日中線 【開業】喜多方〜熱塩間(11.6km) 8/18
【新駅開業】会津村松、上三宮、会津加納、熱塩
山陰本線【駅名改称】八橋→東八橋(現・浦安)に、八橋浜→八橋 8/20
富山市営鉄道運河線 富山〜日曹工場前(のちの奥田)間(貨物線)開業。富岩鉄道に貸渡 8/24


鉄道省専用の下関〜釜山間海底電信線開通 9/1
武州鉄道 起業廃止(許可)(1910年11月5日免許神根〜蕨間)9/1
東野鉄道 大出水により一部区間不通(再開1939年3月4日)9/1
九州鉄道 【延伸開業】柳河〜中島(現在の西鉄中島)間が開業 9/1
鉄道省、通勤時の混雑緩和のため、東京・大阪両市近郊電車の2等車(現・グリーン車)を廃止と発表 9/3→11/1
京浜東北線 戦時輸送への移行に伴い二等車を廃止
中央鉄道 経営難を理由に廃止 9/3
武州鉄道【全線廃止】 9/3
伊予鉄道 横河原線 【新駅開業】見奈良 9/4
鉄道省大宮工場で、蒸気機関車D51の試運転
紀勢西線【延伸開業】江住〜周参見間 (12.0km) 9/7
【新駅開業】見老津、江住
佐賀線【新駅開業】光法 9/10
駿豆鉄道箱根遊船 十国展望台完成 南海鉄道【高架・複々線化】難波〜天下茶屋間 9/10
新設の西側2線は住ノ江駅以南発着の列車が使用し、既設の東側2線は住吉公園行き各駅停車と高野線の列車が使用
日本食堂株式会社設立(10月1日営業開始)9/15
新京阪電鉄【駅名改称】花壇前→千里山遊園 9/15
東海道本線【新駅開業】西大路 9/16
京都市電 西大路線【延伸開業】西大路九条〜西大路駅前間 9/16
羽幌鉄道【鉄道敷設免許申請】築別〜築別炭礦間および曙〜上羽幌間 9/19
山陽本線【5線化】兵庫〜鷹取間 9/22
相模鉄道 【駅名改称】座間新戸→陸士前、前年10月の陸軍士官学校移転に伴う改称 9/29


日本海縦貫線大阪〜青森間直通列車1往復増発 10/1
国鉄が経営不振の白棚鉄道を借上げ 10/1
北陸本線 【複線化】金沢〜津幡間。花園信号場廃止 10/1
宗谷本線【新駅開業】稚内桟橋(稚内駅構内の仮乗降場扱い)10/1
関西本線【開設】八尾〜久宝寺間に竜華操車場 10/1
龍華操車場
【借入】白棚線(白棚鉄道) 白河〜磐城棚倉(23.3km) 10/1
【停留場→駅】登町、南湖、古関、番沢、三森 【駅統合】白棚白河→白河
富士身延鉄道、国鉄に借り上げ 10/1
【新駅開業】 本市場駅(現・柚木駅)
【駅名改称】
井出福士→井出
内船南部→内船
下山波高島→波高島
鰍沢黒沢→鰍沢口
西条常永→常永
甲府住吉→甲斐住吉
甲府南口→南甲府
赤城登山鉄道【駅廃止】 第二会沢 10/1
京阪電気鉄道新京阪線 超特急を廃止して特急に統合(途中停車駅:淡路、高槻町、桂、西院 高槻町で普通と連絡)10/1
南海電鉄【新駅開業】二色浜 10/1
宇部鉄道 宇部新川〜沖ノ山旧鉱間の上町駅廃止 10/1
九州鉄道 【延伸開業】中島〜栄町(現在の新栄町)間 10/1
富士身延鉄道 88.1km【借入】富士〜甲府間 10/1
白棚鉄道 23.3km【借入】白河〜磐城棚倉間 10/1
釜山〜北京直通運輸開始 10/1
東武会沢線【駅廃止】第二会沢 10/1
越生鉄道【新駅開業】武州長瀬 10/1
古江線 【延伸開業】志布志〜古江間全通 10/10
【改軌】古江〜串良(31.0km) 
【線名改称】古江東線・古江西線→古江線 
【駅廃止】下田崎、田崎、滝ノ観音、金浜、船間 
※鹿屋駅移転(線路付け替えにより-0.5km)
宮之城線【延伸開業】川内町〜樋脇 10/20
三菱鉱業 【駅名改称】通洞→大夕張炭山 10/20
江ノ島電気鉄道が(旧)東京横浜電鉄傘下に入る 10/20
松前線【延伸開業】】渡島知内〜碁盤坂(16.0km) 10/21
【新駅開業】湯ノ里、碁盤坂
矢島線 西滝沢〜羽後矢島間 10/21
【延伸開業】西滝沢〜羽後矢島(7.3km) 【新駅開業】羽後川辺、羽後矢島
福山線【延伸開業】渡島知内〜碁盤坂(16.0km) 【新駅開業】湯ノ里、碁盤坂 10/21
朝鮮海峡横断トンネルの実地踏査を行なう 10/


