大正元年 鉄道ニュース


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東北本線【新駅開業】鶯谷 鶯谷 〜 日暮里間電車線複線化し6線化 7/11
大正と改元 7/30


北陸本線【新駅開業】野々市(初代、現:西金沢駅) 8/1
愛知電気鉄道 【延伸開業】秋葉前〜傳馬町間 【駅名改称】傳馬→傳馬町 8/1
台北で鉄道・軌道1000マイル祝賀会開催 8/3
東讃電気軌道 鉄道免許取消(津田町〜松尾村間)8/4
手宮線【仮停車場新設】色内 8/6
上越軽便鉄道に対し直江津 〜 下保倉間免許 8/6
草津興業(草軽電気鉄道)【指定変更】軌道→軽便鉄道 8/6
名古屋電気鉄道【延伸開業】一宮線 枇杷島橋〜岩倉〜西印田間、犬山線 岩倉〜犬山間開業 8/6
阪堺電気軌道、水族館前〜大浜海岸間【延伸開業】 8/6
鉄道院、上野〜青森間に最大急行の導入を検討 8/8
横浜鉄道【廃止】北野聯絡所 8/10
(瀬戸電気鉄道)軌道特許状下付(西春日井郡六郷村地内)8/10
駿豆鉄道 三島町〜大場間電化 8/10
北勢鉄道創立 8/10
手宮線【旅客営業再開】全線 8/11
東武鉄道が佐野鉄道を合併 東武鉄道佐野線 8/12
三重軌道【開業】日永〜八王子(後の伊勢八王子)間 8/14
王子製紙が三井物産より苫小牧軽便鉄道の一切の施設及び権利を譲受 8/15
【開業】黒石軽便線川部〜黒石(4.1M=6.6km) 【新駅開業】黒石 8/15
京津電気軌道【開業】古川町(後の東山三条)〜上関寺間、上関寺〜札ノ辻間開業 8/15
道路管理者の京都市側の事情で三条大橋〜古川町は仮開業
松阪軽便鉄道【開業】松阪〜大石間が、非電化の蒸気機関車牽引鉄道 8/17
木更津線【延伸開業】姉ヶ崎〜木更津間 8/21
(下之一色電車軌道) 軌道敷設の特許を取得 8/21
富士軌道 上井出 〜 人穴間が開業(貨物のみ)8/22
東肥鉄道会社設立(社長 友常穀三郎) 8/24
【開業】越後鉄道 白山〜吉田(31.2km) 【新駅開業】白山(初代)、内野、曽根、巻、和納、吉田 8/25
阪堺電気軌道【延伸開業】水族館前 〜 大浜海岸間 8/26
美濃電気軌道【開業】本町 〜 長良橋間 8/28 美濃電気軌道【後の名鉄岐阜市内線】【開業】本町〜長良橋間 8/28
中遠鉄道株式会社設立 8/28
秋田鉄道 鉄道免許状下付(北秋田郡大館町〜鹿角郡尾去沢村間)8/30

