大正12年 鉄道ニュース
片上鉄道【開業】片上〜和気間 1/1
両備軽便鉄道高屋線 【停留所→駅】鵜飼 1/12
志布志線【開業】都城〜末吉(10.8km)【新駅開業】西都城、今町、末吉 1/14
磐城軌道 日本鉄道事業に路線譲渡、その後営業再開 ガソリン動車を2両導入 1/15
伊那電車軌道【延伸開業】 (1.6M)伊那大島〜上片桐間 【新駅開業】山吹 1/15
名古屋市電明道町線【開業】菊井町 〜 明道橋(後の明道町)間 1/16
北海道炭礦鉄道(2代)※【開業】釧路〜雄別炭山間 1/17
男山索道会社設立 1/17
(釧路臨港鉄道) 鉄道敷設免許を申請 1/20
駄知鉄道【開業】山神〜駄知間 1/22
京阪電気鉄道(初代) 天満橋 〜 守口間で2両連結の客車の運転が認可 1/24
名古屋市電【開業】小針(後の東郊通三丁目) 〜 高辻 〜 牛巻間、高辻 〜 滝子間 1/25
横須賀線【仮信号場開設】扇ヶ谷仮信号場 大船〜鎌倉間(廃止日不詳) 1/31
常磐線 【複線化】 佐貫〜牛久間 2/1
山陽本線 【複線化】大門〜福山間 2/1
山陽本線【信号場開設】金浦信号場(笠岡〜大門間)2/1
鳳来寺鉄道 【延伸開業】長篠(現在の大海)〜三河川合間(10.7M≒17.22km) 2/1
【新駅開業】鳥居・鳳来寺(現在の本長篠)・三河大野・湯谷停留場・三河槙原・三河川合京阪電気鉄道(初代) 譲受代金370万1722円24銭とする北大阪電気鉄道から新京阪鉄道への電気鉄道事業譲受契約を締結 2/1
駿府鉄道 起業目論見変更認可(榛原郡金谷町〜志太郡東川根村間)2/2
三蟠軽便鉄道 【延伸開業】湊〜国清寺間。湊〜桜橋間廃止 2/5
相模鉄道【新駅開業】東河原(後の西寒川)2/5
京津電気軌道【軌道移設】古川町〜三条大橋間0.6km、【駅移転】京津電気軌道の三条大橋駅を京阪電気鉄道の三条駅の横に移転古川町 〜 三条大橋間0.6kmの軌道敷設工事が竣工、京津電気軌道の三条大橋駅を京阪電気鉄道の三条駅の横に移転 2/6
谷汲鉄道に対し鉄道免許状下付(揖斐郡大野村〜同郡谷汲村間、揖斐郡大野村〜安八郡神戸町間)2/8
東北本線【信号場→駅】蒲須坂信号場→蒲須坂 2/11
尾西鉄道【電化】津島〜森上間 2/14
阿波電気軌道【延伸開業】池谷〜阿波大寺(現在の板野)〜鍛冶屋原間 2/15
篠山鉄道 鉄道免許状下付(多紀郡篠山町〜同郡福住村間)2/17
吉野鉄道 鉄道免許状下付(吉野郡大淀町〜同郡吉野村間 動力電気)(1926年5月18日吉野鉄道 起業廃止許可)2/17
玉川電気鉄道【複線化】三軒茶屋〜上馬間。全線複線化完成 2/18
射水電気軌道は越中電気軌道として設立 2/20
京津電気軌道【延伸開業】古川町〜三条大橋間 2/20
太湖汽船・湖南汽船との連絡割引切符の発売を開始夷隅軌道 気動車による運行開始 2/21
京成千葉線【新駅開業】浜海岸(現在のみどり台駅)2/22
沖縄県営鉄道嘉手納線【新駅開業】与儀、真志喜 2/26
駿遠電気【社名改称】静岡電気鉄道 2/28
徳力軌道 軌道特許状下付(企求郡企求町大字徳力地内) 2/28
市村貞造氏、谷田部〜根崎〜土浦間の免許取得 3/5
阿見電気軌道に対し鉄道免許状下付(新治郡土浦町〜結城郡水海道町間)3/5
宮津の有力者を中心とした発起人(大嶋実太郎ほか34名)が宮津鉄道(河守 〜 宮津)敷設認可申請 3/6
越中電気軌道に社名変更届 3/10
東急目黒線【開業】目黒〜丸子(現:沼部)間(8.3km) 3/11
河東鉄道【駅名改称】町川田→信濃川田 3/12
駿遠電気 静岡電気鉄道に改称 3/12
秋葉馬車鉄道(秋葉鉄道)は、駿遠電気と合併して静岡電気鉄道となる 3/12
伊那電車軌道 【延伸開業】市田〜山吹間(2.3M≒3.70km) 3/13
【新駅開業】下平停留場、市田下津井軽便鉄道 下津井駅構内において下津井電鉄開通10周年祝典 3/15
南筑馬車鉄道 黒木軌道と合併 3/15
伊那電車軌道 伊那松島〜辰野間(5.4M≒8.69km)を軌道から鉄道に変更 3/16辰野〜伊那松島間を軌道から鉄道に変更し経路変更。松島駅を伊那松島駅に改称
- 【駅名改称】松島→伊那松島
- 【駅廃止】宮木(停留場) 、新町(停留場)、南新町(停留場)、神戸下(停留場)、沢(停留場)、大出(停留場)、追分(停留場)久保(停留場)、塩ノ井(停留場)、南殿(停留場)、田畑(停留場)、御園(停留場)、山寺(停留場)
- 【駅移転】西町、羽場
豊州本線【仮信号場新設】今川(初代) 3/16
徳力軌道【開業】北方〜徳力図里間 3/17
陸羽西線【延伸開業】三瀬〜温海(13.4km) 【新駅開業】五十川、温海 3/18
伊那電車鉄道【延伸開業】元善光寺〜市田間(1.8M≒2.90km) 3/18
【新駅開業】下市田停留場、元善光寺別府鉄道【延伸開業】別府港〜新土山(のちの土山)間 3/18
京阪電気鉄道(初代) 旧形客車5両を急行用客車100型に改造 3/19
参宮線【延伸開業】相可口(現在の多気)〜栃原間(7.8M≒12.55km) 3/20
【新駅開業】相可(2代目)、佐奈、栃原参宮線【駅名改称】相可→相可口 3/20
青函連絡船、浅野造船所で建造された小蒸汽船 七重丸、及尾花丸 (各90トン) 配属 3/21
大阪電気軌道畝傍線【開業】平端〜橿原神宮前間(現在の駅とは別) 3/21八木(現在の八木西口)〜橿原神宮前間 複線伊那電車鉄道【駅→停留場】 高遠原 3/21
鉄道敷設の区間変更の認可(水戸市〜東茨城郡澤山村間)3/23
口之津鉄道に対し鉄道免許状下付(南高来郡口之津村〜同郡加津佐村間)3/24
青函連絡船、函館港 静丸 青森港に転属 3/25
川内本線 【延伸開業】野田郷〜阿久根間 3/25
河東鉄道【延伸開業】須坂〜信州中野間 3/26
沖縄県営鉄道嘉手納線【新駅開業】与儀、真志喜 3/26
山陽本線【複線化】八本松〜瀬野間 3/30
京浜電気鉄道【駅廃止】下町 蒲田〜出村間 3/31
日高拓殖鉄道株式会社設立 3/
南海鉄道高野線【駅名改称】 高野辻→御幸辻 3/
青函連絡船、青森港 湯の島丸 稚内港に転属 4/1
山口線【延伸開業】津和野〜益田間(19.3M≒31.06km) 山口線が全通 【新駅開業】日原・石見横田・石見益田(現在の益田)4/1
京浜電気鉄道【併用軌道→専用軌道】梅屋敷〜雑色間 線路付替 ループ線廃止 4/1
青梅鉄道【貨物駅→一般駅】宮ノ平 4/1
遠州電気鉄道 遠州浜松 〜 遠州二俣間の軌間を1067mmに改軌し全線電化 4/1愛知電気鉄道有松線【開業】有松裏〜新知立仮間。岡崎線【線名改称】→有松線 4/1