赤羽〜桜木町間およぴ京都〜明石間の省線電車の2等車の連結廃止 11/1
東京横浜電鉄 渋谷以東の路線が東京市電気局に委託される 11/1
宇部電気鉄道【停留所→駅】居能【停留場廃止】花河内 11/6
東京高速鉄道 【延伸開業】青山六丁目(表参道)〜虎ノ門間(4.4km) 11/18
東急多摩川線 渋谷以東の路線が東京市電気局に運行委託される 11/19
別府大分電鉄【複線化】両郡橋〜東別府駅間11/19
山陽電気軌道【延伸開業】唐戸〜(旧)下関駅(後、西細江)間 11/27
米子電車軌道 全線の運行を停止 11/27
名古屋鉄道【複線化】 高農(現在の市民公園前)〜 飛行団前(現在の六軒)間 11/28
水戸電気鉄道線 営業廃止許可 11/29
常陽運輸 営業廃止 11/29


東海道本線【新駅開業】千里丘  12/1
【複々線化】京都〜梅小路間
名古屋鉄道【駅名改称】 防諜のため一聯隊前→各務原運動場前、飛行団前→六軒、航空廠前→三柿野、二聯隊前→名電各務原 12/1
九州鉄道(太宰府線)太宰府〜二日市間を軌道法から地方鉄道法準拠に変更 12/1
九州鉄道(大牟田線) 福岡〜津福間を軌道法から地方鉄道法準拠に変更 12/1
愛知電気鉄道【駅名改称】愛電築港→名電築港 12/1
鉄道省企画委員会規程第6条により、鉄道省企画委員会に鉄道幹線調査分科会を設置 12/2
鉄道主要幹線の輸送力拡充並びに内地・大陸間の交通経路に関する調査研究を行う
米子電車軌道 営業廃止 12/3
湧別軌道株式会社 湧別〜丁寧間軌道運輸営業廃止申請 12/5→廃止許可:1939年8月1日)
参宮急行電鉄 江戸橋〜参急中川間を標準軌から狭軌に改軌 名古屋線に編入 12/7
  • 桑名〜江戸橋〜参急中川間が名古屋線
  • 江戸橋〜新松阪〜大神宮前間が伊勢線
九州肥筑鉄道 玉名郡南関町 〜 同郡春富村間鉄道起業廃止許可 12/8
伊東線【電化】熱海〜伊東間 12/15
既設列車を延長し東京〜伊東間準急3往復、普通3往復の直通列車運転
伊東線【延伸開業】網代〜伊東間
紀勢西線 【新駅開業】手平、冷水浦、初島 12/15
九州肥筑鉄道 全線廃止 矢部川〜南関間 12/16
東京高速鉄道 【延伸開業】渋谷〜青山六丁目(表参道)間(1.1km) 12/20
京都市電 西大路線【延伸開業】西大路七条〜西大路八条間 12/22
鶴見臨港鉄道【旅客営業廃止】安善通〜石油間 【停留場廃止】安善橋停留場 12/25
青梅電気鉄道 【仮停留場→駅】昭和前 12/25
上信電気鉄道【駅名改称】 水泳場前→入野 12/27
両筑産業【全線廃止】甘木 〜 秋月間、鉄道全線廃止 12/27
奈良電気鉄道 関西急行電鉄と連絡運輸開始 12/31