鹿児島本線【仮乗降場廃止】赤坂仮乗降場 大里〜小倉間 9/1
熱田電気軌道【開業】熱田伝馬町 〜 熱田神戸橋(後の内田橋)間 9/1
名古屋電気鉄道 郡部線で貨物営業を開始 9/1
岡崎電気鉄道 電気鉄道の運転開始。同時に1067mm軌間へ改軌 9/1
信越線【支線開業】新津〜新発田 9/2
【新駅開業】水原、天王新田、新発田
5往復のうち2往復新潟から直通
芦屋軌道に対し鉄道免許状下付 9/3
足尾鉄道【延伸開業】大間々町〜神土(現在の神戸)間 9/5
鉄道院、貨物運賃を改定 9/8
両筑軌道【開業】田主丸 〜 甘木間 9/8
砺波軽便鉄道【鉄道免許状下付】(西砺波郡荒川村〜東礪波郡青島村間)9/9
京阪電気鉄道(初代) 取締役の桑原政が死去 9/9
京阪電気鉄道(初代) 動力供給のため、京都電燈株式会社と電力供給契約を締結し、その送電工事を開始 9/11
京都市電千本線【延伸開業】壬生車庫前〜四条大宮間、千本線 千本丸太町〜千本今出川間、四条線 四条大宮〜四条堀川間 9/12
中央本線 【開業】千駄ヶ谷〜 青山間 9/13
青山仮停車場(2代目)開業
青山葬場殿で明治天皇の大喪が行われた。2日間の営業で、9月15日廃止
京阪電気鉄道(初代) 明治天皇大喪のため、23時00分から3分間、全線において電車の運転を停止し、敬悼遥拝 9/13
明治天皇大喪列車、青山仮停車場から京都(桃山)に向けて出発 9/14
京都電燈への電力供給を開始 9/14
足尾鉄道 【延伸開業】大間々町〜神土(現在の神戸)間 9/15
鉄道敷設免許申請を提出(流山鉄道)9/17
草津興業【社名変更】草津軽便鉄道(本社東京芝区)9/17
山中電軌に改称 9/18
中越鉄道【延伸開業】氷見〜島尾間(1.9M≒3.06km)、氷見〜高岡〜城端間全通 9/19
【新駅開業】氷見
中越鉄道【開業】鳥尾〜氷見間 9/19
天塩線【線名改称】宗谷線 9/21
唐津線 【旅客営業開始】山本〜岸嶽 【貨物駅→一般駅】牟田部、岸嶽
京成電気軌道が帝釈人車軌道を合併 9/24 札幌軌道【延伸開業】前田農場前 〜 茨戸 9/30
京阪電気鉄道(初代) 動力供給のための京都電燈への送電工事が竣工 9
京阪電気鉄道 用地買収開始 9
尾張電気軌道【開業】興正寺前 〜 八事間 (0.5km) 9/


倉吉軽便線【新駅開業】上灘 10/1
【開業】宮崎線 吉松〜小林町 【新駅開業】京町、加久藤、飯野、小林町 10/1
浜松軽便鉄道株式会社設立 10/1
高野山登山鉄道【直流電化】汐見橋〜長野 10/1
網走線 池田〜網走間全通 10/5
網走線【開業】野付牛(北見)〜網走間
【新駅開業】端野、緋牛内、美幌、女満別、呼人、網走
東葛人車鉄道【開業】鬼越(中山荷扱所)〜深町間 10/5
三重軌道【開業】南浜田(のちに廃止)〜赤堀〜日永間 10/6
京阪電気鉄道(初代) 菊人形を枚方遊園地(現在のひらかたパーク)に移して開催(11月25日まで)10/6
笠間人車軌道 特許 10/7
鉄道院、駅員用前掛け、胸当てなどの制服を制定 10/8
高野登山鉄道 汐見橋〜長野(現在の河内長野)間が600V電化【新駅開業】我孫子前、中百舌鳥、萩原天神 10/10
中国鉄道本線 【新駅開業】牧山 10/10
島原鉄道【延伸開業】 愛野村〜神代町間 10/10
舞鶴港線 舞鶴〜海舞鶴間が舞鶴線の支線として編入 10/12
北陸本線【延伸開業】泊〜青海間(14.5M≒23.34km)【新駅開業】市振・親不知・青海 10/15
【新駅開業】市振、親不知、青海
【開業】仙北軽便鉄道小 10/18
牛田〜石巻(17.4M=27.9km) 
【新駅開業】涌谷、前谷地、佳景山、鹿又、石巻
鉄道院、天皇行幸のため、川越線で列車を試走させる 10/21
(秋保石材軌道) 軌道特許状下付 10/21
中越鉄道に対し鉄道免許状下付(三島郡来迎寺町〜同郡深才村間 軌間762mm)10/25
(淡路鉄道)鉄道免許状下付(津名郡洲本町〜三原郡福良町間)10/25
吉野軽便鉄道【開業】吉野口〜吉野(現在の六田)間10/25
【開業】仙北軽便鉄道(軌間762mm) 小牛田〜石巻(17.4M=27.9km) 10/28
【新駅開業】涌谷、前谷地、佳景山、鹿又、石巻
人吉軽便鉄道【鉄道免許状下付】大村〜湯前 27.4km 10/28
温泉軽便鉄道 【鉄道免許状下付】 10/29
京阪電気鉄道(初代) 株主配当を1分増配し、年間6分5厘と改定することを決定 10/29
京阪電気鉄道(初代) 摂津電気株式会社の株式買収を決定
京阪電気鉄道(初代) 【役員人事】【辞任】田辺貞吉が取締役社長・取締役 佐分利一嗣・【就任】取締役取締役社長 土居通夫が、取締役 岡崎邦輔監査役、並びに岩本栄之助 監査役・秋岡義一
芸備電気より広島県佐伯郡大竹町の電気事業譲受 10/
上野町の実業家田中善助により伊賀軌道出願 10/


