大正6年 鉄道ニュース
中央東線【駅名改称】 柏木→東中野 1/1
伊勢鉄道【延伸開業】津市(後の部田)〜高田本山間 1/1
近江鉄道 【駅名改称】新町→彦根口 1/1
下野軌道が大谷向今市駅(現大谷向) 〜 岩間駅(現鬼怒川南岸)6.0kmの営業を開始。軌間762mm 1/2
芦屋鉄道 浜口駅を島津寄りに0.2km移転 1/10
神戸臨港線 小野浜駅構内扱いとして神戸港荷扱所を設置 1/15
京阪電気鉄道(初代) 午前4時50分 京阪本線・深草車庫で火災、建物、および車両19両(客車15両、貨車4両)焼失 1/17
堀之内軌道 御前崎軌道株式会社に社名を変更、電力事業に参入。電灯供給から更に自社路線の電化も目論んだが費用多額のため断念 1/20
田原本鉄道【社名変更】大和鉄道 1/23
播州鉄道【延伸開業】別所〜三木間(0.8M≒1.29km)全通。【新駅開業】三木 1/23
沖縄県営鉄道与那原線 【新駅開業】 大里 1/23
川上軌道【開業】神野〜中ノ小路間 1/27
佐賀電気軌道【開業】神野 〜 中ノ小路間 1/27
城東(きとう)馬車鉄道【社名変更】御前崎軌道 1/28
新宮鉄道【駅名改称】那智口→天満(現在の紀伊天満駅)1/
魚沼鉄道【駅廃止】八島 2/1
美濃電気軌道名岐線【駅廃止】印食 八剣 〜 境川間2/1
魚沼鉄道【停留場廃止】八島停留場 2/1
京阪宇治線【新駅開業】 三室戸 2/1
東海道本線【仮信号所開設】木曽橋仮信号所(初代) 木曽川〜岐阜間 2/12
那須人車軌道【社名改称】馬力併用に変更 2/15
東武佐野線【廃止】佐野町 〜 越名間 2/17
藤相鉄道 鉄道免許状下付(榛原郡川崎町〜同郡相良町間)2/19
東北本線【新駅開業】白坂 2/20
信越線 上野〜新潟間夜行103・104列車を増発 3/1
長州鉄道【停留場廃止】垢田口停留場 3/1
愛知電気鉄道(現名鉄)有松線【開業】神宮前〜笠寺間 3/7
愛知電気鉄道(現名鉄)常滑線【駅名改称】星崎→柴田 3/7
芳川伯爵の四女・鎌子、お抱え運転手と千葉駅近くで飛び込み心中(鎌子のみ助かる)3/7
鹿本鉄道 軌道特許失効 3/8
上山田線【貨物新駅開業】新平恒(平恒分岐点に新設)3/12
中原鉄道【開業】館林〜小泉町間 3/12
山東軽便鉄道【延伸開業】大橋〜中之島 3/16
南海鉄道 羽衣〜高師浜間 敷設免許 3/19
岩越線(現・磐越西線) 地滑りにより松野隧道(喜多方 〜 山都間)埋没。新線により復旧するまでの間、旅客は徒歩連絡、貨物は索道によって中継輸送(8月17日 〜 1918年6月)3/26
高崎水力電気【開業】渋川長塚町 〜 新町間 3/26【廃止】渋川長塚町 〜 下の町間 新町で利根発電に接続【敷設免許・特許】(小田良治:個人)大沢温泉〜西鉛温泉間 3/29
富北軌道【開業】(南都留郡福地村大字上吉田 〜 同郡船津村字権現森間2.0哩)3/30
青函連絡船、生玉丸解傭 3/31
東北本線田端操車場完成 3/
横須賀線【複線化】鎌倉〜逗子間 3/
熊本電気軌道 貨物営業開始 3/
法人の田中鉱山に鉱石鉄道譲渡3/
青函連絡船、汽船 万成源丸 再傭船 4/1
鹿児島線 門司〜鹿児島間5・6列車に2等寝台車を連結 4/1
常磐線【複線化】石神〜大甕間 4/1
中央本線【仮停車場開業】甲斐善光寺仮停車場 石和〜甲府間 4/1
中央本線【新駅開業】甲斐善光寺仮停車場 石和〜甲府間 4/5
青函連絡船、青森港の宮島丸坐礁。函館牛若丸5月28日まで青森港に助勤 4/6
定山渓鐡道株式会社 着工 4/6
兵庫電気軌道(現・山陽)【開業】兵庫〜明石間開業 4/9
長岡鉄道 鉄道免許状下付(三島郡深才村〜長岡市城内町間)4/10
安濃鉄道【開業】安東 〜 片田間 4/15
兵庫電気軌道【開業】塩屋〜明石(明石港近くにあった)間 4/12
安濃鉄道 【開業】安東〜片田間開業 4/15
- 兵庫〜明石間全通。【駅名改称】大手→須磨東口
- 【新駅開業】大手 板宿〜須磨東口間
七尾線【駅名改称】矢田新→七尾港 4/15
山陽本線 【複線化】姫路〜英賀保間 4/16
肥前電気鉄道 新彼杵(彼杵駅に隣接) 〜 塩田間の免許を取得(軽便鉄道法準拠)4/18
南海鉄道【新駅開業】粉浜、【駅廃止】七道。大和川 4/21
秋田鉄道 鉄道免許状下付(鹿角郡錦木村〜同郡小坂町間)4/27
白棚鉄道【新駅開業】梁森 4/28
岩鼻軽便鉄道 【開業】倉賀野〜上州岩鼻間(2.6km) 4/28
名岐鉄道(現・名鉄) 開業】上飯田〜犬山間 4/29
京阪電気鉄道(初代) 客車6両、貨車3両を新造
山陰本線 【駅名改称】大山→伯耆大山 5/1
福知山線 【駅名改称】大山→丹波大山 5/1
美濃電気軌道に笠松(初代) 〜 八剣間の下徳田駅廃止 宇高連絡船、橋立丸休航、15日水島丸就航、常時2船運航とし、一日6往復運行となる 5/2
飯山鉄道に対し鉄道免許状下付(上水内郡神郷村〜下水内郡飯山町間)5/5
愛知電気鉄道(現名鉄)有松線【延伸開業】笠寺〜有松裏(現、有松)間 5/8
