昭和2年後半 鉄道ニュース
地方鉄道の常総鉄道鬼怒川線として開業。三所駅での旅客扱い開始 7/1
大阪電気軌道八木線【延伸開業・全通】恩智〜高田間 7/1
瀬戸電気鉄道 【新駅開業】喜多山、霞ヶ丘 7/1
阪神電鉄 【新駅開業】西灘 7/1阪神国道電軌開業に伴い、国道電軌の接続駅として開業阪神国道電軌【開業】西野田(後に野田)〜神戸東口(後に東神戸)間 7/1
甲府電車軌道【休止】千秋橋東詰 〜 鰍沢河岸間 7/1
吉野鉄道【新駅開業】 越部 7/1
九州水力電気【分離独立】別府大分電鉄 7/1
瀬戸電気鉄道【複線化】小幡〜印場間 7/2
紀勢東線【延伸開業】 滝原〜伊勢柏崎間 7/3
南総鉄道 国鉄茂原駅〜小湊鉄道鶴舞町駅間工事着手 7/4
美濃電気軌道 納涼電車運転届出 7/5
目黒蒲田電鉄(目蒲電鉄)【開業】 7/6
大井町駅〜大岡山駅間を。当時から大井町線という路線名自動車激増により踏切事故も都市で多発、内務省、鉄道敷設時の安全性強化を地方長官に通達 7/8
関東鋼索電気鉄道に対し鉄道免許状下付 7/8
箸蔵登山鉄道 鉄道免許状下付 7/8
日向軌道【開業】杉安〜二軒橋 7/8
名古屋市交通局押切浄心連絡線【開業】押切町 〜 浄心前(後の浄心町)間 7/10
鹿児島市電上町線【開業】七高前 〜 長田町 7/10
青函連絡船 貨車の渡、艀作業開始 7/11
三河鉄道 臨時専用線の運転開始 7/11
東京鉄道局、人力車などの反対などでもめていた駅構内での円タク営業許可を決定 7/12
関東鋼索鉄道株式会社設立 7/12
4月1日開通した小田原急行電気鉄道、乗客僅少のため経営不振。従業員250人が解雇 7/12
白山電気鉄道 鉄道免許状下付(能美郡国府村地内 ?川遊泉寺〜大谷) 7/13
南海鉄道の従業員組合、会社側の、書記長ら解雇に反発し、877人がスト決行。l高野山に立てこもる 7/13→7/19
岩手軽便鉄道【駅廃止】赤川(停留場) 7/13
大船渡線【延伸開業】摺沢〜千厩(9.2km) 【新駅開業】千厩 7/15
玉川電気鉄道【延伸開業】玉川〜溝ノ口間。玉電全通 7/15
富士身延鉄道 【新駅開業】大宮西町(現・西富士宮駅)7/15
高野山電気鉄道【新駅開業】(貨)紀伊河瀬 妻信号所 〜 紀ノ川口駅間 7/15
南海鉄道の争議団、1週間の山篭りの末、疲労のため不利な条件をのみ下山する 7/19←7/13
岡崎電気軌道は三河鉄道に合併 7/19
シペリヤ経由欧州各国間に国際連絡運輪を開始、東京・横浜・神戸・下関など各1等駅で発売開始
東京鉄道局、湘南での避暑客のため、東京〜横須賀間臨時列車の運転開始 7/21〜8/20
三河鉄道 【新駅開業】北寺津 7/25
夷隅軌道 大原〜大多喜間 営業廃止許可 7/15
三河鉄道【新駅開業】北寺津 7/25
渋谷急行電気鉄道株式会社が設立 7/28
小田原急行鉄道【新駅開業】新座間(現在の座間) 7/28
稲荷山ケーブルカー株式会社設立 7/28
水石電気鉄道 会社設立 7/30
伯備南線【開業】木野山〜備中川面間 7/31
越後鉄道【延伸開業】東三条〜越後長沢(7.9km) 7/31
【新駅開業】越後大崎、大浦、越後長沢
住友別子鉱山が発足、同社の鉱山鉄道となる 7/
シベリア経由でソ連ほかヨーロッパ9カ国と旅客・手荷物の国際連絡運輸を開始 8/1
水石電気鉄道【社名改称】水戸電気鉄道(30日届出) 8/1
苫小牧軽便鉄道、日高拓殖鉄道を買収、日高線苫小牧〜静内間(762mm軌間) 8/1
飯山鉄道【延伸開業】森宮野原〜越後外丸 【新駅開業】越後田中、越後外丸 8/1
立愛宕登山鉄道を愛宕山鉄道に変更し会社設立 8/1
(庄内電気鉄道) 鉄道免許状下付(鶴岡市大字大宝寺〜東田川郡山添村、鶴岡市大字新齋部〜西田川郡加茂町間)8/2
高崎線【複線化】加茂宮(信)〜上尾 8/9
南武鉄道【新駅開業】武蔵中丸子(平間〜向河原間。現在廃止)、久地梅林(現在の久地駅) 8/11
飯山鉄道【延伸開業】森宮野原〜越後外丸(現・津南)間 8/11
奈良電気鉄道 大久保-富野荘ほか路線一部変更許可 8/12
成相電気鉄道【開業】府中〜傘松間 8/13
琵琶湖鉄道汽船【延伸開業】松ノ馬場〜坂本間 8/13
紀勢西線【延伸開業】紀伊湯浅(現在の湯浅)〜藤並間 8/14
飯坂電車【駅名改称】明神町→平野 8/15
東京市電従業員組合自治会が分裂、右派が現実同盟を結成 8/17
金沢電気軌道【新駅開業】三十苅 8/17
江当軌道【開業】当別 〜 江別間 8/18
3年前に改築以来、9人の飛込み自殺者があった山手線駒込駅で、ホーム等に祭壇を設け追悼会を開催 8/18
東海道本線【3線化】大船〜藤沢間 8/19
東急池上線 雪ヶ谷〜御嶽山前間【新駅開業】調布大塚 8/19
京成電鉄【新駅開業】花輪(現在の船橋競馬場駅) 8/21
京成電鉄 谷津支線【開業】 8/21
宇高連絡船、宇野浮桟橋新設 8/24
三河鉄道【延伸開業】猿投駅 〜 枝下駅間 8/26
東京電力(吾妻軌道) 伊勢町林昌寺前を中之条に変更(許可)8/26
三河鉄道【延伸開業】猿投〜枝下間 8/26
京浜電気鉄道 自動車事業開始 8/27
長野電鉄平穏線【名称変更】山の内線 8/27
東京横浜電鉄【開業】渋谷〜神奈川間(現在の東横線) 8/28【延伸開業】渋谷〜丸子多摩川間、路線名を「東横線」西武鉄道(旧)大宮線久保町車庫が火災により全焼。車両の大半が焼失する 8/28