【開業・全通】岩内軽便線小沢〜岩内(14.9km) 【新駅開業】前田、岩内 11/1
東北本線 大原信号所を駅に変更【新駅開業】与野 11/1
奥羽南線【信号所開設】釜淵〜及位間に大滝信号所 11/1
総武本線【信号所開設】千葉〜四街道間に都賀信号所 11/1
常磐線 亀有 〜 金町間複線化 11/1
鹿児島本線【新駅開業】萬田(現在の荒尾駅)11/1
阪神電鉄 神戸側の終点が加納町(のちの滝道)まで延伸される。【駅名改称】神戸雲井通→三宮 11/1
吾妻温泉馬車軌道 利根軌道の鯉沢 〜 渋川中塚町間に乗り入れ 11/1
香月線【開業】楠橋 11/1
京成本線【延伸開業】(押上〜)曲金(現在の京成高砂)〜伊予田(現在の江戸川)間。軌間1372mm 11/3
京成金町線【開業】 曲金〜柴又間 当初より電化、軌間1372mm 11/3
鹿児島本線【信号所開設】板櫃川仮信号所 小倉〜戸畑間(現在の西小倉〜浜小倉間の地点) 11/4
鉄道院、盛岡〜秋田、熊本〜宮崎、八幡浜〜須崎などの路線拡張計画追加 11/4
軌道敷設特許取得、富山市内に軌道路面電鉄の建設を開始 11/4
博多電気軌道が九州水力電気に合併される 11/4
宗谷線 旭川〜音威子府間開業 11/5
【延伸開業】恩根内〜音威子府 
【新駅開業】咲来、音威子府
御船鉄道株式会社設立(取締役大淵龍太郎)11/10
東北本線【信号所→駅】大原信号所→与野 11/11
香月線【新駅開業】楠橋 11/11
足尾鉄道 【延伸開業】神土〜沢入間 11/11
越後鉄道【開業】柏崎〜石地(18.7km) 【新駅開業】比角、荒浜、刈羽、西山、石地 11/11
金華山登山鉄道 鉄道敷設免許取得 11/11
【開業】京成電気軌 曲金〜柴又間。当初より電化、軌間1372mm 11/13
芦屋軌道 軌道特許状を返納 11/13
阪堺電気軌道 今池〜平野間敷設免許 11/13
大社線【新駅開業】朝山 11/15
高野登山鉄道 【新駅開業】芦原町 11/15
砺波鉄道株式会社設立 11/15
東上鉄道株式会社 鉄道本免許状下付(小石川区大塚辻町〜群馬郡渋川町間)11/16
網走線【線名改称】網走本線 11/18
石北線【線名改称】網走本線 池田〜野付牛〜網走
【開業】湧別軽便線 野付牛〜留辺蘂 11/18
【新駅開業】相ノ内、上相ノ内、留辺蘂
名古屋電気鉄道【延伸開業】古渡橋 〜 尾頭橋間(0.4km) 11/18
夕張線【複線化】清水沢〜夕張間 11/19
山陽本線【信号所開設】上瀬野信号所 八本松〜瀬野間 11/20
東京市電、増車による電力不足は、購入することで補うと決定 11/20
鹿児島本線【信号所廃止】板櫃川仮信号所 小倉〜戸畑間 11/21
京阪電気鉄道(初代) 伏見変電所から京都電燈への高圧送電を開始 11/21
京都市電大宮線【延伸開業】四条大宮〜七条大宮間、七条線 七条大宮〜七条烏丸間、今出川線 大宮今出川〜千本今出川間 11/21
熊本電気軌道【開業】松尾〜百貫石間 11/22
広島電鉄宇品線【開業】紙屋町〜鷹野橋〜御幸橋西詰(現在の御幸橋)間 11/23
広島電鉄本線【開業】広島駅前(現在の広島駅)〜相生橋(現在の原爆ドーム前)間 11/23
広島電鉄常盤橋線【開業】 八丁堀〜白島間が開業 11/23
当時は広島城の旧外堀を埋め立てて整備された道の上を通る路線
山陽本線【信号所開設】梨ヶ原信号所 上郡〜三石間 11/27
東上鉄道株式会社 鉄道免許状下付(北豊島郡巣鴨村大字池袋字宮ノ下〜同郡同村大字池袋字向原間)11/30
瀬戸電気鉄道 大曽根駅に中央線との貨物連絡線設置 11/