愛知電気鉄道【新駅開業】大江、【仮駅→駅】聚楽園 5/10
三潴軌道 船津口 〜 柳河間開通 5/12
山陽本線【信号所開設】小久保信号所 明石〜大久保間 5/15
山陰本線【延伸開業】石見大田〜仁万間(7.3M≒11.75 km) 5/15
【新駅開業】五十猛、仁万鹿児島電気軌道 単線変更申請認可(鴨池〜二軒茶屋間)5/16
松山電気軌道【軌道特許失効】(松山市小唐八町〜同市西堀端町間 指定ノ期限内ニ工事ニ着手セサルタメ)5/19
四国水力屋島遊覧電車 市内線【開業】高松駅前 〜 公園前 5/20四国水力屋島遊覧電車 市内線【開業】高松駅前〜公園前間2.1km 列車は既開業区間と直通岩越線【駅名改称】若松→会津若松 5/21
横浜鉄道 原町田〜橋本間に広軌線路を併設し広軌改築試験を実施 5/23→8/5終了
三菱鉱業(株)に沼貝(のちの美唄炭山)〜北一ノ沢(のちの常盤台)間専用鉄道敷設免許 5/31
東京以北時刻改正 6/1
室蘭本線【信号所新設】小糸魚、一本松 【貨物駅→一般駅】社台 6/1
- 東北線
上野〜青森間各等「急行」列車の停車駅を減し到着時間を短縮
801・802列車(常磐線経由,1・2等寝台車、洋食堂車付)
203・204列車(1等寝台車,洋食堂車付)
を共に17時間運転、急行券発売を上野〜青森間(従来仙台まで)とする
上野〜青森間201・202列車(和食堂車付)を増発し、急行801・802列車の補完とする
ほかに上野〜仙台間3往復(うち2往復常磐線経由)、
上野〜福島
宇都官〜盛岡
福島〜尻内間各1往復
岩越線経由上野〜新潟間夜行405・406列車ほか1往復運転。- 奥羽線
/ 上野〜青森間705・706列車(1等寝台車所要22時間33分)、703・704列車の青函航との接続改善
福島〜大館間1往復運転
福島〜新庄間1往復運転
山形〜青森間1往復運転
秋田〜青森間1往復運転- 信越線
上野〜新潟間各等101・102列車(1等寝台車付、1時間25分短縮12時間35分運転)
103・104列車、上野〜長野間2往復、
上野〜長岡
軽井沢〜新潟間各1往復設定。- 北海道線
列車系統を改善。函館桟橋〜釧路間各等1・2列車(函館〜滝川間急行券発売、1等寝台車、洋食堂車付、所要22時間5分)
函館桟橋〜旭川間各等3・4・5・6列車、
函館〜旭川間11・12列車
函館〜岩見沢1往復運転
函館〜黒松内1往復運転
旭川〜網走1往復運転
滝川〜池田間1往復運転
夕張線【複線化】追分〜川端間 6/1
手荷物用の金属製符票を廃し紙製とする 6/1
中央本線【仮停車場廃止】甲斐善光寺仮停車場 6/4
長崎電気軌道【開通】大浦海岸通〜石橋間(現・5系統路線)6/4
三河鉄道【新駅開業】臨時駅 新須磨(二代)開業届出。年内に廃止 6/9
角田馬車軌道【動力変更】馬力→蒸気 6/11
築地電軌【延伸開業】、築地(後の築地口) 〜 稲永新田(初代、後の稲永町)間 (2.5 km) 6/16
高島線【開業】鶴見〜高島間(4.1M≒6.66km)、東神奈川〜高島間(1.4M≒2.25km)【信号扱所開設】入江信号所、海神奈川信号扱所 6/17
安濃鉄道 鉄道免許一部取消(安濃郡片田村〜同郡高宮村間)6/18
下之一色電車軌道 特許申請 下之一色 〜南陽村間(下之一色を起点とし、海東郡南陽村大字西福田(現・名古屋市港区西福田)へ至る 5.1 km)申請 6/20
(正田順太郎→後の尾小屋鉄道))工事着工 6/22
立山軽便鉄道【社名改称】立山鉄道 6/25
九州電気軌道(西日本鉄道の前身)【開業】黒崎駅前〜折尾間 6/25
乙女人車軌道 軌道特許失効(官報掲載) 6/26>
京阪電気鉄道(初代) 天満橋本社事務所の新築工事を着工
京阪電気鉄道(初代) 守口車庫の新築工事を着工
青函連絡船、函館駅発送貨物の艀舟による集貨取扱開始 7/1
境線【新駅開業】弓ヶ浜 7/1
山口線 【延伸開業】山口〜篠目間(10.1M≒16.25km) 【新駅開業】宮野・仁保・篠目 7/1
沖縄県営鉄道海陸連絡線【開業】那覇〜桟橋荷扱所間。【新駅開業】桟橋荷扱所 7/1
高松琴平電気鉄道市内線築港前〜高松駅前間0.3km延伸
大阪高野鉄道【新駅開業】河内半田(現在の大阪狭山市) 7/5
九州水力電気【開業】外堀〜南新地間 7/7
山陽本線【信号所開設】熊山信号所(現在の熊山駅)和気〜万富間 7/10
東北本線【新駅開業】安達 7/11
山陽本線【信号所開設】 7/13四国水力屋島遊覧電車 市内線【開業】築港前 〜 高松駅前 7/13
- 里庄信号所 鴨方〜笠岡間
- 山波信号所 松永〜尾道間
- 荻路信号所 三原〜本郷間
- 入野信号所 河内〜白市間
- 西高屋信号所 白市〜西条間
- 中野信号所 瀬野〜海田市間
- 大野浦信号所 宮島〜玖波間
- 神代信号所 由宇〜大畠間
- 四辻信号所 大道〜小郡間
青函連絡船、宇高航路 橋立丸(48トン)青森港転属 7/14
四国水力屋島遊覧電車 市内線0.3km 【開業】築港前〜高松駅前 7/14