東急池上線【延伸開業】雪ヶ谷〜桐ヶ谷(現在廃止。大崎広小路〜戸越銀座間)間(4.7km) 8/28
多摩川鉄道 旧)西武鉄道に合併され、同社の多摩川線となる 8/30
京阪電気鉄道(初代)、日本初のロマンスカー(びわこ号)(1550型)運転開始 8/31
夷隅軌道 大原〜大多喜間廃止 8/31
伊勢電気鉄道 三重鉄道の全株式を取得し傘下に収める 8/
北陸本線【延伸開業】越中八尾〜富山間 9/1
呉羽〜富山間に田刈屋信号場開設。飛越線(現:高山本線)分岐点夕張鉄道【信号所→駅】錦沢信号所→錦沢駅 9/1
東武伊勢崎線 【新駅開業】姫宮 9/1
夷隅軌道 営業廃止 9/1
遠州電気鉄道【開業】旭町(のちの新浜松)〜遠州馬込間 9/1
愛知電気鉄道 【信号所→駅】伊奈信号所→伊奈 9/1
浜松電気鉄道【新駅開業】旭町 9/1
東海道本線【信号場廃止】寺倉信号場 9/2
弘南鉄道弘南線【開業】弘前〜津軽尾上間 9/7
北海道鉄道【新駅開業】木金似 9/8
北勢鉄道 星川駅が貨物駅として開業届出 9/8
11月1日から締め出される非公認運送事業者600人が反対示威運動のため鉄道省へ陳情 9/9
琵琶湖鉄道汽船【延伸開業】兵営前〜山上間、石山〜坂本間が全通 9/10
奥羽本線 北山形駅に奥羽本線ホームが開業 (この日から山形 〜 北山形間の重複が発生)9/11
左沢線 北山形駅に奥羽本線の列車停車開始(この日から山形〜北山形間の二重戸籍が発生) 9/11
鹿児島本線【新駅開業】(貨)西八幡 9/11
三河鉄道の系列会社として、八事 〜 挙母間の路線敷設を目指し新三河鉄道設立、西三鉄道の免許を引き継ぐ 9/11
竜崎鉄道 ガソリンカー運行開始 9/13
(吉崎電気鉄道)鉄道免許状下付(坂井郡春江村〜同郡大石村間、坂井郡三国町〜同郡雄島村間)9/14
鉄道省、100万円補充を目的に客車内・駅ホーム等への初の広告受付を開始 9/15
【開業】釧網線 釧路〜標茶(29.9M(マイル)≒48.1km) (根室本線との分岐は別保信号場)9/15【新駅開業】別保(信号場)、遠矢、細岡、塘路、茅沼、五十石、標茶夏期手当てなどの要求に端を発し、組合幹部解雇に発展した横浜市電争議、双方歩み寄って解決 9/17
三河鉄道【延伸開業】枝下〜三河広瀬間 9/17
桑名電軌【開業】桑名駅前 〜 本町間 9/17
夷隅軌道 会社解散 9/18
宇高連絡船、高松〜小松島間機関車積み貨車渡艀曳航 9/19
各務原鉄道【延伸開業】ニ聯隊前(現、名電各務原)〜東鵜沼(現、新鵜沼)間 9/20
信貴生駒電鉄【新駅開業】(臨)茸山 9/21
(旧)京阪電気鉄道【新築移転】御陵 9/21
一駅一店主義の運送業合同成立 9/21
越生鉄道に対し鉄道免許状下付(入間郡坂戸町〜同郡越生町間 動力蒸気)9/22
栃尾鉄道 鉄道延長線(新潟県長岡市四郎丸町〜同市荒屋敷町間1.08M)敷設免許状が下付 9/22
大山鋼索鉄道()追分〜下社 下社〜山頂間の免許を発起人が受ける 9/22
太宰府軌道 太宰府〜二日市(現在の西鉄二日市)間を1435mm軌間に改軌し電化 9/24
前橋駅落成 9/25
奈良電気鉄道 小倉-西大寺間線路建設工事着手 9/25
東海道本線【複々線化】大船〜藤沢間 9/26
奈良電気鉄道 京都延長線鉄道敷設免許 9/28
大阪電気軌道の完全子会社として、参宮急行電鉄(参急)発足 9/28
大和鉄道は、桜井〜名張〜宇治山田間の免許を同社に譲渡三河鉄道【専用線廃止】臨時専用線 9/30
桑名電軌 開業 9/
新京阪鉄道 大山崎〜向日町着工 9/
越後鉄道買収・国有化 10/1越後鉄道(柏崎〜白山間および越後長沢〜西吉田間、西吉田〜弥彦間)を買収福島電気鉄道 現在の飯坂線を経営していた飯坂電車(このときはこれも路面電車。合併により「飯坂西線」となる)を合併 10/1
渥美電鉄 新豊橋〜花田間が【開業】 10/1【駅名改称】新豊橋→花田東武鉄道が東京電燈から前橋駅前〜渋川駅前、前橋線・高崎駅前〜渋川新町間・高崎線渋川駅前〜伊香保間の軌道を買収。伊香保線とする 10/1
東京電力(吾妻軌道)新町(渋川を改称) 〜 渋川間開通、新町のターミナルの使用を中止し、鉄道省渋川駅前まで路線を延長して渋川とする 10/1
東武伊勢崎線 館林〜伊勢崎間電化、全線(浅草〜伊勢崎間)電化完成 10/1【新駅開業】細谷、世良田国際通運会社,元請会社として貨物の集配を実施する 10/1
福島電気鉄道が飯坂電車を合併。福島 〜 飯坂温泉間を飯坂西線、福島駅前 〜 長岡 〜 湯野町間などを飯坂東線とする。 10/1
越後鉄道【買収・国有化】越後線 柏崎〜白山(81.0km) 【駅廃止】桃林 10/1
阪越後鉄道【買収・国有化】弥彦線 弥彦〜越後長沢(25.3km) 10/1
阪堺電鉄【開業】 芦原橋〜三宝車庫前間 10/1
中国鉄道【仮停留場廃止】原 10/1
一畑軽便鉄道 直流1500V電化 10/1
留萠線【延伸開業】 留萠〜東留萠信号場〜大椴間 (19.6km) が(のちに羽幌線に編入)【新駅開業】東留萠信号場・三泊・小平・大椴【二重戸籍区間】東留萠信号場 〜 留萠間 (1.3 km) 留萠本線・羽幌線 10/1
福井鉄道【新駅開業】福武線水落。鯖浦電気鉄道(後の鯖浦線)乗換駅 10/5
東京大森署、目黒蒲田電鉄(現東急)の定期券500枚を偽造し密売していた同社元出札係りと現職出札係らを送検 10/6