東京以北冬ダイヤ。 12/1
列車の配列変更と時間短縮を実施。
  1. 東北線
    上野〜青森間「急行」201・202列車(上野〜福島間急行券発売、1等寝台・洋食堂車付,19時間45分運転)
    「急行」801・802列車(常磐線経由、上野〜平間急行券発売、1等寝台、洋食堂車付,19時間45分運転)直行203・204列車運転
    上野〜仙台間3往復(うち2往復 常磐線経由)
    上野〜一ノ関、
    上野〜福島、
    宇都宮〜盛岡、
    白河〜盛岡、
    仙台〜尻内(下りは福島始発)、
    上野〜原ノ町、
    水戸〜仙台間各1住復の長距離列車運転。
  2. 奥羽線
    上野〜青森間 701・702列車(1等寝台車付、所要22時間50分)
    703・704列車(1等寝台車付、所要23時間50分)
    福島〜秋田
    福島〜横手
    横手〜青森間各1往復
    院内〜青森間下り1本
    秋田〜青森間下り1本上り2本運転。
  3. 北海道線
    函館〜釧路間3・4列車(3列車函館〜札幌、4列車旭川〜函館間急行券発売、1等寝台車付)
    7・8列車、函館〜旭川間
    1・2列車 函館〜落合、黒松内〜旭川間各1往復運転
足尾鉄道【駅名改称】大間々町→大間々 12/1
鹿児島電気軌道【開業】武之橋〜谷山間 12/1
京阪電気鉄道(初代) 大阪・天満橋 〜 京都・五条間の所要時間を1時間20分に短縮 12/2
新宮鉄道【開業】三輪崎〜勝浦(現在の紀伊勝浦)(6.3M≒10.14km)間 12/4
【新駅開業】那智口停留場(現在の紀伊天満駅)、那智、宇久井、三輪崎
(富北軌道) 軌道特許状下付 12/7
広島電鉄本線 相生橋〜己斐(現在の広電西広島)間が開業し全通 12/8
信越線 【新駅開業】戸倉 12/11
利根発電【合併】前橋電気軌道 12/13
軌道法に基づき、京津電気軌道に対して三条大橋〜古川町間の軌道敷設特許、並びに命令書交付 12/13
【正式開業】古川町〜三条大橋間
京津電気軌道、上関寺駅付近の官設鉄道東海道本線との立体交差の築堤工事が完成し、古川町〜札ノ辻間の直通運転を開始 12/14
、太湖汽船と湖南汽船(両社とも現在の琵琶湖汽船)との連絡割引切符の発売を開始
12月20日 京津電気軌道から古川町・木屋町三条経由 京都電気鉄道木屋町線、木屋町五条・五条経由 京阪電気鉄道京阪本線の3社線連絡運賃が認可。
千葉県営鉄道【開業】大原〜大多喜間(610mm軌間、人力) 12/15
信越線【延伸開業】糸魚川〜名立間(16.5M≒26.55km)12/16
【新駅開業】筒石、能生、梶屋敷、糸魚川
牡鹿軌道会社設立 12/16 千葉県営人車軌道【開業】大原〜大多喜 12/15