昭和13年後半 鉄道に関する事件・事故

神戸電鉄で正面衝突事故 8/29
午前8時20分、神戸有馬電鉄 鵯越〜耶麻間のトンネルで、三木行きと神戸行きが正面衝突、死亡1、重軽傷100余名
京浜電鉄、横浜戸部駅構内で普通電車に急行電車が灯火管制中の暗闇で追突。110余人が重軽傷 9/15

昭和13年後半 世相

商工省、皮革使用制限規則及び皮革製品販売価格取締規則公布施行 7/1
医薬制度調査会官制公布施行 7/1
第2次日豪通商協定締結 7/1
綿産業のうち紡績業に直接綿花を割り当てる個人別リンク制導入。綿製品輸出入リンク制導入 7/1
東京・向島の工場寄宿舎で21人が集団赤痢 7/3
スザンヌ・ラングレン(Lenglen,Suzanne)没。39歳(誕生:1899/05/24)。フランスのテニス選手。シングルス、ダブルス共に5連覇をはたし、オリンピックでも金メダル2個獲得するなど活躍 7/4
5.15事件の首謀者が恩赦で出獄 7/4
板垣陸相、首相官邸で近衛首相と会談。「日支事変処理の根本方策は、蒋政権を壊滅すること」と所信表明 7/4
スペインの内政不干渉委員会が、外国の義勇兵撤退案を採択 7/5
豪雨のため六甲山地を水源とする各河川が決壊、阪神大水害 7/5(〜8日)
ボロチャフ「唯物史観」6分冊、欧州大戦巻を社会主義的戦争批判であるとして発禁 7/5
漢口で、国民参政会第1次大会が開かれる。大部分が国民党員 7/6
東京連合婦人会が、毎月7日を不買デーと決める 7/7
日華事変(盧溝橋事件)勃発 7/7
昭和14年度重要事項ノ予算ノ統制ニ関スル件、閣議決定 7/8
警視庁保安課に新設された経済警察係、この日から街頭に出て脱法行為の取締りを開始 7/8
昭和14年度予算編成ニ関スル件、閣議決定 7/8
花王石鹸が、毛織物用洗剤「エキセリン」を発売 7/9
商工省、公定価格制度確立のための、物品販売価格取締規則を公布施行 7/9
鉛・亜鉛・錫等使用制限規則公布。ゴム配給統制規則公布 7/9
張鼓峰で、日ソ両軍が国境紛争を起こす 7/11
ソ連軍、ソ鮮満国境の張鼓峰に進出 7/11
華中電気通信株式会社設立要綱、閣議決定 7/12
華北電信電話株式会社設立要綱、閣議決定 7/12
内務省警保局は、全国警察官・消防士の服装は古物を修理して使用するよう各府県知事に通牒 7/13
イタリアで、反ユダヤ主義キャンペーンが始まる 7/14
アメリカの大富豪ハワード・ヒューズが91時間8分の世界一周飛行に成功 7/14
赤松常子がやまと新聞で、政府の一汁一菜運動に反対の表明を行う 7/14
閣議、第12回オリンピック東京大会の中止及び万国博覧会延期を決定 7/15
世界初の核実験(プルトニウム型)がニューメキシコで行われる 7/16
失業対策委員会官制公布施行 7/16
大本営令により第19師団が張鼓峰に進出 7/16
商工省、暴利取締令改正により販売価格表示強制を施行 7/18
五相会議、「支那政権内面指導大綱」および「日独伊防共協定研究方針」を決定 7/19
アメリカの女優ナタリー・ウッド(Wood,Natalie)誕生 7/20
昭和天皇、張鼓峰での武力行使を許可せず 7/20
ボリビアとパラグアイ間で平和条約締結 7/21
商工省、服装規格統一協議会開催。婦人和服は元禄袖、ズボンの折り返し禁止などの服装制限方針を決定 7/22
五相会議で支那政権内面指導大綱決定 7/22
ネルーがパリの国際集会に出席 7/23
中央物価委員会、氷・石炭の最高販売価格、綿ゆかた地などの最高標準価格をそれぞれ決定 7/23
愛国婦人会本部は、全国360万余りの会員に「傷痍軍人に嫁げ」の運動を起こすと発表 7/23
勅令第517号 陸上交通事業調整法施行令 7/23
中国国民党の招きで訪れたソ連の軍事顧問と飛行士らが漢口に到着 7/24
ドイツでユダヤ人医師の営業が禁止 7/25
商工省、ガソリンの節約強化を決定 7/25
ビルマで反インド人暴動が起こる 7/26
経済警察創設、内務省警保局に経済保安課を設置 7/29
自作地登記令公布 7/29
協調会を中心に、産業報国連盟創設 7/30
第19師団独断でソ連軍と戦闘。翌日、張鼓峰を占領 7/30
バルカン協商が、ブルガリアと友好不可侵条約(サロニカ協定)を締結 7/31
国民精神総動員朝鮮連盟発足7/
長谷川テル、武漢の国民党中央宣伝部国際宣伝処で日本兵向け反戦放送を開始7/
陸軍後方勤務要員養成所創設 7/