- 軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更
- 【駅廃止】常盤 遠州浜松 〜 助信間、有玉 上島 〜 市場間、御馬池 岩水寺 〜 鹿島間
- 【駅名改称】助信→遠州助信、島之郷→遠州島之郷、上島→遠州上島(現・上島)、市場→遠州市場、共同→遠州共同、新村→遠州新村、松木→遠州松木、西ヶ崎→遠州西ヶ崎、小松→遠州小松、貴布禰→遠州貴布禰、道本→遠州道本、新原→遠州小林、芝本→遠州芝本、岩水寺→遠州岩水寺、鹿島→遠州二俣
遠州浜松 〜 助信間の常盤駅、上島 〜 市場間の有玉駅、岩水寺 〜 鹿島間の御馬池駅廃止。 助信駅を遠州助信駅に、島之郷駅を遠州島之郷駅に、上島駅を遠州上島駅(現・上島駅)に、市場駅を遠州市場駅に、共同駅を遠州共同駅に、新村駅を遠州新村駅に、松木駅を遠州松木駅に、西ヶ崎駅を遠州西ヶ崎駅に、小松駅を遠州小松駅に、貴布禰駅を遠州貴布禰駅に、道本駅を遠州道本駅に、新原駅を遠州小林駅に、芝本駅を遠州芝本駅に、岩水寺駅を遠州岩水寺駅に、鹿島駅を遠州二俣【駅名改称】 江若鉄道【開業】 叡山〜雄琴間 4/1
京阪電気鉄道(初代) 北大阪電気鉄道が電気鉄道事業を新京阪鉄道に譲渡し、社名を京阪土地と改称 4/1
新京阪鉄道が北大阪電気鉄道の鉄道路線を譲り受ける関釜航路、昼航を8時間、夜航を9時間航海に短縮 4/1
【駅名改称】助信→遠州助信、島之郷→遠州島之郷、上島→遠州上島、市場→遠州市場、共同→遠州共同、松木→遠州松木、西ヶ崎→遠州西ヶ崎、小松→遠州小松、貴布禰→遠州貴布禰、新原→遠州小林、芝本→遠州芝本、岩水寺→遠州岩水寺、鹿島→遠州二俣愛知電気鉄道【新駅開業】朝倉 4/3
三河鉄道【新駅開業】重原 4/6
北海道製糖が帯広工場専用線を地方鉄道法による地方鉄道に改めるため、資本金150万円にて十勝鉄道株式会社を設立 4/7
山陽本線【複線化】尾道〜木原信号場間、木原信号場廃止 4/10
遠州軌道 遠州浜松 〜 遠州二俣間の軌間を1067mmに改軌し全線電化 4/10
軌道法→地方鉄道 変更三蟠軽便鉄道【社名改称】三蟠鉄道 4/10
【駅廃止】常盤・有玉・御馬池
【駅名改称】助信→遠州助信、島之郷→遠州島之郷、上島→遠州上島(現・上島)、市場→遠州市場、共同→遠州共同、新村→遠州新村、松木→遠州松木、西ヶ崎→遠州西ヶ崎、小松→遠州小松、貴布禰→遠州貴布禰、道本→遠州道本、新原→遠州小林、芝本→遠州芝本、岩水寺→遠州岩水寺、鹿島→遠州二俣
仙台市が内務大臣・鉄道大臣に電気軌道敷設の特許申請 4/11
大阪鉄道 大阪天王寺(現在の大阪阿部野橋)〜布忍間開業。大阪天王寺〜道明寺間が1500V電化 4/13
熊本電車は予定線の特許などの全権利義務を熊本市へ譲渡し、のちに解散 4/13
烏山線【延伸開業】宝積寺〜烏山(20.4km)間 4/15
【新駅開業】熟田、大金、烏山常磐線【複線化】我孫子 〜 取手間 4/15
東横黒線【新駅開業】江釣子 4/15
浜松鉄道 気賀〜奥山 間 7.7km開業して全通 4/15
京阪電気鉄道(初代) 和歌山軌道線の和歌浦支線終点延長の免許を請願 4/16
富山県営鉄道【開業】横江〜千垣 4/20
伊那電気鉄道【再開業】南新町停留場 4/20
南海鉄道高野線【駅名改称】高野辻→御幸辻 4/21
長井線【延伸開業・全通】鮎貝〜荒砥間(2.6km) 【新駅開業】荒砥 4/22
青梅鉄道【電化】立川〜二俣尾(直流1200V) 4/25
仙台軌道【延伸開業】 八乙女〜七北田間 4/27
京王電気軌道【新駅開業】 北沢車庫前 4/28
御船鉄道【延伸開業】御船〜甲佐間 4/28
行田馬車鉄道【廃止】吹上 〜 行田間全線 4/29
淡路鉄道 機関車2両購入 4/
稚泊連絡船 航路開設 5/1
吹田操車場 第1期工事完了
讃岐線【延伸開業】伊予西条〜壬生川間 5/1
【線名改称】讃岐線→讃予線京王電気軌道【複線化】 調布〜府中間 5/1
小田原急行鉄道株式会社創立。資本金1,350万円。取締役社長に利光鶴松が就任。本社事務所を東京丸の内三菱仲3号館に開設 5/1
京浜電気鉄道 電灯・電力供給事業を群馬電力(後の東京電力)に譲渡 5/1
金沢電気軌道【買収】石川鉄道 5/1
大和鉄道【延伸開業】味間〜桜井町間 5/2
【新駅開業】大泉・大福(大阪線の駅とは別)・桜井町尾道軽便鉄道【社名変更】尾道鉄道 5/3
東急池上線【延伸開業】池上〜雪ヶ谷間(3.7km) 5/4
温泉軽便鉄道【開業】愛野村(現在の島原鉄道愛野駅)〜千々石 5/5
国鉄は今年度中に、蒸気機関車1898両を含む合計2381両の車両製作を予定と新聞報道 5/6
播州鉄道【延伸開業】市原〜鍛冶屋間。【新駅開業】羽安停留場、播鉄中村、鍛冶屋 5/6
横須賀線【仮信号場を開設】吉倉仮信号場 田浦〜横須賀間(廃止日不詳) 5/9
愛知電気鉄道【新駅開業】朝倉 5/9
(三山電気鉄道) 鉄道免許状下付(西村山郡高松村〜同郡西山村間)5/10
京阪電気鉄道(初代) 旧形客車5両を急行用客車100型に改造 5/10
山東軽便鉄道、伊太祈曽〜貴志間敷設免許 5/10鉄道免許状下付(海草郡西山東村〜那珂郡中貴市村間)揖斐川電気 全線1500V電化 5/13
漆生線【貨物支線【延伸開業】漆生〜稲築(0.6M) 【【新設】(貨)稲築 5/21
讃予線 【延伸開業】琴平〜讃岐財田間。琴平駅移転 5/21
加越電気鉄道 吉崎電気鉄道に社名変更(届出)5/21
碧海電気鉄道に対し鉄道免許状下付(碧海郡矢作町 〜 同郡明治村間)5/23
肥筑軌道【開業】5/24
流山鉄道 資本金を20万円に増資 5/25
(浅野川電気鉄道 鉄道免許状下付)(金沢市西堀川町〜石川郡潟津村間) 5/25
京都市電 市会が「第七十七號議案」を議決 5/26
伊田線【貨物支線廃止】大城第二分岐点〜大城第二 5/31
- 四条線延長路線決定(後に無軌条線に計画変更)
- 丸太町線延長路線決定
- 今出川線延長路線決定
- 千本大宮線延長路線決定
- 東山線延長路線決定
- 七条線延長路線決定
布引鉄道【社名変更】布引電気鉄道 5/
- 【駅廃止】(貨)大城第二
- 【分岐点廃止】大城第二 5/31
熱海線 【信号場→駅】酒匂川信号場→鴨宮 6/1
東海道本線 吹田操車場開設(試験を行い、7月1日から全面開業) 6/1
山陽本線【複線化】和気〜熊山信号場間 6/1
筑豊本線【貨物支線開業】中間〜中鶴 6/1【新駅開業】(貨)中鶴愛知電気鉄道 岡崎線【開業】新知立仮〜西岡崎(現、岡崎公園前)間 6/1
阪堺電鉄【延伸開業】竜神通〜湊ノ浜間開業 6/2
