第一次地方交通線 美幸線
沿革
美幸線(びこうせん)は、日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線(地方交通線)である。北海道上川支庁管内の中川郡美深町の宗谷本線美深駅を起点とし、同町内の仁宇布(にうぷ)駅に至る路線であった。計画では、美深より仁宇布を経てオホーツク海沿岸枝幸町の興浜北線北見枝幸駅に至る予定で、仁宇布から枝幸方にかけて一部工事が行われたものの、1980年の国鉄再建法施行を受けて特定地方交通線に指定され、1985年に全線廃止された 引用 wikipedia
参考
昭和60年3月のダイヤ
営業キロ | 換算キロ | 921D | 923D | 925D | 927D | |
0.0 | 0.0 | 美深 | 7:10 | 13:52 | 15:57 | 18:53 |
4.3 | 4.7 | 東美深 | 7:16 | 13:58 | 16:03 | 18:59 |
6.3 | 6.9 | 辺溪 | 7:21 | 14:03 | 16:08 | 19:04 |
21.2 | 23.3 | 仁宇布 | 7:40 | 14:22 | 16:27 | 19:23 |
営業キロ | 換算キロ | 922D | 924D | 926D | 928D | |
0.0 | 0.0 | 仁宇布 | 8:04 | 14:29 | 16:33 | 19:29 |
14.9 | 16.4 | 辺溪 | 8:20 | 14:45 | 16:49 | 19:45 |
16.9 | 18.6 | 東美深 | 8:24 | 14:49 | 16:53 | 19:49 |
21.2 | 23.3 | 美深 | 8:30 | 14:55 | 16:59 | 19:55 |
換算キロとは。
換算キロとは、特定交通線について収支改善に寄与するため、地方交通線に割増運賃を設けることとした。
なお、この割増運賃の問題に関しては、交通権と言う新しい概念が提起され、「国鉄和歌山線格差運賃返還請求訴訟」に端を発し、移動制約の自由と言う概念が大いに語られることとなった。
参考 交通権学会