銅使用制限規則改正令公布 8/1→8/15施行
農地調整法施行 8/1→4/2公布
庶民金庫設立 8/1
ソ連軍、反撃を開始 8/2
イギリス特使ランシマとベルリン駐在アメリカ大使ウィルソンがプラハに入り、チェコ政府にズデーテン地方のドイツへの割譲を交渉 8/3
商工省が、乗用車の新規製造中止を通達 8/4
朝鮮工業組合令公布 8/4
中央物価統制委員会総会、家賃・地代の騰貴抑制、運賃の低減策、綿製品の最高価格を決定 8/4
ソ連軍2個師団で日本軍を攻撃。航空勤務者加俸令公布 8/6
俳優で舞台監督 スタニスラフスキー(Stanislavskii,Konstantin Sergeevich)没 8/7
初島−熱海間で水泳「敵前上陸レース」開催 8/7
法律第89号 昭和十三年法律第八十七号(本邦内ニ於テ募集シタル外国債ノ待遇ニ関スル件)中改正法律 8/9
拓務省、全国に「大陸の花嫁」の募集 8/10
日本軍第19師団敗北。死者526人、負傷者914人で、死傷率22.3%を越える 8/10
日ソ両軍の間で停戦が成立 8/11
警視庁建築課、鋼材節減のため、東京市内の7百貨店の代表者を集め、百貨店増築中止を命令 8/11
商工省、新聞用紙供給制限令を発令、新聞用紙の12%制限を命令 8/12
華中蚕糸株式会社設立要綱(に関する了解事項)、閣議決定 8/12
大阪府知事が、白米の精米販売禁止を決定 8/13
ユダヤ人の音楽学者 イーデルゾーン(Idelsohn,Abraham Zevi)没 8/14
本土向け金属玩具の製造が禁止 8/14
国民政府、抗日自衛宣言を発する 8/14
科学振興調査会官制公布施行 8/15
ベック参謀長が辞任 8/16
ゲッベルスとチェコの女優リダ・バーロヴァとのスキャンダルが決着 8/16
ヒトラー・ユーゲント30人が横浜に到着 8/16
ドイツで、ユダヤ人が自分の名前に「サラ」か「イスラエル」の名を加えるよう強要される 8/17
アメリカのルーズベルト大統領が、カナダと綿密に軍事提携することを発表 8/18
アメリカとカナダを結ぶサザン・アイランズ・ブリッジが竣工 8/18
シンガポールで、華僑の商店が抗日運動家の釈放を要求してストに突入 8/20
大蔵省、金使用規則を改正、金使用制限を全面的に強化 8/20
ユーゴで小協商3国会議が開かれ、ハンガリーの再軍備を承認 8/21
大本営が漢口攻略作戦を発令 8/22
内閣情報部が、漢口作戦に従軍作家の派遣を決定 8/23
台湾重要鉱物増産令公布 8/23
東京大森(羽田飛行場)の上空で日本航空輸送の輸送機と日本飛行学校の練習機が空中衝突し、工場地帯に墜落、死傷者70人(85人が死亡し、45人が負傷) 8/24
国家総動員法に基づく工業・技術系学生の雇用を統制するための学校卒業者使用制限令公布 8/24(中野文庫参照)
海軍機、中華民国航空公司の旅客機「桂林号」を追撃し、乗客12名が死傷 8/24
文部省が六大学野球に「日本主義的野球」を取入れるよう通達 8/26
カスピ海とペルシャ湾を結ぶ1000キロメートルのイラン縦断鉄道が完成 8/27
東京の雀荘団体が、警視庁に自粛決議書を提出 8/27
第1回全日本学生グライダー競技大会が開幕 8/28
朝鮮罹災救助基金令公布 8/30
日活「5人の斥候兵」が第6回ベニス国際映画祭で大衆文化大臣賞を受賞 8/31
文部省推薦映画の第1号「路傍の石」が封切 8/31
汪兆銘、重慶政府を離れ、純正国民党を結成 8/