因美線 【延伸開業】用瀬〜智頭間(6.7M≒10.78km) 6/5
【新駅開業】因幡社、智頭東京鉄道局、省線電車の乗降客を調査、東京駅の乗降数3万で1位 6/7
山陽本線【複線化】熊山信号場〜万富間 6/7
常磐線 【複線化】神立〜高浜間 6/9
青函連絡船、青森無線電信所、真空管式に変更、青森駅構内に無線電信所を新設 6/11
北海道鉱業鉄道金山線【延伸開業】生鼈〜似湾(後の栄) 【新駅開業】芭呂沢、似湾 6/12
北海道炭礦鉄道(2代) 【新駅開業】古潭 6/14
鯖浦電気鉄道設立 ]社長福島文右衛門 6/14
加越鉄道 鉄道免許状下付(東礪波郡青島町〜同郡大田村間)6/15
丸子鉄道 鉄道省から鉄道敷設免許状が下付 6/16
上田温泉電軌に対し軌道特許状下付(小県郡塩田村〜同郡丸子町間) 6/16
大川鉄道 安武村から荒木村までの1.8kmの鉄道路線の免許が下付 6/16
(釧路臨港鉄道) 鉄道免許状下付(釧路市大字釧路村地内)6/18
村松軌道に対しガソリン自動車軌道特許状下付(那珂郡石神村〜同郡村松村間)6/18
有馬電気鉄道に対し鉄道免許状下付(神戸市上三條町〜有馬郡有馬町間)6/18
各務原鉄道に対し鉄道免許状下付(稲葉郡北長森村〜同郡鵜沼村間)6/19
能美電気鉄道に対し鉄道免許状下付(能美郡根上村〜同郡山上村間)6/20
長野電気鉄道鉄道免許状下付(長野市〜上高井郡須坂町)権堂〜須坂間の免許交付 6/22
常磐線【複線化】取手〜藤代間 6/25
山陽本線【複線化】笠岡〜大門間 6/25
小野田軽便鉄道【社名変更】小野田鉄道 6/25
京都市電稲荷線 標準軌化 6/26
京都市電伏見線 標準軌化 6/26
宇高連絡船、山陽丸就航 6/29
信越線 【仮信号場廃止】 犀川仮信号場 6/30
常磐線 【複線化】下那珂川信号場〜勝田間 6/30
伊予鉄道江ノ口〜道後温泉間の軌間を1435mm(標準軌)から1067mmに改軌 6/30
青森船舶修繕場 落成 6/
東海道本線【信号場開設】 7/1東京〜下関間に初めて三等特急列車(櫻)運行 7/1
- 青島信号場 藤枝〜島田間
- 梅橋信号場 掛川〜袋井間
- 大塚信号場 御油〜蒲郡間
- 深溝信号場 蒲郡〜幸田間
新設特急の座席番号指定を廃止、客車順位番号指定とす中央本線 読書仮信号場廃止 7/1
吹田操車場開業 7/1
山陽本線 信号場設置 7/1筑豊本線【3線化】中間〜筑前植木 7/1
- 西原信号場 有年〜那波間
- 粟原信号場 上郡〜三石間
- 谷村信号場 三石〜吉永間
- 中井信号場 西大寺〜岡山間
豊州本線【新駅開業】海崎 7/1
宮崎本線【延伸開業】日向長井〜市棚 【新駅開業】市棚 7/1
東武伊勢崎線 荒川放水路開削により西新井〜鐘ヶ淵間でルートを変更 7/1
播州鉄道【営業再開】石野 7/1
水浜電車 【延伸開業】浜田〜根積町間 7/1
西大寺鉄道【駅廃止】原尾島停車場 7/1
温泉軽便鉄道【新駅開業】 浜 7/1
光明電気鉄道に対し鉄道免許状下付(磐田郡中泉町〜同郡光明村間)7/2
宇高連絡船、山陽丸就航 7/3
遠州電気鉄道 遠州浜松〜鹿島(旧)間の軌道線路撤去工事完了 7/3
銚子鉄道【開業】銚子遊覧鉄道の廃線後を転用し、銚子〜犬吠〜外川間 7/5
飯山鉄道【延伸開業】飯山〜桑名川 7/6【新駅開業】北飯山(停留場)、信州平、戸狩、上境、桑名川(山陽電気軌道) 長府より下関市街地を経て彦島海峡を渡り彦島福浦町に達する本線、彦島地内の支線を合わせて約20.9kmの軌道敷設特許 7/6
秩父鉄道【駅名改称】宝登山→長瀞 7/7
岡山電気軌道東山本線【開業】西大寺町〜東山間 7/9
草津軽便鉄道 【読みがな変更】吾妻駅「あづま」→「あがつま」7/10
阪和電気鉄道 天王寺〜東和歌山間敷設免許 7/10
京成押上線 【新駅開業】荒川(現在の八広駅) 7/11
沖縄県営鉄道糸満線【延伸開業】国場〜糸満間 7/11【新駅開業】 津嘉山駅、山川駅、喜屋武駅、稲嶺駅、東風平駅、世名城駅、高嶺駅、兼城駅、糸満駅京阪電気鉄道(初代) 和歌山支店 船津水力発電所の使用を開始 7/12
肥薩線【開業】八代〜日奈久間 7/15
横須賀線 鎌倉〜逗子間に名越仮信号場を開設(廃止日不詳)
尼宝電鉄に阪神出屋敷駅と国鉄・阪急の宝塚駅間の路線免許下付 7/19
日出生鉄道 鉄道免許失効官報掲載(指定の期限内に宇佐郡東院内村 〜 同郡安心院村間の工事施工認可申請を為さざるため)7/19
豊州本線【仮信号場廃止】今川(初代) 7/21
西村小次郎個人名義、神岡軌道に路線を譲渡。同時に軌道法に基づく軌道線となる 7/21
仙北鉄道 【延伸開業】 築館線、瀬峰〜築館間開通 7/22
薩南中央鉄道株式会社設立 7/22
京成千葉線【新駅開業】新千葉 7/24
伊那電気鉄道【再開業】宮木停留場 7/24
軌道特許状下付(西伯郡米子町角盤町〜同郡福生村大字皆生間、同郡成実村西大谷〜同郡米子町〜同郡成実村大字西大谷間、同郡米子町加茂町〜同町角盤町間)7/26
宮津鉄道認可後は北丹鉄道が許可を受けた第II期線を廃止する旨、鉄道大臣に出願(北丹発第138号)7/30
宮之城線 着工
北陸本線【新駅開業】加賀笠間 8/1
中国鉄道本線【駅名改称】津山→津山口 8/1
大崎水電 全線を宮城県に譲渡 8/1
(常総筑波鉄道)【開業】鬼怒川砂利の専用線として 8/1
千葉県営鉄道野田線を北総鉄道に譲渡 8/1
宇部鉄道【延伸開業】助田〜宇部新川〜床波間(0.9M≒1.45km) 8/1菊池軌道 上熊本〜室園間を1067mm軌間に改軌、電化 8/2
- 宇部鉄道 助田〜宇部新川(初代)間廃止
- 助田〜宇部新川(2代目)〜床波間(5.7M≒9.17km)【延伸開業】
- 宇部新川駅移転
- 【新駅開業】東新川、宇部岬、草江停留場、床波
伊那電車軌道 【延伸開業】飯田〜元善光寺間(2.9M≒4.67km) 8/3
【新駅開業】桜町停留場、飯田赤見鉄道 出流原〜彦間川間1.1kmを貨物専用線として延伸。
琴平参宮電鉄株式会社【開通】善通寺 〜 琴平(後の琴参琴平)間(軌道線)8/4
愛知電気鉄道岡崎線【開業】西岡崎〜東岡崎間 8/8
青函連絡船、函館港 牛若丸 椎内港に転属
赤見鉄道【延伸開業】出流原 〜 彦間川間1.1km貨物線 8/9
東北本線【新駅開業】北高岩 8/10
片上鉄道【延伸開業】和気〜備前矢田〜井ノ口間。旅客営業は片上〜備前矢田間のみ 8/10
札幌市電【開業】山鼻線 すすきの〜行啓通間 8/12
鹿児島本線【仮信号場開設】前田仮信号場 八幡〜黒崎間 8/15
茨城鉄道設立。本社は東京市京橋区銀座に置かれる 8/16