越美南線【延伸開業】美濃洲原〜美濃下川(現在の大矢)間 10/9
東急池上線 桐ヶ谷〜大崎広小路間(0.6km)開業 10/9
石北線【線名改称】石北西線 新旭川〜上川 10/10
石北線【開業】石北東線 遠軽〜丸瀬布【新駅開業】瀬戸瀬、丸瀬布 10/10
奈良電気鉄道 省線貨物線(伏見 - 桃山)一部払下げまたは貸下げ出願 10/10
長崎電鉄 路面電車運賃値上げ反対で市民大会が開催される 10/12
鉄道敷設権を新京阪鉄道へ譲渡(許可)10/13
奈良電気鉄道 伏見支線工事施行認可申請 10/14
高崎線【複線化】上尾〜桶川 10/15
山陽本線【複線化】田布施〜岩田間、阿知須〜厚東間 10/15
旭川電気軌道 四条〜旭川一条間旅客運輸営業許可 10/15
西武豊島線【開業】練馬〜豊島間(1.0km) 10/15
小田原急行鉄道小田原線全線【複線化】完成 急行運転開始 10/15
肥薩線 八代〜川内〜鹿児島間全通。 10/17【路線分離】鹿児島本線→肥薩線 八代〜吉松〜鹿児島(川内経由のルート全通により)鹿児島本線【延伸開業】湯浦〜水俣間。八代〜川内〜鹿児島間を鹿児島本線に編入。【駅名改称】武→西鹿児島 従来の鹿児島本線八代駅 〜 人吉駅 〜 鹿児島駅間は肥薩線 10/17
在来の人吉経由を肥薩線と改称。
門司〜鹿児島間急・直行列車を新線経由とする
門司〜鹿児島間急行1・2列車(各等)、5・6列車,所要時分35分短縮それぞれ9時間および9時間20分とする。
門司〜八代〜宮崎間1往復、肥薩線経由博多〜鹿児島門下り、鹿児島〜熊本間上り各1本新設
東海道本線【3線化】藤沢〜茅ヶ崎間 10/18
新京阪鉄道、大宮〜河原町免許取得 10/18
旭川電気軌道東川線【延伸開業】旭川四条〜旭川間((旭川一条〜旭川間は貨物線) 10/20
八王子 〜 大宮間(40.04km)の電気鉄道敷設の免許が下付される 10/20
赤見鉄道 廃止 10/20
鹿児島市電上町線【開業】長田町 〜 竪馬場 (17C) または七高前 〜 竪馬場間 10/21
官設鉄道留萠線【延伸開業】留萠〜大椴間(19.6km)(後に羽幌線に編入)留萠駅 〜 東留萠信号場間が留萠本線・羽幌線の二重戸籍区間となる【新駅開業】三泊、小平、大椴 【信号場新設】東留萠 10/25東北本線【複線化】浦町〜青森間。浦町駅〜青森駅間に青森操車場開設 10/25
三河鉄道【駅名改称】味浜→西一色 10/25
京王電気軌道【移転】新宿ビルディング (現本社ビル) 完成、新宿追分駅として使用開始 10/28
福井鉄道福武線軌道特許状下付(足羽郡本田村〜福井市日ノ出下町間)10/29
花輪線【延伸開業】赤坂田〜荒屋新町 10/30【新駅開業】荒屋新町
南武鉄道【延伸開業】登戸〜大丸(5.0M≒8.05km)(南多摩駅の0.3km手前。現在廃止)間 11/1
【新駅開業】グラウンド前(現在の武蔵小杉駅)、武蔵小杉(初代)中野島停留場、稲田堤停留場、矢野口停留場、稲城長沼、大丸停留場【開業】会津線西若松〜上三寄(10.5km) 【新駅開業】門田、上三寄 11/1
常総鉄道鬼怒川線【新駅開業】常総関本 大田郷 〜 三所間 11/1
伊予鉄道【廃止】江ノ口〜萱町間 11/1
伊予鉄道高浜線【新駅開業】山西、衣山 11/1
伊予鉄道城南線【廃止】江ノ口 〜 萱町間 11/1
運賃改定。長崎電鉄、早朝割引(午前5時 〜 7時)の実施等で一部譲歩し、電車運賃を6銭に値上げ(+1銭)11/1
篠ノ井線 【新駅開業】坂北 11/3
東北本線 尻内駅〜下田駅間に轟信号場開設 11/5
富士身延鉄道【停留場→駅】 竪堀 11/5
坂本諏訪松ほか4名運営の上吉田(金鳥居上)〜 籠坂峠間廃止 11/5
鉄道免許状下付(北多摩郡東村山村大字野口字萩山〜同郡同村大字宅部村山貯水池下)11/6
飯山鉄道 【延伸開業】越後外丸〜越後田沢間 11/6【新駅開業】越後鹿渡、越後田沢田口鉄道株式会社設立 11/6
東海道本線【複々線化】藤沢〜辻堂間 11/8
奈良電気鉄道 奈良延長線(奈良県生駒郡平城村 - 奈良市)鉄道敷設免許申請 11/8
三河鉄道【駅名改称・移設】刈谷新→刈谷。国鉄と共同駅化 11/10
瀬戸電気鉄道【複線化】印場〜三郷間 11/11
紀勢東線【延伸開業】伊勢柏崎〜大内山間 11/13
日本無軌道電車 無軌条電車敷設認可 11/14
十日町線【延伸開業】越後岩沢〜十日町 【新駅開業】下条、魚沼中条、十日町 11/15
松阪軽便軌道【電化】松阪 〜 大石間 電力供給が不安定であったため、蒸気も継続使用 11/16
長北鉄道に対し鉄道免許状下付(北安曇郡北城村〜長野市間) 11/16
奥羽本線【新駅開業】羽後飯塚 11/17
芸南電気軌道【延伸開業】呉越〜明神間 11/17
祐徳軌道 軌道特許取消(朝日村〜北方村間 .指定ノ期限マテニ工事ニ着手セサルタメ)11/19
新京阪鉄道 正雀車庫竣工(1928年2月1日使用開始) 11/19
高崎線【複線化】大宮〜加茂宮(信) 11/20
名古屋鉄道 デセホ700形の特別仕様車3両を使用し、押切町〜犬山橋間でお召し列車を運行 11/20
御岳登山鉄道設立 11/20
(株)上田温泉電気軌道北東線【延伸開業】上田〜伊勢山間 11/20【新駅開業】上田、公会堂下、北大手、上田花園、北上田、川原柳、神科、樋之沢、伊勢山熊本市水道局 バス事業開始。当時熊本市外の健軍村、龍田村への乗り入れも行われた 11/23