企画院に東亜研究所設立 9/1
大型台風関東を直撃し、死者99人、1500戸が全壊 9/1
ハタイ・トルコ人国家が成立 9/2
企画院に東亜研究所設立。大型台風関東を直撃し、死者99人、1500戸が全壊 9/3
チェコ大統領のベネシュがズデーテン・ドイツ党の自治要求書に署名 9/5
メキシコが、ドイツ、イタリアその他各国と石油バーター協定を結ぶ 9/5
「生きてゐる兵隊」事件で、石川達三、雨宮庸蔵に禁固4ヶ月執行猶予3年、牧野武夫に罰金400円の判決。検事控訴 9/5
商工省の諮問機関「国策代用品普及協会」伊勢丹・三越・松屋など11の百貨店を中心に設立 9/6
富山県氷見町で大火。1543戸が被災し、町の半分が焼失。5人が死亡 9/6
上海都市建設基本要綱、閣議決定 9/6
京舞井上流3代目家元 3代・井上八千代、没 9/7
大本営御前会議、広東攻略作戦実施を決定 9/7
ベルヌ条約とハバナ条約の統一を審議するための第三回著作権審議委員会開催 9/8
丹羽文雄、久米正雄ら従軍作家が漢口へ出発 9/11
従軍作家陸軍部隊、漢口へ向けて東京駅を出発 9/11
ヒトラーがナチス党大会でチェコ領ズデーテン地方合併を要求 9/12
日本共産主義者団の178人が一斉検挙 9/13
昭和14年度国家総動員実施計画設定ニ関スル件、閣議決定 9/13
従軍作家海軍部隊も羽田から大陸へ出発 9/14
ベルヒテスガーデンで、イギリスのチェンバレン首相がヒトラーと会談する。ヒトラーはズデーテン割譲を要求 9/15
田中絹代・上原謙主演の「愛染かつら」が封切 9/15
中支那振興株式会社株式ニ関スル件、閣議決定 9/16
俳人 村上鬼城、没 9/17
イギリス首相チェンバレンがチェコのベネシュ大統領と会談し、ズデーテンのドイツ併合とソ連との同盟破棄を提案する。ベネシュは拒否 9/18
仏教護国団の僧1000人が報国托鉢を行う 9/18
政府が国立公園での金属資源開発を認可することを決める 9/20
チェコスロバキア政府が西側の要求を受入れたという発表があり、政府を倒すことを要求するデモ 9/21
イギリスのチェンバレン首相とヒトラーが再会談を行う。ヒトラーは、ポーランド、ハンガリーにも領土を要求 9/22
中華民国臨時政府と中華民国維新政府が統合し、中華民国政府連合委員会が北平に成立 主席は王克敏 9/22
テニスのドン・バッジが、世界初のグランドスラムを達成 9/24
チェコ政府が総動員令を発令 9/24
ドイツでユダヤ人弁護士の営業が禁止 9/27
北樺太ニ於ケル石油及石炭利権ノ確保ニ関スル件、閣議決定 9/27
女優ロミー・シュナイダー(Schneider,Romy)誕生 9/28
女優ミネーヌ・ドモンジョ(Demongeot,Mylene)がニースに誕生 9/28
日本婦人団体連盟が不要品交換即売会を開催 9/28
イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの首脳がミュンヘン協定を結び、チェコのズデーテン地方をドイツに割譲することに同意 9/29
ポーランドがチェコに対してラッシェン地方の割譲を要求 9/29
ソ連がスペイン共和国政府への援助を停止 9/30
外交政策の統一強化のため、外交顧問制設置を公布
国共合作 9/
皇道仏教行動会結成 9/