社長の堀江正三郎は東京在住の実業家で茨城県出身神戸姫路電気鉄道【延伸開業】明石駅前(現在の山陽明石)〜姫路駅前(現在の山陽姫路)間 8/19
常磐線【複線化】土浦〜神立間 8/20
作備線【延伸開業】津山口〜津山間(1.2M≒1.93km)他 8/21
長崎本線【新駅開業】高橋 8/21国鉄作備線の支線として開業
- 津山〜美作追分間(10.9M≒17.54km)
- 津山〜津山口間(1.2M≒1.93km)
- 【新駅開業】津山、院庄、美作千代、坪井、美作追分
金石電気鉄道 【延伸開業】金石〜大野港間(1M20C・2.01km) 8/22
阿見電気軌道【社名変更】常南電気鉄道(届出)8/30
生保内線【延伸開業】神代〜生保内(12.7km) 8/31
【新駅開業】刺巻、生保内菊池軌道【改軌・電化】室園〜隈府間を1067mm 8/31
田園都市株式会社が多摩川台地区で土地分譲開始(後に高級住宅街の代名詞となる田園調布地区 8/
石北本線【駅新設】呼人 9/1
東北本線【複線化】岩沼〜増田間 9/1
上越北線【延伸開業】 越後堀之内〜浦佐 9/1
【新駅開業】小出、浦佐東海道本線 関東大震災発生 9/1→関東大震災・防災の日関東大震災のため新築工事中の駅本屋大破、甲州街道築堤倒壊 貨物事務室保管庫全壊、貨物発送到着ホーム上屋倒壊 到着 2・3ホーム上屋傾斜、構内停車中の機関車 貨車1両貨車11両が脱線横浜駅舎焼失、根府川駅で土砂に押されて列車が転落するなど大きな被害を受け、しばらく不通となる横浜電気鉄道 9/1【駅舎倒壊】小机駅・原町田駅湘南軽便鉄道 関東大震災により被災 9/1
関東大震災で焼失した車両の穴埋めに、焼け残った車両を使用した屋根無しの「バラック電車」を運行。また、水道が復旧するまでの間、散水車を給水車に代用して好評を得る
【画像wikipedia 関東大震災(横浜市寿小学校ヨリ展望)】
大日本軌道 熱海線 関東大震災により全線不通 9/1
熱海軌道組合線 関東大震災で全線不通に 9/1
湘南軌道 関東大震災により被災 9/1
東武鉄道 関東大震災により被災 9/1
小田原電気鉄道関東大震災によって被災し不通となる 9/1
千葉県営鉄道久留里線 無償譲渡・国有化久留里線 木更津〜久留里(22.7km) 9/1
【駅名改称】 清川→上総清川北丹鉄道 関東大震災で汽車製造会社東京工場で製作中の客貨車が焼失 9/1
山之内一次、鉄道大臣に就任 9/2
鉄道省庁舎焼失、東京鉄道局に仮事務所をおく 9/2
震災地行きの救援品と応急必需品は無賃(11月30日まで)扱とし、無賃扱以外の震災地行き貨・荷物受託を停止、また一般入京者に対する乗車券の発売停止 9/3
避難者に対し避難地までの無賃乗車許す(30日まで) 9/3
震災救護事務で往復する者に無賃許容(12日まで) 9/3
東京市内発新聞紙の無賃運送(21日まで) 9/5
岡崎電気鉄道【延伸開業】康生町〜岡崎井田間 9/8
青函連絡船、大正12年9月1日関東大震災のため東海道線不通となった芝浦−清水港間で臨時運航開始 9/9
七重丸、尾花丸 及、茂浦丸 青森又は函館から出帆12日芝浦に回着、連絡作業に従事せしめ作業終了後、10月30日横浜発11月各所属港に帰着 9/9
能美電気鉄道株式会社設立 9/9
大阪電気軌道【新駅開業】 菖蒲池 9/9
北丹鉄道 第I期工事竣工。運輸開始認可申請(発題483号)。客貨車焼失にともない、神戸鉄道局からの借入車輌使用許可申請(北丹発第487号)9/10
青函連絡船、汽船 大栄丸(31トン)を牛若丸の代船として函館港用に傭船 9/16
名古屋市電高岳延長線【開業】東新町〜鶴舞公園間 9/20
北丹鉄道【開業】福知山〜河守間(12.4 km) (監第3008号 鉄道大臣山之内一次許可)9/22
根室本線【貨物線開業】釧路〜天寧(3.0km) 【新駅開業】(貨)天寧 9/23
紀勢東線 【延伸開業】栃原〜川添間(3.6M≒5.79km) 9/25
【新駅開業】川添大湯線【延伸開業】小野屋〜湯平 【新駅開業】天神山、庄内、湯平 9/29
愛知電気鉄道【複線化】名和村(現在の名和)〜加家間 9/29
山陽本線 【複線化】備後赤坂〜松永間 9/30
仙台軌道【延伸開業】 大沢〜富谷間開通 9/30
北丹鉄道【開業】の福知山 〜 河守間 9/
信越線【新駅開業】滋野 小諸〜田中間 10/1【仮停車場→駅】・追分→信濃追分讃予線【延伸開業】壬生川〜伊予三芳間 10/1
東武鉄道 【延伸開業】坂戸町〜武州松山(現東松山)間。【新駅開業】高坂 10/1
美濃電気軌道 松森〜新美濃町(のちの美濃)間を移設。【駅名改称】美濃町→移転し新美濃町 10/1
京阪電気鉄道(初代) 菊人形を枚方遊園地で復帰開催 10/1
大阪市電気鉄道部 大阪電灯からの事業買収に伴い大阪市電気局に改組 10/1電灯供給事業を市営化熊本電気軌道 田崎 〜 百貫石間電化開業(軌間1067mm)10/1
越美南線【延伸開業】美濃太田〜美濃町(現在の美濃市)間(11.0M≒17.7km) 10/5
【新駅開業】。加茂野(初代、現在の富加)、美濃関(現在の関)、美濃町(現在の美濃市)美濃電気軌道 【駅名改称】美濃関→新美濃関 10/5
国東鉄道 【延伸開業】守江〜奈多八幡間4.5km開業 10/5
山田線【延伸開業】盛岡〜上米内間開通 10/10
東北本線【新駅開業】 瀬上(現在の東福島駅) 10/15
川内線【延伸開業】米ノ津〜野田郷間 10/15
北陸本線【新駅開業】越中大門 10/15
大阪鉄道【電化】道明寺〜古市間 10/16【新駅開業】 河堀口蒲原鉄道【開業】村松〜五泉間(4.2km) 10/20
京都市電 烏丸線 烏丸今出川〜烏丸車庫前間【延伸開業】 10/21
烏丸線 京都駅前〜烏丸車庫前間全線開業。【開業】北大路線 烏丸車庫前〜北大路橋西詰間宮崎鉄道【停留場新設】青島温泉 10/22
三河鉄道【新駅開業】梅坪 10/26
遠州電気鉄道【駅廃止】万斛 10/26以降
中央本線【新駅開業】川岸 10/28
札幌市電【開業】 医大病院前〜西20丁目間 10/
東急目黒線 【駅名改称】目黒不動前→不動前 10/
筑摩鉄道 松本〜浅間間の軌道建設に着工10/
伊那電気鉄道【新駅開業】上郷停留場(現在の伊那上郷) 10/
目黒蒲田電鉄【延伸開業・全通】 丸子〜蒲田間(4.9km)開。目蒲線に改称 11/1
草軽電気鉄道【電化】新軽井沢〜嬬恋間 11/1
蘇東電気軌道、名古屋鉄道に合併 11/1
京阪電気鉄道(初代) 旧形車両5両を急行用客車100型に改造 11/1
能勢電鉄【延伸開業・全通】 一ノ鳥居〜妙見(現在の妙見口)間 11/2