仙台市電 【延伸開業】仙台駅前〜光禅寺通(0.7キロ)11/24
加悦鉄道 乗合自動車路線開通(加悦町〜丹後山田駅間)11/24
屋島登山鉄道株式会社設立 11/24
奈良電気鉄道 大阪線(京都府久世郡小倉村 - 大阪市東成区中道町)鉄道敷設免許申請 11/26
四日市鉄道【廃止】四日市〜諏訪間 伊勢電気鉄道へ譲渡 11/29
新京阪鉄道、京都西院〜四条大宮の工事施行認可 11/29
東北本線 上野駅〜日暮里駅間回送線1線増設し7線化 11/
坂本諏訪松他4名運営の上吉田〜籠坂間廃止 11/
(旧)東京横浜電鉄、菊名地区の土地分譲開始 11/
下野電気鉄道【駅廃止】大谷向 新今市〜大桑間 11/
浅野セメント、小野田セメントが別々に申請していた鉄道を、藤原鉄道として計画を一本化して鉄道敷設免許申請 11/
富士電気軌道 坂本諏訪松ほか4名運営の上吉田〜籠坂間廃止 11/
(善光寺白馬電鉄)長北鉄道の名で長野市と北城村を結ぶ36.2kmの路線の敷設免許が交付される 11/
【買収国有化・線区統合・線名改称】水郡線 12/1【駅名改称】青柳→常陸青柳、太田→常陸太田池田鉄道 信濃鉄道へ営業管理委託(1928年5月31日委託解除)12/1
水戸〜常陸大子、上菅谷〜常陸太田(水戸鉄道を買収し、大郡線を編入)
大牟田電気軌道【開業】旭町〜四ツ山道間 12/1
北海道拓殖鉄道 助川貞二郎取締役(代表)に就任 12/2
浜松電気鉄道 遠州浜松 〜 遠州馬込間0.9kmを廃止許可 12/2
岩手軽便鉄道線【駅廃止】赤川(停留場)12/3
吉崎電気鉄道→三国芦原電鉄に社名変更(届出)12/3
夕張鉄道 江別〜栗山間19.87km鉄道敷設免許 12/5
標津殖民鉄道(発起人総代小松篤之助[5])に対し鉄道免許状下付(川上郡熊牛村(標茶駅)〜標津郡標津村間) 12/5
秩父鉄道 鉄道免許状下付(秩父郡白川村〜同郡大滝村間、大滝村大字大滝地内(鋼索))12/5
宇治川電気 旧神姫電鉄の明石駅前→旧兵庫電軌の駅に統合 12/6
稚泊連絡船 砕氷貨客船亜庭丸就航 12/8
城東線【信号場廃止】中野町信号場 12/10
片町線【複線化】 放出〜(鴫野)間佐賀軌道【社名改称】佐賀電気軌道 12/12
- 【開業】 貨物支線 京橋〜淀川間(1.2M≒1.93km)、放出〜淀川間(3.0M≒4.83km)
- 【新駅開業】(貨)淀川駅
岩手軽便鉄道【停留場廃止】赤川停留場 12/13
鉄道免許状下付(八王子市明神町〜南多摩郡横山村間) 12/13
東京〜下関門鮮魚用の貨物特別急行列車新設 12/15
芦原線 【旅客営業開始】三国〜三国港(通年旅客営業開始)12/15
鉄道免許状下付(釧路市大字釧路村地内)(釧路臨港鉄道) 12/15
岩手軽便鉄道【駅廃止】赤川(停留場) 12/15
富岩鉄道 【開業】 富山〜富山口間が貨物線として開業 12/15
江若鉄道【延伸開業】北小松〜大溝(後の高島町)間 12/15
日本無軌道電車 兵庫県知事より無軌道電車敷設許可 12/15
中央本線 【新駅開業】鳥居松(現在の春日井駅) 12/16
東武鉄道佐野線【電化】館林〜葛生間 12/16【新駅開業】渡瀬池上電気鉄道 鉄道免許状下付(荏原郡調布村〜北多摩郡国分寺村間) 12/16
九州鉄道【仮停留所開業】競馬場前仮停留所 12/16
京王電気軌道【移設】仙川 〜 調布間を甲州街道南側 12/17
富士身延鉄道【延伸開業】身延〜市川大門間(16.4M≒26.39km) 12/17
【新駅開業】甲斐下山(現在の波高島)、下部(現在の下部温泉)、甲斐常葉、久那土、甲斐岩間、鰍沢黒沢(現在の鰍沢口)、市川大門九州鉄道【仮停留所廃止】競馬場前仮停留所 12/18
東北本線【貨物支線開業】12/20
王子〜須賀間、王子〜下十条(現在の北王子駅)間北陸本線【新駅開業】王子保 12/20
【3線化】田端駅〜王子駅間貨物線1線増設
山陽本線【複線化】大道〜四辻間 12/20
山口県より県営岩国電気軌道の営業廃止許可の申請が提出 12/20
水戸鉄道が買収され国有化。大郡線を編入して水戸 〜 常陸大子間および上菅谷 〜 常陸太田間を水郡線とする[18]。青柳駅を常陸青柳駅に、太田駅を常陸太田【駅名改称】。機関車6両、客車21両、貨車44両を引継ぐ 12/21
下津井鉄道内燃動力併用認可 12/21
小坂鉄道小坂線【新駅開業】新沢 12/21
成相電気鉄道【社名変更】天橋立鋼索鉄道 12/22
鹿本鉄道 ガソリン動力併用認可。翌年より気動車を導入 12/23
遠州電気鉄道【駅廃止】遠州道本 北浜(現・美薗中央公園)〜遠州小林間 12/24
渡島海岸鉄道【開業】東森仮停車場 〜 砂原間【新駅開業】東森仮停車場・尾白内・掛澗・砂原仙台市電 光禅寺通〜県庁前(0.9キロ)開通 12/25
山陽電気軌道 【延伸開業】松原〜壇ノ浦間開業 12/25
小坂鉄道小坂線 【新駅開業】新沢 12/25
根室本線【新駅開業】布部 12/26
伊那電車軌道【延伸開業】 天竜峡〜駄科間(3.2M≒5.15km)。天竜峡〜辰野間全通 12/26【新駅開業】時又、開善寺前停留場、伊那川路(現在の川路駅)、天竜峡南越鉄道 鉄道免許取消(今立郡北中山村 〜 同郡新横江村間 指定ノ期限マテニ工事竣工セサルタメ) 12/26
小田急電鉄 本社社屋(現・小田急南新宿ビル)落成。本社事務所移転 12/27