遠田電気が松島停車場前 〜 松島観瀾亭前間に軌道事業を特許申請 7/16
豊州本線【新駅開業】上臼杵 7/18
札幌電気鉄道 軌道特許失効 7/19
草津軽便鉄道 【延伸開業】小瀬〜吾妻間 7/19
犬飼軽便線【延伸開業】竹中〜犬飼 【新駅開業】犬飼 7/20
法律第28号 朝鮮鉄道用品資金会計法廃止法律 7/25
拓殖局を新設、南満洲鉄道に関する事項を同局に移し、鉄道院官制から同鉄道に関する事項を削除 7/31
士別軌道 軌道敷設が出願 7/
木更津線【延伸開業】浜金谷〜安房勝山間 8/1
大阪高野鉄道【駅廃止】(臨)若宮 住吉東〜我孫子前間 8/1
神戸電気【買収】→神戸市電気局 市営軌道事業開始 8/1
東葛人車鉄道 法典〜鎌ケ谷間の軌道撤去 8/1
札幌電気鉄道 札幌電気軌道に社名変更 8/1
十和田観光電鉄 軌道特許 8/6
能勢電鉄妙見線【延伸開業】池田駅前(のちの川西国鉄前)〜川西能勢日間0.6km 8/8
鹿児島本線【複線化】 箱崎〜吉塚間 8/10
播州鉄道【新駅開業】播鉄王子(現在の播磨下里)法華口〜長間 8/14
奥羽本線【新駅開業】 四ツ小屋 8/16
鞍手軽便鉄道 木屋瀬駅から鞍手郡頓野村までの鉄道敷設免許状下付 1924年に失効 8/29
仙南軌道【開通】永野〜遠刈田間 8/30
仙南軌道の遠刈田 〜 永野間が開通 8/30
東讃電気軌道【新駅開業】中ノ村 公園前 〜 藤塚間 8/30
四国水力電気【新駅開業】中ノ村 公園前 〜 藤塚間 8/30
広島電気軌道、広島瓦斯(現在の広島ガス)と合併、広島瓦斯電軌となる 8/
急行貨物は倍賃扱で旅客列車または特定貨物列車に連結急送方実施 9/1
【買収】小松島軽便線 徳島〜小松島 9/1
借入中の阿波国共同汽船会社を買収 小松島線と改称信越線【信号場新設】信荻川号場 9/4
札北馬車軌道【延伸開業】茨戸 〜 川端 9/4
官設鉄道宗谷線 塩狩信号所を新設 9/5
大日本軌道福島支社から再び信達軌道として独立 9/6
京阪電気鉄道(初代) 土居通夫取締役社長が死去 9/9
西尾鉄道【駅廃止】(臨)三和川、(臨)占部 9/10
東北本線【信号所開設】杉田信号所 本宮〜二本松間 9/11
沖縄電気【延伸開業】通堂〜大門前間(全線開業) 9/11
栃尾鉄道 軽便鉄道延長線(新潟県長岡市城内町〜同県古志郡栖吉村間1.48M)敷設免許状が下付 9/12
柳河軌道 軌道特許失効(山門郡三橋村大字藤吉〜同村大字柳河間)9/14
讃岐線【延伸開業】川之江〜伊予三島間 9/16
鹿児島本線【信号所→連絡所】富野 9/17
富山鉄道 山室停留場を停車場に変更 9/17
京阪電気鉄道(初代) 取締役社長に岡崎邦輔が就任 9/18
赤見軽便鉄道【敷設願却下】出流原 〜 田沼町 延長線 9/20
宮崎県営鉄道【買収・国有化】9/21
中武馬車鉄道【会社解散】全線廃止 9/22
- 宮崎線 【線名改称】宮崎本線
- 宮崎〜広瀬〜妻駅間が妻軽便線
- 【駅廃止】蓮ヶ池 吉松〜宮崎間
- 【廃止】宮崎〜川口間の貨物線
- 【駅廃止】蓮ケ池駅(初代)廃止
利根軌道 電気事業を開始 9/26
京阪電気鉄道(初代) 「大正大洪水」中書島駅 〜 淀駅間の三栖堤防決壊(中書島駅西の伏見変電所が浸水で使用不能)で京阪線牧野駅 〜 枚方東口駅(現・枚方市駅)にかけての区間で堤防決壊で浸水などで枚方東口駅以東不通・宇治線が不通に 9/26〜10/1
秩父鉄道【延伸開業】秩父〜影森間 9/27
山陽本線 【複線化】竜野〜那波(現在の相生)間 9/29
青森駅乗船場、連絡待合室改築 9/
仙南温泉軌道 【開業】(永野)下川原〜遠刈田間 9/
大阪高野鉄道、高野大師鉄道を設立 9/
沖縄電気軌道【開業】大門前 〜 通堂間 9/
官設鉄道宗谷線【延伸開業】小頓別〜中頓別間。【駅新設】上頓別・敏音知・松音知・中頓別 10/1
横浜鉄道、国有化され、鉄道院横浜線となる 10/1
借入中の横浜鉄道、東神奈川〜八王子間および東神奈川〜海岸神奈川間買収、横浜線と改称常磐線 【複線化】川尻(現・十王)〜高萩間 10/1
大阪高野鉄道【新駅開業】(臨)市脇山 高野辻〜橋本間 1918年まで開設 10/1
青梅鉄道【聯絡所開設】師岡聯絡所 小作〜青梅間 10/5
下之一色電車軌道 下之一色〜 南陽村間 特許を取得 10/6
東海道本線【仮信号所開設】沼川仮信号所 鈴川〜富士間 10/9
播州鉄道【駅→停留所】 野口 10/9
平郡西・東線【延伸開業・全通】小川郷〜小野新町(29.8km) 10/10
岩越線【線名改称】磐越西線 10/10
- 【新駅開業】江田(信号所)、川前、夏井
- 【線名改称】磐越東線(平郡西線を平郡東線に編入)
参宮線 【駅名改称】筋向橋→山田上口 10/10
青函連絡船、弘済丸事故のため関釜航路連絡船対馬丸27日まで助勤 10/11
信濃鉄道【駅廃止】仏崎 10/13
大阪市電 乗車料条例を制定。通学・回数券の発売を開始 10/15
京阪電気鉄道(初代) 「大正大洪水」仮復旧、全線で運転再開 10/18