能勢電鉄妙見線【延伸開業・全通】一ノ鳥居〜妙見(現在の妙見口)間 11/3
名寄線【線名改称】名寄線→名寄本線 11/5
- 【新駅開業(停留所)】畦野、山下、妙見、笹部、隧道東口
【開業・全通】渚滑線 渚滑〜北見滝ノ上(34.3km) 11/5
【新駅開業】下渚滑、中渚滑、上渚滑、滝ノ下、北見滝ノ上奥羽本線【信号場開設】 横堀〜湯沢間に三関信号場 11/5
東武鉄道【開業】武州松山〜小川町間。【新駅開業】菅谷(現武蔵嵐山)11/5
水浜電車【開業】根積町〜東柵町間 11/5
草津軽便鉄道【新駅開業】 長日向 11/9
天塩南線【延伸開業】誉平〜問寒別 【新駅開業】宇戸内、問寒別 11/10
山陽本線 【複線化】鴨方〜里庄間 11/10
秋田鉄道【延伸開業】毛馬内〜陸中花輪【新駅開業】柴平 11/10
【新駅開業】柴平北海道鉱業鉄道金山線【延伸開業】似湾〜辺富内(後の富内) 【新駅開業】入鹿別、杵臼、穂別、辺富内 11/11
小倉電気軌道【開業】枝光線(中央区〜枝光駅前間) 11/13
名古屋市電岩井町線【開業】門前町(後の大須)〜岩井町間 11/13
石北線【延伸開業】愛別〜上川 【新駅開業】中愛別、安足間、上川 11/15
上越北線 【延伸開業】 浦佐〜塩沢 【新駅開業】五日町、六日町、塩沢 11/18
草津軽便鉄道【新駅開業】長日向 11/19
山陽本線 【複線化】厚狭〜埴生間 11/20
北丹鉄道 地方鉄道補助金申請 11/20
黒部鉄道【開業】下立〜桃原(現在の宇奈月温泉)間 11/21
伊那電気鉄道【停留所廃止】入舟停留場、神子柴停留場 11/21
(北海道拓殖鉄道) 鉄道免許状下付(上川郡屈足村〜中川郡本別村)11/22
埼玉県砂利採取事務所、入間川砂利からの専用鉄道の事業譲渡を届出。県営化され、埼玉県営鉄道となる 11/22
蘇東電気軌道、名古屋鉄道に合併 11/22
淡路鉄道【延伸開業】 市村〜賀集間 11/22
陸羽西線【延伸開業】温海〜鼠ヶ関(8.8km) 【新駅開業】鼠ヶ関 11/23(11/15)
北海道鉱業鉄道金山線【駅新設】入鹿別 11/24
長野電気鉄道株式会社設立(社長 神津藤平)11/25
伯備北線【開業】生山〜黒坂間 11/28
尾西鉄道【電化】弥富〜津島間、全線電化完成 11/28
札幌市電【開業】 西20丁目〜琴似街道間 11/ 淡路鉄道 客車7両、貨物4両購入 11/
東北本線 【複線化】増田〜長町間 12/1
伊那電車軌道 伊那町〜伊那松島間(5.6M≒9.01km)を軌道から鉄道に変更 12/1
【再開業】田畑停留場飯山鉄道【延伸開業】桑名川〜西大滝 【新駅開業】西大滝 12/1
江若鉄道【延伸開業】雄琴〜堅田間 12/1
南海鉄道高野線 汐見橋〜橋本間で40分ごとに運転(大運転列車)12/1
吉野鉄道 橿原神宮前〜久米寺(現在の橿原神宮前)〜吉野口間開業。全線電化。大軌畝傍線(現在の近鉄橿原線)と連絡 12/5
北九州軽便鉄道【開業】福吉〜浜崎 12/5
【新駅開業】福吉、鹿家、浜崎アメリカから除雪車到着、信越本線などで配備 12/6
伊那電気鉄道【停留所廃止】小黒停留場、唐木停留場、音徳寺坂停留場 12/6
京阪電気鉄道(初代) 旧形客車5両を急行用客車100型に改造 12/6
宇和島鉄道 近永〜吉野(現・吉野生)間、宇和島〜吉野(現・吉野生)間全通(762mm軌間)12/7
芸備鉄道 【開業】塩町(現在の神杉)〜備後庄原間(10.0M≒16.09km) 12/8【新駅開業】中深川仮停留場、和田村(現在の下和知)、七塚、備後庄原長輪線【開業】長万部〜静狩(10.6km) 【新駅開業】静狩 12/10
仙台軌道 原動力に蒸気を併用申請 12/10
播丹鉄道に譲渡 山陽本線 【複線化】白市〜西高屋信号場間 12/12
宇和島鉄道【延伸開業】近永〜吉野(現在の吉野生)間 12/12
釧路臨港鉄道(株)が太平洋炭礦(株)の石炭輸送部門を受け持つ子会社として設立 12/12
青函連絡船、青森築港岸壁一部竣功したので第1,2,3,4,5,6便を仮繋留し旅客、手小荷物郵便及貨物の取扱開始 12/15
青函連絡船、青森岸壁竣工、船を仮繋留して旅客取扱開始 12/15
関西本線【複線化】青谷信号場〜柏原間 12/15
重岡〜市棚間【開業】日豊北線完成で、小倉〜鹿児島間が全通 12/15
宮崎本線【線名改称】日豊本線(小倉〜吉松間全通により)函館本線【複線化】岩見沢〜東岡 【信号場廃止】東岡信号場 12/17
豊州本線【路線統合】豊州本線+宮崎本線→日豊本線
【信号場新設】宗太郎
大隅鉄道【延伸開業】古江〜高須 【新駅開業】古江、船間(停留場)、荒平、金浜(停留場) 12/19
青函連絡船、青森西防波堤灯台(明暗白色)及び東防波堤(不動緑光)設置 12/20
山陽本線 【複線化】帯江信号場〜倉敷間 12/20
犬飼線【延伸開業】緒方〜朝地 【新駅開業】朝地 12/20
小倉電気軌道 門司築港【延伸開業】日ノ出町九丁目〜田ノ浦間 12/20
徳力軌道【延伸開業】 徳力図里〜徳力桜橋間42チェーン(0.9km) 12/20
讃予線【延伸開業】伊予三芳〜伊予桜井間 12/21
【営業権譲渡】播州鉄道→播丹鉄道 12/21
九十九里軌道として設立 12/21
美濃電気軌道 BD505形を、笠松線と美濃町線に投入 12/21
東京鉄道局、省線の混雑緩和のために東京〜渋谷間に直通の急行列車運行を開始 12/22
仙台軌道【延伸開業】 八乙女〜吉岡間 12/22
名古屋市電【延伸開業】岩井町〜水主町間 12/22
大阪電気軌道畝傍線【複線化】石見〜八木間 12/24
根室本線【新駅開業】新富士 12/25
碧海電気鉄道が南安城〜新安城(今の新安城駅とは異なる)間を貨物支線として開業 12/25
山陰本線【延伸開業】三保三隅〜石見益田(現・益田)間(13.6M≒21.89 km)、山口線接続 12/26【新駅開業】鎌手・石見津田北丹鉄道 臨時株主総会。本社所在地は福知山町字天田51番地 12/26
佐世保軽便鉄道【社名変更】佐世保鉄道 12/26
谷汲鉄道 起業目論見変更(認可)(揖斐郡大野村〜同郡谷汲村間)12/27
北総鉄道【開業】船橋線 船橋〜柏間 12/27
鉄道の車掌などに警察権を認める勅令公布 12/28駅長・助役・車掌監督・同助役・車掌に司法警察の職務 行なう者に指定小田原電気鉄道震災復旧。【改軌】鉄道線車両の市内乗り入れと将来の小田原〜強羅間直通を考慮してそれまでの1372mmから1435mmへ 12/28
阪急西宝線【新駅開業】 仁川 12/28
大阪鉄道【新駅開業】 北田辺 12/28
堀之内運輸株式会社【開業】南山 〜池新田間(内燃動力、軌間762mm) 内燃動力(ディーゼル機関車)を導入 12/29