信越線【支線延伸開業】名立〜糸魚川(16.5M≒26.55km) 12/16
【新駅開業】筒石、能生、梶屋敷、糸魚川
牡鹿軌道会社設立 12/16
岩槻電気軌道、内務省に建設猶予申請 12/17
東武伊勢崎線【複線化】鐘ヶ淵〜北千住間 12/18
東濃鉄道 鉄道免許状下付(可児郡豊岡町〜同郡中村間)12/18
瀬戸電気鉄道 鉄道免許状下付(東春日井郡瀬戸町字刎田〜同郡品野村大字品野 動力蒸気 軌間762mm)12/18
北陸本線【新駅開業】寺井 12/20
京阪電気鉄道(初代) 京都電気鉄道(のちの京都市電)と京津電気軌道(現在の京津線)との連絡運賃が認可
南海鉄道【新駅開業】龍神 12/20
鉄道院総裁に後藤新平就任 12/21
石狩石炭(株) 桜井良三らが北海道美唄軽便鉄道敷設免許申請(のちに却下) 12/22
下之一色電車軌道設立 12/22
京都市電【延伸開業】 12/25
東山線(南線) 三條東四丁(後に東山三条と改称)〜廣道馬町(後に馬町と改称)
今出川線 大宮今出川〜烏丸今出川間
四条線 四条小橋〜祇園間
四条線 四条西洞院〜四条堀川間が京都電気鉄道堀川線
四条西洞院〜四条堀川間との三線(堀川線の狭軌と四条線の標準軌)共用区間としてし、四条線 四条大宮〜祇園間全線開業。
芦屋軌道【社名改称】芦屋鉄道 12/25
岩越線【仮停車場廃止】木流 12/26
越後鉄道【延伸開業】吉田〜地蔵堂(仮)(8.3km) 【新駅開業】地蔵堂(仮) 12/28
越後鉄道【延伸開業】石地〜出雲崎(3.9km) 【新駅開業】出雲崎 12/28
千葉県営鉄道久留里線【開業】木更津〜久留里(762mm軌間)12/28
【新駅開業】清川、中川、馬来田、小櫃、久留里
大川軽便鉄道【開業】縄手(後の上久留米)〜若津間 (動力 蒸気 軌間1067mm) 12/30
足尾鉄道【延伸開業】沢入〜足尾間12/31
名古屋電気鉄道 津島方面より建設着手 12/
筑後軌道【開業】縄手 〜 久留米駅間 貨物支線
山手線、2線増設工事着工【品川〜多さ器官用地買収】
(小浜線)建設用地調査
阪南電気軌道が大阪府西成郡今宮村今池〜大阪府東成郡平野郷町間の軌道敷設を出願
『軌道法』に基づき、大阪府西成郡今宮村今池〜大阪府東成郡平野郷町間の軌道敷設特許、並びに命令書が交付される
4100形10輪連結機関車を貨物用として庭坂〜米沢間30分の1 こう配線に使用
乙女人車軌道「乙女砂利専用鉄道」に名称変更
富士身延鉄道設立。富士鉄道から路線を譲り受ける
魚梁瀬森林鉄道 馬路 〜 魚梁瀬間工事着工
4100形10輪連結機関車を貨物用として庭坂〜米沢間30分の1 こう配線に使用 画像 wikipedia
気動車を輸入
旅行案内を博文館から発売