小田急電鉄 鉄道免許状下付(高座郡藤沢町大字鵠沼〜鎌倉郡川口村字片瀬間) 伊勢電気鉄道 鉄道免許状下付(飯南郡松阪町〜宇治山田市愛宕町間)12/27
札幌市電鉄北線【開業】 5丁目踏切〜北18条(のち、北16条と統合)間 12/28
金名鉄道【延伸開業】 鶴来〜神社前(現:加賀一の宮駅)間(1067mm軌間・蒸気動力)
金沢電気軌道【新駅開業】中鶴来 金沢電気軌道に接続 12/28芸南電気軌道 【延伸開業】明神〜先小倉間 12/28
熊延鉄道 鉄道免許取消(原町〜濱町間 指定ノ期限マテニ工事竣工セサルタメ)12/28
東京地下鉄道線、上野〜浅草間(2.2km)が全通 12/30
民営の電車事業が市営となり、札幌市電気局が発足 12/
上田温泉電軌 青木線の三好町〜上田原間が専用軌道化、変則複線化【駅名改称】三好町→城下、三好町二丁目→三好町 12/
目黒蒲田電鉄、自由ヶ丘地区の貸住宅地の経営開始 12/
宇治川電気 旧神姫電鉄の明石駅前駅を旧兵庫電軌の駅に統合 12/
尼宝電鉄、両端部を除く西大島〜小浜間の路盤が完成
昭和2年後半 鉄道に関する事件・事故
新潟県田沢村で、工事中の飯山鉄道のトンネルが崩壊、作業員20名が生埋め 7/31
市電脱線 8/2午後1時30分頃、大阪北浜3丁目停留所を発車してまもなく市電が脱線、原因は線路の老朽でけが人等は無し、午後2時には復旧近衛騎兵連隊の二等卒(兵)、馬具紛失の責任を感じ軍服と軍隊手帳を置き山手線に裸で飛込自殺 8/17
京浜線王子駅付近で3重衝突、9人怪我 10/28
京成電鉄、寺島町付近で飛込み自殺のため停車中の電車に後続の電車が追突、20人負傷 12/18
昭和2年後半 世相
輸出生糸検査法施行、神戸生糸検査所が検査を開始 7/1
婦人労働者の権利拡大を求めて関東婦人同盟が結成 7/3
インドネシアでスカルノらがインドネシア国民同盟を結成 7/4
イタリアの女優のジーナ・ロロブリジーダ(Lollobrigida,Gina)がスビアコに誕生 7/4
インドネシアのバンドンで、スカルノ(26)を議長にインドネシア国民同盟が結成 7/4
ウィーンで、右派テロへの無罪判決が出たことへの抗議デモ 7/5
生化学者 コッセル(Kossel,Albrecht)没 7/5
人口食糧問題調査会官制公布・施行 7/7
東方会議が、対華政策綱領を発表 7/7
岩波文庫創刊 7/10
政府、川崎造船所救済一時中止の声明を発表 7/8
社会民衆党系労働婦人連盟結成 7/10
出版物に対する警視庁の処分に対抗して、文芸家協会など38団体が、検閲制度改正期成同盟を結成 7/13
中国共産党中央委員会が、武漢政府を離脱して独自の行動をとる声明を出す。第1次国共合作が終る 7/13
大日本消防協会、全国消防組頭約3,000人を集め、東京の歌舞伎座で発会式 7/14
コミュンテルン日本問題特別委員会「日本問題に対する決議」決定(27年テーゼ) 7/15
ウィーンで左翼社会主義者によるゼネストが行われ、社会主義者を暗殺した右翼テロリストの釈放に抗議 7/15
武漢政府が中国共産党を排斥 7/15
第一回震災手形処理委員会、蔵相官邸で開かれ、震災手形の処理方針の原案を修正して可決 7/16
大分県で、旱魃のため村民600人が用水をめぐって争い 7/16
済南および膠済鉄道沿線への進出について、閣議決定 7/17
長野県上田市の田中内閣成立後の市会議員普通選挙で、政友会大量当選の勝利 7/17
組合員の整理から大争議となった大日本紡績で6月10日以来の対立に調停おう成立 7/18
イギリスとエジプトの間に新条約が締結 7/18
東京区裁判所検事局、不正牛乳事件で145人を起訴 7/19
東京市が空気汚染調査のため、東京上空の空気を飛行機で採取 7/19
台湾銀行整理方針ニ関スル件、閣議決定 7/19
ルーマニア王 フェルディナント1世(Ferdinand I)没 7/20
帝国委任統治南洋群島ヲ国際無線電信条約ニ加入セシムル件、閣議決定 7/20
東京市特別都市計画委員会、総会で道路網の新設改修計画を原案通り可決。水道拡張案も決まる 7/22
宇和島で、観測史上最高の40.2度の猛暑を記録(1933年7月25日に山形で40.8度が記録され第2位となる) 7/22
川崎造船所、3,037人の解雇発表、川崎本工場では8,882人の職工中5,300人が海軍省へ移される 7/23
司法省が思想係検事を設置 7/24
芥川龍之介が睡眠薬を多量に飲んで自殺 7/24
生糸相場暴落 7/26
陸軍大異動発表、大将1人、中将10人、少将24人の昇進が決定 7/26
農林省、最近の高温による急激な稲の病害虫発生に対し、その対策を地方長官に通牒 7/27
ルクセンブルクに日本公使館が開設 7/27
国際飛行郵便会議ニ関シ本邦委員派遣ノ件、閣議決定 7/27
イギリスで、同情スト禁止などを定めた労働組合法が成立 7/28
紡績連合会、10月を期限とする1割5分の操業短縮をさらに6ヶ月継続することを決定 7/28
東京の霊巌寺で、1700年に没した岡山藩主池田綱政夫人のミイラ化した遺体が発掘 7/28
ニューヨークのベルビュー病院に「鉄の肺」が設置 7/29
第二回震災手形処理委員会、村井・台湾・小田原実業の三銀行について補償額を決定 7/29
海軍首脳会議、軍縮会議での英米間の対立を調停しない方針を決定(ジュネーブの全権へ訓電) 7/30