内務省令第45号 専用軌道規則 12/29
内務省・鉄道省令第 1号 軌道建設規程 12/29
鉄道省令第 4号 軌道運輸規程 12/29
鉄道省令第 6号 軌道係員規程 12/29
9割復旧した東京市電、終夜運転を実施 12/31
鹿本鉄道【開業】来民〜山鹿間 12/31
南海鉄道高野線 汐見橋から橋本まで40分ごとに運転(大運転列車) 12/
東海道本線 野里信号場廃止
(宮之城線)川内 〜 大口間の建設線の一部として既に建設されていた部分を国有化し[1]、大川線(後に宮之城線に改称)として7月より工事に着工
草軽電気鉄道 吾妻川電力の傘下となる
駿豆鉄道が箱根土地(現・プリンスホテル)の経営傘下に入る
王滝森林鉄道竣工
上田市と東北5ヶ村(神科村、殿城村、本原村、長村、傍陽村)が(株)上田温泉電気軌道に鉄道敷設の猛運動を起こす
(株)上田温泉電気軌道、依田窪線下之郷〜西丸子間の軌道敷設認可により工事に取り掛かる
(株)上田温泉電気軌道【駅廃止】下之郷 〜 五加(現在の中塩田)間の産川、八木沢 〜 別所間の天神前
丸子鉄道、上田東〜大屋間の鉄道敷設免許を鉄道省(現国土交通省)に申請、認可される
依田窪線下之郷 〜 西丸子間の軌道敷設認可により着工
日本電力(株)が発電所建設のための資材運搬用の専用鉄道として、宇奈月 〜 猫又間(11.8km)の軌道敷設工事に着手
黒部鉄道【開業】下立〜 桃原(現在の宇奈月温泉駅)間
同年 〜 浜松鉄道全線開業 鯖浦電気鉄道設立
南海平野線 天王寺土地株式会社から文ノ里駅の駅施設が寄付される
南海平野線【新駅開業】苗代田〜股ヶ池間に文ノ里、旅客営業を開始
出石鉄道 資金不足により、建設工事中断
大正12年 鉄道に関する事件・事故
参宮線列車転覆事故 4/16参宮線(現在の紀勢本線)の下庄〜一身田間(亀山から約8.1キロ地点)で、湊町駅発鳥羽駅行急行62列車が脱線転覆した事故。死者15名、負傷者約160ないし200名。根府川駅列車転落事故 9/1
この日は先発列車の第60列車が定員オーバーにより連結器が破損、そのため2時間以上遅れ、その間に亀山駅より名古屋方面より来た乗客を乗せるため臨時列車が第60列車のダイヤに沿って発車(臨時60列車)、そして遅れて到着した第60列車が第62列車のダイヤに沿って運行、さらにその後ろを走っていた第62列車は下庄で上り第310列車を待ち合わせ、発車の時には32分遅れで運行された。
そして事故現場ではこの第310列車の通過後40分列車が来ない事になっており、この間にレール交換の予定になっていた。そしてそれを知らせる標識は一切出していなかった。そしてレールを外し終わったところに62号が来て脱線転覆。
機関車は線路の敷かれていた築堤上に停車、しかし木造客車7両のうち4輪単車だった1〜3両目は築堤の下に落ちて大破、同じく4輪単車の4,5両目も折り重なるようにして大破、線路上に残っていたボギー車の6,7両目も破損熱海線(現在の東海道本線)の根府川駅にホームに停止しようとしていた真鶴駅行き下り列車(960型(977号)機関車牽引)が、折りしも発生した関東大震災による地滑りに遭遇し、根府川駅のホームごとおよそ45m下の海中に転落、客車8両のうち最後部の1両が波打ち際に残ったほかは海中に没した。関東大震災により、根府川駅で土砂に押されて列車が転落するなど大きな被害を受け、しばらく不通となる
列車および駅員を合わせ112名が死亡し13名が負傷した。
根府川駅で、下り事故列車と交換するはずであった東京駅行き上り列車も近づいていたが、駅直前の賽の目トンネルを出たところで地滑りに遭遇し蒸気機関車が埋没し、乗務員6名が死亡し3名が負傷した。
鹿児島本線 大隅横川駅から牧園方面へ列車が暴走し、天降川に架かる上尾田鉄橋から機関車が転落 10/4
大正12年 世相
菊池寛主宰の月刊誌「文藝春秋」創刊 1/1
連合国、パリで第一次大戦に関する独への賠償会議開催(4日英仏が対立し決裂) 1/2
総同盟大阪連合会、産児制限運動開始を決議 1/5
少年法に基づく少年審判所、東京・大阪に開設 1/6
東京相撲の関脇以下全力士と行司が養老金倍増などの3項目を掲げて要求 1/10
朝日新聞社、東京〜大阪間の定期航空開始 1/11
東京相撲の力士ら初場所をボイコットのため幕下の力士だけで開催 1/12
伊国王、ファシスト国防義勇軍(黒シャツ隊)を国防軍として正式に認める
埼玉県中条村の小作争議で、板ばさみの村長と助役が辞職、小作人児童は同盟休校を実施 1/15
東京相撲の争議で、警視庁が調停し解決を図る 1/17
英国BBC、ラジオ放送を開始 1/18
普通選挙即時断行全国記者同盟大会を開催 1/20
本因坊と方円社が合併し日本碁院が発足 1/21
宝塚少女歌劇団の第一、第二歌劇場が焼失 1/22
京都帝大公使・山本宣治、松江高女で小中女子学校教師に「性教育」について講演 1/24
孫文とソ連特命全権大使ヨッフェ、上海で共同宣言を発表。中国国民党支援を表明 1/26
農商務省、農家経済の実態調査を決定 1/29
秩父セメント設立 1/30
東京・深川に労働者用の無料宿泊所完成 1/31
婦人連盟など各派、婦人参政同盟を結成 2/2
全国商業者大会、営業税全廃を決議 2/4
海軍航空隊、横須賀〜八丈島間の往復飛行に成功 2/6
内務省調査で、農民の90%に寄生虫 2/9
東京・千葉・飯田・名古屋・京都・大阪・八幡で「過激社会運動取締法案」「労働組合法案」「小作争議調停法案」(労働3悪法)の制定反対集会とデモが行われる 2/11
衆議院、憲政会提出の陸軍縮小決議案を否決 2/12
普通選挙即時断行関西新聞記者大会開催 2/16
東京丸の内に丸の内ビルヂング(丸ビル)が完成 2/20
広東で孫文が大元帥に就任(第三次広東政府)
東京で普通選挙即時断行大示威行進(約2万人が参加)が行われる 2/23
警視庁、消防組規則を改正、纏など廃止。郡部では町火消しの流れを汲む私設消防を禁止 2/27
「帝国国防方針」会長を裁可。仮想敵国を米・ソ・中の順とする 2/28 衆議院、普通選挙法案を否決(6回目) 3/1
東京の歩兵第一連隊と第三連隊の兵30数人が初年兵の欠礼をきっかけに市内で乱闘 3/4
軽巡洋艦「夕張」進水、平賀譲博士(当時・造船少将)の設計 3/5
広島県厳島が史跡・名勝に指定される。 3/7
国際婦人デー集会が行われ、警察が解散命令 3/8
陸軍省監視船「金鵄丸」サイパン方面の漁業調査を終え帰港、かつおの好漁場発見 3/9
中国政府、対華21ヶ条条約の破棄を通告。併せて旅順・大連の返還を要求 3/10