西武多摩川線、境(現・武蔵境)〜北多磨(現・白糸台)間 10/22
伊勢鉄道 【延伸開業】千代崎〜楠間 10/22
(糸満馬車軌道) 特許下付 10/22
京都市電 今出川線【延伸開業】烏丸今出川〜寺町今出川 10/31
陸羽線【延伸開業・全通】鳴子〜羽前向町間 11/1
篠ノ井駅 〜 川中島駅間が複線化【線名改称】陸羽東線(陸羽線に新庄線を編入) 陸羽線酒田線【線名改称】陸羽西線(新庄〜酒田・酒田〜最上川(貨物支線))11/1
【新駅開業】中山平、堺田、富沢
信越線 【複線化】篠ノ井〜川中島 11/1
東武鬼怒川線、中岩(現鬼怒川南岸) 〜 大原(現鬼怒立岩信号所)間4.1kmの開通 11/1
南海鉄道【複線化】佐野(現在の泉佐野)〜吉見ノ里間 11/1
広島電鉄横川線【開業】左官町(現在の本川町)〜十日市町〜横川(現在の横川駅)間 11/1
銚子遊覧鉄道 会社株主総会で会社解散を決議 11/3
富士水力電気から駿豆鉄道へ三島(現・下土狩)〜大仁間の鉄道及び三島広小路〜沼津駅前間の電気軌道事業を譲渡 11/5
軽便鉄道免許状下付(双三郡十日市町〜比婆郡庄原町間) 11/5
朝倉軌道 山田〜小塚間特許取得 11/10
宇野線【仮信号所開設】灘崎仮信号所 彦崎〜由加間 11/17
銚子遊覧鉄道 廃止許可が認可 11/20
銚子遊覧鉄道線、開業僅か4年目にして廃止 11/21
京阪電気鉄道(初代) 「大正大洪水」復旧工事竣工 11/24
中央本線 【新駅開業】美乃坂本 11/25
中央本線 【仮信号所→駅】落合川 11/27
京阪電気鉄道(初代) 株主配当を1分増配し、年間7分5厘と改定することを決定 11/28
銚子遊覧鉄道【廃止】銚子〜犬吠間 11/30
京阪電気鉄道(初代) 100型客車1両を新造 11/
広島瓦斯電軌【開業】左官町〜三篠間 11/
釧路線【延伸開業】釧路〜厚岸(46.6km) 12/1
【貨物線開業】釧路〜浜釧路(1.8km)、厚岸〜浜厚岸(1.2km)神戸臨港線 【新駅開業】 灘(2代目)【駅名改称】(貨)灘→(貨)東灘 12/1
【新駅開業】上別保、上尾幌、尾幌、門静、厚岸、(貨)浜厚岸
筑豊本線【信号所新設】東藤ノ木 12/1
(神中鉄道) 小島政五郎らが中心となって創立総会を開催 12/2
山陽本線 【複線化】英賀保〜網干間 12/5
入間馬車鉄道【全線廃止】会社解散 12/10
武蔵野鉄道武蔵野線【新駅開業】秋津 12/12
赤城登山鉄道 鉄道免許状下付(葛生〜会沢間 12/12
小浜線 【開業】敦賀〜十村間(18.2M≒29.29km) 12/15【新駅開業】粟野、河原市、三方、十村神中軌道として設立 12/15
青函連絡船、関釜航路から第三共栄丸(687トン)転傭 大正7年1月18日まで使用 12/16
武蔵野鉄道武蔵野線【新駅開業】 黒須貨物 12/16
相模鉄道の創立総会開催 12/18
高座郡茅ヶ崎町茅ヶ崎の伊藤里之助(当時の茅ヶ崎町長)宅にて九州水力電気 大分駅前〜外堀間開業(1919年2月24日説あり)12/18
資本金は60万円、本社所在地は茅ヶ崎町茅ヶ崎5573〜2に置かれた
初代社長に日米富士自転車創業者で衆議院議員でもあった岡崎久次郎が就任
磐城海岸軌道 東商会の泉 〜 小名浜間軌道譲受を出願 12/19
奥羽本線【新駅開業】 置賜 12/20
伊賀軌道【社名変更 】伊賀鉄道12/20
伊勢鉄道【延伸開業】楠〜千代崎間 12/22
鹿本鉄道【延伸開業】 植木〜肥後豊田間 12/22
(中央軌道)軌道敷設の特許。動力は瓦斯 12/22
富士軌道 軌道特許失効(工事認可申請を為さざるため)12/26
千葉県営鉄道 設備を軍から県に移管 12/
(八街線) 県に設備と車両を移管 12/
下野軌道 【延伸開業】大谷向今市〜中岩間(762mm軌間)12/
入間馬車鉄道 解散派〜存続派が和解し、路線廃止と会社解散に同意 12/
丸子鉄道(株) 大屋〜丸子町間工事開始
常総鉄道【新駅開業】(臨)大宝八幡 下妻〜大宝間
京王線【駅名改称】火薬庫前→松原、上北沢→北沢、下仙川→仙川。【新駅開業】 布田
名古屋電気鉄道一宮線【駅名改称】 高雄→下野
愛知電気鉄道 【駅名改称】星崎→柴田
田原本鉄道【社名変更】大和鉄道
大日本軌道伊勢支社 鉄道省(国鉄)参宮線(現、紀勢本線)阿漕駅との間の貨物連絡線完成
好間炭鉱専用鉄道好間線 鉱山専用発電所を建設
松金電車軌道 電化営業開始
箕面有馬電気軌道も梅田から野江に至る京阪との連絡線の免許を失効
魚梁瀬森林鉄道 魚梁瀬 〜 石仙間完成。宝蔵線(西川線)敷設
嘉手納製糖工場サトウキビ運搬軌道 台車数は1,000台を超え、軌道総延長も80kmに達していた
玉置商会、東洋製糖に譲渡され、このとき762mm軌間に改軌して本格的なサトウキビ運搬鉄道となった
大正6年 鉄道に関する事件・事故
京阪電気鉄道(初代) 枚方駅(現在の枚方公園駅)15時・運転士の飲酒運転による追突事故発生。重軽傷者43名 1/1京阪電車 深草車庫で火災1形車両15両、電動貨車など4両の19両焼失 1/17