大日本排球協会が設立 7/31 中国共産党が南昌で蜂起する紅軍が創立(南昌起義) 8/1
佐伯湾停泊中の敷設艦常盤右舷の機雷が爆発、将校ら85人が死亡 8/1
警視庁がカフェーの手入れを行い、モダンボーイ、モダンガール150人を風紀違反で検挙 8/2
警視庁衛生試験所、配達途中の牛乳を路上検査、脂肪分不足のため慶大病院納入予定の59本を廃棄処分 8/2
神宮球場で、第1回全国都市対抗野球大会が開催 8/3
アメリカとカナダの国境を結ぶナイアガラのピース橋が開通 8/4
フランスの写真家 ウジェーヌ・アジェ(Atget,Jean Eugene August)没 8/4
ジュネーブ軍縮会議決裂、日本の調停案に英米反対 8/4
労農党の提唱で、女工虐待反対週間始まる。婦人同盟などが婦人労働者保護法の署名運動展開 8/4〜8/10
ジュネーブ軍縮会議決裂に関し、岡田啓介海相、日本の国防方針に「何ら変わることはない」と声明 8/5
東京の御茶ノ水駅脇に、アーチ橋の聖橋が開通 8/5
大蔵省、地方銀行の合同促進依頼を地方長官に通牒 8/6
千葉の鉄道連隊と歩兵学校に熱病発生(B型パラチフスと判明) 8/7
ソ連共産党中央委員会と中央統制委員会の合同会議が、トロツキーらの中央委員会追放をシンワット王が死去する。カンボジア王。モニヴォン王が即位 8/9
撤回 8/9
芳沢謙吉駐華公使、南京政府首脳と会見し、条件付の山東撤兵案を提示 8/9
松方三郎らが新ルートからアイガー登頂に成功 8/10
行政審議会総会で、市町村への地租委譲が決定 8/11
我国総資源ノ統制運用計画ニ必要ナル資源ノ調査ニ関スル一般方針如何ニ対スル答申、閣議決定 8/12
夏の甲子園大会(第13回全国中学校優勝野球大会)が初めて実況中継 8/13
蒋介石が総司令を辞任し、下野宣言 8/14
東京市経理課と日本橋区他5役所に清掃作業員ら1,476人、33人の解雇案に反対し争議に入る 8/15
北海道国有未開地処分法施行規則改正公布施行。事業成功に至るまで居住の借用者には土地無料払下げ 8/16
勅令第263号 北海道国有未開地処分法施行規則 8/16
独仏通商条約が締結 8/17
近衛騎兵連隊の二等卒が、馬具の紛失で自殺 8/17
ロシア正教会が、ソヴィエト国家の正統性を承認 8/19
内務省、選挙を棄権せざるを得ない労働者にも機会を与えるよう、投票時間に関して地方長官に通牒 8/19
デビスカップ杯米ゾーンで、日本がカナダを破り優勝 8/20
初の児童生活展が開催 8/21
連合軍によるハンガリーの軍事管理が終了 8/22
各地で銀行の合併続出 8/22
アメリカで、イタリア移民でアナキストのサッコとヴァンゼッティが強盗殺人の疑いで死刑に処せられる(サッコ・ヴァンゼッティ事件) 8/23
巡洋艦「神通」と駆逐艦「蕨(わらび)」、巡洋艦「那加」と駆逐艦「葦(あし)」が島根県美保関沖で夜間演習中衝突、29人殉職 8/24
大蔵省と日銀、休業銀行の整理促進について協議し、和議法及び破産法を適用することを決定 8/25
上海で、第7回極東オリンピックが開幕 8/27
政府が、山東派遣軍撤退の声明 8/30
日本とインドシナの間で航海に関する議定書が調印 8/30
長野県岡谷の山一林組製糸所の男子・女子工員、待遇改善要求を拒絶され、1357人の女子工員がスト突入 8/30→9/12 発禁出版物の該当個所を削除し出版社に戻す分割還付を、内務省が実施 9/1
トルコの総選挙が行われ、ケマル・パシャの国民党が圧勝 9/2
蚕糸業救済資金5000万円融資と中央偏在資金6000万円の内務・農林省管下自治体貸付を閣議決定 9/2
文部省、大正2年以来の政治・宗教に関する会合などの小学校使用禁止令を廃止 9/5
武漢政府が南京政府に合流 9/6
震災手形善後処理法による震災手形所持銀行への貸付手続きに関する大蔵省令公布施行 9/6
大豊作で米価が暴落し、清算米相場が新安値を記録 9/7
東京市清掃従業員、12か条要求を拒絶されスト突入。東京市、各区役所に各町会でのごみ収集を通牒 9/8
社会民衆党中央執行委員会、選挙革正運動委員を設け、買収・戸別訪問・官憲の干渉など摘発阻止と決定 9/9
昭和天皇に二女の久宮祐子内親王誕生 9/10
道路課などの参加で東京市従業員争議に拡大した清掃スト、夜になり清掃従業員のみ就業決議 9/10
張作霖の排日禁止令に抗議する奉天市民と在留日本人が衝突 9/11
岡谷の山一林製糸所で、争議中の女子工員約500人が慰安に出かけた留守に、会社側寄宿舎閉鎖 9/12→9/16
九州西部に台風直撃。439人が死亡または行方不明。2211戸が倒壊 9/13
font color="lightskyblue">アメリカ人のモダン・ダンスの舞踊家 イサドラ・ダンカン(Duncan,Isadora)、交通事故による頚部骨折で死亡 9/14
演習遅刻で、母危篤の偽電報を打った初年兵が自殺 9/14
貴族院で研究会を除く5会派による新院内団体昭和倶楽部結成。政見を拘束しない共同政務調査機関 9/15
中国で国民党中央特別委員会が成立 9/16
岡谷の山一組争議団、幹部10数人の検束と女子工員約300人の帰郷により、ほぼ崩壊 9/16→8/30
野田醤油で、1,500人の組合員が賃上げ・団体協約締結を要求しスト突入 9/16
ソ連国営漁場の日本の「赤化漁夫」200人が函館に入港し、水上署に取調べ 9/17