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大正元年 事件事故


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大正元年 世相

明治天皇崩御と発表。皇太子嘉仁親王即位し、年号を大正と改元 7/30
閣令第 1号 大正元年閣令第1号(大喪中ノ国旗掲揚方)7/30
歌舞音曲停止・囚人服役特免開始(5日間) 7/31

鈴木文治ら、労働者の扶助組織「友愛会」発足 8/1
内閣、一般人の喪章着用を質素化するよう通達 8/2
米共和党分裂、反タフト派が「革新党」を結成
ハワイで日本人移民上陸拒否が激増と新聞に 8/7
田熊常吉、国産のボイラー「タクマ式ボイラ」を発明 8/10
「オリンピック大競技会第一報」封切り 8/10
法律第1号 樺太酒類出港税法 8/12
法律第2号 工業用酒精酒類其ノ他酒精含有飲料戻税法中改正法律 8/12
法律第3号 明治三十四年法律第十号(酒精、酒類其他酒精ヲ含有スル飲料輸出下戻金ニ関スル件)中改正法律 8/12
天皇、明治天皇の遺業を継ぐにあたっての勅語を元老6人に対し下す 8/13
桂太郎、内大臣兼侍従長に任命される 8/13
手動式の掃除機「バキュームクリーナー」発売開始 8/15
タクシー自動車会社、営業を開始 8/15
長崎と台湾の淡水との間に直通電信が開通 8/16
困窮者救済組織「弘済会」が発足 8/17
兼松商店、匿名組合に改組して従業員に持株を分与する 8/19
奈良県の被差別部落住民が「大和同志会」を結成 8/20
英国で開催された万国数学大会で、藤沢利喜太郎が「そろばん」を紹介する 8/22
室戸に台風が上陸、被害多数 8/23
長崎県松浦郡長がトロール漁船は資源減少につながるとして、知事に取締を要請する 8/24
孫文、宋教仁ら国民党を結成 8/25
衆議院の無所属議員40人が社交倶楽部「同志会」を結成 8/26
陸軍戸山学校から習志野歩兵学校を分離独立 8/28
日蓮宗主催の明治天皇奉悼大法要が池上本門寺で行われる 8/29
東京音楽学校、お囃子の保存のため、能楽囃子科の生徒募集規則を定める 8/30
トロール漁業取締規則改正 8/31

長野と大阪の林区署合同調査隊が、北アルプスで森林資源を発見 9/1
天長節(天皇誕生日)だった11月3日を「明治天皇祭」と改める 9/4
内閣、東京の水道確保のための村山貯水池案を認可 9/7
レコード会社「日清蓄音器」創設 9/9
4社トラストによる映画会社「日本活動写真」創設 9/10 関連キーワード 日活
明治天皇大喪。乃木希典夫妻殉死 9/13
明治天皇大喪列車、京都に向けて出発 9/14
国民新聞に乃木大将の遺書をスクープ 9/16
大阪の才賀電気商会が破綻 9/17
久原鉱業所が株式会社に改組、日立製作所などを経営 9/18
台湾総督府、台湾蚕業奨励規則を発布 9/20
大型台風が東日本を縦断。死者150人以上 9/23
松竹が女優養成所を開設 9/25→関連キーワード 松竹芸能松竹
恩赦令を施行し、533人が恩赦される 9/26
日本郵船の新造船「近江丸」上海へ向けて初航海
 この月、コレラが大流行する 9/

上野公園で拓殖博覧会開催 10/1
荒畑寒村大杉栄ら「近代思想」を創刊 10/1
コレラが流行していることから、千葉県は、東京からの屎尿・塵芥の移入を禁止 10/2
岩井商店、株式会社に改組 10/4
海軍、飛行機操縦教育を開始 10/7
「東京朝日新聞」。東京市が各戸に配布した「コレラ予防の心得」全文を掲載 10/8
東京市、各戸へ「コレラ予防の心得」を配布し、朝日新聞がこれを掲載 10/9
京浜倉庫連合会成立 10/11
米のルーズベルト大統領候補、狙撃され重傷 10/14
高村光太郎らのヒュウザン会第1回展開催 10/15
バルカン諸国が相次いでトルコに宣戦布告、第1次バルカン戦争はじまる 10/17
警視庁、悪漢を英雄として描く映画「ジゴマ」の上映禁止 10/20
東京市、伝染病予防費15,000円を支出 10/22
金子養三海軍大尉、ファルマン水上機2機と共に帰国 10/23
人力車車夫300人が、新型の空気タイヤ人力車の高額賃借料を警戒して使用制限を警視庁に要請する 10/24
後の朝鮮独立運動家・安在鴻、朝鮮人留学生学友会を組織 10/27
徳川式飛行機、東京一周飛行に成功する 10/28
与謝野晶子、6ヶ月の欧州旅行から帰国 10/29
シェークスピア劇団来日 10/30
朝鮮野球団が来日、早大・麻生中学などと対戦 10/31