岩越線(現・磐越西線) 地滑りにより松野隧道崩落事故 3/26
大正6年 世相
米国、アラバマ州など19州で禁酒法が発効 1/1友愛会、東京本所支部と東京モスリン吾嬬工場支部で婦人部連合大会を開催 1/2
台湾中部で大地震、死者50人 1/5
林権助駐中国公使、鄭家屯事件で、士官学校教官・軍事顧問・警察官の派駐要求口上書を、伍延芳外交部長に提出(22日、中国が拒絶) 1/5
住友銀行、中国の漢口支店を開業 1/6
中国の成都と雲南にも領事館新設と、新聞報道 1/7
閣議、列国と強調し、中華民国の内政上の紛争には不干渉を決定する 1/9
連合国、ウィルソン米大統領に講和条件提示 1/10
撫順炭坑で爆発事故、坑口密閉消火のため、坑夫917人(うち日本人は16人)死亡 1/11
江商、株式会社に改組 1/11
横須賀軍港で巡洋戦艦「筑波」が爆沈。150余人が死亡 1/14
池見鉄工所の職工630人が20%賃上げ争議を実施(〜17日) 1/14
寺内正毅首相、対民国問題に関し、憲政会・政友会・国民党の3党首に党首会談を申し入れる 1/15
アメリカ合衆国がデンマークからヴァージン諸島を2,500万ドルで買収
憲政会と国民党、寺内内閣に反対決議 1/17
房総半島沿海の暴風で漁船50余隻が難破 1/18
英海軍情報部、ドイツの無差別潜水艦作戦を2月1日から開始との暗号電報を解読 1/19
日本興業銀行、朝鮮銀行、台湾銀行が、中国の発券銀行「交通銀行」と、500万円の借款供与を契約(西原借款) 1/20
横須賀海軍集会所で「筑波」殉職者の合同葬 1/21
鄭家屯事件日華公文を交換 1/22
第一次世界大戦、米大統領ウッドロウ・ウィルソンが勝利なき平和を提唱する 1/22
寺内首相、列強との協調等施政方針演説 1/23
憲政党と国民党が内閣不信任案を上程。衆議院が解散される 1/25
外務省令第 2号 大正6年外務省令第2号(外務省主管歳入証券納付ニ関スル件)1/27
長野県富士見村でスケート競技会 500人参加 1/28
中等以上の公立学校に職員制公布 1/29
大阪府泉北郡鶴田村で、神武天皇碑出資に絡み、地尾栄吉村議に対して村民が絶交を決議。村全体が恐喝事件に問われる騒ぎとなる 1/30
メキシコ、新憲法採択(普選、政教分離など) 1/31
第一次大戦、ドイツが無制限潜水艦作戦を宣言 2/1
箱根一帯の群発地震、沈静化 2/1
農商務省、大正5年度の米実収高を5,380万石と発表、前年比240万石増 2/2
米国、ドイツと国交断絶 2/3
米・独国交断絶の入報で、生糸定期市場の相場暴落(5日から3日間立ち会い停止) 2/3
米・独国交断絶の入報で生糸定期相場暴落 2/4
メキシコで新憲法が制定される
藤井日達、皇居前での7日間の唱題行を修める 2/8
警視庁、雇人口入営業規則と芸娼妓口入営業規則を廃止。紹介業営業取締規則を公布 2/10
東京府慈善協会(社会事業協会の前身)設立 2/11
臨時産業調査局官制、大蔵省臨時調査局官制、逓信省臨時調査局官制をそれぞれ公布 2/12
イギリス外相、講和会議では山東省と南洋諸島のドイツ権益に対する日本の要求を支持すると回答 2/13
雑誌「主婦之友」創刊 2/14
萩原朔太郎「月に吠える」刊行
逓信省、欧州戦争で滞貨が多いため、ロシア行きの荷物を2週間の予定で中止 2/16
50円でそろう雛飾りが、成金連中からは1,000円以上のあつらえ品発注、と新聞に 2/17
独、対ロシア戦を再開 2/18
横浜地裁、大杉栄を刺した神近市子の第一回公判(3月5日懲役四年判決、同7日保釈 2/19
東京〜盛岡間に直通電話開通 2/21
日本郵船、欧州航路船舶に武装を指示 2/23
政友会、野田卯太郎を通じて寺内内閣の中立議員選挙運動支援に警告 2/24
オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドが、ニューヨークにて、ジャズ界では初となる商業用レコードをレコーディングする 2/26
農商務省、戦時海上保険料引上げを告示 2/26
日銀、あなあき5銭白銅貨を発行 2/27
浅草六区常磐座で歌舞劇協会が喜劇「女軍出征」を上演。浅草オペラが始まる
京都帝大生高山義三ら寺内内閣攻撃演説を行い、警察から政談演説中止を命令される 3/1
露・ペトログラードの工場スト、モスクワにもおよび政治ゼネストに(露暦2月18日) 3/3
岡田文相、高校長会議に入試制度改正を諮問 3/5
ロシア政府、山東省と南洋諸島のドイツ権益に対する日本の要求を支持すると表明 3/5
枢密院副議長芳川顕正伯爵の4女鎌子が、お抱え運転手と千葉駅近くで飛び込み心中。鎌子のみ助かる 3/7
ガスリー米駐日大使、東京でゴルフ中に客死 3/8
二月中のドイツ軍による撃沈船、188隻51万8060トン、と新聞に 3/9
日本工業倶楽部創立総会(理事長・団琢磨) 3/10
露・ペトログラードにソビエト組織成立(15日、臨時政府成立、王朝滅亡。ロシア「二月革命」) 3/12