「不如帰」などを書いた作家 徳富蘆花、没 9/18
横須賀帰還途中の連合艦隊、金華山沖で夜間演習中潜水艦同士が衝突、両艦損傷、死傷者なし 9/18
毛沢東が都市蜂起・攻撃を中止 9/19
天皇陸軍攻防演習を親閲 9/19
陸軍大将で学習院長 大迫尚敏、没 9/20
法務省が全国の刑務所で敷布団の貸与を許可 9/20
三越呉服店が、水谷八重子らをモデルにして初の和服のファッションショーを開催 9/21
マーシャル諸島で、測量船「膠州」が座礁 9/23
野田醤油争議会社側、待遇改善要求6か条のうち、5か条と付加の団体協約権を全面拒絶 9/23→9/16
国際連盟総会が、侵略戦争の禁止を決議 9/24
『阿Q正伝』の魯迅がノーベル賞に推薦されるが、辞退する手紙を書く 9/25
アメリカでCBS放送が設立され、開局 9/26
鶴見芝浦争議団、脱落者続出と、会社側の出勤しないものは断然解雇との声明に休戦。約1ヶ月ぶりに就業 9/26
秋田県金沢西根村農民組合、演説会開催。警察は開会宣言と同時に解散命令。混乱の中16人検束 9/27
検閲制度改正期成同盟、初の幹事会開催。文芸家協会が演劇人らと協力して検閲制度の緩和を内務省に求めて起こした運動 9/28
蒋介石が長崎に到着する。13年ぶりの来日 9/29
ベーブ・ルースが60号ホームラン 9/30
日本銀行による震災手形再割引の最終日 9/30 ソ連・ペルシャ中立不可侵条約が調印 10/1
警視庁、5月以来の結核牛乳など不良牛乳問題で、業者に牛乳の低温殺菌を命令 10/1
化学者 アレニウス(Arrhenius,Svante August)没 10/2
野田醤油争議団、会社側が発した146人の解雇通知と解雇手当通知246通を突き返す 10/2
日本労農党系の全国婦人同盟創立。婦人参政権、母性保護、婦人労働者の待遇改善を要求 10/2
大阪で巡回病院船「慈愛丸」が竣工 10/2
アメリカのモルガン財団代表が来日し、満鉄外債について協議 10/3
陸軍、翌年度予讃で600万円の新規要求を行い、兵卒の給与を一日当たり5銭増額と、新聞に 10/3
広島中学を首席で卒業した少年が体格検査で高等学校不合格となり自殺 10/4
人口食糧問題調査会幹事会開催。植民地の人口食糧問題は内地・植民地の統一ある施策遂行が急務と判断 10/5
ニューヨークで、サウンド・トラック利用のトーキー映画「ジャズ・シンガー」が公開 10/6
廓清会、矯風会廃娼連盟、男子貞操義務判決記念演説会開催 10/8
函館の官憲詰談演説会で開会と同時に中止命令、司会者検束、参会者70余人が警官と大乱闘 10/9
アメリカの最高裁が、ティーポット・ドーム汚職事件で有罪判決 10/10
フランスの日本愛好者で画家 ビゴー(Bigot,Georges)没 10/10
日銀が公定歩合を1厘引き下げて1銭5厘 10/10
大日本連合女子青年団結団式、全国代表約400人が出席して東京で開催。全国の処女会を統合する 10/10
国立癩療養所官制公布施行 10/11
浅間山活動開始 10/12
閣議が歳入減のため震災復旧費の大幅削減を決定 10/13
大阪毎日で林不忘の「新版大岡政談」の連載開始 10/15
。 全国廃娼デーのこの日、廓清会などが各地で廃娼請願署名運動 10/17
草間貫一がアマチュア初の短波放送実験に成功 10/18
上映中のソ連映画「ヴォルガの舟唄」の上映が禁止 10/21
東京府中学英語教員会が、英語科廃止に反対 10/22
飛行船「N3号」が悪天候のため伊豆の神津島に不時着直後に爆発 10/23
日本国民禁酒同盟、東京で緊急理事会を開催。食糧難・人口問題を禁酒によって解決することを決議 10/24
蒋介石が渋沢栄一を訪問 10/25
心学者 八木重吉、没 10/26
ソ連共産党中央委員会、中央統制委員会の合同委員会が、トロツキーらの中央委除名を再度決定 10/27
休業銀行の整理を目的とする「昭和銀行」が設立 10/29
オーストリア出身のジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督の「暗黒街」が公開 10/29
アメリカの貨物船マーガレット・ダラー号が、遭難して幽霊船となった日本の漁船「良栄丸」を発見する 10/31
中国共産党の毛沢東が井崗山にソビエト政権を樹立 10/ 関東婦人同盟・全日本青年同盟、東京上野講演自治会館で参政権獲得演説会開催 11/1
ネルーが初めてモスクワを訪問 11/2
オタワで、連邦と州の関係を討議する連邦・州議会が開催 11/3
初めての明治節に、明治神宮への参拝客殺到 11/3
イギリスのボールドウィン首相が、インド法定委員会(サイモン委員会)を任命 11/8
陸軍省技術本部、川越市で夜間襲撃に備える空中聴音機と移動大探照灯の実地試験 11/9
アメリカのジェネラル・モーターズ社が、総額6500万ドルを上回る史上最高の配当金を出すと発表 11/10
フランス・ユーゴ安全保障条約が締結 11/11
遺伝学者 ヨハンセン(Johannsen,Wilhelm Ludwig)没 11/11
ソ連の党中央委員会総会が開かれる。トロツキー、ジノヴィエフなどが除名 11/12
ソビエト共産党がトロツキーらを除名 11/12
三菱美唄炭坑でガス爆発が起こり、68人が死亡 11/12