ドイツ軍がチェコ領ズデーテン地方に侵入 10/1
陸軍、作戦要務令を告示 10/1
ドイツ軍ズデーデン進駐 10/1
商店法実施、午後10時に閉店、女子及び年少者の就業時間を1日11時間以内とする。 10/1
対支院設置ニ関スル件、閣議決定 10/1
ドイツ軍がテッシェン地方を占領 10/2
大リーグ、インデョアンズのボブ・フェラー投手がタイガースから18奪三振の新記録を達成 10/2
ドイツがズデーテン地方を併合 10/3
フランス下院がミュンヘン協定を批准する。社会党は棄権し共産党は反対する。人民戦線内閣が崩壊 10/4
チェコ大統領のベネシュが辞職し、ロンドンに亡命 10/5
高村光太郎の妻で洋画家 高村智恵子が東京で精神分裂症の療養中に没 10/5
日本イタリア直通無線電話開通式挙行 10/6
駐日米国大使、中国に於ける軍事行動は機会均等・門戸開放に反するため、アメリカの権益の確保を申し入れる 10/6
イタリアが、ユダヤ人・非アーリア人種との結婚を禁止 10/6
夕張炭鉱で炭塵爆発があり152人が死亡 10/6
ヒトラー・ユーゲントの一行が伊勢神宮に参拝 10/7
陸軍中将の大島浩が駐ドイツ大使に任命 10/8
大リーグのワールド・シリーズでニューヨーク・ヤンキースがシリーズ史上初の3連覇を達成 10/9
インドのスィンド州のムスリム連盟が「ムスリム分離国家」を提唱 10/10
布施辰治・中西伊之助「法廷実話」、司法機関の階級制を示唆し、裁判制度に不安を与えるとして発禁 10/10
伊東銀日「裏面観的異説日本史」、国史通説に異議を唱え不敬になる点ありとして発禁 10/11
延安で中国共産党の6中全会が開かれる。王明らが右翼日和見主義と批判 10/12
汪兆銘、日本の和平条件が中華民国の生存の妨げにならない限り、討論する旨をロイター通信に語る 10/12
日本軍、バイアス湾上陸し広東攻略作戦が始まる 10/12
商工省臨時物資調整局、販売制限による買上ゴム靴の配給方法を決定し、地方長官に通牒 10/12
中国共産党中央委員会で、統一戦線指導部の統一が決定 10/12
アラブとイギリスの間に、パレスチナへのユダヤ人の入植を2年間中止する協定が結ばれる 10/14
閣議、国際連盟との関係を打ち切ることを決定 10/14
講談社創立者 野間清治没 10/16
講談社
第二インターナショナル指導者 カウツキー(Kautzky,Karl Johann)没 10/17
国民政府がイギリスに対して、アメリカと協調してビルマ経由の軍需品援助を希望 10/17
ポーランドが満州国を事実上承認 10/21
日本軍 第21軍、広東占領 10/21
カールソンが発明した複写機の複写が成功 10/22
ヒトラーがムッソリーニに防共協定の強化を提案 10/23
アメリカで公正労働標準法が成立 10/24
ドイツがポーランドに対し、ダンツィッヒ(グダニスク)の返還と「ポーランド回廊」の建設許可を要求 10/24
九州東海岸石炭輸送設備計画要綱、閣議決定 10/25
フランスのダラディエ首相が人民戦線離脱を宣言する。人民戦線が崩壊 10/27
日本軍が武漢三鎮を占領 10/27
ベルナーレ監督の「レ・ミゼラブル」が封切 10/27
日本軍、武漢三鎮、徳安を占領 10/27
ドイツ国内のユダヤ系ポーランド国籍所有者1万5千人に国外退去命令が出され、ドイツ・ポーランド国境に強制移送 10/28
商工省が、木炭ガスの国策乗用車5種を発表 10/28
アメリカでラジオドラマ「火星人の襲来」を放送する。ニュースと間違えた聴取者がパニックを起こす 10/30
蒋介石「全国民衆に告ぐる書」発表 10/31
恩賜財団愛育会、研究施設完成 10/
地方制度調査会は、農村自治制度改正要綱を答申 10/
東洋高圧と合成工業合併 10/