室蘭日本製鋼所の職工3000人が賃上げを要求 3/14
(ロシア暦3月2日)ロシア革命:国会臨時委員会が臨時政府を樹立。ニコライ2世はロシア皇帝を退位する(ロマノフ朝滅亡) 3/15
室蘭日本製鋼所の職工、友愛会の指導でストライキにはいる。しかし、指導部が検挙され失敗。22人が解雇される 3/15
日銀、横浜正金銀行に800万円特別融資 3/18
長崎松島炭鉱で火災。50人が死亡 3/19
理化学研究所の設立が(渋沢栄一創立委員長、菊池大麓所長) 3/20
米国、ロシア臨時政府を承認(22日、イギリス、フランス、イタリアの各国も)3/21
私立東京薬学専門学校、設立認可 3/26
閣議、ロシア臨時政府承認
戦艦「山城」竣工 3/31 電話で「火事」と言うと、消防署へ回線をつなげる制度が始まる 4/1
ウィルソン米大統領、議会で対独戦争要請の演説(6日、ドイツに宣戦布告) 4/2
成城学校付設小学校が設立され、沢柳政太郎が校長に就任。自由教育を目指す 4/4
駐ロシア大使、仮政府に対し承認の公文を提出 4/4
請願令公布 4/5
友愛会創立5周年大会。婦人労働者を正会員とする新会則を決定 4/6
米国、ドイツに宣戦布告し大戦に参加 4/6
日本工業倶楽部設立 4/7
崎神浦村の浪花節興業で、むしろ掛小屋が火事となり86人が死亡 4/8
解散した欧友会から信友会が発足する 4/15
関西の紡績資本家ら、「中国関税引上反対関西連合会」を結成 4/15
慶応義塾、創設した医学科予科の授業開始 4/16
ロシアに帰国したウラジーミル・レーニンが、土地の国有化など一〇カ条を提唱(四月テーゼ、20日「プラウダ」で発表) 4/17
澤田正二郎・倉橋仙太郎ら新国劇を結成、東京の新富座で第一回公演(21日まで) 4/18
第13回総選挙(政友会165、憲政会121、国民党35、無所属60の議席数。) 4/20
対敵取引禁止令公布 4/24
佐賀師範学校の3・4年制全員が、校長排斥を要求してスト(120人が無期停学処分) 4/26
読売新聞社主催、京都〜東京間昼夜兼行の東海道五十三次駅伝競走(「駅伝」呼称の初め) 4/27
中国奉天省督軍の張作霖、政府から独立宣言 4/30
井の頭恩賜公園が開園 (財団法人東京都公園協会様のHPとリンクしています。)4/30
4月 東京モスリンに託児所を設置する。 在京の社会主義者ら34人が、山崎今朝弥宅でメーデー集会を開き、ロシア革命支持を決議 5/1
グリーン英駐日大使、地中海への日本駆逐艦増派を要請(25日、四隻増派を回答) 5/1
電信・電話学会設立 5/1
松方正義を内大臣に任命する 5/2
日本タイプライター、設立(和文タイプライターの企業化)5/3
大阪北区の東京倉庫で爆発があり、43人が死亡する 5/5
三菱長崎造船所、造船工引き抜き防止のため、労働改善策を実施 5/7
山崎今朝弥、平民大学を設立 5/7
芝浦で第3回極東選手権競技大会開催 5/8
東京高等師範学校のサッカー・チームが日本代表として中華民国チームと対戦(結果:0-5)。日本サッカー初めての国際試合 5/9日米協会発会 5/11
極東大会参加の中国・フィリピンの選手と東京・上野精養軒で懇談会開催 5/13
栄養研究所設立 5/15
ジャン・コクトー「パラード」がパリで初演。音楽はエリック・サティ。美術はパブロ・ピカソ 5/17
東京株式市場、独露講和説で一時乱高下 5/17
【米沢大火】 山形県米沢市で火災、焼失2300戸 5/22
横浜線の橋本と原町田の間で広軌レールを敷いて試運転を開始 5/23
横浜輸出協会、船腹不足により、外国への売船・貸船禁止を請願する 5/26
中国、安徽・河南・陜西など七省の軍閥が独立宣言(6月12日、黎大総統、国会解散) 5/29
日本最初の武装商船「宮崎丸」がイギリス海峡で撃沈される 5/30(5/31)
阿部次郎が「思潮」を創刊 住友銀行、増資のため、新発行株式の一部を一般公開 6/1
臨時外交調査委員会官制公布。臨時外交調査委員会が宮中に設置される 6/6
中央大学が全焼する 6/10
駆逐艦「榊」、地中海でドイツ潜水艦と交戦し、艦長以下59人が戦死 6/11
フランス円貨公債5000万円発行引受契約成立 6/12
特命全権大使または特命全権公使臨時設置の勅令公布 6/13
武装商船「讃岐丸」が撃沈される 6/15
味の素(当時:鈴木商店)設立 6/17
三菱長崎造船所で、労働者12000人が、賃上げを要求してストライキを実施 6/19
加藤時次郎主催で社会政策実行団創立 6/19
国民党、犬養毅を党総理に指名 6/20
第39特別議会召集 6/21
三菱長崎造船所のストライキ解決 6/29 島根県立浜田高等女学校の寄宿生117人が、校長の醜聞問題で同盟休校・退舎を行う 7/1
安徽督軍の張勲、宣統帝を擁立(清朝復辟) 7/1
英情報将校「アラビアのロレンス」、アラブ反乱軍を率いてトルコ軍のアカバを占領 7/6
東京YMCA、初の室内温水プールを開場 7/9
段祺瑞、紫禁城を攻略(18日、第二次段内閣成立、8月1日、馮国璋が大総統就任) 7/12