ニューヨークのハドソン川の下をくぐるアメリカ初の海底トンネル、ホーランド・トンネルが開通 11/13
市村京都市長が、職制整理を批判して辞任 11/13
中国共産党が、広東州に初のソヴィエト政府を樹立 11/17
仏領モロッコでムハンマド5世が即位 11/17
労働農民党が、全無産党の合同を提唱 11/18
労働農民党の前日の提案を日本労農党が拒絶 11/19
名古屋城北練兵場での陸軍特別大演習観兵式で、全国水平社の北原泰作二等兵が軍隊内の被差別部落に対する差別の実態を天皇に直訴 11/19
作曲家 ステンハンマー(Stenhammer,Wilhelm) 11/20
アルバニアが、イタリアと第2次ティラナ条約を締結し、ユーゴスラビアに対抗 11/22
慶應義塾大学ラグビー部が、国内戦で早稲田大学に初の敗退を喫す 11/23
警視庁、大礼に備え精神病患者の取締りを徹底化。患者の指紋収集の予算を東京府会に要求 11/24
岐阜県、山添村の小作争議、農民約5000人が押し寄せ地主宅に放火、暴動となる。 11/24
天才ヴァイオリニストのユーディ・メニューインのニューヨークの演奏会が行われ、大成功を収める 11/25
理化学研究所、理化学工業を設立。研究成果の工業化に布石 11/25
労農党大阪府支部連合会代表が大阪府庁を訪れ、特別高等警察課廃止、予算改変などを要求。 11/26
川島芳子が蒙古軍将軍の次男と結婚 河本大作らが列席 11/26
イタリアがアルバニアと第2次ティラナ条約に調印 11/27
イラン・アフガニスタン友好安全保障条約が調印 11/27
全国連合教育会主催国民教育大会、東京神田キリスト教青年会館で開催。義務教育年限延長などを可決 11/27
ソ連のリトヴィノフ外相が、軍縮会議準備委員会で全面軍縮を提案 11/30
東京の陪審員候補者2448人が決定 11/30 フォードが新型車「モデルA型フォード」を発表 12/1
蒋介石と宋美齢の結婚式が上海で行われる 12/1
「主婦の友」12月号に荻野式避妊法掲載 12/1
法制審議会、相続法改正案を可決 12/1
北海道音更村の200戸の電線に高い電圧の電流が流れて2人が即死し10人が重傷 12/3
デューク・エリントンが、白人専用クラブ「コットン・クラブ」と出演契約を結ぶ 12/4
非共産党マルクス主義者の理論誌「労農」が創刊される(主幹山川均)12/6
ソ連共産党第15回大会が開かれ、第1次5ヵ年計画を採択、トロツキー、ジノビエフらを党より除名 12/2
小山内薫、秋田雨雀ら文化人一行がソ連を訪問 12/7
村井銀行など休業していた銀行が小口の払い戻しを開始 12/8
日本婦人海外協力会が設立 12/9
インドのアラーハーバードで開かれた全政党会議が、サイモン委員会のボイコットを決議 12/11
中国共産党が広州で暴動 12/11
国内初の京都中央卸売市場が開業 12/11
争議中の野田醤油で、会社側が争議団集会所に暴力団を社宅に送り、追立を開始 12/11
労働農民党第2回全国大会最終日、全無産政党の合同促進案を可決 12/12
初の旅客専門輸送機が大阪に向けて東京を出発 12/13
イギリスがイラク内に空軍基地と軍事指導権を獲得することを条件にイラクの独立を認める新協定が締結 12/14
左右田銀行が大口払い戻しを開始 12/14
都市計画法第2条により。川崎・前橋・奈良・盛岡・松江など10都市を指定公布(3年3月1日施行) 12/15
中国の国民政府が、ソ連と断交 12/15
富山で、電灯料値下げ期成同盟会が結成 12/16
朝鮮簡易生命保険事業要綱、閣議決定 12/16
争議中の野田(醤油)建国会会長代理他2名が争議団本部視察と称して訪問 12/16
マサチューセッツ州プロヴィンスタウン沖で、上昇中の潜水艦S−4が湾岸警備隊の駆逐艦と衝突し、乗組員40人余りとともに沈没 12/17
大阪地裁が、堕胎罪の医師ら18人に懲役刑の判決 12/17
前日沈没した潜水艦S−4の中にダイバーが生存者を確認するが潜水艦の引き揚げは難航 12/18
フォード社の技師が、横浜に工場を建設するために来日 12/18
ソ連の第15回全連邦共産党大会が閉幕 12/19
二村定一らがジャズ・ソングの「私の青空」を放送 12/19
野田醤油、罷業中の工員735人を解雇。解雇者の累計は1037人 12/20
日本放送協会、逓信省(現・総務省)の命令により、7大放送局間で大礼祭全国中継のための中継線設置作業に着手 12/21
郵政省が月掛け郵便貯金制度を創設 12/22
東京府議会が、警視庁機密費の71%増額を可決 12/22
警視庁が、安眠妨害であるとして、火の用心の触れ太鼓を禁止 12/23
ロシアの精神病神経病学者 ベヒテレフ(Bekhterev,Vladimir)没
第54議会召集 12/24
教育家で文部行政に携わり、成城小学校を創設 沢柳政太郎、没 12/24
ベトナム国民党が結成 12/25
大正天皇一年祭が挙行 12/25
インドで会議派第42回大会がマドラスで開催 12/26
大阪のダンスホールが営業禁止となる。風紀が乱れるとの理由 12/26
ワシントンで、日本からの人形の贈呈式 12/27
アメリカでミュージカル「ショウボート」が上演 12/27
林兼商店が、アメリカに冷凍魚類を初輸出 12/28
インドでムスリム連盟の第19回分裂大会が開催 12/30
上野寛永寺の除夜の鐘がラジオで初放送 12/31