高文司法試験に女性3人が合格し、日本初の女性弁護士誕生 11/1
ハンガリーが、チェコ領カルパートとウクライナを占領する。ポーランドがチェコ内のポーランド民族地帯を占領 11/2
農業報国連盟結成 11/2
御前会議で日支新関係調整方針採択 11/3
第2次近衛声明が発表される。日本の戦争目的は東亜新秩序にある、というもの 11/3
職業婦人2500人が婦人厚生連盟を結成 11/4
日独伊防共協定調印 11/6
パリで、ドイツ大使館員が17歳のユダヤ人少年に射殺される。10月28日のユダヤ系ポーランド国籍所有者に対するドイツの処置に抗議したものと見らる 11/7
国民精神作興週間始まる。 11/7
帆足理一郎「続人生問答」、反戦的として発禁。またトルストイ「哲学」、反戦反国家主義として発禁 11/7
ドイツがナチスのユダヤ人を弾圧する(水晶の夜事件)11/9
トルコ大統領 ケマル・アタチュルク(Atatuerk,Mustafa Kemal)が肝臓病ためイスタンブールで没 11/10
関東大震災で崩壊した東京帝室博物館本館、復興開館 11/10
トルコで、改革派のイスメト・イノニュが大統領に就任 11/11
アルミニウム製造工業ノ生産力拡充方策ニ関スル件、閣議決定 11/11
フランスが大統領令で、大幅な増税を盛り込んだ「レノー3ヵ年計画」を公布 11/12
パリで、ジャン・コクトーの「恐るべき親たち」が初演 11/14
フランス人民戦線崩壊 11/14
スペイン内戦でフランコと戦った国際義勇軍がバルセロナで解散式 11/15
日本・ハンガリー友好文化協力条約調印 11/15
イギリス、フランスがイタリアのエチオピア領有を承認 11/16
ボンベイの州会議派政庁が、労働争議調停法を可決 11/17
プロ野球秋季リーグが閉幕する。巨人が優勝する。巨人の中島治康が初の三冠王となる(戦後に認定) 11/17
産業別組合会議(CIO)がアメリカ労働同盟から独立 11/18
有田八郎外相、アメリカの先の抗議に対し、アジアの新情勢につき、事変前の観念・原則は修正を要すると回答 11/18
第7回音楽コンクールのヴァイオリン部門で、13歳の辻久子が1位 11/19
日華協議記録行われる 11/20
岩波書店、岩波新書の刊行を開始 11/20
大西愛次郎他、天理ほんみち関係者380人、治安維持法で一斉に検挙 11/21
フィンランドのファッショ的団体「愛国国民運動」が政府に解体 11/22
朝鮮海峡連絡鉄道計画の第1回打ち合わせが行われる 11/22
五相会議で海南島占領作戦が決定。日独文化協力協定成立 11/25
ソ連・ポーランド不可侵条約を更新 11/26
日本航空輸送と国際航空の合併により、(株)大日本航空、設立。 11/28
ルーマニアのカロル国王が「鉄衛団」の指導者を射殺 11/29
学芸発行所(唯物論研究会)の会員一斉検挙となる 11/29
CGT労働者の24時間ゼネストに対して政府が軍隊を使って弾圧 11/30
イタリア議会で、チュニス、コルシカの奪取論議 11/30
警視庁保安部、一般商店に対し、年末3日間の商店法不適用、営業時間の延長許可を決定。 11/30
企画院、生産力拡充4ヶ年計画作成 11/