第39特別議会で、戦艦8隻、巡洋戦艦4隻の建造などを含めた追加予算が成立する 7/14
警視庁、検閲による15歳未満禁止映画、男女客席分離など活動写真工業取締規則公布 7/14
露、労働者50万人が示威行動(七月蜂起、政府が鎮圧、21日ケレンスキー内閣成立) 7/16
英王室、敵国・ドイツ風の「ゴータ家」を廃し「ウィンザー家」に改称 7/17
閣議で、中国段祺瑞政権を財政援助する一方、南方革命政権とは交渉しないことを決定する 7/20
警視庁、不正桝使用の米殻省を一斉捜査。683人検挙、不正桝1059個押収 7/20
富士瓦斯紡績押上工場で賃上げ要求ストが行われる 7/20
法律第1号 軍事扶助法 [昭12までの題名:軍事救護法]7/20
法律第2号 銃砲火薬類取締法中改正法律 7/20
法律第3号 東京帝国大学及京都帝国大学臨時政府支出金ニ関スル法律 7/20
法律第4号 京都帝国大学臨時政府支出金ニ関スル法律 7/20
法律第5号 学校及図書館特別会計資金ノ一部ヲ一般会計ニ繰入ルル件ニ関スル法律 7/20
農業倉庫業法 大正6年法律第15号公布 7/21
大阪鉄工所因島工場で3割賃上げストが行われる 7/21
法律第6号 軍人恩給法中改正法律 7/21
法律第7号 臨時国庫証券法 7/21
法律第8号 臨時国庫証券収入金特別会計法 7/21
法律第9号 大正五年法律第四号(大正三年臨時事件ノ経費支弁ニ関スル件)中改正法律 7/21
法律第10号 北海道拓殖鉄道建設費利子支出ニ関スル法律 7/21
法律第11号 電話事業公債法 7/21
法律第12号 朝鮮事業公債法中改正法律 7/21
法律第13号 裁判所ノ設立ニ関スル法律 7/21
法律第14号 大正二年法律第九号(裁判所管轄区域表)中改正法律 7/21
法律第15号 農業倉庫業法 7/21
法律第16号 蚕糸業法中改正法律 7/21
法律第17号 日本勧業銀行法中改正法律 7/21
法律第18号 農工銀行法中改正法律 7/21
法律第19号 北海道拓殖銀行法中改正法律 7/21
法律第20号 戦時海上再保険法 7/21
法律第21号 工業所有権戦時法 7/21
法律第22号 産業組合法中改正法律 7/21
法律第23号 東洋拓殖株式会社法中改正法律 7/21
法律第24号 軽便鉄道補助法中改正法律 7/21
法律第25号 借入鉄道及軽便鉄道ノ買収ニ関スル法律 7/21
大阪鉄工所因島工場のストライキは、指導者検挙で敗北に終わる 7/23
光学兵器類生産のため日本光学工業、設立 7/25
法律第26号 阿片法中改正法律 7/25
法律第27号 製鉄業奨励法 7/25
法律第28号 朝鮮鉄道用品資金会計法廃止法律 7/25
法律第29号 造船奨励金下付停止ニ関スル法律 7/25
佐賀県東松浦郡三菱芳谷炭坑で、坑夫4000人が5割賃上げストを実施 (会社側、暫時改善を約束) 7/28
遣米特派大使石井菊次郎出発 7/28
植民地統轄機関の内閣拓殖局を設置。長官に白仁武を任命 7/31
関東都督府官制改正。満鉄を統裁下に置く 7/31
朝鮮鉄道の経営権を満鉄に委託する勅令がでる 7/31
ロシア革命:ロシア臨時政府首班にケレンスキーが就任 7/ 東京帝国大学文科大学、1週間の公開講義を実施。女性聴講も認め、56人の女性が聴講する 8/1
友愛会、労働争議の頻発とそれに対する弾圧激化をうけ、会員の自重を訴える 8/1
富士瓦斯ストライキ、会社と戦時手当1割増で妥結 8/3
製靴二社、ロシアと一足9円50銭で軍用長靴70万足の注文契約。
東京市内で、不正米商84人を検挙 8/8
陸軍士官学校、新設の准尉候補第一期生入学 8/10
大日本実業組合連合会結成 8/11
北京政府、ドイツに宣戦布告し大戦に参加 8/14
物価騰貴により、東京府吏員・警視庁巡査の増給を決定する 8/15
初の市立美術館、大倉集古館が東京・赤坂に開館(大倉家収集の東洋美術品などを展示)
日支国民協会創立 8/15
アメリカ政府、鉄鋼輸出禁止を決定 8/15
国立感化院令公布 8/15
農商務省令第15号 農業倉庫業法施行規則 8/15
1月からのスト、約180件、参加者約3万人、と新聞に 8/21
早稲田大学で、学長争いを巡る騒動が起こる 8/22
アメリカの鉄鋼禁輸をうけ、5大都市商業会議所協議会が開催される 8/25
横浜正金銀行、1000万円の対華改革借款前貸契約成立 8/28
岩崎家、モリソン文庫買収(9月5日、東京本郷に文庫完成、大正13年に東洋文庫と改称) 8/29
友愛会神戸連合会、アメリカの鉄鋼輸出解禁運動展開を決定 8/29
早大、天野学長の任期満了で天野派と高田全学長波の紛擾激化(12月落着、早稲田騒動) 8/31
島根県立浜田高等女学校の問題で、校長以下7人が辞職する 8/ 物価調節のため農商務省、米殻や鉄、石炭、綿糸布などの買い占めや売りおしみを処罰する暴利取締令公布 9/1
農業倉庫業法 大正6年法律第15号施行 9/1