八王子・三多摩地域の代表、同地域を神奈川県に移す「東京都制案」に反対の陳情 3/12
農商務省、工船蟹漁業取締規則を公布、許可制に 3/13
政府、中国が要求した「21か条要求」廃棄を拒否、中国で排日運動が激化 3/14
大丸呉服店、丸ビルに東京出張所開店 3/15
千葉県の野田醤油で、ノルマの増大を巡りスト 3/16
名古屋陸軍幼年学校を軍縮の一環で廃止 3/17
奈良県川西村で、住民の差別行動をめぐり水平社同人と国粋会会員各千数百人が衝突 3/19
法律第1号 医師法中改正法律 3/19
法律第2号 日本勧業銀行法中改正法律 3/19
法律第3号 農工銀行法中改正法律 3/19
法律第4号 北海道拓殖銀行法中改正法律 3/19
法律第5号 日本興業銀行法中改正法律 3/19
法律第6号 種牡馬検査法中改正法律 3/19
陸軍砲兵工廠が工員約4000人を解雇 3/21
東京帝国ホテルで、全国職業婦人大会開催 3/25
法律第7号 東京砲兵工廠及大阪砲兵工廠ノ各特別会計合併ニ関スル法律 3/27
法律第8号 所得税法中改正法律 3/27
法律第9号 営業税法中改正法律 3/27
法律第10号 石油消費税法廃止法律 3/27
法律第11号 売薬税法中改正法律 3/27
法律第12号 印紙税法中改正法律 3/27
法律第13号 煙草専売法中改正法律 3/27
法律第14号 朝鮮事業公債法中改正法律 3/27
法律第15号 台湾事業公債法中改正法律 3/27
法律第16号 樺太事業公債法中改正法律 3/27
法律第17号 行政整理又ハ軍備ノ制限整理ニ関スル公債発行ニ関スル法律 3/27
法律第18号 大学特別会計法中改正法律 3/28
法律第19号 大正八年法律第十二号(東京帝国大学及京都帝国大学臨時政府支出金ニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第20号 市町村義務教育費国庫負担法 3/28
法律第21号 明治四十年法律第二十一号(樺太ニ於ケル租税ニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第22号 簡易生命保険特別会計ニ於ケル土地建物ノ買入又ハ建物ノ建設ニ関スル法律 3/28
法律第23号 朝鮮私設鉄道補助法中改正法律 3/28
法律第24号 岩北軌道株式会社所属軌道経営廃止ニ対スル補償ノ為公債発行ニ関スル法律 3/28
警視庁、短刀・匕朽等の携帯を禁止 3/29
法律第26号 東京帝国大学臨時政府支出金繰入ニ関スル法律 3/29
法律第27号 都市計画法中改正法律 3/29
法律第28号 廃兵院法中改正法律 3/29
法律第29号 所得税法中改正法律 3/29
法律第30号 明治四十一年法律第三十七号(地方税制限ニ関スル件)中改正法律 3/29
法律第31号 遠洋漁業奨励法中改正法律 3/30
法律第32号 中央卸売市場法 3/30
法律第33号 工場法中改正法律 3/30
法律第34号 工業労働者最低年令法 3/30
年少者・婦人の深夜就業禁止、雇用者の責任強化など目指す 3/30→施行 大正15年法律第35号 船員最低年齢法 [昭2までの題名:船員ノ最低年齢及健康証明書ニ関スル法律]3/30
法律第36号 対支文化事業特別会計法 3/31
法律第37号 支那ニ本店ヲ設クル会社ノ資本ニ関スル法律 3/31 法律第38号 賠償金特別会計法中改正法律 4/2
北京学生連合会、日貨排斥を決議 4/3
法律第39号 西比利亜引揚ノ為損害ヲ被リタル者等ノ救恤ニ関スル法律 4/4
法律第40号 大正五年法律第十六号(理化学ヲ研究スル公益法人ノ国庫補助ニ関スル件)中改正法律 4/4
法律第41号 所得税法中改正法律 4/6
法律第42号 農林中央金庫法 [昭18までの題名:産業組合中央金庫法]4/6
法律第43号 日本勧業銀行法中改正法律 4/6
法律第44号 産業組合法中改正法律 4/6
法律第45号 郵便貯金法中改正法律 4/6
テノール歌手・藤原義江が四年ぶりに帰国 4/10
法律第46号 瓦斯事業法 4/10
法律第47号 競馬法 4/10
石井・ランシング協定破棄の交換公文に調印。ワシントン軍縮会議の了解事項に基づいて、日本の中国における権益を承認 4/14
法律第48号 恩給法 4/14
法律第49号 大正十年法律第百二号(定年ニ因ル退職判事検事ノ恩給ニ関スル件)中改正法律 4/14
ニューヨークのヤンキー・スタジアムが完成 4/18
法律第50号 陪審法 4/18
法律第51号 弁護士法中改正法律 4/18
東京の須崎埋立地で初の自動車大競走会 4/22
大日本実業組合連合会代表委員会、実業同志会を結成 4/23
日本農民組合参院連合会、設立。以後、各地で小作人組合設立が続き、小作争議が増加 4/25
牧野省三、マキノ映画製作所を創立。法律第52号 司法官試補及弁護士ノ資格ニ関スル法律 4/30
第四回メーデー。京都・名古屋・広島などで初めての集会・デモ行進 5/1
アメリカで初の無着陸大陸横断飛行に成功 5/3
テノール歌手藤原義江の帰国第1回独唱会が神田青年館で開催 5/6
北一輝、「日本改造法案大綱」刊行 5/9
早稲田大学軍事研究団発会式開催 5/10
軍事研究団反対学生大会で、左右学生が衝突 5/12
少年保護協会設立 5/14
軍事研究団解散 5/15
白木屋神戸出張所が開館。土足入店では最初の百貨店 5/15
フランス・ベルギー占領下のルール地方で、鉱山・金属労働者40万人がゼネストに 5/19
軍研反対派だった早稲田大学文化連盟も解散(早大軍研事件) 5/20
第六回極東選手権競技大会、新設の大阪市立運動場で開催(〜26日) 5/21
東京・丸の内で日本郵船ビルが竣工(6月9日旧館全焼) 5/26
第一回ル・マン二四時間自動車レース開催 5/27
「アサヒグラフ」主催の写真競技会開催 6/3
早朝、早大軍研事件を発端として、早稲田大学を初め共産党関係者の一斉検挙が実施される(第1次共産党事件)6/5
勅令第299号 大正12年勅令第299号(政府ニ於テ物品ノ販売ヲ問屋業者ニ委託スルコトヲ得ル場合ニ関スル件)6/7
逓信省令第52号 大正12年逓信省令第52号(船舶積量互認ノ件ニ関シ帝国政府ト英国政府トノ間ニ取極ヲ為シタル条規)6/8
作家有島武郎と婦人公論記者波多野秋子が心中 6/9
張作霖の機関紙が「満鉄を中国に返せ」と論評 6/25
社会主義者の高尾平兵衛、赤化防止団団長・米村嘉一郎弁護士に射殺される 6/25
政府代表・川上俊彦、ヨッフェとに地租国交回復の非公式な予備交渉開始(樺太利権など)6/29 有島武郎と波多野秋子の遺体が発見される 7/7