恩賜財団愛育会、研究施設設置 11/

満洲日日新聞、奉天に本社を移し、大連支社発行を大連日日新聞と改称する 12/1
日本航空と国際航空合併し、大日本航空設立 12/1
閣議が37億円の予算案を承認する。軍事費はそのうち3割 12/2
臨時農村対策本部官制公布施行 12/3
第32代横綱 玉錦三右衛門没 12/4
パール・バックにンーベル文学賞が授与 12/5
ドイツとフランスが善隣協定に調印 12/6
陸軍省部、「昭和13年秋以降対支処理方策」を決定 12/6
興亜院設置。占領地の統治に関する首相直属の機関 12/6
陸軍省航空総監部の軍令制定 12/7→12/10施行
軍事普及会「軍隊教育漫画・輝く無敵陸軍」、作画粗悪にして、軍の威信を傷つけるとして発禁 12/7
国民精神総動員運動参加諸団体を新たに組織化する国民再組織案が、8相会議で正式決定 12/9
陸軍航空総監部令公布 12/9
「風と共に去りぬ」のアトランタの炎上シーンの撮影が行われる。2年間決まっていなかったスカーレット・オハラ役が、この日やっとビビアン・リーに決まる 12/10
幹部候補生の在営年限短縮特権が廃止され、甲種は陸軍士官学校で教育を経た後、見習士官になる制度が制定される 12/10
海軍連合航空隊令、陸軍航空士官学校令公布 12/10
朝鮮海峡連絡鉄道計画第3回打ち合わせで海底地質調査用の予算案52490円が算出される 12/13
川崎市の愛国石油で蒸留釜が爆発し、4人死亡 12/14
アメリカと中国が、トラック・ガソリンと桐油のバーター借款に調印 12/15
ヒトラーが、子沢山の奨励のため「ドイツ母親名誉章」を設置 12/16
興亜院官制公布施行 12/16
東亜海運株式会社設立要綱、閣議決定 12/16
中華航空株式会社設立要綱、閣議決定 12/16
汪兆銘が、日本軍の支援で重慶を脱出 12/18
藤山コンツェルンを築いた 藤山雷太、没 12/19
汪兆銘、重慶を脱出、翌日ハノイ到着 12/20
難航した東大総長、海軍造船中将の平賀譲が第16代総長として就任 12/20
ラングーンに緊急保安令 12/22
原子物理学者のオットー・ハーンとフリッツ・シュトラスマンがウランの核分裂の仮設を発表 12/22
日本軍が、天津の英仏租界への交通を制限 12/22
第3次近衛声明発表。「善隣友好・共同防共・経済提携」の近衛3原則 12/22
スペインのフランコ軍がカタルーニャ進撃を開始 12/23
閣議、新南群島(南沙諸島)の領土編入を決定 12/23
チリの大統領に人民戦線派のペドロ・アギレ・セルダが就任 12/24
ペルーで行われた汎アメリカ会議で、南北アメリカへの侵略行為に対して参加21ヵ国が協議し、リマ宣言が採択 12/24
ドイツの建築家 タウト(Taut,Bruno)がトルコで没 12/24
チェコスロバキアのジャーナリストで劇作家 カレル・チャペック(Capek,Karel)没 12/25
日本地図製図家防諜連盟結成 12/25
愛国婦人会、傷痍軍人の配偶者斡旋内規を作成 12/26
逓信省、航空機製造事業法に基づき三菱重工・中島飛行機など14社の会社の製造認可を決定。 12/26
ロシアの詩人 オシップ・マンデリシュターム(Mandelshtam,Osip Emilievich)がラーゲリで病没 12/27
昭和14年1月乃至3月ニ於ケル物資動員計画設定ノ件、閣議決定 12/27
実業家で三井財閥 益田孝、没 12/28
関東州思想犯保護観察令公布 12/28
汪兆銘、和平反共救国声明 12/30
東京の小学生2人が華中戦線の慰問のために出発 12/30
アメリカ、日本が提案した東亜新秩序構想に抗議 12/31
恩賜財団愛育会、臨床部門として「愛育医院」(小児科部門)を開院 12/

昭和13年 ラジオ番組

昭和13年 CM・雑誌等

昭和13年  漫画

昭和13年 流行歌

荒鷲の歌
麦と兵隊
上海だより
愛国の花
紀元二千六百年頌歌
支那の夜
大陸行進曲
旅の夜風
日の丸行進曲
人の気も知らないで
人生劇場
満州娘
悲しき子守唄
雨のブルース

昭和13年 映画

年代別

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