東京府税制委員会、酌婦税・謡曲能楽営業税、骨董市場税など新税賦課を決議 9/3
岩崎久弥、モリソンのアジア関係図書を中心に、モリソン文庫を設立(後の東洋文庫) 9/5
連合国、中国の参戦の代償として「義和団事件」(明治33年)賠償金支払い延期を承認
孫文、大元帥に就任し、広東軍政府樹立宣言 9/10
早大生1000人が5教官馘首に反対して集会を実施 9/10
早大天野派学生、大講堂に立て籠もる 9/11
金貨幣・金地金輸出取締令公布(金輸出の禁止) 9/12
総理大臣の諮問機関、臨時教育会議を設置 9/21
早大学生立て籠もり事件解決 9/22
九州八幡製鉄所などを巻き込んだ疑獄事件発覚(大涜職事件に発展、起訴104人、自殺3人) 9/25
日本郵船「常陸丸」、コロンボ西南沖でドイツ潜水艦に拿捕される(11月8日、撃沈) 9/26
警視庁、女性に初めて運転免許を交付 9/27
翌日にかけて関東で大暴風雨(風速43m)、死者行方不明1300人倒壊・流失4万3000戸) 9/30
ロシアで帝政派のコルニーロフが反乱を起こす 9/
帝国飛行学校創立 10/1
三島海雲、乳酸菌飲料の工業化に成功(クラトーを設立しカルピスを発売。)
10/6
三菱造船設立 10/8
大阪の坂田三吉と東京の関根金次郎、両将棋八段が東京で対局20時間、坂田の勝利
10/9
舞踏家・マタハリ、独スパイとして銃殺 10/12
株価大暴落、米国の対交戦国通商法(6日制定)の輸出入制限が原因(15日、24日にも大暴落)10/12
神戸に公立女子商業学校が設立される 10/15
大阪府西成郡の農民400人が水害で土木出張所に抗議 10/20
帝国教育会、第一回全国小学校女教員大会 10/20
大阪府三島郡の農民代表12人が水害抗議に参加 10/21
石井漠らの東京歌劇座、浅草・日本館で旗揚げ 10/23
ロシア政府、日露通商航海条約破棄を通告 10/24
乳児死亡率が年々増加(明治21年の11%から現在16%)している、と新聞に 10/28
好況で補助金欠乏、小額紙幣(50銭、20銭、10銭)の発行公布(11月1日から) 10/30
第一次大戦:イギリスがユダヤ人国家建設を約束することに同意するバルフォア宣言を出す 11/2
日米の中国に関する交換公文に調印(石井・ランシング協定) 11/2
大阪府三島郡冠・如足両村の農民が、芥川堰開閉を巡り騒乱を起こす 11/2
演習参加の陸軍飛行隊一二機、強風のためすべてが不時着または墜落 11/6
ロシアでボルシェビキ武装蜂起、ソビエト政府樹立(「10月革命」) 11/7
ロシア革命:ソビエト政権が平和に関する布告、土地に関する布告を発表 11/8
日本輸出莫大小(メリヤス)同業組合連合会設立 11/8
仏、クレマンソー内閣発足 11/16
政府、25個師団、8・8艦隊案を発表 11/20
露外相・トロツキー、連合国に対独講和提案 11/21
東京市の人口、60万1771世帯、228万1421人(学童25万5091人)と発表 11/24
東京両国国技館全焼、回向院も類焼 11/29
タバコ値上げ、平均18パーセント、「敷島」12銭など 12/1
フランス、パリ連合国会議で日米連合軍によるシベリア鉄道占領案を提案 12/2
横浜港、大桟橋が完成 12/2
労学会設立委員会会則、役員を決定 12/3
道路法に基づき道路台帳・道路構造・街路構造などの基準公布 12/6
堺利彦、加藤時次郎ら、成人男子への普通選挙誓願と、普通選挙演説会の開催を協議。演説会は当局の弾圧で中止に 12/6
中村太八郎・大井憲太郎ら、普通選挙同盟会を再興 12/6
岩波書店、「漱石全集」刊行 12/9
中島知久平、群馬県太田町(元・太田市)に飛行機研究所を設立 12/10
日本電力設立 12/15
普通選挙期成関西労働連盟結成 12/15
軍需調査令公布 12/16
山田耕作、作品発表会開催のため渡米 12/17
奈良女子高等師範に保姆養成所を設置 12/17
好景気の年末、人手不足の郵便局や鉄道では学生を動員、と新聞に 12/19
反革命鎮圧の全露非常委員会(チェカ)創設 12/20
福岡県桐野炭坑で爆発。361人が死亡 12/21
元老会議、17日の外交調査会でシベリア出兵を主張した本野一郎外相を呼び開催 12/22
渋沢栄一ら、労資協調を目指して、協調会を設立 12/23
開戦当時と比べては物価は七割高騰し、月給取りは大減俸と同じこと、と新聞に 12/23
第40帝国議会招集 12/24
憲政会大会が内閣弾劾と普通選挙の実施を決議 12/25
帝国義勇飛行会発会 12/26
日伊通商航海条約有効期間延長に関し公文を交換 12/28
泰平組合、中華民国財政部と第3次兵器売り込み借款成立 12/30
左右田喜一郎「経済哲学の諸問題」 12/
大正6年 生活関連
旭硝子戸畑工場で、アンモニア法によるソーダ生産を開始
大正6年 流行語
大正6年 こんなものが発売
三島海雲、乳酸菌飲料の工業化に成功(クラトーを設立しカルピスを発売。)岩波書店、「漱石全集」刊行 12/9