東京・日比谷公園に音楽堂、完成 7/7→日比谷野外音楽堂
早稲田大隈記念講堂の設計、当選発表 7/9
日本航空設立 7/10
日本航空、大阪〜別府間に定期航路開設パリから送還された大杉栄、神戸に入港 7/11
早大講師・猪股津南雄、共産党事件で収監 7/14
中国・宣統帝、宦官約3,000人を解放 7/16
連合国とトルコがローザンヌ平和条約(トルコの独立を国際的に承認)締結 7/24
摂政宮、富士登山 7/27
村山知義らの前衛美術家グループ「マヴォ」、第一回展覧会を東京・伝法院で開催 7/28 米大統領ハーディング死去、後継クーリッジ 8/2
ドイツでクノー内閣打倒のゼネスト(13日人民党のシュトレーゼマン連立内閣成立) 8/11
独のワイマールで「バウハウス展」 8/15
海軍軍備制限に関するワシントン条約発効 8/17
神戸・川崎造船所で進水の第七〇潜水艦、沈没 8/21
勅令第369号 恩給給与規則 8/22
元老・西園寺公望、後継に山本権兵衛を推薦 8/27
加藤友三郎首相死去により、山本権兵衛に組閣大命が下る 8/28
田園都市株式会社によって田園調布の分譲が始まる。
帝国ホテル新館完工。9月1日正午に新築披露式典を予定とする。 正午直前、南関東一円で大地震が発生。9/1(関東大震災)→参考国立科学博物館地震資料室(関東大震災)
関東大震災当時の画像がご覧いただけます。
画像wikipedia
まもなく東京市街と横浜市街で大火災が発生。9府県で死者9万9300人、行方不明4万3400人。家屋全壊12万8200、半壊12万6200、焼失44万7100。同日から情報・交通および救援が途絶し流言飛語が飛び交う。山本権兵衛内閣成立。赤坂離宮庭園で親任式 9/2
政府、戒厳令を施行。東京と横浜を中心に、流言飛語による朝鮮人虐殺が始まる。中国人、日本人もかなりの数が犠牲になる 9/2
東京に戒厳令(3日神奈川に拡大) 9/2
東京亀戸で純労働者組合と南葛労働会のメンバー10人、自警団員4人が、亀戸署へ連行される 9/3
関東戒厳司令部設置。公兵隊など軍隊を増強 9/4
亀戸署、労働運動家ら700人を拘引。平澤計七ら10人を同署で軍隊が銃殺(亀戸事件) 9/4 参考 日本共産党赤旗
朝鮮人迫害停止の内閣告諭が出される 9/5
政府、治安維持令を出し、また関東の全自警団を統制下に置いて、虐殺を停止させる 9/7
初の海外震災救援船、中国「新銘号」神戸に入港(13日横浜到着のソ連救援船に退去命令) 9/12
人身安定、帝都復興の詔勅(遷都を否定) 9/12
甘粕正彦憲兵大尉ら、アナキストの大杉栄と妻の伊藤野枝、甥の橘宗一を麹町憲兵分隊に連行して殺害(甘粕事件) 9/16
米の救援線「メリット」など二隻、横浜に入港 9/18
帝都復興審議会官制公布 9/19
政府、震災手形割引損失補償令を公布 9/23
帝都復興院官制公布 9/27
帝都復興院設立(総裁に後藤新平内相)大日本雄弁会講談社「大正大震災大火災」刊行(以後、各社の震災関連出版相次ぐ)10/1
警視庁、自警団の取締り規則を発表 10/4
都市計画の専門家ビアードが東京市復興建設顧問として招聘され来日。10/6
東京市会、軌道が破壊されて使用不能の路面電車の代用に、乗合自動車の導入を決め、200万円の予算を承認。フォード社へ大量発注 10/6
第一師団軍法会議、憲兵大尉・甘粕正彦の公判開始(12月8日懲役10年の判決) 10/8→関連 甘粕事件(大杉事件)
勅令第439号 恩給金額分担及国庫納金収入等取扱規則 10/9
オーストラリアの震災救援船、横浜に入港 10/11
5大臣会議、普通選挙実施の普選案要綱を決定 10/15
震災後この日まで発生の伝染病(赤痢・腸チフスが主)患者数3,686人(624人死亡) 10/18
東京府・市連合の震災遭難者大ついたく会、本所の陸軍被服廠跡で開催 10/19
東京朝日新聞に4コマ漫画「正チヤンノバウケン」が連載開始 10/20
法制審議会、婦人参政権を否決 10/27
トルコ、共和国宣言(大統領にケマル) 10/29 警視庁、各所に自警団の解散を指示 11/3
久布白落実、羽仁もと子ら全国公娼廃止期成同盟会を結成(25日工廠廃止デー) 11/3
大阪でコレラ流行。この日5人罹患、死者3人 11/6
独・ミュンヘンでヒトラーが州政府転覆をはかって武装蜂起(ミュンヘン一揆) 11/8
国民精神作興に関する詔書を公布 11/10
米大審院、西部の排日土地法を合憲と判決 11/12
独、超インフレでレンテンマルク紙幣発行 11/15
東京・芝浦にバラックの臨時魚市場が開場 11/17
大阪の公私立中学校長会、受験競争緩和で学科試験全廃、メンタルテスト実施を決定 11/20
大日本医師会が解散し日本医師会を設立 11/23→日本医師会 東京、築地仮市場の開場式を挙行 12/1
陸軍自動車隊14台、東京〜仙台間の雪中渡河行軍に出発 12/2
解散した銀行は一月以来、七四行と大蔵省発表 12/3
仙台米取引所が解散 12/4
大蔵省令第30号 恩給金額分担及国庫納金収入等事務取扱細則 12/7
東京帝大に、地震学科設立 12/10
上野動物園、震災慰安で無料公開(〜25日) 12/11
呉海軍工廠で建造中の戦艦「加賀」をワシントン条約外の航空母艦改装に着手 12/13
東京帝大セツルメント結成 12/14
無産政党の結成目指し、政治問題研究会発足 12/18
宮内省、華族の世襲財産処分禁止を解除 12/19
逓信省、放送の私設を認可(公共放送実施へ) 12/20
内務省・鉄道省令 軌道法施行規則 12/20
帝都復興法、特別都市計画法を公布 12/24
法律第53号 特別都市計画法 12/24
法律第54号 震災ニ因リ租税ヲ減免セラレタル者ノ法令上ノ納税資格要件ニ関スル法律 12/24
法律第55号 復興事業ノ施行ニ伴ヒ支払フヘキ金額ヲ国債証券ヲ以テ交付スル等ニ関スル法律 12/24
法律第56号 震災善後公債法 12/24
法律第57号 東京帝国大学臨時政府支出金繰入ニ関スル法律 12/24
難波大輔、東京虎ノ門付近で、議会に向かう摂政宮に発砲(虎の門事件) 12/27
海軍、初の航空機用エンジンの開発に成功 12/29
勅令第528号 大正12年勅令第528号(司法警察官吏及司法警察官吏ノ職務ヲ行フヘキ者ノ指定等ニ関スル件)抄 12/29
内務省令第45号 専用軌道規則 12/29
内務省・鉄道省令第 1号 軌道建設規程 12/29
鉄道省令第 4号 軌道運輸規程 12/29
鉄道省令第 6号 軌道係員規程 12/29