揮発油税法の一部を改正する法律

法律第二百八十五号(昭二五・一二・二〇)

 揮発油税法(昭和二十四年法律第四十四号)の一部を次のように改正する。

 第三条第一項中「数量に対して小売業者販売価格を乗じて得た金額」を「数量」に改め、同条第二項を削る。

 第四条中「前条第一項に規定する金額の百分の百」を「揮発油一キロリツトルにつき一万千円」に改める。

 第十四条第二項中「揮発油の消費をもつて、製造場又は保税地域からの揮発油の引取とみなす。」を「揮発油の消費をもつて製造場又は保税地域からの揮発油の引取とみなし、その消費者をもつて揮発油の引取人とみなす。この場合における揮発油税の課税標準は、第三条の規定にかかわらず、その消費する揮発油の数量とする。」に改める。

 第十八条第四項中「第三条第一項」を「第三条」に、「数量に対して小売業者販売価格を乗じて得た金額」を「数量」に改める。

 第二十条中「第三十八条第三項但書、第三十九条第二項、第四十条、第四十一条、」を削る。

   附 則

1 この法律は、昭和二十六年一月一日から施行する。

2 この法律施行前に課した、又は課すべきであつた揮発油税については、なお従前の例による。

3 この法律施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。

(大蔵・内閣総理大臣署名) 

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