森永製菓、外国販売部を設置し、輸出品の製造を開始する 11/1
海軍カーチス水上機、横須賀で初飛行 11/2
米大統領選挙、民主党のウィルソンが圧勝 11/5
明治天皇葬場殿を閉鎖する 11/6
ブラジル拓殖会社を設立し、移民拡大を目指す 11/7
西園寺公望と山県有朋、朝鮮2個師団増設問題について協議するが、決裂 11/10
皇太子、海軍少尉として第1艦隊に赴任 11/11
帝国ホテルで両毛織物鑑賞会開催 11/14
陸軍特別大演習に、飛行機と飛行船が参加 11/15
天皇、所沢に行幸し、飛行機演習を観閲する 11/17
優勢のバルカン諸国、講和の条件として、トルコのヨーロッパからの全面撤退を要求 11/19
上原勇作陸相、朝鮮二個師団増設案を閣議に提出 11/22
鬼怒川水力発電所通水式 11/23
日伊通商航海条約調印 11/25
愛知県大須村の小作らが地主相手に小作料減額要求のデモを起こす 11/25
東京商業会議所、師団増設反対、行政整理実行要求を表明 11/26
仏・スペイン、タンジール協定調印。モロッコでの両国の勢力範囲を決定 11/27
内務省感化救済事業講習会終了 11/29
仙台市、宮城紡績電灯を買収し、電力供給事業を開始 11/30
閣議、財政難を理由に朝鮮二個師団増設案を否決 11/30

警視庁、初めて警察犬を採用 12/1
上原陸相、二個師団増設否決を受けて、辞表を提出 12/2
トルコ・ブルガリア・セルビア、休戦条約に調印。ギリシャは不参加 12/3
宮城前を輸送していた電気機械が炎上し、騒然となる 12/4
陸相の後継人事、陸軍の協力を得られず西園寺内閣総辞職 12/5
夏目漱石の「行人」、朝日新聞に連載開始 12/6
独の考古学者・ボルハルト、エジプトで古代エジプト王妃、イティの胸像を発見 12/7
元老会議、松方正義を後継内閣に推挙 12/7
三越百貨店に一分間写真が登場 12/8
築地本願寺境内の盲学校が全焼 12/9
中国で初の国会議員選挙。国民党が圧勝 12/10
松方正義、首相指名を辞退 12/10
元老会議、平田東助を首相に指名 12/12
師団増設に反対する新聞記者、弁護士などが「憲政作振会」を結成 12/13
慶応大学出身の実業家らによる社交団体交詢社の有志が「憲政擁護会」を結成 12/14
平田東助、首相指名を辞退 12/14
政友会三派、官僚政治根絶、憲政擁護を決議する 12/15
桂太郎に組閣大命。斎藤海相、海軍充実計画延期に反対して内閣留任を拒否する 12/17
米議会、文字を読めない人の移民禁止を決議 12/18
東京で第1回憲政擁護連合大会開催。第一次護憲運動拡大 12/19
島崎藤村、「千曲川のスケッチ」を刊行 12/20
斎藤海相、勅命により海相留任 12/21
靖国神社で新刀の試し切り大会開催 12/22
北海道夕張炭鉱で爆発。216人が死亡 12/23
山県有朋暗殺未遂事件発生 12/24
中華民国から初の留学生が東京に到着する 12/26
桂首相、政友会切り崩しのため、新党結成を発表 12/27
東京赤坂江戸見坂で、東京初のスキーが試みられる 12/29
内地人口5252万人、東京市人口201万人と発表 12/31
宮崎の西都原古墳群の調査が始まる。


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